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蝉時雨に旅の思い出に酔って、、、、
2008年8月18日 月曜日 晴れ

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 蝉時雨が続いた一日だった。
週の始まりって感じで、妙に落ち着かない一日だった。

 いつも素晴らしい自然の美しさを活写してらっしゃる函館のゆうこさんに見ていただきたいので
昨日の薬師寺さんの写真を少し整理した。

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ゆうこさま、

 昨日書いた薬師寺さんの玄奘三蔵会大祭の祭事で、天理大の天平の伎楽曲で無言で演ずる水谷八重子さんの
「三蔵法師は、出たばかりのニコンD70で撮りました。
コンタックスのコンデジのあと、初めての一眼レフのデジカメでした。
今は友人のもとにいっていますが、とても発色がきれいな良いカメラだったと思います。

 この日は、日没頃に、恒例の万燈供養会で玄奘三蔵院伽藍一面に設置された灯篭に火が灯される
万燈供養が行なわれました。
青空が夕陽の染まる頃、灯火が灯され始め、とても荘厳な一時でした。

薬師寺さんのHPより
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お釈迦さまは涅槃に入られる前に、嘆き悲しむ弟子達に向かって「自らを燈明とし、法を燈明とせよ」と
最後の法を説かれました。燈明は法を求める人によって点ぜられます。玄奘三蔵は法燈を求め、
また自らの燈明をも灯し続けられました。そして、その法燈は中国から日本にまで伝えられました。
5月5日夕刻6時頃に皆様の心の燈明を一斉に献じて頂き、玄奘三蔵の法燈を広めたいと存じます。
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 薬師寺の東塔西塔の再建は、訪れる人の写経やこうした万燈供養会などの一年をかけての行事で、
民間からのお布施で長い年月をかけて実現したと聞きました。
僧侶の家族のボランティアのお手伝いもとても大変なようでした。

 天武天皇の御代からの「法相宗」大本山の薬師寺さんも、歴史の波にただよい大変な時代が続いたそうで、
元管主の高田 好胤夫人と村上太胤執事長にいろいろお話を伺いました。

 夕食は八重子さんにご一緒させていただきましたが、その場所に行くには、表門から入り寺のなかを
ず〜〜と突っ切って裏の門にでなければなりませんでしたので、観光客がいない静かな寺院内を、
ライトアップされた塔や館を拝見しながら、カメラを首にさげて、皆に追いつくのが大変でした。

その折りのスナップの何枚かをあっぷしておきますね、、、
玄奘三蔵院の平山画伯の壁画もあるのですが、これは通常は撮影禁止ですので、
ブログにアップするのは控えますね、、、

 初めて薬師寺を訪れたのは修学旅行でしたが、遠い昔の思い出です。

蝉時雨に旅の思い出に酔って、、、、_a0031363_632372.jpg

 (安田 暎胤管主のお話のあと格式ある儀式で読経が続きました)
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   (まだ空の青さが遺っている頃に灯が灯り始めます)
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  (この日の夕焼けはきれいでした)(
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(平成10ね年には世界遺産にに認定されている)
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  (ピントが後ろの塔にあってしまって、八重子さんごめんなさいです)

昨日の薬師寺大祭の水谷八重子さんの写真

 (追伸:いずれもスナップを撮るご許可を得ています)
by pretty-bacchus | 2008-08-18 23:59 | ♢Journey inJapan国内旅の記録 | Trackback | Comments(6)
Commented by Scottts at 2008-08-19 16:16
やはり十数世紀の歴史の厳粛さを感じます。
どの写真も美しいだけでなくその重厚さが表現されてますね。
そして八重子さんの貫禄はこの文化に負けていませんね。
Commented by おばさま@北海道・大沼公園 at 2008-08-20 00:02 x
素晴らしい写真ばかりでうっとりです。
夕焼けの写真がまた一段と素晴らしいですね。
有り難うございます。眼福を得させて頂きました。

私も2000年から何度か奈良を訪れています。
修学旅行であたふたと団体で訪れた所を丁寧に廻って・・・
黄檗山や平等院まで足を伸ばして・・・。
京都は外国の方をご案内したりで何度が行っていたのですが、奈良は2000年から再訪です。
また旅心が起きて訪れたくなりました。
薬師寺五重塔の見事な水煙をまた拝見したくなりました。

Commented by pretty-bacchus at 2008-08-20 01:22
scottsさん、こんばんわ。
この時は、八重子さんのお供をさせていただき、いつもとはひと味もふた味も違う一時をすごせました。感謝です。
でも奈良は何度訪れても日本人の心のふる里ですね、、、


Commented by pretty-bacchus at 2008-08-20 01:26
おばさま、こんばんわ。
こうして数年ぶりに写真を取り出しましたが、撮れる時に撮っておいて良かったな、、、、と、つくづく思います。

おばさまもずいぶんと足を伸ばされているのですね、その頃はカメラは何でしたのですか、、、、

昔、父が、亀井勝一朗の「大和奈良風物史」という本を買ってくれて、それが奈良への始まりでした。
あ〜〜私もまた旅心がうずきはじめています。


Commented by おばさま@北海道・大沼公園 at 2008-08-20 08:40 x
写真ってまた撮ろうはないですね。その時の光景はその時だけのもの。
「また」の時は「またの光景」とつくづく思います。

2000年頃はKodakのデジカメからミノルタのハイエンドデジカメDiMAGEの時期でしたね。
こんどは14-35mmF2.0SWDをお供にして行きたいと思います。
そうそう7-14mmも必要ですね。

奈良で歩き疲れたら天極堂でくずきりを戴くのが何時も楽しみ
そして大きな信楽の狸が置いてあるお蕎麦屋さんで手作りの陶芸を愛でながらお蕎麦を戴く・・・
奈良町でさるぼぼの下がった町屋を撮りながら散歩も見逃せません。

亀井勝一郎は函館出身の人で、ハリストス正教会のある元町地区に記念碑が建っています。

10月の道東の熊撮影を諦めたので奈良に繰り出そうかしら・・・。

Commented by pretty-bacchus at 2008-08-21 21:34
おばさま、こんばんわ。お返事がおそくなってごめんなさい。
おはさまは、奈良はお詳しいのですね〜〜〜!
次回にはくずきりやさんにいってみます。

亀井勝一郎は函館出身だったのですか、、、これも次回に記念碑を訪ねてみたくなりました。
旅にでたいですね〜〜〜!

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