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スコットさん Yes, he is in Japan now.
2018年5月25日 金曜日 晴れ スコットさん

 スコットさんが Yes, I'm in Japan now. と、
彼のブログに スコットショットとユーモラスな一行が載ったのは昨日。
そして次のブログは<100万ボルトの輝き>
いずれもステキな若い女性のスコットショット!

http://scottts.exblog.jp
shot & shot スコットさんのブログ

 去年の十月のスコットさんの会の後に、一〜二書けただけで、
その本編をまだ書けておらずに、早七ヶ月がたっていた。

https://keico.exblog.jp/237864863/
2017年10月9日 月曜日 晴れ 
素敵な友人を囲む昼食会に感謝して

https://keico.exblog.jp/238496531/
2018年4月30日 月曜日 晴れ 真夏日 
四月最後の日になってしまって焦燥多し

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SCOTT TSUMURAの初写真集<WITH THE WIND.

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(スコットさんの写真集のあるページから)

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 そのあまりにも濃密な短い時間故、そしてその深さ故に
ゆっくりとその全容をブログに書いておく能力がわたしにはないのかもしれない。

それは、昨年九十七歳で亡くなられたサンモトのオーナーの茂登山長市郎さん、
今なおご健在の元吹田貿易の吹田安雄さん、
そして本田技研の副オーナーであった藤沢武夫さんと、、、、
かってご交友をいただいた凄い男性たちのこともそうであろう。

http://keico.exblog.jp/8920246/
2009年9月4日 金曜日 晴れ後曇り
大正生まれの男性二人に魅了されて

https://keico.exblog.jp/23654526/
2017年2月14日 火曜日 晴 
セントヴァレンタインデーはチョコに換えてシャブリ!

https://keico.exblog.jp/23900182/
2017年5月20日 土曜日 晴れ 立夏の最後の日は暑い一日でした
お見舞いの極意を教えてくださった好子さんを想って

 でも彼らは私の父の年齢であり、その魅力のバックには戦前の日本をも含めた
戦中戦後の彼らのご苦労の体験の深さがあり、それを乗り越えてなされた
その仕事と芸術への深さでありその人間の魅力、それらに私は魅了されたのであった。

が、同年代であるスコットさんに魅了されるのは、
彼の今の成功に至るまでの彼のすさまじい葛藤とご苦労があったからなのかもしれない。
なにせ彼は、ご自身が写真集にも書いていらっしゃるが、幾つもの仕事をへて
複数にもわたり住居もかわっているのだから、、、。

スコットさんの凄まじい魅力をゆっくりブログにも書こうと思っていてなせていないのに、、、
また次の<>がやってきてしまったのだ!

 Yes, he is in Japan now, and I was with him tonight!
今回はお仕事のパートナー女史とご一緒に日本にいらっしゃることは先週にご連絡をいただいていた。
そして今夜は、スコットさんお気に入りの和食のお店<ふく>さんにご一緒させていただいたのだ。


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(ジャケットをぬがれて、リラックスなさって、、、)

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 希少なボージョレブランで再会を喜んで乾杯! 
ふくさんのワインのサービスはいつも実に絶妙。
五月の特別メニューがつぎつぎとカウンターに並び、三人ともあっというまにお皿をカラにする。
最後の土鍋ご飯にいたっては、“はい、おかわりをお願いします、とまずスコットさん!

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(今夜はシーラさんのご意向でスコットさんが料理カメラを!)


 話題はまず十一月に出されたスコットさんの写真集の<With the Wind>から。
スコットさんに詩情あふれる写真も大好きだが、私はスコットさんのその短い説明と
その訳が大好きだった。

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今夜は、この写真集でのそれぞれの短いスコットさんの<詩>を、
英訳されたシーラさんがご一緒なので、その素晴らしさを讃えたかった。
日本語を訳されたのだから、日本語をよくご存じと思っていたがそうではなかった!?
あのすべての日本語と英訳は、実は写真の選択とともにとても時間をかけて
スコットさんとシーラさんが練り上げたものだったのだという。


 今夜のふくさんのお店は静かでとても不思議な世界だった。
途中から、スコットさんの会でも彼自身がかけたドヴォルザーク交響曲第八番が静かに流れた。
そして、私のiPadにいれておいた
スコットフォトを鑑賞しながら、目の前でふくさんの包丁さばきを見ながらの食事が進んでいった。

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 クレムブリュレのデザートのあとには、前回にアプリをダウンロードしていただいた、
スコットさんが造られた<ロードランナー>を彼自ら説明していただいのだ!
“信じられません、、、造ったご本人に直接に手ほどきしていただけるなんて”と、ふくさん。
私のゲーム事始めは、スコット津村のご指導でした!! アンビリーバブル!

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なんと私は昨年まで、彼がIT関係のお仕事でいわゆるスーパーゲームクリエイターであることを
知らなかったのだ。私はゲームにはうとくて、
彼とはいつも写真とかカメラや来し方の話しばかりしていたのだから、、、、バカなワタシだ!

彼の生き方がとってもユニークですばらしくて、最初にお食事をさせていただいた時以来、
いつもお目にかかるときは、時のたつのを忘れて話し込んでしまうのは、
時の流れのことやとりとめもないことで、彼が造ったゲームのことは話したことがなかったのだ。

https://keico.exblog.jp/8299555/
2009年5月19日 火曜日 曇り
岡班さんのすき焼き、香織さんのジャズピアノで夜は更けて

 でも、ふくさんは彼のゲームのいくつもを良く知っていて、
その成り立ち秘話も今夜は少し話されていてステキな時は流れていった。


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 Scott Tsumuraさんの日本名は「建二」。
渡米する際に尊敬するお友達に「スコット」と名付けてもらい以来通名となっているときいている。

大学を出て最初に就いた仕事は、神戸外国倶楽部のバーテンダー。
ゲーム業界に入るまでどんな世界でも
経験したいと、各種セールス、製缶、配管、土木工事、洋服、事務機器、内装、建築、小物卸、
店頭販売、貿易関係、運転手、ペンキなど、17〜18回の転職を重ねた。
転居も、神戸、大阪、名古屋、東京など、12回経験している>
とウィキペディアにはある。

2005年にアメリカ市民権を取得していらして、今はシアトルに住む、
日本生まれのアメリカのゲームクリエイターで、代表作にファミコン版『スペランカー』、
アーケードゲーム版およびコンソール版『ロードランナー』、
『ムーンパトロール(英語版)』『スパルタンX』『R-Type Dimensions』などがあるという。

 彼はゲームプロデューサーとしても名が知られているが、
2011年からはヨドバシカメラのウェブサイト上で写真エッセイ『The Wind from Seattle』を
五十回連作なさった方で、街で物語性を感じさせる人物やその仕草の瞬間や、
風景などのスナップ撮影がご趣味のスーパーヒーローで、その写真は多くのファンを魅了させたのだ。

今夜も肩からかけていたのはライカM8!

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(彼のブログの写真からで、許可をいただいています)

 ドヴォルザーク交響曲第八番、第三楽章 Allegretto grazioso - Molto vivaceを聴きながら、
“このサードムーヴメントの音楽とシアトルの街の写真がすきなのです、、、、、と
静かに語る彼はなんとも素敵!。

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 和食ふくさんのあとは赤坂の高田さんの<バーB>へ。
彼の生まれ年の1942年のバーアルマニャック フランシスダローズ
ドメーヌ カプトバンをいただきながら夜は更けていきました。

 この<バーB>の高田さんの若い頃、五十年前の銀座時代のバー<スミノフ>時代には、
政財界はもとより、写真家としては最晩年の木村伊兵衛、川上緑桜、緑川洋一、秋山庄太郎、大竹省二、
岩宮 武二、林忠彦さん達がいらしていたのというから、前世紀後半の酒場の歴史があるのです。
彼らに酒をついでいた高田さんのカウンターに、今夜はスコット津村が二度目の来訪となったのでした。
ブラ〜〜ヴォ!

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(1942年のフランシスダローズを撮るスコットさんは真剣!)

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https://keico.exblog.jp/237899975/
2017年10月13日 金曜日 小雨のち曇り 
最晩年の木村伊兵衛と晩年のスコット津村とかけて何ととく

〜〜〜〜〜〜〜
https://keico.exblog.jp/238360806/
写真お仲間の、のんたんさんとたまらさんが新潟から上京されました
2018年2月24日 土曜日 のんたん&T*さんが上京






ふくサンのURLより

GWを過ぎると春の陽気からいよいよ初夏へ。
香り高い天然山菜や可愛らしい型の稚アユ、出始めの
鱧や旨みたっぷりの黒むつなど、この時期ならではの
馳走尽くしでのコース仕立てです。
ぜひご賞味くださいませ。

先付  生雲丹 焼き茄子 アスパラガス 旨出汁山葵餡
揚物  稚アユ 天然山菜 天麩羅
御椀  鱧 管牛蒡 おくら 梅肉のせ 
造り  ヒラマサ 生とり貝  
焼物  黒むつ焼き 枝豆
煮物  車海老 白ずいき 丘ひじき 蓬麩
          口替  潤菜 枇杷 真蛸 パプリカ 白瓜 ゼリー酢掛け              
食事  鯛と蕗の土鍋ご飯 しじみ汁
甘味  さくらんぼのクレームブリュレ


by pretty-bacchus | 2018-05-25 23:58 | ○Person父母,師友人,人生の宝物 | Trackback | Comments(4)
Commented by Scottts at 2018-05-28 08:53
実に楽しかったです。シーラも今まで食べた和食で最も美味しくいただけたと感激していました。
Commented by nontan91 at 2018-05-29 22:02
あ~、一緒に行きたかったな~(泣)
私まだ(バーB)に辿り着いてません。
スコットさんのバッファロー?模様のシャツ、素敵ですね^^
Commented by pretty-bacchus at 2018-06-07 06:01
スコットさん、ほんとうに美味しく楽しかったですね!
ありがとうございました。

Commented by pretty-bacchus at 2018-06-07 06:02
のんたんさん、次回はぜひご一緒くださいませね、、、、。

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