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桜が終わる頃にシデの芽が房となっていきます
2020年3月27日 金曜日 晴れのち曇り

 裏の借景には大きな木が三本ある。
エントランスを出てぐるっと廻って歩くと何分もかかる裏の方の小径の小児病院の庭の木々たち。
ベランダにでると下の方に地面がみえて梅や椿の木々があるのがわかるが、
ここからは大きな三本の木しか見えない。

一番右側の方には建物が、そのずっと奥には新宿のビル群が遠くにみえる。
左の方には、別の通りの建物と、ず〜と奥に外苑あたりのビルがかすんでみえることもある。
 
 真ん中の梧桐の木は年老いたのだろう、、、最近は花はおろか桐の葉すら
ほんの少ししかつけずに、一年のほとんどとを瘤の木のまま、、、。
老いるとはこういうことなのかと、、、。

 右奥の一番大きな木はとても背が高く常緑樹なので、鳥たちの巣があるのだろう。
朝な夕なに、どこか遠くからやってきた鳥たちが右から左へ左から右へと遊びながら、
この都心のホンの一隅にしばしのあいだ羽根をやすめて、また飛びたってしまう。

 左のシデの木は、三十年前に越してきたときには、木のてっぺんの枝がやっとみえるくらいだっったのに
年々伸びてきて、今では上の方がここからは見えなくなっってしまった。
すっかり葉を落とした枝は、冬の最初からもう次の年の芽をつけて目を楽しませてくれる。

その芽はだんだん大きくなりあっというまに房となっていく。
そしてまもなくあのまぶしいほどの新緑へと姿を変えていく、、、、。
春の朝と夕の一日の木々の動きががこんなに早いのかと、いつも自然の営みに歓喜させられてしまっている。


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(遠くに桜がまだ残っている)

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 日の出の少しまえから、朝日があたる枝が輝き始める。
西日が輝く頃にはその全ての枝々に陽が当たり、
時にはなんばものヒヨドリやオナガが追いかけっこをしたりしている。

今日はずっとオナガのカップルが遊んでいた。
オナガは相手を求めているときは醜い鳴き声だが、今日の彼らは
けたたましい鳴き声ではないからつがいになったのだろう。

 コロナウィルスで騒がしい日々で散歩にはでられないが、
家になかでこうして春の息吹を感じられるのはなんとも嬉しい。
ありがたいことである。


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 昨日から次世代通信規格「5G」が使えるようになったようだ。
各通信大手は早速に新しい機種をだしたが、
米アップルが次世代通信規格「5G」対応の新型「iPhone」の発売時期を
通常より数カ月延期する検討を始めたたという。

いずれにしても、今の「4G」で私には充分な気がするし、
「5G」の心臓や脳に与えるデメリットをスイスでは問題視しているというから、
当分のあいだこのままでいくことにしよう。



by pretty-bacchus | 2020-03-27 23:58 | ☆Nature空,海,夕陽,緑花,鳥蝶 | Trackback | Comments(0)
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