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グルメの殿堂ペトロシアンの試食にお招きをうけました。
2014年12月11日 木曜日 曇り             巴里三日目グルメの殿堂ペトロシアンの試食にお招きをうけました。_a0031363_21252852.gif

 ペトロシアンの試食にお招きをうけました。
たった一人のための豪華な<試食の昼>
指定されたお店は七区の本店ではなく、新しく十七区にオープンしたばかりのお店。
出発前にS氏からのご依頼で、以前のようにクリスマスギフトを日本へ送りたいが、
新しいアイテムのリサーチ?
数週間前からメールがいったりきたりでさっぱりらちがあかなかったG氏とは旧知のかたで、
すぐに昔のシンパシーを取り戻した感じ。

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ペトロシアン(Petrossian)は、アンヴァリッド近くに百年前から店を構える老舗で、
グルマンやグルメを自認する人々の間では、ここを知らないことは許されないだろうというお店。
美食の世界三代珍味のキャビア、フォアグラの専門店。カスピ海で腹を空けられた
チョウザメから取り出された黒い真珠を味わうことができる。

新しいお店は七区のようにロシアの亡命貴族の廃頽を目の当たりにする優雅なスラヴ調の内装ので
なかペトロシアンというお店だった。
キャビアのカテゴリーはワイントン条約で2008年頃からアイテムが激変して、いまや新しい別世界の感じ。

ソモン・フュメももちろんキャビアもフォションよりも更にワンランク高級とされ、造り手との契約には
三年もかけて厳しい検査があるという。
この界隈の人たちを顧客とみこんで、当日料理されたプレタマンジェの皿がいろいろならんでいる。

 日本ように考えられた、キャビアの試食は、ベルーガ、オシェットラ、サシャットラ、
Caviar Alverta® Imperial。今はセブルーガはほとんどとれないという。
上級のカヴィアの色は決して黒ではなく輝く濃いグレ−。
ブリーニにそっと載せて口に運ぶと味わうまえに微香が鼻腔をくすぐる。
ソーモンもスモークの仕方が違う物をいろいろ味わいつくすことができた。

 ~~~その他の写真は帰国して整理してからアップします〜〜〜

 夕方からは友人のご子息の結婚式に出られなかったので、ささやかなお祝いをさせていただいた。
昔の友人の衣川さんの息子さんがカウンターにたつお店で、パリのお寿司をたのしんで乾杯!
送っていただく車窓からささやかなパリのXマスツリーを激写して自己満足。

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(ヴァンドーム広場のホテルリッツのクリスマスツリー)
 〜〜〜〜〜〜
 新しいお部屋からの眺めは素晴らしい!
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(アンバリッドにも灯が灯り、、、遠くにサクレクールが見えている)

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(pm5:00 エッフェル塔に灯火が輝き始める)
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(向い側のアパルトマンにも火が灯され始める、、、)

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(右方向に凱旋門が見えました!)

     〜〜〜〜〜〜〜〜 写真をクリックすると大きくなります 〜〜〜〜〜〜〜



# by pretty-bacchus | 2014-12-13 23:28 | ♧Journey海外2014PAR巴里 | Trackback | Comments(0)

雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました(旅のカテコリにも)
2014年12月12日 金曜日 パリ 雨の暗い朝 その一              巴里四日目雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました(旅のカテコリにも)_a0031363_21252852.gif
 昨日は、友人の息子さんの結婚式のお祝いで一緒に衣川さんのお店で夕食。
その後は久しぶりにゆっくりと休めた。
午前七時、東京からの電話!
このアパルトマンは、世界中の固定電話には無料でかけられるというので、すぐにコールバックした。

上の弟の莞爾くんが今朝五時に息を引きとったという知らせ。
享年数え七十歳。今の世ではまだ早いかもしれない。

 虫が知らせたというか、発つ十日前に、まだ今回のパリは決まっていなかったのに、
ユーカリが丘の病院へ母と下の弟と連れ合いでお見舞いに行っていた。
すっかり歳をとって、病で痩せてしまったのだろう。
“どこが悪いの〜〜?”と聞いたら、“あたま、、、”と、おどけたように頭をさしていたのに、、、。
病室にもどった彼としばらく話すことができた。
二人の子供は大学をでたばかり。
“イイコでよかったですね、、、”
点滴がつけっぱなしで少し辛そうで、“点滴がね〜〜”、というのが彼と私の最後の言葉となった。

転院をしなければならなかったそうだが、その数日前だったという。
きっと次の病院は、終末医療とわかっていたのかもしれない。
兄弟の中で一番頭が良く、一番優しいと母はいつも言っていた。

今日の深夜一時に、病院から家族が召集され、朝五時に息をひきとったとの事。
苦しむ事無く、眠るように永眠した!との事だが、、、!
下の弟と母と話したが母が辛そうで、、、。
特別切符できているので帰国の日を変えることは出来ないし、帰ってもお通夜にも告別式にも
間に合わないので予定通りにあと数泊して帰ることにした。

 (私はエッフェル塔かノートルダム寺院か凱旋門の光を見ながら息を引き取りたいな、、、、。
日本の友人には灰をセーヌに流してくださいと頼んであるが、パリの友人にも頼んでおこう)

 明けけ始めた借景のエッフェル塔を見ながら、、、。
雨のパリの朝に涙して、、、。

 涙で腫れた目を冷やして、三時半にでかけた。
まっすぐにこの通りを上れば7~8分で行かれる日本文化会館なのに、どうしたわけか
二時間もかかって
歩き続けた。ビルアッケムの高架のメトロの駅にどうしても着かない。
途中でおかしいことに気がついて何人かにきいたのに、セーヌ川の河岸がわからにという?

もう、これ以上歩けない、、、どうしよう、、、とハーハー言いながらともかくたどり着いたのが、
アンヴァリッドを正面に見る大きな通り>
なぜ? 親切な女性がメトロの駅を教えてくれたが、一人でメトロは怖くて乗れない。
タクシーのテットドゥスタシオンには車はいない。

ユネスコの建物の柵>エコールミリテール>アヴェニュー スフラン>とただただ歩いて、、、。
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(pm3:50)
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 気があせって疲れ切ったころ途中で、亡くなった弟が、
“姉さん、エッフェル塔を目指して歩けばセーヌ河畔につくから、”と言っている、、、。
そうだその通り! エッフェル塔を探した。
ちょうど五時の点灯があったばかりのようで、もう一時間半も歩いているのだ。
パリに来たこともない弟なのに、なんだかオカシイ、、、。
そういえば目的に着かずに歩きながら、ずっと弟の事を考えていた、小さい頃のことなどいろいろ。

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(pm5:03 )
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(エッフェル塔がみえた!)

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(ようやくケ・ブランリーに出たら、良い匂いがしてきた〜〜〜)

 ようやく日本文化会館についたのは五時半を過ぎていたが、顔はほでって手は冷たくて、
迎えにきてくださったMさんを驚かせた。
あまり様子がおかしいので、ともかく彼女だけには弟の逝去を話したら、
彼女も同じような経験をしたことがあって、それは弟さんが亡くなったときなのだそう。

どうやら私は二時間も<時空>を越えて彷徨ってしまったようで、彼岸に旅だってしまった弟と話をしながら
一緒に歩いていたようだ。
お葬式の出棺の時間の頃に、できたらパリの教会に行ってお祈りをしたい。
(宿に帰って携帯歩数計をみたら8700歩も歩いていた!
彼はきっと私を歩かせてくれているのかもしれない、、、)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<http://www.mcjp.fr/「色を紡ぐ/「色を紡>は、その二で〜〜〜〜〜〜

(パリ日本文化会館 国際交流基金による)
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「色を紡ぐ - しむらの着物」展

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2014年12月12日(金)1 8時半~ 志村ふくみ氏、洋子氏による講演会
「しむらのいろ 日出ずる国の色の源泉を探る」
志村ふくみ・洋子講演会

http://www.mcjp.fr/日本語/展示/「色を紡ぐ/「色を紡ぐ
# by pretty-bacchus | 2014-12-12 23:58 | ♪Journey海外2014PAR巴里 | Trackback | Comments(0)

雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました。
2014年12月12日 金曜日 パリ 雨の暗い朝 その一              巴里四日目雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました。_a0031363_21252852.gif

 昨日は、友人の息子さんの結婚式のお祝いで一緒に衣川さんのお店で夕食。
その後は久しぶりにゆっくりと休めた。
午前七時、東京からの電話!
このアパルトマンは、世界中の固定電話には無料でかけられるというので、すぐにコールバックした。

上の弟の莞爾くんが今朝五時に息を引きとったという知らせ。
享年七十歳。今の世ではまだ早いかもしれない。

 虫が知らせたというか、発つ十日前に、まだ今回のパリは決まっていなかったのに、
ユーカリが丘の病院へ母と下の弟と連れ合いでお見舞いに行っていた。
すっかり歳をとって、病で痩せてしまったのだろう。
“どこが悪いの〜〜?”と聞いたら、“あたま、、、”と、おどけたように頭をさしていたのに、、、。
病室にもどった彼としばらく話すことができた。
二人の子供は大学をでたばかり。
“イイコでよかったですね、、、”
点滴がつけっぱなしで少し辛そうで、“点滴がね〜〜”、というのが彼と私の最後の言葉となった。

転院をしなければならなかったそうだが、その数日前だったという。
きっと次の病院は、終末医療とわかっていたのかもしれない。
兄弟の中で一番頭が良く、一番優しいと母はいつも言っていた。

今日の深夜一時に、病院から家族が召集され、朝五時に息をひきとったとの事。
苦しむ事無く、眠るように永眠した!との事だが、、、!
下の弟と母と話したが母が辛そうで、、、。
特別切符できているので帰国の日を変えることは出来ないし、帰ってもお通夜にも告別式にも
間に合わないので予定通りにあと数泊して帰ることにした。

 (私はエッフェル塔かノートルダム寺院か凱旋門の光を見ながら息を引き取りたいな、、、、。
日本の友人には灰をセーヌに流してくださいと頼んであるが、パリの友人にも頼んでおこう)

http://keico.exblog.jp/20461394
平成26年11月29日(土)  雨
ユーカリが丘の病院へ弟のお見舞い

 明けけ始めた借景のエッフェル塔を見ながら、、、。
雨のパリの朝に涙して、、、。

 涙で腫れた目を冷やして、三時半にでかけた。
まっすぐにこの通りを上れば7~8分で行かれる日本文化会館なのに、どうしたわけか
二時間もかかって
歩き続けた。ビルアッケムの高架のメトロの駅にどうしても着かない。
途中でおかしいことに気がついて何人かにきいたのに、セーヌ川の河岸がわからにという?

もう、これ以上歩けない、、、どうしよう、、、とハーハー言いながらともかくたどり着いたのが、
アンヴァリッドを正面に見る大きな通り>
なぜ? 親切な女性がメトロの駅を教えてくれたが、一人でメトロは怖くて乗れない。
タクシーのテットドゥスタシオンには車はいない。

ユネスコの建物の柵>エコールミリテール>アヴェニュー スフラン>とただただ歩いて、、、。
雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました。_a0031363_1023570.jpg

(pm3:50)
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 気があせって疲れ切ったころ途中で、亡くなった弟が、
“姉さん、エッフェル塔を目指して歩けばセーヌ河畔につくから、”と言っている、、、。
そうだその通り! エッフェル塔を探した。
ちょうど五時の点灯があったばかりのようで、もう一時間半も歩いているのだ。
パリに来たこともない弟なのに、なんだかオカシイ、、、。
そういえば目的に着かずに歩きながら、ずっと弟の事を考えていた、小さい頃のことなどいろいろ。

雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました。_a0031363_1055094.jpg


(pm5:03 )
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(エッフェル塔がみえた!)

雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました。_a0031363_10511100.jpg


雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました。_a0031363_1074713.jpg
(ようやくケ・ブランリーに出たら、良い匂いがしてきた〜〜〜)

 ようやく日本文化会館についたのは五時半を過ぎていたが、顔はほでって手は冷たくて、
迎えにきてくださったMさんを驚かせた。
あまり様子がおかしいので、ともかく彼女だけには弟の逝去を話したら、
彼女も同じような経験をしたことがあって、それは弟さんが亡くなったときなのだそう。

どうやら私は二時間も<時空>を越えて彷徨ってしまったようで、彼岸に旅だってしまった弟と話をしながら
一緒に歩いていたようだ。
お葬式の出棺の時間の頃に、できたらパリの教会に行ってお祈りをしたい。
(宿に帰って携帯歩数計をみたら8700歩も歩いていた!
彼はきっと私を歩かせてくれているのかもしれない、、、)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<http://www.mcjp.fr/「色を紡ぐ/「色を紡>は、その二で〜〜〜〜〜〜

(パリ日本文化会館 国際交流基金による)
雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました。_a0031363_1091218.jpg
「色を紡ぐ - しむらの着物」展

雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました。_a0031363_1094415.jpg


2014年12月12日(金)1 8時半~ 志村ふくみ氏、洋子氏による講演会
「しむらのいろ 日出ずる国の色の源泉を探る」
志村ふくみ・洋子講演会

http://www.mcjp.fr/日本語/展示/「色を紡ぐ/「色を紡ぐ
# by pretty-bacchus | 2014-12-12 23:58 | ♥Person父母,師友人,人生の宝物 | Trackback | Comments(6)

雨のパリはストライキで混雑、でもディナーは豪華にいただきました!
2014年12月10日 水曜日 風強し、、、雨                巴里二日目雨のパリはストライキで混雑、でもディナーは豪華にいただきました!_a0031363_21252852.gif

 一夜明けてパリ。
ばたばたと凄い風の音と寒さでよく寝られなかったが、それでも四時間ほど寝たようで六時に目が覚めた。
寝室の暖房はきかないまま、その上、リビングの暖房とテレヴィが突然消えた。
困ったな、、、ともかくTさんに朝早くから電話をしてしまった。

雨のパリはストライキで混雑、でもディナーは豪華にいただきました!_a0031363_22294191.jpg


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(キッチンのまどから雨の借景)

 寒い、暗い、 一人、、、etc、なのにこの不思議な落ち着き感はなんなのだろう。
友人の紹介で友人が管理するアパルトマンなので、あまりクレイムをすることはしたくないが、
ちょっとひどいような気がする。
でも怒る気になれない。
パリでは多くのエトランジェはまじめに必死に生きていることを私は知っているからかもしれない、、、。

 短い旅なのに、今回もやはりいつもの癖?で何冊も本をいれてしまった。
志村ふくみ先生の<一色一生><晩禱 - リルケを読む>、そして先々週ついた<須賀敦子のフランス>、
<ブラッサイのパリ>、池波正太郎の<フランス映画旅行>、辻邦生の<私の二都物語 東京・パリ> etc。

 お昼のお誘いをお断りしてあったので、午後の<マストの約束>を終えて、そのあとは遅くに友人のお店へ。
パリは折しも弁護士連盟のデモとかで、左岸から右岸のオペラまだタクシーはたどり着けずに、
なんと北の方のサンラザール駅の近くで降ろされてしまった。
そのうえ22ユーロ(今の換算率で3,300円!)
“あのフナックを右へ曲がってすぐにオペラだから歩いた方が早いですよ、、、” って言われたが、
とんでもない。フーフー行って歩いたが約束に四〇分も遅れてしまった。
そのあとも車はなく、オペラ通りをルーヴルの近くまで降り始めた小雨に濡れながら
ハーハー言いながら必死で歩いた。
総歩数数はなんと六〇〇〇歩。こんなに歩いたのは何ヶ月ぶりか!

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(車はぜんぜん動いていない)

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雨のパリはストライキで混雑、でもディナーは豪華にいただきました!_a0031363_22335258.jpg(オペラ座の角で小雨が降り出した、、、)

 彼女の新しい家の設計図、お店の奥に創られる茶室の構想などをみせていただき感慨にふける。
1982年からのおつきあいで、この手で抱いた一歳半だった息子さんは、もう三十一歳。
一生懸命生きていて、二人の子供達を強い優しい子にそだてて、今また新しいお店に移って
(というより前のお店界隈がパリ市の方針で取り壊されることになったのだという)

 今回もまた <パサージュ53>にお招きいただき、アルバの白トリュフと黒トリュフの
ムニューデギュスタシオンに舌鼓をうった。ショートポーションのムニュ・デギュスタシオンで、
すべてのお料理が実にレベルが高く、席がとれないのはもっともだ。

オーナーのギヨームさん、シェフの佐藤シンチャンも出てきてくださって、お料理のことワインのことなど
いろいろお話しできた。
オープンして一年でミシュランの一つ星、翌年には二つ星になってぱりっ子を魅了している二十数席の
こがらなお店。もう何年も前からパリでミシュランの☆をとっているほとんどのレストランには
スーシェフとして日本人が活躍しているそう。
和食が世界遺産なってますます日本食やさんが増えたというがお味のほどはどうなのだろう。

 食事中は昔話に花が咲いた。
彼女はまだまだ現役の美術商。息子さんがもう少し知識が増えるまで頑張るというのだが、、、。
すっかり貫禄がついたオーナーのギョウムさんが特別にいろいろワインを奨めてくださるのに、
さすがに二人ともお酒が弱くなって、あまり飲めなくて、、、、、いえいえ歳相応なのです!

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雨のパリはストライキで混雑、でもディナーは豪華にいただきました!_a0031363_22374523.jpg
(オードブルはシャサーヌモンラッシェの白で)

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(トリュフの下にはジャガイモと卵)
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(黒トリュフの時の赤ワインはGevrey Chambertin 1er cru 2007 、Denis Mortet)

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〜〜このあとのお料理の写真は日本に帰ってからゆっくりとしましょう〜〜〜

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(三種のデザート)


http://keico.exblog.jp/14140193/
2011年12月7日 水曜日 曇り後雨 その二
今日の巴里 07 December 2011 Paris~パッサージュ53

(正面は三年前の写真ですが、、)
雨のパリはストライキで混雑、でもディナーは豪華にいただきました!_a0031363_13291830.jpg (中程の53番地にこのレストランがある)
2011年12月15日 木曜日 雨
http://keico.exblog.jp/14176904/
☆回想のわが巴里の街 Memoires du Voyage Paris ~パサージュ

 今夜もテレビもなく、たったひとつのオイルヒーターですごすことになってしまった。
このままだったらどこかに移らねば、、、と考えてしまったパリの慣れないアパルトマンの二泊目。

 今日お着きになった志村ふくみ先生の<色を紡ぐ、しむらの着物>が行われている
<パリ日本文化会館>までは歩いて数分の距離。
パリ日本文化会館 国際交流基金
http://www.mcjp.fr/日本語/展示/「色を紡ぐ/「色を紡ぐ
「色を紡ぐ

    〜〜〜〜〜〜〜〜 写真をクリックすると大きくなります 〜〜〜〜〜〜〜



# by pretty-bacchus | 2014-12-10 23:59 | ♧Journey海外2014PAR巴里 | Trackback | Comments(4)

厳冬のパリに着きました、、、
2014年12月9日 火曜日 家を出発十二時厳冬のパリに着きました、、、_a0031363_21252852.gif

 友人に送られて成田空港着。
閑散とした空港は、しかしセキュリティーチェックが厳しかった。
手荷物の中に入れたMacを抜いて、もう一度機械を通された。その間にMacが開けられて動作確認!
なんということだろう? PCに爆弾でも仕込む人がいるのだろうか。

厳冬のパリに着きました、、、_a0031363_20262129.jpg
(
車窓から、東京湾は青かった)

厳冬のパリに着きました、、、_a0031363_2029502.jpg
(第二ターミナルのクリスマスツリー)

厳冬のパリに着きました、、、_a0031363_20305748.jpg


機内はまだネット環境なしということで、ぎりぎりまでさくらラウンジでブログと遊ぶ。
最後に母と電話で話せた。
成田の時はいつも空港まで送ってくれるのだが、今日はお茶のお稽古でこられず、なんだか声が心配そう、、、。
“慣れているから大丈夫ですよ、ママ。一週間で帰ってきますから、、、。

 機内で半時ほど待機して動き出した。
窓辺に移りゆく離陸着陸の飛行機は旅心をいいやでも盛り上げてくれる。

厳冬のパリに着きました、、、_a0031363_2035409.jpg
(タッチダウンの砂煙、、、)

厳冬のパリに着きました、、、_a0031363_203708.jpg


厳冬のパリに着きました、、、_a0031363_2038123.jpg
(夕陽に向かって機は進む、、、、)

厳冬のパリに着きました、、、_a0031363_20385396.jpg



 予定よりかなり遅れて15時45分離陸。
今日のJL415の機種は、ボーイング787とか。
去年あたりからの新しい機だが、例の
<全日空ボーイング787から煙 高松空港に緊急着陸  バッテリー不具合を表示>
と同じ機種。
そういえばブログに書いたことがあった。

http://keico.exblog.jp/17169714/
ボーイング787の事故と半世紀弱の旅の思い出
2013年1月16日 水曜日 曇のち晴れ

ボーイング787。ドリームライナーといわれるBoeing 787 Dreamlinerは、
ボーイング社の次世代中型ジェット旅客機として注目されて一昨年暮れから世界中の空に飛び始めた。
ボーイング757、767、777の後継の中型機としては航続距離が長く、今までは大型機でないと飛行できなかった距離も
この787を使うことにより直行が可能になると話題になった二十一世紀の新航空機。
燃費効率に優れ、ANA、JALとも2011年に就航させこの機の導入を経営計画の柱に位置付けていた。
(もと先輩からもいろいろ情報が届いていた)

 この機種の特徴はいろいろあるだろうが、燃費を20%も節減できて大量輸送ができるのは、
新しいテクノロジーを使ってのことで、それは電子機器=コンピューター制御のハイテクのノウハウが
いろいろありそのことも話題となっていた。
それを操る人間=機長やコパイの訓練はどこまで行われたのだろうかと、友人達と話題になったこともあった。
すでに一年前には、友人からのメールで
<Tuesday, February 07, 2012 7:45 AM
Subject: 部品不具合発覚に納期ベタ遅れ 新機種ボーイング787にトラブル多発 (J-CASTニュース) - >

〜〜〜〜〜〜

 急な予約だったのだが、それが幸いして普通ならベビーコットで席の指定ができない席を
とってくれたようで、一番前の1K。
でもこの席は前の席のスクリーンがないから、変な形の動作が鈍いスクリーン。
最新の機種ということだが、なんだか趣が感じられないのはなぜだろうか、、、。
もはや旅はノスタルジックなものではなく機能的だけがのこる時代なのかもしれない。
機内の電気はすべてLEDということで、ストックホルムでは今まさにノーベル物理学賞の祭典が
行われているのだ。

 なんだか体中がじっとりとして熱っぽい。自分の体調のせいと思ったが、どうやらそうではないようだ。
いつもの機内の空気が違うような気がして聞いてみたら、この787は体にも肌にもよい湿度が保たれた
空気に設計されているのだという。

厳冬のパリに着きました、、、_a0031363_20454388.jpg
(どういうわけか機内の食前酒はブラディーメアリーが好き! 地上ではほとんど飲まないのに、、、)

ゆっくりと遅いお昼と楽しんだ。メインディッシュは、機内では久しぶりにお肉を選んだ。
今年の六月からフランスにも輸出解禁になった和牛!

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(メニューも最近の若い名の知れたシェフのものが多い)
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 遅いお昼が終わって、まだ五時前なのに上の照明が消えた。
右の窓は雲、でも向こう側の窓の外には見事なグラデーションの夕景。
おもわずシャッターを押したが無理でしたね、、、。

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 細かい文字は読みたくないので、Macを立ち上げて今日の写真の整理。
何時頃だったろうか、画面の飛行機マークが北極海を通過するあたり、、、
“コックピットからで、今日のオーロラは緑がかっているそうです” とキャビンアテンダントのお一人が
そっと教えてくれた。
右の遠くの空に帯状の雲がかかっているようで、これは雲ではなくオーロラなのだという。
雲のように横にながく、その上の空には☆がかがやいているではないか!
右後方をみて驚いた。
十七夜の寝待月が翼の上に笑っている!
夢中でシャッターを何枚かきった。
撮れるわけはないのはわかっているのに、手が動く、、、。
(あとでわかったのだが、カメラの手ぶれ防止をオンにしていなかったのだ。バカですね〜〜!)
何百回となく機上の人となったが、機上からはるかにオーロラを愛で、星の輝きに感動し、
月の光の明るさに驚いたのは初めてだった。
宇宙の不思議さを思いながら、地球の何億年という途方もない時と、
そこに生まれ住む人の命の短さを思いながらこの一時を過ごせただけでも今回はこの旅を敢行してよかった!

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(尾翼の後方に月が! エンジンが時々光る、、、)

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(遠くに雲のようにたなびいているのがオーロラなのだそう、、、、)


 この後の食事は、で、和食、洋食、サンドウィッチ、ラーメン、
おうどんなどを選べる。
小さなサンドウィッチ二切れと山菜おうどん。
BGMは中村吉右衛門の鬼平犯科帳<おれの弟>。
はい、古い人間なのでございます(鶴田浩二のこの台詞も古いのだが、、、)。

 勘違いしていてパリ到着は9時35分と思っていたのだが、19時35分だった。
飛行時間は向かい風だったので十二時間。
昔の三十六時間を思えばなんとも早いのだが、、、。

http://keico.exblog.jp/14105309
2011年12月4日 日曜日 三年前のパリへ
☆ Memoires du Voyage ~なつかしの羽田空港から巴里へ出発

 出国、税関はスムーズに通り、両替所をのぞいた。
出発前のニュースで七年四ヶ月ぶりに1ドル120円、ユーロの両替も151円!
(前回の旅の両替は116円だったので、三割も円安なのだ)

 今回アパルトマンをお願いしたTさんからの車が迎えにきてくださっていて、
すいていた高速からあっというまにポルトマイヨーに着いた。
なつかしいメリディアンホテルを左に見て、凱旋門からクリスマスイリュミネーションのシャンゼリゼ通りを!
今年はあまりきれいでないようだが、車窓からバカみたいにカシャカシャ。

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(ロンポワンドゥシャンゼリゼのイリュミネーションは毎年同じようだ、、、)

 グランパレで右折してアレキサンダー三世橋を渡って、シャンドマルスからエッフェル塔を見て、
まもなくブルバールグルネルのアパルトマン着。
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(アレキサンダー三世橋の橋桁の向こうにエッフェル塔が!)

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(午後九時、、、ダイアモンドエッフェル塔になって、、、)

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 明日お着きになる志村ふくみ先生の<色を紡ぐ、しむらの着物>が行われている
<パリ日本文化会館>までは歩いて数分の距離。
パリ日本文化会館 国際交流基金
http://www.mcjp.fr/日本語/展示/「色を紡ぐ/「色を紡ぐ
「色を紡ぐ

 Ms.Tは初めてお会いするのだが、友人の紹介なので、なんだか初めてではないよう。
六十平方の大きなお部屋で、彼女が管理しているのだそう。
最近のパリのことなどいろいろうかがって長いこと話してしまった。
パリ在住二十五年の画家のご主人様との二人暮らしのようで、とってっも聡明で感じの良い方!
パリで仕事をする女性は素敵な中年が多くて嬉しい!

 ホテルではないので、一人ではちょっと不安だが、最初の夜は更けていきました。
寒いパリの今日の気温が零下近いとかで、寝室の暖房がこわれているのでとっても寒い、、、。


# by pretty-bacchus | 2014-12-09 23:59 | ♧Journey海外2014PAR巴里 | Trackback | Comments(8)