志村ふくみ&洋子個展<あめつちの詩-しむらのいろを纏う> 
2015年11月22日 日曜日 晴れ

 昨年に続き浅草の「茶寮 一松」で、志村ふくみ&洋子さんの個展(展示販売会)が行われた。
<あめつちの詩 -しむらのいろを纏う> 
 二十数点の新作の着物と帯とのコラボレーションの個展。

 〜〜〜〜〜〜〜
(案内状より)
秋も深まってまいりました。この度、なつかしい浅草の「一松」で展示販売会を開催することになりました。
今回は着物の新作を始め帯とのご提案をさせていただきます。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます


 昭和初期の香りが残る茶寮一松の二階の松の間で作品は、
時間ぎりぎりまで織って創られたお作品が香り立っていました。
ふくみ先生の、紫根、紅花、刈安、藍、梔子などから織られたはんなりと華やかな<ひなぎく>、
刈安、藍、梅の匂い立つような<花更紗>、紫根、臭木の<紫勾欄>、
そして洋子さんの臭木、紫根の新しい息吹いっぱいの<私はぶどうの木>、
そして何本かの帯と、二十数点が所狭しと輝いていました。

 植物から命をいただき染め織る志村ふくみ先生のお作品とその精神に魅せられて四十年。
その果てにそのほんの一部の精神を学ぶべく、第一期予科に三ヶ月半を京都に通ってしまったのでした。

http://keico.exblog.jp/17654086
2013年4月16日 火曜日 晴れ
志村ふくみの<アルスシムラ>開校式&入学式とレセプション

http://keico.exblog.jp/18337879/
2013年7月31日 水曜日 雨のち曇り
<アルスシムラ十五週目>最後は嵯峨の都機工房で卒業式

http://keico.exblog.jp/21760800/
2015年10月17日 土曜日 晴れ その一
志村ふくみの<アルスシムラ総会>が晴天の清涼寺で

 先生がたの新しいお作品にもまして、文化勲章をいただき超多忙なふくみ先生は、
いつにかわるざるにこやかに優雅に凛としてお客様に接してらっしゃって、ただただ感嘆!
お客様のなかには書家の矢萩春恵さん、写真家の大石芳野さん、美術館館長さんのSさんなど、
長い間のふくみファンの方々が新しいお作品に魅せられていらした。

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(昭和の中頃の戦前からある会席の名門店は、その名の通り古いガラス戸の一松の模様が夜目に明るい、、、)

(門をくぐって池の端を渡って正面玄関へ。
二階に上がると眼前に<松の間>が。今夜はお二人のお作品が所狭しと展示されていた)
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(写真家の大石先生がふくみ先生のお作品でいらして、ふくみ&洋子のツーショットを撮り始めた。それをカシャッと、、、)

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(私もいれていただいて、、、、、すみません〜〜〜)

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(書家の矢萩先生も写真家の大石先生も、ふくみファンで、いつもいらしてらっしゃる)

 七時からはお隣のお部屋で会食。
洋子さんが、先だって皇居宮殿での文化勲章の親授式の模様などを話された。
その日のふくみ先生のお召し物は、ヨハネ黙示録にもでてくるニガヨモギで染められたご自作で、
宮中での儀式には色留め袖という昔からの風習をご自分が創り上げた染めと織りの芸術で通したのでした。

文化勲章、人現国宝、書家(矢萩さん)、写真家(大石さん)、宗教家、編集者、漫画家(萩尾さん)、
美術館館長などと蒼々たる方が二十四人の中で、普通の人はケイコサンだけというわけで、
でもおもしろかったです。
お隣にはふくみ先生の次女の潤子さんがいらしてくださり、ふたときがあっというまに過ぎていきました。

 不思議な大きなお力を醸しだすふくみ先生とその作品群は、壮大な自然界からいただいき
人の手によって創られた地球の源の命の泉の色と香りにあふれていました。

 京都国立近代美術館では、2016年2月2日から、
<文化勲章受章記念 志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰― >という展覧会が決まり、新しいお作品の構想に燃えていらしたふくみ先生!

体の芯に力があふれてくるような一日に感謝して、、、、。

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(求龍堂のふくみ先生御担当の三宅さんと撮る大石先生)

(三宅さんご担当の力作は、下のブログに少し書いています)
http://keico.exblog.jp/17660595/
2013年4月20日 土曜日 雨
志村ふくみ著 「伝書 しむらのいろ」を読みながら

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(今夜の料理長のお品書きは<秋惜む頃の御献立>)


#IMAGE|a0031363_039664.jpg|201511/25/63/|mid|1124|751#]スピーチの方

#IMAGE|a0031363_039664.jpg|201511/25/63/|mid|1124|751#](先生と、、、、)

 おいとまする前に記念写真!

#IMAGE|a0031363_0401276.jpg|201511/25/63/|mid|984|666#](郡山からかけつけられたIさんと先生と、、、、、)







(今日の大失敗は、フジのカメラをもっていかなかったこと。
使いこなしていないSony DSC-RX100M2でなんのか記録を残せましたが、それは
CarlZeiss Vario-SonnarT*,10.4- のおかげでしょう)


 〜〜〜〜〜〜
 昨年は二月に<志村ふくみ卒寿記念展(東京)― 京の『いろ』ごよみ>
http://keico.exblog.jp/19498883/
2014年2月21日 金曜日 晴れ
真央ちゃん&志村ふくみ卒寿記念展― 京の『いろ』ごよみ




by pretty-bacchus | 2015-11-22 23:58 | ○Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(17)
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Commented by nanahan at 2015-11-25 07:35 x
拝見するに「眼福」の限りであります。古い江戸の町に京都の伝統文化が見事に
溶け込んでいますね。気分のよいブログです、
Commented by 郁子 at 2015-11-25 09:46 x
23日の午後、私も「あめつちの詩」展に行ってまいりました。
この記事にありますように、22日のご帰宅の後、つまり23日の零時過ぎに
いただいたメールによって、伺ったのでした。
ふくみ先生と洋子さんの作品は、浜松や京都の美術館における規模の大きい展覧会で拝見、
その素晴らしさにすっかり魅了されてきましたので、今回もお知らせいただいたのでした。
会場が茶寮一松ということで、雰囲気が美術館とは異なり、
とてもしっとりとした日本美の世界でした。
ただ敬子さんの写真を拝見して、あれっ?と少し驚いたのは、
展示模様がかなり違っていたことです。
展示即売会であり、入替えなどの事情があったのでしょうか。
ふくみ先生の作品は、何時もながらの品格ある密度の高さに感銘を受け、
洋子さんのお作は、モダンな明るさとおしゃれな感覚が
そのネーミングにも現れ、以前より手の上がられたことに感服いたしました。
茶寮一松は始めての訪問でしたが、その佇まい、大広間の設えの典雅さに
日本伝統の素晴らしさを感じました。
展示作品と建物と、得難い体験の機会を下さった敬子さんに感謝いたします。

    時雨また京のあめつち偲ばれて

Commented by 婆美以 at 2015-11-25 23:55 x
初冬を彩るにふさわしい催しにお出かけされて豊かな時を過ごされたのですね。
大きな賞の後も創造者とし凛としていらっしゃるふくみ先生!

「伝書」テロのニュースを知り無性にもう一度読みたくなり取り出しました。
ふくみ先生がひたすら希求される『美』、染色を通じ染色を超えて、、人間が権力や財力、名声ばかりを追い求める生き物ではないと説いて下さっているようで不思議と心が安らぐのです。ご縁を下さったkeikoさまに感謝しています。
Commented by pretty-bacchus at 2015-11-26 01:39
nanahanさん、ありがとうございます。
雷門から数分の裏通りに、こんな建物が残っているのです。
不思議な一角でした。

会食はすごい方々が24人で、文化勲章、人現国宝、書家(矢萩さん)、写真家(大石さん)、宗教家、編集者、漫画家(萩尾さん)、美術館館長などと蒼々たる方の中で、普通の人はケイコサンというわけで、でもおもしろかったです。

Commented by pretty-bacchus at 2015-11-26 01:51
郁子さん、こんばんは。おいでいただきありがとうございました。
きっと少し入れ替えがあったのかもしれませんね。
お人によっては、ご自分のものとなった作品は目あかがつくといって直ぐにきひたがる方もいらっしゃるでしょうし。

京都国立近代美術館では、2016年2月2日から、
<文化勲章受章記念 志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰― >という展覧会が決まり、新しいお作品の構想に燃えていらっしゃいました。

Commented by pretty-bacchus at 2015-11-26 02:09
婆美以さん、こんばんは。ほんとうに凄い方ですね。
この会食では、洋子さんが、先だって皇居宮殿での文化勲章の親授式の模様などを話されました。
親授式の日のふくみ先生のお召し物は、ヨハネ黙示録にもでてくるニガヨモギで染められたご自作で、宮中での儀式には色留め袖という昔からの風習をご自分が創り上げた染めと織りの芸術で通したおはなしなども。

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