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フランスの魅力を語る母に感謝 (2006年写真展)
2006.01.23

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月曜日だ。今週も忙しい。
先週の金曜日は一日休んでしまったので、少ししわ寄せが来ている。

つぎつぎと電話とビジットをすませて夕方事務所に帰った。

 お家元の新年のお茶事で東京に出てきた母から夕方電話がはいる。
時間ができたので写真展をみてくれるという。
ありがとうママ! 弟を一緒にすでに閉まった日仏会館に向かう。
一つ一つしっかりと見てくれて感想を言ってくれる。
85歳のママ。昨年風邪で入院してからすっかり年をとったが、まだシャンとしていて、
いつもはっぱをかけられている凄い母である。
「これはイイワネ! このアングルも好き、、、、
するどい視線は嬉しい。私が好きな写真は母もきにいったくれたようで嬉しい!

芳名簿に「なんと書こうかしらね〜〜〜。
敬子さん頑張りましたね、かしら。でも前回も同じ事を書いたかしらと、、、 
85歳の人がいう言葉ではない。

 ママありがとう。ホントウに、、、、ママがいてくれたこそ、今の敬子はあるの、
いつまでも元気で、このフランスの地方の魅力の写真展を見守ってくださいね。

 久しぶりに、ホントウに何年ぶりかで母と弟とお寿司をいただく。
父の思いで食の思い出に華が咲いて、久しぶりに親子水入らずの感無量で感謝の一時。

フランスの魅力を語る母に感謝 (2006年写真展)_a0031363_23305151.jpg


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 おばあちゃんが残した薄物の絣のコートを着て、カシミアの大判ショールを羽織り、
この厳寒にさっそうと一人で田舎から東京へ、京都へ一人で歩く母。

 志村ふくみ氏先生には比ぶべくもないが、ひとつの歴史を創った人であろう。
戦後のすさんだ上野の地下道に、いくつもの花瓶をかけて花を生けて歩いた人。
お茶とお花の世界で沢山のお弟子さんを育てた日本女性。
なによりも85歳になっていまだに娘息子に檄を飛ばすのだから、すごいものである。

 先週も華道会の新年会があって市長さんがいらしてくださった由。
次の会がありますからと、早く帰られた市長さんが、まもなく戻ってらっしゃり、
「いや〜〜ここの方が楽しいので、、、と、、、、、、。
驚いた老婆である。
大正の日本女性の鏡である。
フランスの魅力を語る母に感謝 (2006年写真展)_a0031363_2358665.jpg
 母、八尾三保子
by pretty-bacchus | 2006-01-23 23:23 | ◉PhotoExpo展東京'06ラングド | Trackback | Comments(1)
Commented by JyveFuwyw at 2009-01-25 09:55 x
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