新米とお味噌汁と梅干とお漬け物って日本人ですね!
2018年11月3日 土曜日 晴れ 文化の日

 ご到来の新米と梅干しで嬉しい食事。あとはお味噌汁とシャケとお漬け物。
こういう時って、ああ日本人でよかったな〜〜って妙に納得してしまう。

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 お役所の行政ってときどき腹が立つことがある。
友人に話すと、“けいこさんそんなことで腹をたてていたら生きられないわよ〜〜〜、
と軽くいなされてしまう。

 厚生省が今年は新しいレギュレーションをつくったようで、
ボージョレヌーヴォーの通関用の書類が増えた。
どうやらすでに着いている大手のワインが成田についてストップしているようだ。
まじめに一年をかけて自然の厳しさと闘いながら、有機で良い葡萄をそだてて、
自然発酵をすれば問題がないのだろうが、どうやらそうでない造り手も多いようで、
100%葡萄でない造り手があるようで信じられない〜〜〜〜。

あるいはバルクで送って日本で瓶詰めするのもあると聞いているので、
そのあたりで問題が起きているのかしら?

 すでにエージェントさんに送っているアナリシスや分析表の他にも
<2018年度ボージョレヌーボーの成分と製造工程に関する内容証明書>や
<製造工程表>なるものが更に必要になったようで、
造り手の手をとらせてしまっているし翻訳もまた大変。

 アージェントさんからきた雛形には、
製造工程表=<破砕→発酵→おり引き→貯蔵→濾過→瓶詰>とある。
これは一般的に大手が行っている方法で、
炭酸ガスを人為的に密閉タンクの中に充填して、
てっとり早く2〜3日で醗酵させてしまう方法。

 シャトードゥピゼーではそんな簡単なものではない。
今年は三月に造り手をたずねて畑や醸造場などを全部見てきているので、
その苦労と情熱をちゃんと伝えたい!

普通のワインは、房などをとってから発酵タンクに入れられるのだが、
新酒ヌーヴォーを造るときは、そのまま投げ入れられる。
密閉された発酵槽のなかで葡萄の重みで、
やがて一番下の方のぶどうの実が潰れ果汁が出て醗酵がはじまる。

充満した炭酸ガスにより細胞膜破壊されるまで4~5日、
あるいは年によっては10日程かかり、その後果実は破砕して果汁のみ醗酵され、
静かなる熟成の時を経て葡萄酒となる。
この方法は、伝統的に自然を重んじてのマセラシオン・ボジョレー
マセラシオン・ナテュラーレ)と呼ばれている。

 真夜中になって多忙なパスカルデュフェートルから丁寧なメールがついた。
それを翻訳して;
手摘みで葡萄収穫>破砕なしてバットへ>自然発酵>侵出(5~7日)>プレス>
マロラクティック発酵>おり引き>濾過>冷えたタンクで48時間酒石酸沈殿>
瓶詰>ラベリング>出荷
とした。

 明日の便でパリを発つ。
無事に日本についてくれることを祈るのみ。



by pretty-bacchus | 2018-11-03 03:58 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)
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