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体操の男子個人総合で日本のエース内村航平選手が金メダルを獲得
2016年8月11日 木曜日 晴れ お習字 白い朝がお

 リオデジャネイロオリンピック、体操の男子個人総合で、日本のエース内村航平選手が金メダルを獲得
おめでとう!
この種目の二連覇は四十四年ぶりで史上四人目の快挙だそう。
(1972年のミュンヘン大会での加藤澤男さん以来というから、そのニュースをパリで聞いた
あの頃のことを思い出して涙が続いた、、、、、、)

 それにしても手に汗握る試合だった。
リードしていた内村だが、予選を一位で通過したウクライナのオレグ・ベルニャエフ選手が
内村選手を上回る演技で、途中で抜かれてその後終盤までベルニャエフが独走。
最終種目の鉄棒開始時点で内村と0.901点の大差でトップに立っていた。
得意種目である鉄棒で淡々としっかりと素晴らしい演技をした内村。
次々と高難度の離れ技を決めたあとに少し体をかがめながらもしっかりとした完璧な着地。
15.800点!。
続くベルニャエフはD何度の種類も違い着地もよろけてしまって、14.800点にとどまった。
その瞬間内村の逆転優勝が決まったのだ!

総合得点は92.365点となり、わずか0.099点差の大逆転となった。
信じられない〜〜〜〜! さらに信じられない事に彼らはしっかりと抱き合った。
戦い抜いた二人の男は美しかった!
君が代をしっかり詠う内村、昇る日の丸、いいですね〜〜〜! 

 この決戦の二人には更なる素敵なオリンピック秘話ならぬ素敵な話が続いた。
メダリスト会見で世界大会八連覇の内村に対し、海外メディアから「あなたは審判に
好かれているんじゃないですか?」という質問があったのだそう。
内村は淡々と「まったくそんなことは思ってない。皆さん公平にジャッジをしてもらっている」と答えた後に、
この質問に怒ったのが誰であろうベルニャエフだったのだ。
「審判も個人のフィーリングは持っているだろうが、スコアをつけることの公正さはみんなが知っているし
スコアに対してはフェアで神聖なもの。さっきの質問は全く意味がない」と怒りを露わにした。
「コウヘイさんはキャリアの中でいつも高い得点をとっている。それは無駄な質問だ」と
言い放ったのだそうだからなんとも素敵だ!
 さらに会見の中ではベルニャエフと、銅メダルの英国のマックス・ウィットロックから内村への
称賛が相次いだのだそう。
ウィットロックは「大変素晴らしい。彼はみんなのお手本です。今日の最後の鉄棒は言葉がない。
クレイジーとしかいえない」
ベルニャエフは「航平さんを一生懸命追っているが簡単じゃない。この伝説の人間と一緒に
競い合えていることが嬉しい。世界で一番クールな人間だよ。僕は幸せだ。伝説の男と戦えて」
賛辞の嵐のなかで内村は真ん中で気恥ずかしそうにしていた。
このニュースはなんとも嬉しく何度もみてしまった。

 
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(産経新聞の連続写真は素晴らしかった!)

ウォールストリートジャーナルによると、ベルニャエフは、次のようにも言っていたという。
「コウヘイをハラハラさせるなんて全然予想していなかったから、僕はとても幸せなんだ。
このスポーツには弱い選手なんか誰もいない。(内村航平という)伝説の男と、
僕らが戦ったという事実があるだけさ。これは、世界最高にクールなことだと思う。僕らは一緒に、
この素晴らしいショーをやり遂げたんだ」

なんてすてきな一瞬だろう! 頂点を争った男二人の友情に、 二人に大きな杯で祝杯をあげたいな。

Yahoo!SPORTSによると、記者からの質問は「わずか0.1ポイント差の勝利ですよ。
あなたは審判から同情を受けたと思いませんか?」という質問で、これまでに世界大会を七連覇したという
「名声」が審査に影響を与えたのではと疑問視する内容だったそうで、内村をも審判を侮辱したことになり
記者の資質もいろいろだということだろう。

 お祝いのように、ベランダには白い朝顔が花開いた。
あまり大きな事件はなくオリンピックは後半戦に入っている。

 夕方から、松川先生の十回目お習字。(<<<後述)

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by pretty-bacchus | 2016-08-11 22:48 | ♬Theaterオペラ演劇スポーツ | Trackback | Comments(0)
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