カテゴリ:☆Wine & Dineワイン&食事( 742 )

二十数年来のお寿司やさんで岩牡蠣とシャブリと秋刀魚を焼いていただいて、、、
2018年9月13日 木曜日 曇り

 二十年間だお世話になったすし秀さんが、改修工事で今月末でしばらく閉めることになった。
工事にもよるが十一月半ばまでかかり、その内装はすっかり変わってしまうという。
十一席の白木のカウンターの四席の小上がりとテーブル席は、もっと席数の少ないお店になるという。
どんなふうに変わっていくのかは楽しみでもあるが、
まだしっかりとしている網代天井も聚楽壁も無くなってしまうと思うと寂しき限り、、、。

 沢山の思い出のお寿司屋さん、、、沢山の素敵なお客様をご紹介いただいたり、、、。
二十年の間には鬼籍に入られた方々も何人もいらっしゃり、
ブログ内でこのお寿司やさんのことをひもといているが、沢山あってビックリ。


 今夜は生牡蠣のあと、秋刀魚をやいてくれて、あとは軽く握ってもらってお終い。
こうして気軽にこられるお店のままでいてくれればよいが、どんな風に変わってしまうのだろうか。

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この同じ三栄町通りにあった会員制のMといすお寿司屋さんは、
今はホテルの中に移って、ますます豪華な食事の宴が毎夜毎夜行われているらしい。
逸品一品にあわせてワインと酒が替わって出されて、それを好む有名人でいつも満席だという。

一方で自由にいただけないと離れるお客様もでているようで、Kさんもその一人。
食の世界も少しずつ変わってきているのだろう。
両極端の世界になってしまうかもしれないが、私たちはわたしたちの今
までの楽しみをそっとキープしていきたいな、、、。

〜〜〜〜〜
ある日のブログから

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昭和一桁生まれのダンディーな男性が旅立ちました
2015年12月16日 水曜日 曇り

 四谷生まれで、お仕事も近くで、お住まいも最後までこの界隈でらした。
散りゆく秋の街路樹に、ご冥福を祈りながら、、、、何度か書いたブログをひもといている。

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2015年2月2日 月曜日 晴れ
如月の寒い夜には人生の大先輩のお話をうかがって
T氏の出版記念会のあとに、またIさんとご一緒させていただいた。
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(道場御大と井上さんを囲んで、、、、)

男性二人の話は、またまたこの界隈の六十年以上まえのことをいろいろ。
八十五歳になられるIさんはほんとうにダンディー。
四谷生まれでお仕事の本社も四谷にあったそうで、同じく四谷生まれの連れ合いとはよく話があって、
二人ともほんとに愉しそう〜〜〜! 

その時の中学校は一中も三中も二つとも少子化で廃校になってしまっているのだとういう。
そろばん塾、お寿司屋さん、うなぎ屋さん、そしてなんと二月になってこの寒さの中に、彼は七十九年前の
二・二六事件のことを思い出しているという。
彼が七つの頃で、その時の銃弾の一部がつい最近まで、四谷見附から赤坂御所にいたる公園の裏の電信柱に
残っていたという。
Nさんのご母堂のこともうかがったし、いろいろと語り伝えていくことは大切なことなのだろう。

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(いつもはノーネクタイで超ダンディーで素敵なお召し物なのに、
今夜はレセプションでネクタイをしていらっしゃってちょっと恥ずかしそう、、、。)

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2015年1月20日 火曜日 晴れ
人生の素敵な先輩とご一緒させていただきました

 (四年前の十一月のスナップは、シャトー・ドゥ・ピゼイのボージョレヌーヴォーで乾杯!
道場さんとご一緒に。
この十数席のお店は食文化の香りでいつも一杯!)

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人生と料理の達人、道場六三郎氏との一時はワインで
2018年1月18日 木曜日 曇りときどき小雨


by pretty-bacchus | 2018-09-13 23:58 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)

ケンチャンの新宿のお店<すし 岩瀬>へ再度行ってきました。
2018年9月7日 金曜日 小雨 

雨があかって一瞬カーテンが染まり夕陽かしら?
借景のシデの木に、ヒヨドリがやってきて、キョロキョロ、、、。

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 二度目のケンチャンの新宿のお店<すし 岩瀬>へSさんと。
来週NさんTさんさんをお連れすることになったので、その相談と下調べ?

“こんばんは、、、、、 “いらっしゃいませ、、、、、
今夜は遅い時間だったので比較的静かだった。
高級すしやなのに、このお店の雰囲気はまことに良い。
友人も気に入っているのがよくわかる。

(最初は、二週間前に、、、)
二十年前のすし秀の見習いケンチャンは立派な親方になっていました。
2018年8月23日 木曜日 曇り 真夏日 その二

店主の気取りも意識過剰もなく、客に威圧感を与えずにわづかに緊張感だけ。
店主とスタッフは饒舌でもなく、かといって無口でもない。
小皿に載せられた魚の説明もさらりと、
時には手渡される特別ネタのニギリもタレのことをちょっと一言だけ、、、。

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お客様も皆さんそれぞれとてもリラックスしながら、食事を楽しんでいる。
お若い女性がiPhoneで写真を撮り始めると、ネタをかたむけて写真写りに応じている。
お客様はそれぞれお話に興じているが、回りの人の気にならないのはきっと音響が良いのだろう。

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 そして、ひさひざのこの癒されながらいただく嬉しい感じはナンなのだろう。
寿司屋は威勢の良い大将が多いが、こういう感じもありなのだと、妙に納得。

九席の幅広の白木のカウンターに箱根細工の小物のバランスがなんとも素敵だし、
その白木を水で汚さないように今夜のワインフォルダーはフォルダー内の特殊空間の空気で、
冷えたワインの冷たさがキープできるという優れもの!

今夜のシャブリは樹齢五十五年のヴィエイユヴィーニュで美味!
前回の甲州ワインよりも数倍旨い!
日本ワインは頑張っているが、まだまだ本場フランにの銘酒にはおよばないだろう。

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 おみやげに特製バラチラを作っていただいて、一つを高田さんにおとどけした。
“奥様とのお夜食にどうぞ!
サンテグジュペリ伯爵のクロモンタルバニーと一緒にお上がりください〜〜”

口あたりがまろやかで優しさ溢れるタンニンのこの赤ワインは、ワインだけでなくで飲むのではなく、
チラシとかと一緒にいただくのがとても美味しい。
カベルネフランとメルローとカベルネソーヴィニオンとマルベックの絶妙のバランスがすばらしく、
その芳香と優しさの奥に潜む造り手のパッションを感じながら、、、。
(その上とてもリーズナブルな価格!)

 お二人とも遅いお仕事なので、真夜中遅くにメールをいただいた。
“お寿司はなんてゴージャスな✨
私の大好きなウニまでいて (笑)美味しくいただきました。
ワイン!ワインもすごく美味しかったです。
美味しいもの大好き。
ほんとにいつもどうもありがとうございます😃”

嬉しいな! お二人で楽しんでくださって、、、。
今夜私たちも幸せでした。
皆さんありがとうございました。
 


by pretty-bacchus | 2018-09-07 23:59 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)

銀座のホテル十六階のバーで、ソル・クバーノというカクテルをいただきました。
2018年8月25日 土曜日 晴れ 銀座 猛暑日

 蝉がなかない朝だった。
せわしなくすぎていった週末だったが、最後はジャズピアノを聞きながらの一時をすごせて幸せ。

 ここ十数年は東京もホテルラッシュで、とくに東京駅界隈と新橋、汐留あたりにも
超高層ビルの一部がホテルになっている処が多い。
以前は新しいホテルがオープンすると必ず訪れていたのだが、最近はとんと横着をきめこんでしまっている。

 今夜は、銀座八丁目にある三井系のホテルの十六階に<カクテルかりん>へでかけることになった。
Gマネージャーのひとみさんには五年前の高田さんの会でおめにかかっていたが、あれから初めて。

 銀座随一の眺望をもつといわれる超高層ホテルのバー。
超高速エレベータで十六階に降りると左手にフロント、
右手に東京タワーがででんとかまえて見える!

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角をまがると左手の奥に設えがシックなバーが!
二段のぼって中へ。
おお〜!
立派な一枚板のバーカウンターがずっとつづき奥にはピアノが。
反対側に数卓の席がみえる。

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(新橋から、遠くは大手町のビルマッド見渡せる、、、、)

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(マネファーのヒトミさんはなんとも雰囲気があって素敵!)


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<かりん>という名の由来は、樹齢700年の“花梨”を使用していることからということは後からわかったが、
内装は骨董的なこった和物のインテリア−小物や掛け物が、それとなく飾られていて、
普通のホテルのバーとは思えない、一クラス上の雰囲気と重厚な空気感をかもしだしている。

ゆったりとしたソファー椅子になかなかよくて、ツレアイも満足の様子。
老い先が短いのですからと、最近はできるだけ一緒にでかけて、
バーにもあまり飲めないツレアイも一緒することにしている。

 カウンターから眺める十六階からの銀座の夜景を前にして早速にカシャカシャ!
ユニフォームのひとみさんと二人の男性バーマン。
多からず少なからずがなんともいい!

 少しお洒落なカクテルをお願いしたら、生まれて初めての味わいのカクテルが!
グレープルルーツにラムを少々というソル・クバーノというカクテル。
Sol Cubanoと綴り「キューバの太陽」という意味なのだそう。
いくつになっても新しい味わいはなんとも嬉しい。

 白ワインと赤ワインもいただいて、トリュフのポテトチップとピッツアがおつまみ。
途中からピアノ演奏が入って、晩夏の一夜がすぎていきました。
 ありがとうございました。

〜〜〜〜〜〜

 バーマンユニフォームもすてきだったが、五年前の彼女は着物姿で素敵だった。
週に一度くらいはお着物デーになさってくだされば良いですのに、、、。

〜激動の一世紀を今宵一夜で〜
2013年12月23日 月曜日 晴れたり曇ったり 天皇誕生日

高田さんのバーBの一周年、クリスマスイヴのイヴに、1904年のバーアルマニャック・フランシスダローズから、
1995年のシャトーラツール、2008年までの銘酒と味わおうという志向だった。
〜激動の一世紀を今宵一夜で〜
Ce soir, le siecle fluctuant dans une nuit 1904 ~ 2008
〜バーB一周年記念 クリスマスイヴのイヴの宴〜

a0031363_15125776.jpg (なんとも粋な後ろ姿はKさん。グラスを持ってすっと立つ姿は素敵!)

by pretty-bacchus | 2018-08-25 23:58 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)

ルコラと葉物野菜採取のあとはルマーカさんでプロシュートとパスタと、、、
平成30年8月24日(金) 金曜日 風雨のち晴れ 十三夜

 台風一過、日本中が真夏日だったよう。
真夜中の木々を揺らしていた風もやみ朝には晴れたが、暑さは変わらない。
こうしてまだまだ残暑が続くのだろうか。

 一週間ぶりに水耕栽培の葉野菜とルコラをいただきに御苑近くまで。
この時は必ずルマーカさんで食事をいただくのがあたりまえとなってしまっているが、とっても嬉しい。


 いつもの自家製のプロシュートの美味しさは、なんとも美味。
さわやかな口あたりのあとに上ってくる香りと深い味わいは、
本場イタリアのパルマも、スペインのそれもかなわないだろう。

生ハムのお供は今夜はメロンではなくイチジク。


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(モン三ミッシェルのムール貝はスパゲッティーニで!)


いつも熟した食べ頃をつけあわせるのも狩野さんのすごさ!

 今夜のワインはシャトー・ドゥ・ティルガンの赤2015.
ほろ酔いかげんでの帰り道には十三夜の月が笑っていました。

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by pretty-bacchus | 2018-08-24 23:58 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)

二十年前のすし秀の見習いケンチャンは立派な親方になっていました。
2018年8月23日 木曜日 曇り 真夏日 その二

 お寿司屋さんは、ここ二十数年は主に秀さんのお店になっている。
この地に住むようになって三十数年、初めの頃は昔お世話になって<福寿司>さんとかにも通ったが
、錠二さんが亡くなってからは、近くの家の近くの中澤さんの<すし匠>さんにも何度かは行ってみたが、
結局<すし秀>だけになってしまった。

その食材と味の良さと美しさは、あの道場御大に“大観の絵のようだね”といわしめ御大も時々いらしている。
十一席の白木のカウンターは二十三年の時を経ても美しく、数年に一度塗り替える聚楽壁もきれいなのに、
この秋には二ヶ月をかけて大改装をすることになったよう。

先だって、“わたしたちその間はどうしましょう、、、”と何気なくきいたら、
“ケンジの処へいってやってくださいよ”と。
Kちゃんが最近気に入っていると聞いていたので、
善は急げで、さっそくに席をとっていただいてでかけてみた。

 ケンチャンこと岩瀬健治さんは、二十三年前の秀さんのお店の最初の頃から(その頃の言葉で子ぞっこで)
何年も修行をしていた可愛い若い衆だった。
幼い頃から鮨職人を志す人が多い中で、彼は二十歳を過ぎてから「鮨」に惹きつけられて
まずは秀さんの<すし秀>で修行を開始したのだ。
七年後には、西麻布<すし匠まさ>、青山<すし昴>という名だたるすし匠系の名店で腕を磨いた後に
2012年独立して店をだし、昨年春に今の路面店のお店を出すに至っている。

 八時半頃からのお席が可能ということで、ゆっくりでかけた。
ガラリと扉をあけられてびっくり!
楕円形の大きな白木の美しいカウンターは満席。
<匠>の技をどこからでも見られるよう設計されたようなカウンターは全部で九席。

“お久しぶりです〜〜〜。
<すし匠まさ>の時以来だから十数年ぶり。
一番右の角のお席をとってくれていたようで、店主ケンチャンの目の前でなんだかき恥ずかしい、、、。。

 他の皆さんは和気藹々とお酒を飲み語らっていて、カップルの方、三人ずれの方と
皆さんなんだかとってもイイ雰囲気!
 
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(ねた箱に埋め込まれているのは箱根細工。
けんちゃんは箱根の出身です。
左のお皿はお隣の方ので、私たちはまだ始まっていません、、、、)


 軽い突き出しのあとに、まず「かすご」、旨い! とツレアイ。
それからは、おつまみ系の肴と、にぎりが交互にだされて飽きさせない。
手元の小さなシャリ鉢が裏方から出されて次々に変わってくるのは、ネタにあわせて
米酢と赤酢を使い分けているということがすぐわかった。
随時おろすワサビの香りも練り加減もとても良い!煮切りもいい。


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 旬のシンコ、金目鯛、秋刀魚、本鮪、玉子、佐島の蛸、小鮎、鰯、車海老、
イクラご飯、馬糞うに、浅漬けザーサイ、水茄子、穴子焼き、エトセトラ、、、
蜆のスープ、デザートまであっというま二時間弱で、おそらく三十かん弱をいただいてただろうか。
最後に熱いほうじ茶をいただくのが好きなことも覚えていてくれて感激!


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(大間の鮪が見事! プレゼンも上手だ。)

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(めずらしい蛸のシラスをみせてくださった)


いつまでも昔の思い出があるので、気安くケンチャンケンチャンとよんでいたが、
もう彼は四十三歳になっていて、予約がとれない名店の親方になっているのだ。

“自分は覚えが悪くて、この歳になってしまって、、、”と、言い訳をしながら、
カウンター全員の話しに上手にのってお相手をしているのは、秀さんのワザ<技>を引き継いでいるのだろう。
握りとつまみを交互に出すスタイルの寿司の供しかたは、すし匠の中澤さんのそれ。
(中澤さんは一昨年から、ハワイに店と構えて日本を離れてしまったが)

“楽しい店にしたかったんです、、、。鮨を楽しんでもらって、ゆっくりと会話を楽しんでほしいとおもって、、、と、
昔のはずかしそうな笑顔がこぼれて、、、、私は思わず拍手!
お客様に威圧感を与えないこのさりげなさはとても素敵!

 ワインを飲みたくてお願いしたが、気にいったのがなかったので、久し振りに日本酒をいただいてしまった。
すし秀さんだけにしかない、郡山の銘酒「穏」があって、師弟の交友をかいまみて納得。

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(お土産の薔薇チラシの準備、、、、)

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(渡したもお願いしました)

 昨今は完全二部制のお店が多いそうだが、ここは時間がかぶっても大丈夫なようで、それもイイ!
そして値段もとてもリーズナブルで、銀座や青山だったら倍もするだろう。

着物姿の女将がいるが奥様ではない。
身内を女将にすると、家内のごたごたが絶対にでてしまって、お客様に不快な思いを与えてしまうことがあるから
それはしないというのは、最初に修行をした秀さんの教えだろう。

 丁稚で修行を初めて二十数年後のこの姿はなんともすばらしく嬉しく、
最後は手を握ってわたしは涙ぐんでしまった。

ケンチャン、おめでとう!ますますのご発展を!
今後とも老人になった私たちをよろしくお願いいたしますね、と
お店をあとにしたのです。

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by pretty-bacchus | 2018-08-23 23:59 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)

黄金桃とベリーニに昔のヴェニスのハーリス バーを想いだして
2018年8月18日 土曜日 晴れ アジア大会

 蝉がなかない朝。
日の出が五時をすぎるようになった。

 今年もまた果樹園かねよさんの令子さんから黄金桃をいただいた。
毎年のなんともいわれぬ楽しみはもう何年も続いている。
もともとはシャトー ドゥ ピゼーのボージョレヌーヴォーのご縁。

ワインの葡萄を造る大変さ、果樹園のリンゴや桃を育てるご苦労がフランスと日本で重なっているようで、
自然の厳しさを乗り越えて収穫された果物やワインをいただく嬉しさはお互いに大きくなるのだろう。
レイコさんの果樹園では、晩秋のリンゴの収穫のあとは、シャトー ドゥ ピゼーの新酒で乾杯をなさっている。
なんとも嬉しい五穀豊穣の催しで、日仏交流にも一役かってくださっている。


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造り手パスカルデュフェートルの六月の来日時のレセプションでは、レイコさんは、
今勉強中のフランス語でご挨拶をなさってくださりパスカルと皆さんを喜ばせてくださった。

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 黄金桃は長野県の池田氏が川中島白桃から育成選抜した品種だそうで、
なんともいわれぬ高貴な香りとお味が魅力的。
黄黄緑→黄色→オレンジ色→黄金色と変化する楽しみととともに、
完熟したトロッとした食感がなんともいえない

 無農薬で無袋の栽培なので、いろいろとても大変にちがいない。
日々のお天気に一喜一憂しながら果実と会話を重ね、実りに感謝を込めて収穫をなさる。
果樹園の方々のご苦労が思われる。
厳しい自然の営みを人々の手と愛で守り抜いた今年の初収穫の<はなもぎ>の黄金桃。
今年は猛暑のあとに雨はあまりなかったので、
それはそれでご心配であったよう。


 もともと数がすくない黄金桃なので、ほんの数人の友人には果樹園から直送していただいて、
家についたのはお隣と友人にお裾分け。

 夜には、これも好例となっている名バーテンダー高田さんのベリーニをいただきに夜半に赤坂のバーBへ。


 まずは薄く剥くいてくださって、実と一緒に皮もいただく、、、、。
完熟で収穫された桃の楽しみは、えぐみがなく優しい香りと、黄金桃の濃厚な味を満喫できる。

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シャンパングラスを冷やしている間に、高田さんは桃を丁寧に裏ごしにかけていく。
“しっかりしていて強い香りが裏ごしの時になんともいえませんね、、、、
“軽い酸味があってシャンパンがおいしいをひきだしますね、、、

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そして、丁寧に器に移してシャンパンを注ぎ、、、、、、








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そして冷えたグラスに、あまり泡が移らないように、、、、、、
(もちろん氷は捨ててから、、、)

シロップを入れるのは好きではないので、辛口ちゃんパンだけで、

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ご一緒にどうぞ!
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こんな素晴らしい状態の桃をこんなに手をかけてベリーにしていただくってなんて幸せなことなんでしょう!
なんと素晴らしく贅沢なんでしょう!

 一年をかけて自然の厳しさと戦いながら果物を育てるのはどんなにか大変でしょうね、、、、と頭を垂れて、
バーマンも飲み手も<お初もの>に感謝しての一時、、、。

 今夜はピッチャー菅野が四度目の完封で巨人が勝ってご機嫌のツレアイも一緒にきてくれて、
あまり飲めないはずなのに、その美味しさにグググッと一息に!

最後はやはり赤ワイン!
ヴィッラヴィーニャマッジオのグランセレクションでした。

晩夏の一夜に感謝して、、、、、。

〜〜〜

ベリーニは、ピューレした白桃にスプマンテ・プロセッコか辛口スパークリングワインと
グレナデン・シロップがレシピにカクテル。

 ヴェネツィアのサンマルコ広場の近くから一本入った細い道の角にあるハリーズ・バーのオーナー、
ジュゼッペ・チプリアーニが、1948年にルネッサンス期の画家ジョヴァンニ・ベリーニの展覧会の際に
作ったのがはじまりで、鮮やかなピンク色はベリーニの絵画をイメージしたものとも言われる。
 
  ヴェニスに行くたびに必ず訪れてぐっと一杯!
ジュゼッペ・チプリアーニさんに何度かおあいしたことがある。
ここのオジサン達との会話も楽しいし、パスタも最高。
もう四十数年前のこと!

そのハリーズ・バーが
1970年代初めにニューズウィークで大きく取り上げられたことがあった。
その時にニューヨークのプラザホテルの広場の前の角に
ニューヨーク店を出したのだった。

その頃パリに駐在していた私は、パリ>ニューヨークを三時間四十分のコンコルドに乗って
<ベリーニ イン ニューヨーク>を味わいに行ったことがあった。
ホテルはもちろん目の前のプラザホテルのスイート!
(なぜってこのホテルチェーンに日本代表のYさんが特別にとってくださったのです)

今思うとまったくあきれてしまうようなことですが、そんな時代もあったのです。

https://keico.exblog.jp/19868522/
十九年前のパリ、ヴェネツィアのハリス バー
2014年6月03日 火曜日 晴れ

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             (28 August 1996, venezia)ヴェネツィアのハリスバーにて)

〜〜〜〜〜〜

桃にシャンパンでベリーニなのに、どうして桃に白ワインのカクテルはポピュラーではないのかしら?
と思って樹齢五十年のヴィエイユヴィーニュのシャブリでつくってもらったことがありました。

https://keico.exblog.jp/16151935/
黄金桃で特別カクテルとベリーニを
2012年9月8日 土曜日 晴れ

http://keico.exblog.jp/13089212/
2011年7月15日 金曜日 のブログ
満月、そして誕生日でした。 

http://keico.exblog.jp/8882666/
2009年8月28日 金曜日 晴れ
夕陽と蒼いお堀と月、「ゴーギャン展」の後はベリーニで

http://keico.exblog.jp/5961405/
2007.08.05 日曜日 晴れ  
暑ささけ 思い出写真と 日曜日

果樹園のレイコさんからご丹精の黄金桃が届きました
2017年8月17日 木曜日 雨のち曇りほんの一時小晴れ

http://keico.exblog.jp/23103415/
猛暑にはオナガのチュッチュと川中島の黄金桃
2016年8月10日 水曜日 晴れ 猛暑

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More>>>ブログ内の黄金桃とベリーニのいろいろ
by pretty-bacchus | 2018-08-18 23:58 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)

秋刀魚と岩牡蠣の後は真山仁の<ハゲタカ2.5 ハーディ>
2018年8月17日 金曜日 晴れ 涼しくなった一日でした

 今年は秋刀魚が少なく高いという。
家で焼かなくなってもう何年になるだろうか。

近くの魚料理のお店で毎年いただいていたが、
今年はT先生と一緒に、お寿司屋さんでいただくことができてとっても贅沢だった。

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 お盆休みは結局一週間ダラダラモードになってしまったが、すでに阿部龍太郎の<信長はなぜ葬られたのか >、
真山仁の<バイアウト>上巻下巻につづいて、その次の作品<ハゲタカIV グリード>上巻下巻と六冊を読破した。

 体調もだいぶ良くなってきたし、さてそろそろ通常モードにもどさねばと思っていたのに、またまた
<ハゲタカ2.5 ハーディ>をダウンロードしてしまった。
今回はハゲタカの番外編のような感じで、主人公は<ハゲタカ><バイアウト>にも少し登場する
日光ミカドホテルの元オーナー松平貴子と謎の中国人美女・美麗を主役にした物語のようだ。

ミカドホテルは世界的リゾートグループであるリゾルテ・ドゥ・ビーナスの傘下におさまっていて、
それを取り戻すストーリーのようだ。鷲津政彦はあまり出てこないよう。

 八十年代にフランスのホテルチェーンの日本代表を六年間務めたワタシには興味津々。
またまた朝まで読みふけってしてしまいそう。
困ったことだ、、、、。



by pretty-bacchus | 2018-08-17 23:58 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)

水耕栽培のお野菜はグリーンリーフ、フリルアイス、ロメインレタス、わさび菜そしてルッコラ!
2018年8月7日 火曜日 曇りで雨模様

 新宿御苑の北側の神社近くの<植物野菜工場?>で水耕栽培の葉もの野菜を
いただくようになって三ヶ月弱。
今では週に二回もお願いしてしまっている。

グリーンリーフ、フリルアイス、ロメインレタス、わさび菜、レッドからし水菜、ブーケレタス、
そして大好きなルッコラ!
ルッあのコラの少しピリッと幸く苦みがあり、ほのかにゴマのような香りの野菜が大好き。
その昔何十年も前に、まだ日本にはないころに、イタリアから種を買ってきて、
ベランダで栽培したことがありました。
イタリアレストランのシェフに種をさしあげて喜ばれたことがありましたね、、、懐かしい思い出です。

 この植物工場では、水耕栽培を利用し無農薬野菜を生産していて、植物たちが静かに息づいていて、
注文があると摘み取ってくださるのです。
もともとはここの社長さんが、お子さんのために数年前に始めたようで、
最近では見た目のきれいさ新鮮さ、洗う時間の短縮、安定供給で欠品の心配がなくなったので、
ご近所や遠くのレストランやホテルのシェフのお客様もいらっしゃるよう。

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(特殊加工されたフィルムの袋にそれぞれいれてくださる)
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 五月におじゃましたときにいろいろお話しをうかがい魅せていただいたので、安心していただいている。
種を蒔いてから成長して収穫まで約一ヶ月かかるというからご丹精の葉もの野菜達。
植物工場の中は室温を21~22度、湿度は60%に設定しているのでかなり涼しいとか。

衛生管理を徹底しているので虫や雨風による痛みがなく、農薬を一切使わないので、
見た目もきれいな無農薬野菜を食べる事ができる。

太陽光の代わりのLEDと天然素材で作られた養分で野菜を作っているのだそう!
水耕栽培は、植物育成に最適な波長のみをLEDで照射できるので、
波長・光強度の制御により機能性成分ビタミン・βカロテン・ポリフェノールなど
豊富な品質の高い野菜が収穫でき、栄養素も制御できるので、
食事制限のある人向けの病院食野菜(低カリウム野菜など)にも最適なのだそう。

 さらっと洗って水を切り、あとはゲランドの塩とブラックペパーをさらさら、
そして最高のエキストラヴァージンオイルをたらりたらり、、、本場のバルサミコを少し、、、、。
ますますオウチゴハンが多くなってしまいます!
ありがたいことです。

https://keico.exblog.jp/238543892/
新宿御苑近くの植物工場で葉物野菜をたくさんいただきました
2018年5月23日 水曜日 晴れ オナガが遊んで
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(中では成長した処から採取していく、、、)




by pretty-bacchus | 2018-08-07 23:58 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)

極暑の週末にフランスのボルドーの哀しいニュースをみつけました
2018年8月4日 土曜日 晴れ

 寝たり起きたりしながら数日かかってやっと数枚のフランス語の翻訳が終わった。
二十数年前からフランス農務省認証機関であるエコセール
(ECOCERT)に基づいての、葡萄の有機栽培と発酵醸造についてだ。

 そんな時に、ワインジャーナリストのYさんのフェイスブックでショックが記事をみつけた。
ボルドーでのぶどう園のことで、
 <政府が農薬削減に力を入れているにもかかわらず、フランスの農薬使用量が、
二年間で12%も増加していることがわかった。ワイン業界でショックが広がっている。
 現地メディアが一斉に伝えた農業省と環境連帯移行省の共同声明によると、
農薬使用量は2014年から2016年の二年間で12%も増加した

 ボルドーでも十数年ほど前から、中国人系オーナーが増えていて、
今では140以上の中国人系オーナーがいると言われている。
そのいくつかのシャトーが、脱税やマネー・ロンダリングを行っているという。
また、偽物のワインもでまわっているというし、なんだか哀しいニュース。

 がっくりして、暑さにもすこしまいって、つかれてしまっている週末。

 真夜中すぐに変なメールが入った。
最近はスパムメールがときどききているが、これって?

すぐに友人に転送してきいてみたら、
<アップルミュージックでこんな高くないと思いますよ。せいぜい千円でしょ。
フィッシング詐欺メールかなー。開かずに削除ですね>
なにごともなければいいが、、、、。

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by pretty-bacchus | 2018-08-04 23:58 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)

猛暑の宵はシャンパーニュ&桃でベリーニを
2018年8月3日 金曜日 晴れ <危険な暑さ>三日目

 蝉がけたたましく鳴いている。
暑さに強いのだろうか?

 日本では<危険な暑さ>三日目の予報。
フランスではこの時期は、ヴァカンスに出る人、帰ってくる人で大混乱の頃。
その時期に猛暑注意報がでて、大変のようだ。

【フランス】【Attention Canicule !猛暑注意報】【ヴァカンス民族大移動】
https://naoparis.blogspot.com/2018/08/attention-canicule.html
https://naoparis.blogspot.com/2018/08/attention-canicule.html

スペインでも46度ということ。

記録的な熱波に見舞われたスペインとポルトガルでは、気温が46度を超えたという。

1977年にギリシャで記録された欧州での史上最高気温の48.0度に迫る勢いで、欧州各地では原子炉の運転休止も起き、影響が広がっているという。

https://naoparis.blogspot.com/2018/08/attention-canicule.html


 地球がどうにかなってしまっていて、とっても不安。
体調がいまいちで、歳かなって思うも、母の事の方がもっと心配。
なんとかこの暑さを乗り切って欲しい。

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 夕食後は久し振りに高田さんのお店へ。
熟れた桃でベリーニをつくっていただいてありがとうございます〜〜〜!
(ツレアイはアルコールなしのオレンジジュースを!)

今パリでは、日本酒の発泡酒でベリーニを作るのが静かに流行り始めているとか?
長い保存がむずかしい日本酒をパリのレストランでおくのはとても大変のようで、
日本からの日本酒デリゲーションが頑張っているよう。

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 パリから一時帰宅している友人は、息子さんと九州に旅行で
今回は東京に来てくれるのかしら?
どこにいてもこの暑さは大変でしょうね。
気をつけてください〜〜〜〜い。



by pretty-bacchus | 2018-08-03 23:58 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)