十五夜とにらめっこしてお国入り
2005.10.17

English Here

 二日ふたばん寝ないことになる。
イタリア、ロヴェレート午前3時。
携帯のM1000をモデムにしてインターネットに成功。この山の中ですごい!!
(床に入るまえにアップ、写真は後で)

 友人に約束をさせられた。今回の旅を毎日ブログにアップしてほしいと、、、、。
三泊四日のすざまじいスケジュールの旅なのに所詮無理なのに、、、。
それでも早速機内で始めたのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜

 2005年10月16日 日曜日

 雨の高速は意外にすいていて、11時10分に成田空港第一ターミナル着。
空港では母と弟の奥様と姪たちが送ってくれた。下の弟の二人の女の子ゆみこちゃんと和奈ちゃん。
しばらくあわないうちに大きくなって、五年生と二年生になったいた。
恥ずかしそうに握手をする。弟はいつも写真をもってあるいているが気持ちがよくわかる。
少しお話をして一緒に写真を撮ってお別れする。ボンヴォヤージュ!
幼い二人は覚えたてのフランス語で手を振っている。

 母はいつものように涙なみだだ、、、、。一昔少し前まではいつも父と母がいたのに、、、、。
 思い起こせば1965年の初めてのフランス行きの時以来いつも母は別れ際に泣いていた。
涙もろいこともあるが、やはりこれが最後かもしれないとおもうのだろうか。

 出国スタンプが二百回をこえての旅のなかにはいろいろあった。
危険なこと、飛行機の事故、車の事故、タクシーの事故、、、、、数えたらきりがない。
最後の旅ではとうとう眼を失う危機に面してしまったのだから、
母の泣くのはいたしかたないのかもしれない。
当の本人もいつも、なるよにしかならない、、、でも神様がいつも助けてくれるに違いない、、、
なんて思っているのだが、、、

 AZ787便 ボーイング777。
長距離でアリタリアに乗ったのは初めてである。
いくつになっても新しい体験は期待心がはずむ。

「ボンジョルノ、シニョーラ、、、、、機内はすでにイタリアである。
12:55 発は遅れて13:15分発。
ミラノまでの飛行時間は11時間35分。
 雨が上がったばかりの空港は各国の飛行機が待機していてすでにノスタルジックくな雰囲気、、、、。
 昨夜は一睡もしていないので、頭はもうろうをしているがなんとなくうきうきしている私。
四年前の4月の旅で眼をわずらって以来、海外の旅はさけるようになっていた。
眼の中にはシリコンが埋め込まれて網膜をつっている。
最初の六ヶ月は、ガスが目に残っているので、気圧の違う飛行機は禁止だったし、
あまり重い荷物はいけないといわれているので一人旅は危険が伴う。

 無理をしないにしようと思っていても旅に出てしまえばそうもいかないことがたくさんある。
でも今までと違い会議用の書類がないし、フィルム数百本がないし思い銀塩カメラは
デジマメに変えたので、だいぶちがっているはずだ。でもチェックインバッゲッジは23キロ。
カメラとマックは手持ちなのでこれで15キロほどか?

 アップグレードをしてくれて、Cクラスの一番前の席をとってくださったが、中で10のKに変更。
右後方にエンジンと翼がみえるので、おもしろい写真がとれるかもしれない。

 雲を抜けると青空がひろがり空の旅の始まりである。
一時間後に昼食:食前酒はスプマンテ、ラビオリとペンネを白ワインで。
白身の魚とアスパラかす、赤ワインを一杯。
デザートのイチゴのときにスプマンテをおかわり。
機内でも相変わらず飲んでいる。

 二時間後ほど北海道上空をすぎた印がでた。現地時間へあわせてすこし寝よう。
日本時間午後4時。現地イタリア時間午前9時に時計を合わせる。
何百回もの旅の習いは変わっていない。
現地の言葉の映画を見たり、雑誌を読んだりもするが、今回はマックにむかった。
ワープロのソフトをひらいて文字の大きさを18ポイントにしてリラックスした姿勢で、、、、。
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 (美しい! 窓枠のアートにわくわく、感動!)

 がさがさして目が覚める。すこし寝たららしい。11時45分。
これ以上寝ると到着後の夜が寝られなくなるので起きることにしよう。周りはまだ皆寝ている。
 軽いお菓子とお茶のサービス。
正面の機内の案内画面はシベリアの雪原の上に飛行機マークがある。
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 窓をあける、エンジンの遥か彼方に飛行機雲をしたがえた銀色の機が飛んている。
窓の下には真っ白が雪原が正面からの光をうけて輝いている。
標高10330メートル、向かい風150メートル、速度807キロ、外気温度−55度。
到着時間がまたおそくなっているので、よほど向かい風が強いのだろう。
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 海外に出なかった4年の歳月は地上ばかりでなく機内もIT環境が進んでしまっていた。
すべての席に電話機がつき、デスク脇から出てくる8インチくらいの画面ではタッチパネルで
音楽映画などがみられる。
正面の地図には刻々と飛行帯が動き現在の状況をしら是てくれる。
新しい携帯PDAのM1000で電話をしてみる。
ダメ。さすがに地上一万メートルでは電波がとどかないのだろう。
試しにiBookとブルーツースでつながるかを試したがこれもダメ。

 あ、、、正面の画面にアラビア半島とヨーロッパの地図が出始めた。機はモスクワに向かっている。
あ〜〜カスピ海、北海も、、、。
ウラル山脈ってあんなに長く北から南までつづいているのか、、、。
 かって自分の足であるいた都市や土地の上空を通っていると思うとなんだかとてもわくわくする。
一昔前だと、パーサーを捜して「今どの辺りをとんでいるのですか、、と聞いたものだ。
彼らも経験と勘で「あの、形はx○半島ですからそろそろ、どこどこです、、、なんて答えていたのに、
今は地図上の赤い印をみて窓から確認するとその上にいるのだ。
レオナルド・ダ・ヴィンチが今生きていたらどんな想像がわくのだろう、、、なんてふと考えた。

 iBookの電池があと2時間45分。半分になった。
少し別のことをしよう。

 ふと気がつくと正面画面にモスコー、レニングラードが出てきた。14時30分。まもなくサンとペテルスブルグか、、、。
モスクワからまっすぐにのびた北の端をとっているらしい。害今度は−72度。うわ〜〜寒そう。
表は一面の雲海。え〜〜WHITE SEAなんてあるの?
モスクワの真北の位置。地図ではかなり大きな感じです。(Hさん教えてください。)

 15時30分
ストックホルムに向かっている。さっきから機は大分揺れている。シートベルト着用にアナウンス。
追い風が168キロの表示になった。そのためか到着予定時間が5分ほど早まった。
風に影響ってすごいんだ、、、。ミラノまであと2時間22分の表示。
外は相変わらず雲海。

 ストックホルムからからワルシャワ、ベルリン、ウイーンの上空をとおってミラノまで南南西に進むのかしら?
ということはアルプスを超えるのだから、今日のファイナルデスティネーションの
ロウ゛ぇレート上空もとおるのかもしれない。
ブレンネル峠ももちろんだろう、

17時、日本時間では24時。もう皆寝ていることだろう。
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 突然に機は揺れた。
雲が切れてアルプスが一面に現れた、、、すごい!! 本当にすごい。
遥か彼方にマッターホルンの先っぽがみえるではないか!
 (中略)

18時 ミラノのマルペンさ空港着。
満月が東にあがり煌煌と、、、。

これから東に向かいヴェローナまで、その後北上して真夜中にロヴェレート着予定。

 このあとミラノについて最悪のことがおころうとはこの時点では神のみぞ知る、、、

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by pretty-bacchus | 2005-10-17 07:07 | ♧Journey海外2004~05仏伊 | Trackback | Comments(2)
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Commented by Popolo at 2005-10-18 13:17 x
White Sea:
http://en.wikipedia.org/wiki/White_Sea
白海(はくかい、White Sea、Бе́лое мо́ре)とはロシア北西部のバレンツ海の湾。西をカレリア、北をコラ半島に囲まれている。白海には重要な港、アルハンゲリスクがある。アルハンゲリスクはロシアの国際交易の歴史なかで重要な存在である。近代では、クリミア戦争でロシア軍を攻撃するために英国艦隊が派遣されたこともあり、後にソビエト海軍の重要な拠点となって潜水艦の基地でもあった。白海・バルト海運河で白海はバルト海と繋がっている。白海の大部分はロシアに属している。

Commented by keico at 2005-10-23 07:58 x
ありがとうございました。
パリでやっとADSLがつかえるようになりましたので、一言お礼まで
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