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遡ってパリの記録二日目 2008年12月16日
2008年12月16日 火曜日 雨のパリ遡ってパリの記録二日目 2008年12月16日_a0031363_21252852.gif

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予定を変えてほぼ一日PCとネット状況の為に格闘。
途中からレセプションのをつかわせてもらって、.macのメールだけを確認。

 夕方からJさんを訪ねて、久しぶりにご夫妻にごちそうになり、昔話に華が咲いた。
知り合ってからもう四半世紀もたっていて、お二人の結婚のテモアンだった。
一から始めて、巴里で成功している珍しい方々なのだと思う。

 その頃に活躍していた大先輩達の日本女性は、岸恵子さん、松本弘子さん、
そしてマダムマサコも時々日本からパリにいらしていた。
川喜多かしこさんは、いつもお着物ご主人といらしていて日本の誇りだな、、、って
密かにあこがれたりしまものだ。

そのなかに、ピエールカルダンのアシスタント&写真家を勤め、木村伊兵衛の通訳もしたりして、
その後四十数年にわたり片腕として活躍してきた高田美さんもいらした。
Jさんは彼女をよく知っていてそのお話しになった。

すでに90歳をこえていて、今は、ピエール・カルダンの経営するホテルの一部屋に住まい、
週に何度かはパリのアメリカンホスピタルから看護婦さんがきていて幸せな老後をおくっておられるという。
カルダン自身も少しだけ年下だが、まだご健在で、素敵な師弟関係が、こうして続いているのは、
なんとも嬉しいことである。

 今回の旅は、なんだか追憶に旅になりそうだ。
「舞踏会の手帳」のように、訪ねる男性はいないが、遥か昔からの友人たちとの思い出にしたるのも、
人生の節目にふさわしいかもしれない。

 雨の巴里の宵に、窓を開けてノートルダム寺院に手をあわせて、、
おやすみなさい。






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遡ってパリの記録二日目 2008年12月16日_a0031363_21291796.jpg (窓からは右側にノートルダム寺院)


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遡ってパリの記録二日目 2008年12月16日_a0031363_21313767.jpg (左前方には橋を渡っての右岸がかすんでいる)

by pretty-bacchus | 2008-12-16 23:59 | ♧JourneyAbroad海外2008 | Trackback | Comments(2)
Commented by yy2828yy at 2008-12-21 04:05
(こちらは)おはようございます(の時間です)。
数日、ことばもなく拝見しておりました。
人は忙しく歩いていても、基本はしっかりと変らない街。
私の理想とする1つの姿ではあります。
あの橋を渡りたい、歩きたい・・もう10年以上訪れていませんね・・

続報、続々報、日々たのしみにしております。
気温はどうですか?風邪など召されぬよう、ご自愛ください。
Commented by pretty-bacchus at 2008-12-22 10:40
yy2828yyさん、こんばんわ。いえ、お早うございますですね、、、

ネット環境が最悪なのですが、真夜中に、こうしてロビーで、キーボードをうっています。

昨日は暑く、今日はまたとても寒くなって震えています。


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