人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日航ジャンボ機墜落事故から今日で丸三十四年。忘れられない記憶です。
2019年8月12日 月曜日 晴れ 猛暑
 令和元年八月十二日 

 熱帯夜が十八日つづいているという。
ベランダのハイビスカスは毎日咲いては散り、また元気に別の蕾が花開いている。


日航ジャンボ機墜落事故から今日で丸三十四年。忘れられない記憶です。_a0031363_17250611.jpg


 あの1985年の日航ジャンボ機墜落事故から今日で丸三十四年。
事故現場となった群馬県上野村の
「御巣鷹の尾根」には、今年も朝早くから大勢の関係者や遺族の方々が慰霊登山に訪れて
鎮魂の祈りをあげられたというニュースと一緒に手をあわせた。

520名もの命を奪った悲劇とその後の報道にも疑問が多いといわれているが、
今年のニュースではあまり語られていなかった。
事故直後の様子を生々しく伝える、当時の新聞記事やテレビ番組を
ピックアップしているのがあるだけだった。

 三十四年経ったのだ。なんと早いことか!
時の早い過ぎ去りをしみじみと感じている。
あの日のことは決して忘れないだろう。
犠牲者の中には、事故の前日にこのマンションの玄関でおあいした
H社のウラガミさんもいらしたのだ。

そしてあの大きな事故が起こった時に、私たちは非日常の場所で非日常の時をすごしていた。
私たちはあの日に現地のごく近くにいた。
エールフランスから出向して、メリディアンチェーンの日本代表として、
365日寝る時間以外は必死の仕事人真っ最中で、世界中を駆け回っていた頃。

会社はフランスの会社だから、長い休暇はとれるのだが、休んでいたら仕事がたまるばかりだかりで
その後の仕事がつらくなる。それならば休まずにと、まさに、まあいってみれば団塊世代の、
ある意味エコノミック働き症候群だったのだろう。
そんな馬鹿なオンナは、キャリアウーマンの鏡と当時言われ始めていたらしく(後で聞いたことだが)、
当人はそんなつもりはないにに、働き車は止まらなかったのだ。

 気の毒なのはツレアイで夏休みも取れず、それをみかねた友人のWホテル社長のヤストミさんが、
数日の宿を軽井沢の鹿島の森ホテルをとってくださって、
それもとびっきりステキなスウイートルームを。
覆い隠すような大木と緑に囲まれたホテルの部屋でゆっくりと食事をおえて
夕涼みをしていた時にニュースが入ってきた。
その時はまさかあのような大きな事故になっていったとは知るよしもない。
数日をゆっくりすごしたが、何冊も持っていった本は読めずに、
テレビのニュースにかじりついていたものだった。

keico.exblog.jp/8804714/
日航ジャンボ機墜落事故から、今日でで丸24年
2009年8月12日 水曜日 曇り

http://keico.exblog.jp/21548754/
2015年8月12日 水曜日 晴れ
国際宇宙ステーション内のレタスと御巣鷹山事故から三十年に思いを寄せて


 その後の航空界でも、数はすくなくなったとはいえ事故はなくなっておらず、
その度に心穏やかではない。
自分自身もこの半世紀には多くの事故に遭遇しているが、
その都度なんとか生還しているのはほんとうに信じられない事だ。
神様からいただいたこの<命>をもっと大切にしなければ罰が当たる、
青天の霹靂なにするものぞ! 波瀾万丈なにするものぞ!と
いつも肝に銘じているのだが、、、。

 熱帯夜の夜に飛行機事故の悲喜こもごもの思い出に浸っている。

~~~~~~~~

http://keico.exblog.jp/6042978
2007.08.23 木曜日 事故の思い出

http://keico.exblog.jp/7072885
2008年5月3日、
旅の記憶に、

その頃の制服姿の写真は
http://keico.exblog.jp/9187764/
2009年11月1日 日曜日 曇り
☆回想のわが巴里>凱旋門に励まされての遠いパリの日々

http://keico.exblog.jp/10956716/
2010年7月10日 土曜日 曇り後晴れ
曇天にベランダ彩る黒揚羽

http://keico.exblog.jp/17169714/
2013年1月16日 水曜日 曇のち晴れ
ボーイング787の事故と半世紀弱の旅の思い出

http://keico.exblog.jp/20032334/
2014年7月23日 水曜日 晴れたり曇ったり
熱帯夜に飛行機事故の旅の思い出にふけって

http://keico.exblog.jp/21853528/
2015年11月18日 水曜日 小雨 
借景の木々をみながら危険だった旅の思い出に、、、

 悲惨な事故のなかにも全員無事だったという<嬉しい>ニュースも忘れられない。
2009年に起こった「ハドソン川のヒーロー」"miracle on the Hudson"と賞賛された
サレンバーガー氏の不時着水の事故。

その奇跡的な着水の模様と人々の活動は詳細に伝えられて、
私は感動して長いブログを書いたのをよく覚えている。

http://keico.exblog.jp/7821613/
2009年1月16日 金曜日
米旅客機がハドソン川に不時着水 乗客乗員155人無事に感涙

http://keico.exblog.jp/7945576/
2009年2月11日 水曜日
「ハドソン川の英雄」チェスリー・サレンバーガー機長の独占インタビュー 

日航ジャンボ機墜落事故から今日で丸三十四年。忘れられない記憶です。_a0031363_23472045.jpg


155人の乗客全員が無事生還した
奇跡的な航空機事故と、その後の国の対応と人間模様をを題材とした名匠クリント・イーストウッド監督の「ハドソン川の奇跡」は力作だった。

https://keico.exblog.jp/23348631/
名匠クリント・イーストウッド監督の「ハドソン川の奇跡」を観た。
2016年11月6日 日曜日 晴れ 映画

 


by pretty-bacchus | 2019-08-12 23:58 | ☆Daily life日々の事など | Trackback | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード


<< 猛暑のお盆の入り、そして十三夜でした      久しぶりの歌舞伎座は坂東玉三郎... >>