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心身共の<ぐたぐた疲労症候群>からようやく抜け出せそうだ。
2018年6月14日 木曜日 小雨のち曇り 紫陽花

 ようやく人間らしさが戻ってきたような気がする。
考えてみたら人生の節目節目でこんなことが何度もあったのかもしれない。


地元の高校でない男子系高校に進学したことも、難しい大学に挑戦したことも、
そして突然パリの駐在員に送られたこと。帰国後数年して
ホテルメリディアンチェーンの日本代表として仕事を引き受けたことも、、、さらに?

いつもいつもその時の自分の実力以上のことを求められたような気がする、
あるいは求めていたような気がする。
一生懸命なんとかがんばって、なんとか仕事をやり遂げて成果をあげて、
気がつくと、、、、その後には入院をしたり病気になったり、ぐずぐずしたり、、、
やっぱりその時々の自分自身の実力以上のことをしてきたに違いない、、、。

でも達成した時の喜びは素晴らしいものがあったのだから、
それはそれでよかったのだといつも思っていた。


人生の<高齢者>と呼ばれる歳になって、後は人生を振り返りつつ
どんなふうに最後のステージに行けば良いかということを
考えなければいけない歳になっての今度の挑戦だった。

三月のフランスでのシャトー・ドゥ・ピゼイでの滞在中に案がでて、
<できる!> そう思ったのだが、昔のスタッフがいなかった。
いたとしても結局自分自身でしなければいけない事の方が多いだろうから、
結果は同じだったかもしれないが、やはりかなり根を詰めることをしたのだった。

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プレスキットの翻訳、レイアウト、平行してご招待状の文面づくりとプリント、発送。
パスカルのサインもいれたり、専用ラベルも創ったり、、、。
そしてどんどんいただいた出席のお返事の整理、、、。
会場の設定案やお料理の相談が終わった頃にはすでに疲れを感じ始めていた。

そして、三十五年来初めて来日したパスカルは、飛行機で荷物がミッシングで、
着の身着のまま。予定を少し変えねばならなかった。

今回は試飲レセプションがメインの二泊三日の日本で、彼は
シャトー・ドゥ・ピゼイはボージョレヌーヴォーだけではない。
最高のシャルドネのボージョレブラン、ロゼ、レニエ、ブルーイ、
そして世界一といわれているモルゴンを、今回日本でご紹介したいという
ことなのだが、私は彼に初めての日本を満喫して欲しいと思ったのだった。

それには、、、と、空港からホテルまでの車で、歌舞伎座や銀座、皇居回りも、
迎賓館あたりも車で通ってもらって、初日の夜はお寿司と和牛と、
誕生年の1955年のバーアルマニャック・フランシスダローズも楽しんでもらった。

三日のレセプションは、事前ブリーフィングをしたので、
受付その他は社長と部長にまかせて、同時通訳は雇わなかったが、なんとか司会、進行、
通訳となんとか乗り切れたような気がする。

シャトー・ドゥ・ピゼイは、ボージョレヌーヴォーだけではない。
数少ないボージョレブラン、ロゼドゥソワレ、今年金賞をとったレニエ、
そしてブルーイ、それにモルゴンシバリットと素晴らしいワイン群が
あるということを皆さんに味わっていただけた!

お料理もサービスもとてもよかった。
今までのピゼイファンの何人にもの方にお話しいただいたし、令子さんは
フランス語でパスカルへのメッセージを話して下さった。
リンゴなどの果樹園のお仕事と、パスカルの葡萄造りの苦労と共通点と喜びを!

(最初から最後まで上がりっぱなしだったし、いろいろプライベートなことを
少し話しすぎたかもしれないが、、、、、、。)
皆様をお送りしたあとにはお腹がすいて、、、イタリアンへ。

翌日は浅草、スカイツリー、国技館あたりまでご案内して、
夜の別の八人のお客様の試飲ディナーは和食。
皆さんフランス語や英語が流暢な方だったので会は盛り上がって、そして赤坂の夜、、、。

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 Mr. Pascal Dufaitreは喜んで帰ってくれて、お招きした長年来のお客様が
コンフォタブルなひと時を過してくださって、それでよかったのに、
最後に九十八歳の母を紹介できなかったことを、
こんなに悔いているとは我ながら驚いている。
疲れきってしまっているのも、その他にもいくつもの反省点があったからだろう。

それでも休んでみて不思議な思いがわいている、、、
これでよかったんだって思っている今の自分がある。
あの時最後に母を紹介していたら、会の途中で最年長の方とご紹介した八十五歳の
松下さんのことが消えてしまうかもしれないではないか、、、。

松下さんはお客様、そして母は身内。
身内の事はそっとしておいてよかったのだと不思議に思えてきた。
休養って必要なんだ、、、、、と元気を取り戻して思っている。

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(松下さんが帰り間際に母と弟に気がついて下さって、、、、記念写真!
アオヤマさんありがとう!)


何日かぐずぐずしながら横になっていろんなことを考えて、、、、
そしてこんなふうな考えにいたったのって、不思議だ! 人間の心と脳って

 心身共の<ぐたぐた疲労症候群>からようやく抜け出せそうだ。


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https://keico.exblog.jp/238575997/
2018年6月9日 土曜日 曇り
週末はぐったりして、シャトー・ドゥ・ピゼイのレセプションの写真の整理となりました

https://keico.exblog.jp/238570474/
2018年6月7日 木曜日 お天気の記憶なし
明後日病にかかってしまったようです

https://keico.exblog.jp/238566947/
2018年6月6日 水曜日 曇り
シャトー・ドゥ・ピゼーの醸造士総支配人のパスカル デュフェートルの試飲レセプション

https://keico.exblog.jp/238565133/
2018年6月5日 火曜日 曇りかな
パスカルデュフェートルは二泊三日で真夜中にパリへ発っていきました

https://keico.exblog.jp/238570424/
2018年6月4日 月曜日 晴れ すき焼き>浅草>ふくさん>赤坂
遡って四日のふくさんでのシャトー・ドゥ・ピゼーの試飲会と赤坂の夜の記録

https://keico.exblog.jp/238568734/
2018年6月2日 土曜日  曇り (遡って記録)
シャトー・ドゥ・ピゼーの醸造士&総支配人のパスカルデュフェートルが日本に着いた。

http://keico.exblog.jp/238528379/
2018年5月15日 火曜日 晴れ 暑い一日
六月のレセプションをお願いしているレストランアルゴにて昼食とミーティング

https://keico.exblog.jp/238492956/
2018年4月29日 日曜日 晴れ 真夏日
急にきまった六月初めのレセプションの準備に追われています

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by pretty-bacchus | 2018-06-14 23:58 | ○Person父母,師友人,人生の宝物 | Trackback | Comments(0)
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