2019年 06月 13日 ( 1 )

トレビーノダアブルッツオ2001とバローロ1995のマグナム、それは土壌、風土、自然の恵み、造り手の情熱と愛の結晶です。
2019年6月13日 木曜日 晴れ
令和元年六月十三日

 日の出がますます早くなった。
あと一月もすれば初蟬が鳴き始めるだろう。
蝉の鳥たちも日の出時間の十数分前から動き出す。

 今朝も寝しなに借景の木々がざわついた。
白々と明けてきて、右の大きな木から正面のシデに木に
大きな鳥たちが飛んでいるのはわかるが枝の葉っぱでよく見えない。

突然にベランダの右端の半分枯れてしまった大鉢の木にきれいな鳥が止まった。
オナガだ!
細身の美しさからまだ子供か母親なのだろうか?
手元にカメラはないが、とりに行ったら気がついて飛び去ってしまうだろう。
iPadで数枚撮った。
汚れたガラスの向こうにもその姿は美しかった。

 午後にベランダのお掃除をした。宿根の朝顔も芽が出なかったからもうダメなのだろう。
去年の数鉢を撤去して今年にそなえた。


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 日の入りぎりぎりにまた木々が騒いだ。
なん羽もの鳥が右に左に遊んでいる。
ソファーから望遠でブラインド撮り。
やはりオナガだった。

 哀しいことがあった日もこうして緑と鳥たちに癒されるのはほんとうにありがたい!

〜〜〜〜
日の出入・月の出入 (東京)
 日の出 04時24分 : 日の入 18時58分
 月の出 14時40分 : 月の入 01時39分
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 夜はKさんとMさんとルマーカさんへ。
今夜はとっておきのワインを飲む会。

 数年前に亡くなったアブルッツオの仙人エドアルドヴァレンティーニ氏の
トレビーノ ダアブルッツオ2001と、今年の春に亡くなったバローロの銘酒を造った
ブルーノジアコーザ氏のバローロ1995のマグナム

 ひっそりといただこうと思ったのに、そのあまりにもの美味しさに、酔い心地でiPadでカシャッ!
フェイスブックでライヴ配信をしてしまって、ちょっと反省!

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 エドアルドヴァレンティーニさんは、二十数年前に世界で初めて取材をさせていただき
日経ムックに写真と記事を書かせていただいた。
十数年前に急逝なさってしまった。
世界でただひとり私の肖像写真家です、とおっしゃっていただき、
私がお送りした息子さんお孫さんと一緒の写真をもとに
イタリアの著名肖像家に書かせた絵は、いまではこの書斎の飾られているという。

以下のブログに書いている。
エドアルド・ヴァレンティーニ トレビアーノ
2006.04.08

 <世界で最も高貴な白ワインと言われ、世界中のワイン評論家をうならせている白ワイン。
 エドアルド・ヴァレンティーニ氏は『ワインのことは大地に聴け』と毎日畑にでかけ、
 ぶどうの木のつぶやきを耳にし、その心を理解することに心をくだいている。
 古代ギリシャの哲学書から学んだ醸造方で仕込み、その色合いは、
 緑がかった深く豊かな麦わら色。熟した果実味と香りの奥行きの深さは格別。
 かぐわしく豊かに凝縮した柑橘類の味わいと柔らかに感じる酸味。
 じっくりと熟成させて飲む唯一の重厚なトレビアーノ 。
 イタリアでもなかなかお目にかかれない、幻のワインで、特にこの2001年は、
 イタリアのワインオブザイアーに選ばれている銘品>

Edoardo Valentini エドアルド ヴァレンティーニさんが亡くなった。
2006.05.03

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Edoardo Valentini 冥福を 祈りて飾る 友のさけ
2006.05.04 木曜日 祝日

Edoardo Valentini 初七日に 交わせし手紙 手にとりて
2006.,5,05 こどもの日、母三保子の誕生日、そしてヴァレンティーニさんの初七日


 ブルーノジアコーザ氏を訪ねたのは前世紀の最後の頃。こちらもハルコさんと一緒。
畑の見学などの後に、ロエロアルネーゼ、バルバレスコ、バローロなどを試飲をさせていただいた。
聞かれるままに感想を言ったら、“私があった一番すばらしい日本女性です、と
しっかりと抱きかかえられたのを昨日のことにように覚えている。

 生前にお目にかかり、日本へ輸入させていただいたワインを、
こうして十数年後に友人達と味わえる幸せに心からの感謝の夕げでした。
お料理はカノウさんの肝いりのアンティパストミスト、自家製の生ハム、
アスパラガス、そしてトマトのカプレーゼ、関崎牛のラグーリゾット、
最期に子羊もいただいてしまいました。

美味しいワインでなんなのでしょう? という話しになりました。
土壌、風土、自然の恵み、そしてなによりも造り手の情熱と愛の結晶を
神様がオブラートで丸く包んでくれるのでしょう。
天地人のハーモニーなのです!

 途中の箸休めは? ソプラノ歌手でもあるミヤコさんのアリアだったのです。
ワインと食と友人とのステキなハーモニーの一夜でした。
ブラーヴァ!




by pretty-bacchus | 2019-06-13 23:58 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)