カテゴリ:○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古( 214 )

病院のあとはフジフィルムサロンで林忠彦の写真展鑑賞
2018年5月16日 水曜日 晴れ 病院


 病院の日だった。血液検査の結果は良くないのになんだかとても気分が良い。
今となっては七年前の乳がん手術後の再発の呪縛が少しだけとけていて、
今は循環器外科のY先生にお世話になっている。

血液検査では肝臓の数値も芳しくない。その上今回は血糖値とかその他の数値がとても良くない。
ま、、、ま、これだけ不規則な生活をしていて、これだけ暴飲をしているのだから、
それに歳なのだからしょうが無いということなのだろう、、、、、、。

 先生はご丁寧に白紙の上にいくつもの例を書いて説明してくださり、
お薬をいただいた方が良いということになった。
もともと薬はあまり飲みたくないので、イイですと言ったのだが、このまま放置したら
五年後には症状が突然悪くなり困ったことに陥ると言うことでお薬をいただくことにした。

こういう先生がいてくださることは本当にとってもありがたい。
信頼がおける先生のアドバイスを守って寿命を全うできるのは幸せなことだと言えるだろう。
今日の一番最後の患者だったようで、その後はワインのお話を少しすることができた。
こうして先生と病気の事のあとにワインのことなどをお話しして、
ほんのひとときを過ごせるのがとっても幸せ。

六月三日にはハンガリーの学会で日本にいらっしゃらないので、
シャトー・ドゥ・ピゼイのレセプションには、おいでいただけないようだが、
祝電を英語で書いて送って下さるそうでとっても嬉しい。
パスカルデュフェートルも喜ぶことだろう!

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(病院も前の広場も草木々も大きくなって憩いの場所になりはじめた)


 いつものようにチーバスでけやき坂まで。
陽がだいぶ伸びてきてまだ明るい! この時間のけやき坂はお散歩の人達もとても楽しそう!

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(定点のルイヴィトンの軍艦建物をカシャ!
セルフの陰もいれて、、、、)
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 タクシーでミッドタウンのフジフィルムまで。
ご案内いただいた写真展をみておきたかった。

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今年で生誕百年を迎える写真家・林忠彦の作品展で、二十数点がかけられていた。
多くが戦後の昭和二十年代の日本の写真で、ガレキの中に立つ少年など胸を打つ作品が沢山あった。
まさに<写真は時代の記録>なのだとしみじみと鑑賞した。

FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館 企画写真展
「昭和が生んだ写真・怪物 時代を語る林忠彦の仕事」
http://fujifilmsquare.jp/detail/18040104.html
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先週の写真弘社での写真展につづいての写真展だった。

https://keico.exblog.jp/238517675/
2018年5月10日 木曜日 曇りのち晴れ
<生誕100年 林忠彦写真展「異郷好日 1973~1989」世界を巡る心の旅 >

 隣の会場では、写真愛好家の日本の自然の写真展。
美しい! こんなに日本の自然は美しいのかと感動!
戦後の日本の記録を観たあとだからなおさら感じたのかもしれないが、
この美しさが無くならないことを祈りながら一点一点をみせていただいた。

 二階でお願いしていたカメラ&レンズの掃除も終わり、試写は今日のスニーカー。
去年からすっかりスニーカーファンになって、そのうえ先だってパリで買ったバスクの
厚手地トートバックが気に入っていて、今では洒落たハイヒールもハンドバックも
使わなくなってしまった。そのうえパンツルック?
昔のお洒落な私はどこかにいってしまったが、
これはこれで良いのでは、、、と楽しんでいる自分が嬉しいな、、、、。

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(長い薄手のジャケットはイッセイさんのプリーツプリーズ!)

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(帰りのタクシーは権田原を通ってもらって、御所の緑を楽しみながら、、、、)

〜〜〜〜〜〜〜
今夜の読書は、林義勝<オヤジの背中>
今日のこの戦後写真の原点後の林忠彦の<東海道>や<茶室>の仕事のお話しなどがとても面白い。

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by pretty-bacchus | 2018-05-16 23:58 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(0)

<生誕100年 林忠彦写真展「異郷好日 1973~1989」世界を巡る心の旅 >
2018年5月10日 木曜日 曇りのち晴れ


 一昨日お寿司屋さんでお目にかかった著名な写真家は林義勝さんだった。
写真家林忠彦の四男で、父君の晩年の撮影に同行していらして、現在写真家としてご活躍なさっている。

https://keico.exblog.jp/238511847//
2018年5月8日 火曜日 雨のち曇り夜半からまた雨
雨の夜は地元のお寿司屋さんで美味しい魚をいただきましょう

 FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館で行われている
「昭和が生んだ写真・怪物 時代を語る林忠彦の仕事」のご案内をいただき、一緒に
銀座で行われている写真展の葉書もいただいた。

 その写真展が今日が最終日で、五時に終わってしまうと気がついたのは夕方になっていた。
“必ずみせていただきます”と約束をしてしまったので、ともかくぎりぎりに駆けつけた。

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(警視庁あたりから東の御所のあたりの空、、、、)


 まだ青空が残る半藏門あたりをすぎて、久し振りの銀座の夕刻、
街灯が灯り始めた四丁目を左に曲がり、一丁目を右へ、一本目を右に曲がった左に、
写真弘社のギャラリー・アートグラフがある。
かなり昔に写真弘社にはお世話になったことがあったが、すっかり綺麗な装いになっていてビックリ。


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生誕100年 林忠彦写真展「異郷好日 1973~1989」世界を巡る心の旅
すてきな写真展だった。

旅がすきだった林忠彦氏が訪れた世界五十数カ国で撮影した写真集「異郷好日」(1989年)
のなかからピックアップされた三十点の作品が、オリジナルプリントされての発表だった。
「異郷好日 1973~1989」の間に撮られた秀作が半切にプリントされ、
清楚に額に入れられて、シンプルに横文字で国の名前が書かれている。

写真の額は凹凸がなく一直線にかけられて、自然に次の国へ視線が移っていく。
どの作品も不思議な静かなたたずまいのなかに、その国へのノスタルジーを思わせて
いつのまにか旅心に誘われていた、、、、、。


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(スナップは許可をいただいて撮っています)


 最後の終演時間になってしまって、机に一休みしていたらお茶をいれてくださった。
このお茶がとても美味しく心も温まった。
机上には二冊の本が紹介されていたので、林義勝さんの著書『オヤジの背中』
(写真家林忠彦・父林忠彦)を購入。

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 まだ陽が高い銀座の六丁目まで。
銀座シックスの二階裏のスタバで一休み。
久し振りの写真展に満足の一時でした。

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 こんな宵はやはりワインと美味しいお皿。
ありがとうございました。

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#IMAGE|a0031363_03281764.jpg|201805/12/63/|mid|862|575#]







 〜〜〜〜〜〜
ホームページより
FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館 企画写真展
「昭和が生んだ写真・怪物 時代を語る林忠彦の仕事」
第1部 激動の昭和をフィルムに写し込んだ
第2部 日本文化の原風景をフィルムに写し込んだ

会期:第1部 2018年4月1日〜5月31日、第2部 2018年6月1日〜7月31日
会場:FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館

第2部では、国宝や重要文化財に指定されている全国の茶室を被写体にした『茶室』、
人生最後のライフワークとして息子・義勝とともに完成させた『東海道』といったカラー作品を展示する。病に冒されながら挑んだ、美意識と撮影技術の極みとなる作品が並ぶ。




by pretty-bacchus | 2018-05-10 23:58 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(0)

三菱一号館美術館での「ルドン−秘密の花園」の内覧会へ
2018年2月7日 水曜日 晴れ 

 Kちゃんが夕方に訪ねてくださった。
半時ほど断捨離のお話し。年下の女性にこんなに励まされているって幸せ!
Kさんありがとうございます〜〜〜!

 四時半すぎにタクシーで三菱一号館美術館へ急いだ。
「ルドン−秘密の花園」のヴェルニサージュのご案内をいただいていたのだ。

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http://mimt.jp/redon/
三菱一号館美術館のURLより
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 日はとっぷりと暮れかけていた。
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(三菱一号館は明治の赤煉瓦の建物が再建されてのだが、回りの高層ビルと不思議にマッチしている)

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 六時までなので充分に鑑賞して、<カフェ1894>でののカクテルレセプションでちょっと一息。

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(天井が高い建物は風格があり、招かれた方々もお洒落!)

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(遅いのでおつまみのお皿は空になっていた)

 帰り際に久しぶりに高橋館長にもお目にかかれてしばし談笑。
その昔に、エールフランスの機内誌<ボンヴォワヤージュ>で、私がワイナリーの取材を記事を
書いていたときに、彼は美術館の欄を担当なさっていらした。

http://keico.exblog.jp/19940226/
2014年6月25日 水曜日
1996年6月オーヴェルニュ地方、ラ シェーズ=デュー、イソワール、

http://keico.exblog.jp/19914383/
1996年6月のオーヴェルニュ地方のプランタジュネ、エニシダの花
先週途中まで書いて<1996年6月のオーヴェルニュ地方のプランタジュネ、エニシダの花>
続きは明日、、、、としてから一週間以上がたってしまった。

このブログのmoreに
more>>>>エールフランスの機内誌の取材の記録が書いてあった。

 あとはストアーで関連グッズのカラフルなハンカチーフと大好きなクリアーホルダーを購入。

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 真っ暗になった中庭のイタリアンカフェの灯火に導かれるように入ってカフェオレだけ。
明日は大腸検査なので今日は一日禁食なので、、、と言い訳をしながら、、、。
回りでは皆さん美味しそうなサラダやパスタを愉しんでいて、私は一人でいただいたばかりの
カタログを見たり写真を撮ったり、、、。 小半時をすごして帰宅。

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(二階の最後のお部屋には家具やパラヴァンが)


 最近は好きな美術展も音楽会もなかなかいかれていないが、今日は無理をしてもでかけてよかったと
思う美術展でした。

 追記 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 オディロン・ルドン(Odilon Redon, 1840年4月20日- 1916年7月6日)は、
十九世紀-二十世紀のフランスの画家。
ウィキペディアによると、
ルドンは印象派の画家たちと同世代だが、その作風やテーマは大いに異なっている。
光の効果を追求し、都会生活のひとこまやフランスのありふれた風景を主な画題とした
印象派の画家たちに対し、ルドンはもっぱら幻想の世界を描き続けた。
象徴派の文学者らと交友をもち、象徴主義に分類されることもあるが、19世紀後半から20世紀初頭に
かけてという、西洋絵画の歴史のもっとも大きな転換点にあって、独自の道を歩んだ
孤高の画家というのがふさわしい。
(中略)鮮やかな色彩を用いるようになったのは50歳を過ぎてからのことで、油彩、水彩、パステルの
いずれも色彩表現に優れているが、なかでも花瓶に挿した花を非常に鮮烈な色彩で描いた
一連のパステル画が知られる。

 今回は、ドムシー城にあった装飾画が15点一堂に会していて、それが上手に展示されていて、
いながらにそのサロンにいるような感じ。
数年前に初めて公の前にだされたもののある。

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{サロンの見取り図があり、どの作品がどこに配されていたかがわかる)

ルドンが描こうとした「目に見えないもの」も必ず感じてらるるということで愉しみにしていたが、
ほんとうにそうだった。
植物や野の花からのモチーフが多い中に、生まれ故郷のボルドーの風景や、キリスト像、
ドムシー男爵の肖像、自画像、仏陀も見応えがあった。
蒼い空に白い雲、岩と花のうえに蝶々ま舞う一枚<蝶>は美しくもなぜかはかない感じ。

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<キャリバンの眠り>という作品は神話を知っていたらもっと味わえたかもしれないと思ったが、
空気の精のような妖精?か悪魔かがなぜか怖い!

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 オルセー美術館、シカゴ美術館、ボルドー美術館、ニューヨーク近代美術館、パリプティパレ、
岐阜県美術館、ひろしま美術館、ポーラ美術館、岐阜県美術館などから集められている力作揃い。
二階最後には、タピスリーの原画と創られたひじ掛け椅子や屏風も展示されていて、エピローグへ。

 この美術館のイヤホンガイドはいつもとてもよく出来ているが、今回のもすばらしかった。
プロローブと、声優のあいだに高橋館長の説明<ドムシー男爵の食堂装飾
<グランブーケについて>が秀逸。
バックグランドミュージックもルドンと同時代のラベル、ドビュッシー、そして男爵を良く知っていた
というエルネス・トショーソンのop.37<終わりなき歌>がよかった。※moreに

 そしてなんといっても、最後の出口に展示されているオディロン・ルドンの大きなパステル画
グラン・ブーケ(248x163cm)は何度見ても素晴らしい!(1901年 パステル/カンヴァス)

この《グラン・ブーケ(大きな花束)》は、数年前から三菱一号館美術館蔵の一階に常設されていて、
どの展覧会でも最後には壁際のベンチに座って一時をすごしている。

《グラン・ブーケ》って天国の宮殿の入り口に置いてある花みたいと言った方がいらしたが、
ほんとうにそんな感じ!

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(数年前に初めて一緒した友人は、しばし立つ尽くしてしまった。
私は壁際のソファーにすわってスナップを)

http://keico.exblog.jp/18739413/
「三菱一号館美術館名品選2013―近代への眼差し 印象派と世紀末美術」
2013年10月4日 金曜日 雨

  ~~~~~~~~~~~
 三菱一号館美術館は、三菱地所による再開発で2009年に誕生した「丸の内ブリックスクエア」を
構成する一つとして2010年に開館した。十九世紀の近代美術を中心とする美術館で、
企画展を年に数回開催していて、開館以来毎回訪れている。
上野より地の利もいいこともあるのかもしれないが企画展がいつも素晴らしいので。

(このブログ内での記録は)
http://keico.exblog.jp/237801832/
2017年9月24日 日曜日 晴れ 三菱一号館美術館
/最終日に<レオナルド×ミケランジェロ展><イタリアが生んだ2大天才の素描とは?>を鑑賞

http://keico.exblog.jp/23305779/
2016年10月18日 火曜日 晴れ 暑い
三菱一号館美術館の 拝啓ルノワール先生>の内覧会

http://keico.exblog.jp/22963029/
2016年7月1日 金曜日 晴れ 暑い
「From Life—写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」を観る

http://keico.exblog.jp/21622295/
2015年9月5日 土曜日 晴れ
<画鬼・暁斎KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル>を観る

http://keico.exblog.jp/20992583/
2015年3月10日 火曜日 曇り 
<福岡伸一のフェルメール 光の王国展 2015>を観る
1996年に訪れたオランダの記録もここに書いてある
http://keico.exblog.jp/20130708/
2014年8月22日 金曜日 晴れ  ( <<< click,please)
マウリッツハイス王立美術館での“一九九六年四月ハーグ”のフェルメール特別展

http://keico.exblog.jp/20925022/
2015年2月22日 日曜日 晴れ
美術鑑賞は友人とともに

http://keico.exblog.jp/20861703/
2015年2月6日 金曜日 晴れ
<ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 ―アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから>

http://keico.exblog.jp/20711353/
2015年1月12日 月曜日 晴れ
<ボストン美術館 ミレー展 傑作の数々と画家の真実>の最終日に

http://keico.exblog.jp/20224446/
2014年9月23日 火曜日 晴か曇りか 秋分の日 Autumnal Equinox
曼珠沙華、彼岸花、幽霊花、狐花、そして「相思華」

http://keico.exblog.jp/19410266/
2014年1月31日 金曜日 晴れ
ウェブ日記with写真が少し遅れている

http://keico.exblog.jp/19414513/
2014年1月30日 木曜日 曇り後雨
久慈川支流の雪の「袋田の滝」を見に撮りに

http://keico.exblog.jp/19410888/
2014年1月29日 水曜日 晴れ
三菱一号館美術館<ザ・ビューティフルー 英国の唯美主義1860-1900>

http://keico.exblog.jp/18984532/
2013年11月14日 木曜日 晴れ
ポーラ美術館「モネ、風景をみる眼~19世紀フランス風景画の革新」展

http://keico.exblog.jp/18739413/
2013年10月4日 金曜日 雨
「三菱一号館美術館名品選2013―近代への眼差し 印象派と世紀末美術」

http://keico.exblog.jp/17983747/
2013年6月21日 金曜日 雨 夏至
雨の借景は冷たく光って

http://keico.exblog.jp/17297900/
2013年2月9日 土曜日 晴れ
週末は<奇跡のクラーク・コレクション>のカタログと春の光と遊んで

http://keico.exblog.jp/17295678/
2013年2月8日 金曜日 晴れ
三菱一号館美術館<奇跡のクラーク・コレクション>を鑑賞する

http://keico.exblog.jp/17070655/
2012年12月27日 木曜日 晴れ
三菱一号館美術館でジャン・シメオン・シャルダン展を観る

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※moreにエルネス・トショーソンのop.37<終わりなき歌>


More>>エルネス・トショーソンのop.37<終わりなき歌>
by pretty-bacchus | 2018-02-08 23:59 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(2)

皇居・宮殿「松の間」では歌会始の儀」が開かれました
2018年1月12日 金曜日 晴れ 歌会始
(遡って歌会始の記録をブログにおいておきたい)

 毎日綴るウェブ日記も時には途中で書きかけのときがある。
去年十月のスコットさんの会と、十一月の水谷八重子さんの歌の会、そして今年になっては
十二日の新年恒例の「歌会始の儀」

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 まずは新年恒例の「歌会始の儀」から。
列島に寒波襲来の翌日はきれいに晴れた一日だった。
皇居・宮殿「松の間」で新年恒例の「歌会始の儀」開かれた。

天皇、皇后両陛下、皇族方、天皇陛下に招かれた召人(めしうど)、選者のほか、
一般応募2万453首から選ばれた入選者10人の歌が、古式にのっとった独特の節回しで朗詠された。

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(テレビをカシャッ〜〜〜〜〜〜〜)

 今年のお題は「語」。
一般のなかにはアメリカ在住の女性、若い学生、主婦の方や看護師のかたなどもいらして
その底の深さと広さを思ったものだった。
名前を呼ばれてたちあがり、自分の歌が朗読されるのを聴く気持ちがどんなであろうか!
今年は昭和の色が濃い歌が多かったような気がする。

最初の方は広島からのご婦人で
 広島県 山本敏子さん
  <広島のあの日を語る語り部はその日を知らぬ子らの瞳(め)の中

▽入選者
  米国からの鈴木敦子さん
  <母国語の異なる子らよ母われに時にのみ込む言葉もあるを

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 長野県 塩沢信子さん
  <片言の日本語はなす娘らは坂多き町の工場を支ふ

 福井県 川田邦子さん
 <突風に語尾攫(さら)はれてそれつきりあなたは何を言ひたかつたの

 長崎県 増田あや子さん
 <いつからか男は泣くなと言はれたり男よく泣く伊勢物語

 東京都 川島由紀子さん
 <耳元に一語一語を置きながら父との会話またはづみゆく

 神奈川県 三玉一郎さん
 <語らひに時々まじる雨の音ランプの宿のランプが消えて

 神奈川県 浜口直樹さん
 <多言語の問診票を試作して聴くことの意味自らに問ふ

 新潟県 南雲翔さん
 <通学の越後線でも二ヶ国語車内放送流れる鉄橋

 長崎県 中島由優樹さん
 <文法の尊敬丁寧謙譲語僕にはみんな同じに見える

 ▽選者
   篠弘氏
   <街空に茜(あかね)は冴ゆれ語らむと席立ちあがるわが身の揺らぐ

   三枝昂之氏
   <語ることは繋ぎゆくこと満蒙(まんもう)といふ蜃気楼阿智村(あちむら)に聞く

   永田和宏氏
   <飲まうかと言へばすなはち始まりて語りて笑ひてあの頃のわれら

   今野寿美氏
   <歌びとは心の昔に触れたくてたそがれ色の古語いとほしむ

   内藤明氏
   <語り了(を)へ過ぎにし時間かへり来ぬ春の雪降る巻末の歌

そして
 ▽召人
   黒井千次氏
   <語るべきことの数々溢れきて生きし昭和を書き泥(なづ)みゐる

皇族方、召人、選者、入選者の歌は
 ▽皇太子さま
  <復興の住宅に移りし人々の語るを聞きつつ幸を祈れり

 ▽皇太子妃雅子さま
  <あたらしき住まひに入りて閖上(ゆりあげ)の人ら語れる希望のうれし

 ▽秋篠宮さま
  <村人が語る話の端々(はしばし)に生業(なりはひ)の知恵豊かなるを知る

 ▽秋篠宮妃紀子さま
  <人びとの暮らしに寄りそふ保健師らの語る言葉にわれ学びけり

 ▽秋篠宮家長女眞子さま
  <パラグアイにて出会ひし日系のひとびとの語りし思ひ心に残る

 ▽常陸宮妃華子さま
  <遠き日を語り給へる君の面(おも)いつしか和(なご)みほほゑみいます

 ▽三笠宮家寛仁親王妃信子さま
  <我が君と夢で語りてなつかしきそのおもひでにほほぬれし我

 ▽三笠宮家彬子さま
  <祖母宮(おほばみや)の紡がれたまふ宮中の昔語りは珠匣(しゆかふ)のごとく

 ▽高円宮妃久子さま
  <学び舎(や)に友と集ひてそれぞれに歩みし四十年(よそとせ)語るは楽し

 ▽高円宮家長女承子さま
  <友からの出張土産にひめゆりの塔の語り部をふと思ひ出づ

 ▽高円宮家三女絢子さま
  <気の置けぬ竹馬の友と語り合ふ理想の未来叶ふときあれ

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 ▽天皇陛下
  <語りつつあしたの苑(その)を歩み行けば林の中にきんらんの咲く

 ▽皇后さま
  <語るなく重きを負(お)ひし君が肩に早春の日差し静かにそそぐ

 皇后さまは、早春の穏やかな日差しの中に、多くを語ることなく静かに重責を果たしてこられた
陛下を見上げた時の思いを歌に込められたという。

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 来年のお題は「光」
 歌に「光」の文字が詠み込まれていればよく、「光線」「栄光」のような熟語や、「光る」といった
訓読でもよいという。

 寒い日の夕空はきれいでした。

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by pretty-bacchus | 2018-02-05 23:57 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(0)

クリスマスリースをいただき、インスパイアーされて年賀状の作成
2017年12月8日 金曜日 曇り後雨
(遡ってウェブ日記に記録しておきたくて、、、、、)

 嬉しい〜〜〜!
フラワーアーティストの安藤はくぶんさんから素敵な贈り物が届いた。
金の麦が数本と蔓の可愛いクリスマスリース。
クリスマスの贈り物にそっと添えたらどんなにか素敵なことだろう。
さっそくに数個をお願いしてしまった。

さて、どなたにお送りしようかしら?
今年は、トスカーナに初搾りのエキストラヴァージンオイルを注文したので、
まもなく
ヤマト国際便で届くので、それと一緒に送ったら素敵ですね!

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(何十年も前にパリのリューカンボンのシャネル本店で求めたオフフォワイトに赤と黒に近い紺の縁取りの
ジャケットの上でカシャッ!)


 安藤さんは、去年このブログに突然鍵コメントをいただいて、三十年ぶりに交友が甦った方!
昨年に、“今デザインのプランニング中に何故か急にカタギリさんのことを思い出して、ネットで
検索してみたらこのブログに行き着きました”とのことで感動!

当時ワタシはエールフランスから出向で、ホテルメリディアンチェーンの日本代表として世界中を
飛びまわっていた頃で、ケイフローリストのオーナー栗原さんとともに、
彼にはお花のギフトの時には随分とお世話になった。
ワタシは七十年代初頭にエールフランスのパリ駐在経験を四年したことがあるので、
フランス的お花には少しばかりうるさかったかも知れないのに、、、彼らはとても良くしてくださった。

http://keico.exblog.jp/23513906/
2016年12月30日 金曜日 晴れ
皆様今年も一年ご覧いただきありがとうございました。

 彼は、ケイフローリストでのお仕事、オランダでも花修行もなさって、今は独立なさり、ハイセンスな
フラワーギフトや、舞台やジュエリーブランドイベントなどでも活躍なさっていらっしゃる方で、
今年はさっそくに、吹田夫人のご法事のお花をお願いしたりしている。

http://keico.exblog.jp/237083942/
2017年6月7日 水曜日 N先生 梅雨入り
吹田百里子さまの一周忌でした。安藤はくぶんさん作のお花をお送りしました

私の<最後の花>をお願いすることにしたのだが、それより前にもいろいろお願いしたいな、、、と
思っているのだが、昔のようにお花を贈ることも少なくなってしまっている。

http://flowerarts-unblack.com/
安藤さんのホームページ

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 そんなことを思い出していたら、ワタシも何かアーティスティックなことがしたくなってきた。

さすがに体力を消耗しているようで、やはり先生のおっしゃるように、
今日は一日家でゆっくりと、思っていたのに、午後には起き出してぼっとしながらMacに向かった。
(今日一日はあまり目を酷使しないようにいわれているのに、困ったことだ)

 ワタシはもう何年も前から年賀状を書くことはやめてしまっているが、連れ合いは
相も変わらず毎年枚数を更新していて、どうやらそれが楽しいらしい。

 その年に撮った写真をつかい、イラストレーターでレイアウトをして、家庭用プリンターで
プリントするようになってもう何年になるかしら?
その前は、世界遺産とか、その年に旅した異国の写真をつかい、年賀葉書ではなく、
横長とか縦長のレイアウトで印刷を知りあいにお願いしていた。
わたしの一つの歴史かもしれない。

器用貧乏といわれておだてられて、そのうえ楽しいから
敬子の<デザイン工房プレジールドゥヴィーヴル>は、年に何日かオープンする?
デザイナーぽい、ちょっとしたお洒落をしてMacに向かう。
でも今日はだらだらと普段着で、なんとなく力もなく来年の年賀状が出来上がった。
これではいけない、と思って、最後は力を入れてエイ〜〜〜!

明日に表通りのプリントハウスにデータをわたしましょう。
来年になったら、このJPGを、この日のブログにアップしましょう。

#IMAGE|a0031363_6245014.jpg|201712/13/63/|mid|966|640#

http://keico.exblog.jp/20629923/
2015年1月1日 木曜日
未年の新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。
平成27年1月1日(木)  未年 元旦  曇り

http://keico.exblog.jp/21951315/
2015年12月18日 金曜日 晴れ
久しぶりに<デザイン工房 プレジールドゥヴィーヴル>のオープンで年賀状を
このブログに今までの歴史がいろいろ書いてありました。
申年年賀状
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葉書の方は、十月に嵯峨釈迦堂のふくみ先生のアルスシムラ総会の会場の廊下でふ目にとまった
猿の板絵を枚だけ撮ったのを使うことにした。
(左下は一言手書きで)


 メール用の横長は、十二年前に使ったデータのままで、申年元旦に変えただけと横着を決め込んだ。
シャペルフジタのマリア様の写真が好きなこと、同じ時にシャンパーニュ地方で撮ったシャルドネの
葡萄の上で二匹の猿が葡萄とワイングラスをもって遊んでいる吹田泰啓さんのイラストが
気に入っているから。
いずれも自分が撮った写真で、これは二十数年前からの恒例になってしまっている。

http://keico.exblog.jp/1742762/
2005.03.13
レオナルド・ダ・ヴィンチ 最後の晩餐で年賀状を
 
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http://keico.exblog.jp/23512609/
2016年12月29日 木曜日 晴れ
何も出来ないままあと二日を残すだけとなってしまいました



by pretty-bacchus | 2017-12-10 23:58 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(2)

松川玉堂先生の三十回目のお習字でした。
2017年9月28日 木曜日 晴のち曇りのち小雨

 八月入院騒ぎでお休みさせていただいてしまったし九月も一度おやすみで久しぶり!
先生との久しぶりのお話しに花が咲いて嬉しい半時。
書海社の会報もすでに九月になっていて、早速に楷書のお稽古。 <連山若波濤>。

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 松本芳翠先生の「草書千文字」(60) のお稽古のあとは、松川先生が来年の展覧会のために
お書きくださった半切の中からの六文字のお稽古。
ぐずぐすしている私の手を遠くからご覧になられて、“はい、いらっしゃい”。
大ききお書きくださったのは<識>の一文字。すばらしい!

 数枚書き終えた頃に、先生のいつもの“、見せてください”。
困った、まだようやく形を書けるようになっただけなのに、、、、。
それなのに、“いいね、なかなかいいですに!”と二重丸をいただいてしまって、困った〜〜。
それでも喜んで記念写真?

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            (先生のお手本が左手に下がってしまってすみません)

 久しぶりのお稽古で三人ともがっくりと疲労困憊なのに、八十歳をすぎている先生はお元気!

 降り始めた雨のなかを送っていただいて家路につきました。
 〜〜〜〜
http://keico.exblog.jp/237396195/
平成29年7月27日 木曜日 曇り お習字
松川玉堂先生の二十九回目のお習字でした。

http://keico.exblog.jp/237133097/
2017年6月29日 木曜日 曇り お習字の日でした
松川玉堂先生の二十八回目のお習字の後はパリへ帰る友人と懐石みちばさんへ

http://keico.exblog.jp/23917324/
2017年5月25日 木曜日 曇り後雨 お習字の日
松川玉堂先生の二十七回目のお習字でした

http://keico.exblog.jp/23864196/
2017年5月4日 木曜日 曇りのち晴れ
松川玉堂先生の二十六回目のお習字でした

http://keico.exblog.jp/23847978/
2017年4月27日 木曜日  曇りその一
松川玉堂先生の二十五回目のお習字でした

http://keico.exblog.jp/23773215/
2017年4月4日 火曜日 晴れ 花曇り
松川玉堂先生の二十四回目のお習字のあとは卯月のご馳走

http://keico.exblog.jp/23696840/
2017年3月3日 金曜日 お雛祭り
松川玉堂先生の二十三回目のお習字でした

http://keico.exblog.jp/23617604/
2017年2月9日 木曜日 
松川玉堂先生の二十二回目のお習字でした
雪から霙 松川玉堂先生の二十二回目のお習字

http://keico.exblog.jp/23586224/
2017年1月26日 木曜日 晴 お習字
松川玉堂先生の二十一回目のお習字は<千字文>と<平成>の文字

http://keico.exblog.jp/23545257/
2017年1月10日 火曜日 曇り後晴れ お習字
松川玉堂先生の二十回目のお習字は<寿>の文字ではじまりました

http://keico.exblog.jp/23497583/
2016年12月22日 木曜日 晴れのち曇り、夜半に雨 お習字
松川玉堂先生の十九回目のお習字は友人の誕生日でした

http://keico.exblog.jp/23482125/
2016年12月15日 木曜日 晴 十六夜月 松川玉堂先生の十八回目のお習字
松川玉堂先生の十八回目のお習字のお稽古でした

http://keico.exblog.jp/23483757/
平成28年12月10日(土) 晴れ
(遡って)宮内庁職員の文化祭美術展に
(2016年12月10日 土曜日 宮内庁職員の文化祭美術展)

http://keico.exblog.jp/23436052/
2016年11月30日 水曜日 お習字
松川玉堂先生の十七回目のお習字はシンガポールの国旗に迎えられて

http://keico.exblog.jp/23359089
2016年11月10日 木曜日 晴れ お習字
松川玉堂先生の十六回目のお習字は、黙々と孟浩然の「春暁」

http://keico.exblog.jp/23327152/
2016年10月27日 木曜日 曇り 十五回目のお習字の日
松川玉堂先生の十五回目のお習字の日、孟浩然の「春暁」

http://keico.exblog.jp/23291023
2016年10月14日 金曜日 晴れ
初めての半切の書、孟浩然の五言絶句「春暁」をながめて

http://keico.exblog.jp/23289894/
2016年10月13日 木曜日 曇り お習字
初めての半切の書は、孟浩然の五言絶句「春暁」

http://keico.exblog.jp/23277038/
2016年10月8日 土曜日 曇りのち夕焼け
<第十九回書海社同人選抜展>で松川玉堂先生の『秋風引』を観る

http://keico.exblog.jp/23239888/
2016年9月22日 木曜日 雨のち曇 書道の日
十三回目のお習字は、<千字文>の内から<仁慈隱惻 造次弗離>

http://keico.exblog.jp/23212278/
2016年9月8日 木曜日 曇りのち夕方豪雨
アップルワールド>錦織圭テニス>十二回目の書道>大雨の坂下門外へ

http://keico.exblog.jp/23160245/
2016年8月25日 木曜日  晴れ お習字 大川や
十一回目習字は初唐の三体大家一人虞世南の <禪林句別集>の一節<景福降聖徳遠>

http://keico.exblog.jp/23108744
2016年8月13日 土曜日 晴れ お盆の迎え火
十回目のお習字は楷書の配置と草書のお手本

七月十四日の九回目のお習字はまたブログがかけていません。
(靖国神社へ)

http://keico.exblog.jp/22939256/
2016年6月23日 木曜日 雨のち曇り お習字の日
八回目の書道は、杜甫の「飲中八仙歌」のうち道逢曲車口流涎

http://keico.exblog.jp/22894545/
[2016年6月9日 木曜日 早朝小雨のち曇り
七回目の書道は、杜甫の七言古詩「飲中八仙歌」の説明とお稽古

http://keico.exblog.jp/22853968
2016年5月26日 木曜日 晴れ お習字
六回目のお習字の午後はドクダミに送られて

http://keico.exblog.jp/22810266
2016年5月12日 木曜日 晴れ
二週間に一度の書道は、今夜は六時からだった。
前回に続いて、
杜甫の詩、七言絶句<飮中八仙歌>の最初の八仙賀知章の下りを行書でお稽古。
<知章騎馬似乘船>
(八仙の一番目は)賀知章のことで、(酔って馬に乗れば)船に乗っているのに似ており、
ゆらゆらと揺れ 、、。

http://keico.exblog.jp/22764522/
書道四日目の後はミッドナイトイントウキョウ
2016年4月28日 木曜日 曇り後小雨 お習字

http://keico.exblog.jp/22722933/
2016年4月14日 木曜日 晴れ
まだ明けきれぬ日の出時間前にオナガがやってきます 

http://keico.exblog.jp/22646521/
2016年3月24日 木曜日 雨のち曇
午前中は病院、夕方からは<書道>の二回目、夜は魚にワイン

http://keico.exblog.jp/22596326/
2016年3月10日 木曜日 雨 のち曇り
染めと織りのお教室の後は、古希の手習いで再び書道を

http://keico.exblog.jp/22476467/
2016年2月15日 月曜日 曇り
久しぶりに墨や硯の世界に遊んで、、、


More>>松川玉堂先生のお稽古の記録はmoreに


More>>松川玉堂先生のお稽古の記録
by pretty-bacchus | 2017-09-28 23:58 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(0)

最終日に<レオナルド×ミケランジェロ展><イタリアが生んだ2大天才の素描とは?>を鑑賞
2017年9月24日 日曜日 晴れ 三菱一号館美術館

 七月から三菱一号館美術館で行われていた<レオナルド×ミケランジェロ展>
<イタリアが生んだ2大天才の素描とは?>
が今日が最後とわかったのは、午後遅くだった。
しまった〜〜〜ご招待状をいただいていたヴェルニサージュもいかれなかったし、入退院騒ぎとか暑さとか
いろいろあった夏だったので、すっかりわすれてしまっていた。

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 レオナルドダヴィンチ展は、二十年ほど前にフィレンツェのウフィッチ美術館の特別展で満喫していたが、
ミケランジェロ展はあまり機会がなかったので、観ておきたかった。
取るものもとりあえず出かけてしまった。

 午後四時だったが、最終日で長蛇の列。
それでも二十分ほどで入場できて、最後の六時まで鑑賞することができた。

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二十三歳が違う二人のルネッサンスの巨匠がどんなふうに関連したかもわかり、とても有意義な展覧会だった。

七十数点が来日していたというが、大きな作品は数点で、あとは素描が光っていた。
ルネサンス期では、自然に則ってデッサンすることは、各芸術の基本中の基本であり、
決して軽んじることの出来ない大事なものと位置づけられていたのだそうで、素描そのものが作品としての
価値を持つほど重要な価値をもっていたのだそうです。

レオナルドは「画家は、まず優れた師匠の手になる素描を模写することに習熟しなければならない」と述べ、
「素描家よ、君が立派で有益な修業をしたいと思うなら、じっくりと素描するようにせよ。
さまざまな明るさを持つものの中で、どの部分が第一の明るさであるか、同様に、影の部分では
どの部分が他よりも暗いか、また光と影がどのような仕方で一緒に混じり合っているのかを判断し、
両者の分量を互いに比較してみること。」という言葉を残しているそうです。
またミケランジェロは弟子のアントニオに「毎日デッサンしなさい」と言っていたそう。
 
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             (二階にこのコーナーがあり写真を撮れました)

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 二人の《レダと白鳥》が並んで展示されていて、その寓意の違いなどがおもしろく、
今回の展覧会への高橋館長の思いにふれたように感じました。

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レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく 《レダと白鳥》
1505-10年頃 油彩/板 ウフィツィ美術館
©Firenze, Gallerie degli Uffizi, Gabinetto fotografico delle Gallerie degl

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             ミケランジェロに基づく 《レダと白鳥》

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               《大鎌を装備した戦車の二つの案》

レオナルドもミケランジェロも技師として仕事を依頼されることが多く、戦争の多い時代には
むしろそちらが主要なこともあったという。
本作はレオナルドが考案した兵器ですが実現せず、ここでは馬車で大鎌を回転させ敵兵を
なぎ倒していく様子が描かれている。
(1485年頃 ペンと褐色インクの淡彩、金属尖筆の跡/紙 トリノ王立図書館
©Torino, Biblioteca Reale)

(ウフィッチ美術館で観たこの馬の絵の一部を拝借して午年の年賀状に載せたのは十三年前かしら?)
http://keico.exblog.jp/1742762/div>2005.03.13
レオナルド・ダ・ヴィンチ 最後の晩餐で年賀状を
 
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レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、やはり最後の晩餐。ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
にあるこの作品だろう。修復が完成した2000年の暮れにさっそく訪ねた。
翌年は午年だったので、ダヴィンチの戦闘場面にあった馬の絵をつかって年賀状にした。)

 三階から二階へ、さらに一階へ降りるとそこには、
ミケランジェロ・ブオナローティの未完作品、十七世紀の彫刻家の手で完成された
十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)》がどんとたっていました。
顔の部分に黒いが現れたために制作途中で放棄されてしまい、未完成のままの《キリスト像》は、
注文主であるヴァーリが貰い受け、邸宅の中庭に設置されていたが、その後子孫によって売却され、
長く行方不明となっていたのだそう。2000年になって、ローマ郊外の小都市バッサーノ・ロマーノにある
修道院に納められているキリスト像が、ミケランジェロによって手がけられた本作品であったことが
明らかとなったという作品。

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十七世紀初めには完成された形でローマで売りに出されていた記録があり、このころまでに、
ミケランジェロ以外の彫刻家の手で仕上げられていたようで、制作にまつわる紆余曲折や、宗教改革、
第二次大戦などの危機を経て、数奇な運命をたどった作品だそうです。
(http://mimt.jp/lemi/02.html より)

 ここだけが撮影可能で、グルッと回って写真を撮ることができ、あとでゆっくりとディテールを
愉しむことができました。

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 二時間をしっかりと鑑賞するとさすがにぐったり。
途中に二階の廊下で休憩したときにはまだ外は明るかったのに、もうすっかり暗くなりかけて、
皇居の上の空が赤く燃えていました。
ほんとうに<秋の日は釣瓶落とし>です。

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http://keico.exblog.jp/23697981/
クラシックCDジャケットに使っていただいた写真の思い出
2017年3月4日 土曜日 晴れ

http://keico.exblog.jp/21951315/
久しぶりに<デザイン工房 プレジールドゥヴィーヴル>のオープンで年賀状を
2015年12月18日 金曜日 晴れ



by pretty-bacchus | 2017-09-24 23:58 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(0)

松川玉堂先生の二十九回目のお習字でした。
平成29年7月27日 木曜日 曇り お習字

 松川玉堂先生の二十九回目のお習字でした。
前回は一回お休みだったので、今月初めてのお稽古。
先生の久しぶりのお話しのあとは、まず楷書で前回の岑參の<七層摩蒼穹><下窺指高鳥>に続いて
<俯聴聞驚風>、これは<遠山若波濤>と続く。
 
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 行書にうつったのに、三人ともなんだか疲れ気味で、あまり上手に書けずにしょんぼり、、、、
お元気なのは八十歳の先生だけ!

 帰りは銀座四丁目を通っていただいて車の中からミニ銀ブラ!<<(死言だそうです)

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(銀座シックスをみて、、、)

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(四丁目の和光通過は時計でわかる、、、、)

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(ほんとうに何年ぶりかでコリドー街を通ったら木槿が満開でした)







More>>松川玉堂先生のお稽古の記録
by pretty-bacchus | 2017-07-27 23:58 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(0)

松川玉堂先生の二十八回目のお習字の後はパリへ帰る友人と懐石みちばさんへ
2017年6月29日 木曜日 曇り お習字の日でした

 松川玉堂先生の二十八回目のお習字でした。
六月の第二週は、突然の事故でお休みになってしまったので、ほんとうに久しぶり。

 最初の半時はずっと、今回の連れ合いの緊急入院の話しで、
同窓の方々のお話に及んで、皆さんの消息を知ることになった。
松川先生も傘寿を過ぎて麻布高校の委員も引かれたようで、世代の移りかわりを
しみじみと感じますねえというお話になった。

 お話しのあとは、まず楷書で前回の岑參の<四角礙白日>に続いて
<七層摩蒼穹>、これは<下窺指高鳥>と続く。
そして行書は<           >

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#IMAGE|a0031363_03363618.jpg|201707/01/63/|mid|862|575#]
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  先生がお書きになられるのを拝見していると、いともすらすらと書けるように思えるのだが、
さて自分で書くと、これがなかなかむずかしい。
今夜は一時退院して生還した連れ合いの書く字がのがなかなか良かったようで、先生も
とても嬉しそう。
反して今日のワタシは全然ダメでどうしたことでしょう。

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(先生が書いてくださった今日の二文字は)


 六時までしっかりと学び、送っていただいてヤスヒロさんをピックアップして夕食へ。
画家の吹田泰啓さんは、お母上の一周忌で帰国してらしたが、それを終えられ京都のお寺さんにも参られて、
明日パリに発つので今夜は一緒にお食事。
<懐食みちば>さんで、銀座の街並みが見られるお席をおとりくださってので、今の東京の街とパリの街のことを
話しながら楽しい時がすぎていきました。

“ボンヴォワヤージュ! 次はパリであいましょうね!

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(銀座四丁目を通過)
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(銀座シックスが輝いている)

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(かねまつビルの前で。ハンディキャップの彼は杖をついているのです)

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(カエルが一杯のショーウィンドー)

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(一皿めはカラフルなオードブル)

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(ハモですね)

#IMAGE|a0031363_03384083.jpg|201707/01/63/|mid|862|575#]
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(このトマトの溶岩焼は美味しいですね、、、けいこさん)

〜〜〜〜〜〜〜〜
http://keico.exblog.jp/2401355/
巴里にての再会祝う豊穣の(サンテグジュペリ伯爵と再会)
2005.10月25日 火曜日 雨のち晴れ 巴里にて 

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パリの三つ星最高のレストラン<ランブロワジー>で、
サンテグジュペリ伯爵、支配人のピエール・ル・ムラック氏,と吹田恭啓画伯

<羊飼いはミレーの世界ね>と画伯言い
2006.01.19 写真展にて
ミレーの絵のようですね。と<br>
ラングドックの南は画家が愛した可愛い街がたくさんある。<br>
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<br>
パリと日本で活躍する画家吹田恭啓さん<br>

http://keico.exblog.jp/3225485/
静かなる 楽器は春を 奏でけり
2006.02.19
吹田恭啓さんは独特の静かな絵を描く画家である。
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<center><br>

http://keico.exblog.jp/4262526/
明けゆくや十六夜西に雨に消え
 2006年9月11日 月曜日

http://keico.exblog.jp/8797735/
“緊急地震速報、ドミニックフランス、シャトードゥティルガン2005
2009年8月11日 火曜日 曇り

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2015年12月18日 金曜日 晴れ




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by pretty-bacchus | 2017-06-29 23:58 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(2)

松川玉堂先生の二十七回目のお習字でした
2017年5月25日 木曜日 曇り後雨 お習字の日

 松川玉堂先生の二十七回目のお習字でした
一時のお話しのあとは、まず楷書で、岑參の<慈恩寺の浮圖に登る>から

四角 白日を 礙(ささ)へ,
  七層 蒼穹(さうきゅう)を摩す。
    下窺して 高鳥を指し,
      俯聽して 驚風を聞く。

松川先生がお手本をかいてくださる。

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(先生は衣更えをなさっていらっしゃる!)
今日は動画を撮ってみました。あとで載せておきましょう。

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 最初の一枚は形を学ぶように、二枚目が終わったところで、先生が、
“はい、見せてください”
“いいね、いいですね。貴女の字には潤いと深みがありますね!”
ひあ〜〜〜! 先生は生徒をこんなふうにしてお褒めになるのがお上手なのです。

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 草書に移って、恒例の千字文の松本芳翆先生のお手本から。
宮殿盤鬱(キュウウデンバンウツ)樓觀飛驚(ロウカンヒキョウ)
<圖寫禽獸>トシャキンジュウ<畫綵仙靈>ガサイセンレイ>に続き、
丙舍傍啟(ヘイシャボウケイ)甲帳對楹(コウチョウタイエイ)
 
 <天地玄黄 宇宙洪荒 日月盈昃 辰宿列張)>からはじまる千字文は、尽きるところを知らず。
 千字文はほんとうに素晴らしい<書>と毎回思う。
<千字文>はその名のとうり千文字あり、二百五十の四字一句からなる四言古詩。
南朝の梁 (502–549) の武帝が、文章家として有名な文官の周興嗣 (470–521) に
文章を作らせたものと伝えられる千字文。
皇帝の命を受けて一夜で千字文を考え,皇帝に進上したときには白髪になっていたという伝説がある。

 <千字文>は、まず「天地玄黄 宇宙洪荒」宇宙は果てしなく広いと、
当時すでに天地や宇宙のことろ論じていたのはすごい!
次は、日月盈昃(ジツゲツエイショク)辰宿列張(シンシュクレッチョウ)
じつげつはみちかたむき、ほしぼしはならびひろがる。

http://keico.exblog.jp/23276027/
2016年10月7日 金曜日 晴れ
昭和三十六年発刊の松本芳翠の<草書千字文>をヤフオクで落札
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(天地玄黄 宇宙洪荒 日月盈昃 辰宿列張)

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 お習字のあとはSさんのディナーミーティングに参加。
二世代若い彼らがどんどん成長していっている姿はほんとうに素晴らしい。
そしてこうしてご一緒させていただけることに深い感謝の一夜でした。



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2017年5月4日 木曜日 曇りのち晴れ
松川玉堂先生の二十六回目のお習字でした

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2017年4月27日 木曜日  曇り その一
松川玉堂先生の二十五回目のお習字でした

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by pretty-bacchus | 2017-05-25 23:58 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(0)