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借景の木々をみながら危険だった旅の思い出に、、、
2015年11月18日 水曜日 小雨 魚真

 久しぶりに借景の緑を愛でていた。
右方の木に望遠を構えて、、、、え〜〜? 何あれは? 刀が機の間を動いている。
そうではなかった、どうやら借景の庭には植木やさんがはいっているようだ。
それにしても随分と高い木なのに、、、、。

 正面のアオギリの木はもう葉がすっかり駆られていた。
え〜〜〜レンズの中に人の顔!
ビックリポン〜〜〜どうしてこんなに此方のベランダの近くの空中に人がいるの?
きっと高い梯子をかけているのだろう、、、、、、。

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(ひよどりじょうごの実は萎み始めていた、、、)

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(葉が減って黄葉も、、、、、遠きのアオギリの葉もない、、、、)

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(なんとりりしい若者の植木やさんだろう)


 ニュースは暗いニュースばかり、、、。
無差別テロのニュースがますます広まり、次のターゲットは商業地区のデファンスとか空港かとかの
未確認情報が飛び交う中に届いたニュースは<米国からパリ行きの2機、緊急着陸 >

[ロサンゼルス 17日 ロイター] - 米国からパリに向かっていたエールフランス機2便が17日、
匿名の爆破警告を受けたため目的地を急きょ変更し、緊急着陸した。700人超の乗客乗員は無事。
米連邦航空局(FAA)などが明らかにした。
このうち、ロサンゼルス発のエールフランス65便(エアバスA─380)はソルトレークシティーに着陸。
乗客らはターミナルに移動した。ソルトレーク・トリビューンが空港関係者の話として伝えたところによると、乗客乗員は497人。
米連邦捜査局(FBI)は声明で、脅迫内容を裏付けるような証拠は機内で見つからなかったと明らかにした。
ユタ州の地元メディアによると、乗客は同便に再び搭乗し、パリに向けて出発した。

 もう一つのエールフランス55便(ボーイング777)はワシントン郊外のダレス国際空港から離陸した後、
カナダのハリファックス国際空港に目的地を変更。乗客乗員262人は既に降機した。
ハリファックスの警察当局は、警察犬を使い機内で爆発物を捜索したが、結果については明らかにしていない。
エールフランスは声明で、両便ともに「離陸後に匿名の脅迫があった」ことを明らかにした。
その上で「当局が主導して電話の発信源を特定するための捜査にあたる」と説明した。

〜〜〜〜〜〜〜
そして夜半には借景の木々をみながら危険だった旅の思い出に、、、_a0031363_21252852.gif

【パリ=本間圭一】パリ同時テロ事件で、フランスの検察当局は19日、パリ近郊サンドニでの
仏警察と容疑者側の銃撃戦で、イスラム過激派組織「イスラム国」の幹部で、同時テロの首謀者とされる
ベルギー国籍のアブデルハミド・アバウド容疑者が死亡したと発表した。

 オランド大統領は演説で「わが国は戦争状態にある」と宣言し、IS掃討のため、
シリア空爆をさらに強化することを表明したのだ。


 一方、ISは新たなビデオ声明で「ワシントンにある米中枢を攻撃する」と恫喝した。
何と言うことだ。

フランスに住む友人達は今回は難を名逃れたとはいえ、外出をなるべく控えているという。
パリへの旅の多くがキャンセルになり、冬の旅はますます寒いものとなってしまうだろう。
新しいパスポートも再発行されて、クリスマスのパリへ旅立とうと思っていたのだが、
これも止めた方がよいだろう。
それでなくとも寒いパリで、去年あれだけ<怖い〜〜>を思った旅だったのだから、、、。
旅の途中で弟や柳澤さんがなく亡くなってしまったりと、、、、。

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2014年12月12日 金曜日 パリ 雨の暗い朝 その一 
雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました(旅のカテコリにも)巴里四日目

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2014年12月14日(日) 霧の朝、巴里六日目
ノートルダム大聖堂とリルケ、Xマスイリュミネーション 

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 思えば海外の旅を始めて早や五十年になる。
半世紀か!
何百回という出国記録があり、欧州のなかでも飛行機を加えるとすごい数になる。
いろいろの事故に遭遇しながら、よく今までこうして無事に生きていられたものだと、、、、感慨を新たにしている。
以前ブログに書いているが、まだまだ書き切ってはいないだろう。

そうそう、1970年代はじめかな?、アラブゲリラが爆弾をしかけた飛行機に乗って事故にあったことがあった。
当時は、パンナムの機がオルリー空港で爆破されたりと、いろいろの事故があった時期。
私はエーフランスの駐在員としてパリに送られてオルリー空港に勤務していた。

 週末を利用してローマ行きの機に乗った。
乗客は半数以下のキャラベル機が、ローマのフミチーノ空港によろよろと到着したのだ。
少し前から機内はとても静かでスチュアーデスもでてこなかった。
普通は空港中央の建物の近くの駐輪場に近づく飛行機はどんどん空港の原っぱの端のほうに向かっていった。
おかしいな、、、と思い、手荷物を膝に置いた時に機内アナウンスがあって、急いで静かに後ろの出口から
降りるように、、、と。キャラベル機は出口が後ろの梯子なのだ。
(この時、一番先に奇声を上げて機から飛び出したのはなんとイタリア人のスチュアーデスだった。
おそらくかなり前から事情を知っていて震えていたのだろう)。

 遠く眼前には何台もの消防車? バスに乗せられた私たち乗客は、小雨が降り出した空港の端っこの野原で、
飛行機から順番に降ろされて運ばれてくる一人一人のチェックドバゲッジを確認して、
別のバスに移されるということが何十回も繰り返されて、何時間もかかってやっと解放された。
最後にはチェックドバゲッジがひとつ残って、中には爆弾らしき物があったと翌日聞かされた。
爆弾がしかけられていたが、それが幸運にも不発に終わったと後でわかった。
翌日の新聞の一面はこのニュースで飾られたものだった。

荷物の検査が終わって特別ゲートから税関を出たところで長い間待った連れ合いと会えて、、、
とたんに安心したのか、体ががたがた震えて鳴き出してしまったのを覚えている。

 まだまだこれからも海外の旅にはでることになるだろう。
グループの旅ならば、エージェントの方がいろいろしてくれるだろうが、一人旅をしていれば、
これからもいろいろ起こることだろうが、、、、さてさて、、、、。
いずれにしても、ますます旅でのハプニングは多くなるだろうから、荷物をなるべく少なくすることと、
常備薬は少し多めにもっていくことだろう。
(フィルムがなくなっただけでもかなり苦労が少なくなったに違いない)

 遠くの異国に住む友人達を思いながら、、、、。

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2007.08.23 木曜日  青い朝顔は五輪かな
旅での波瀾万丈の出来事いろいろ

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2008年5月3日 土曜日 雨のち曇りのち少し晴れ 今日は三回目
旅の記憶にーーテルアビブ

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米旅客機がハドソン川に不時着水 乗客乗員155人無事に感涙

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2009年2月11日 水曜日 
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残る花散るを忘るるみぞれかな(飛行機事故の記憶)

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2011年12月8日 木曜日  曇りのち雨 
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2013年1月16日 水曜日 曇のち晴れ
ボーイング787の事故と半世紀弱の旅の思い出

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2013年2月27日 水曜日 雨後ち曇り
熱気球の事故が起きてしまった(気球の思い出)

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前世紀のエールフランスの食器と天馬

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2014年7月12日 土曜日 明け方に
台風一過、大阪と東京で台風の香港を思い出している写友がいました

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2014年7月23日 水曜日 晴れたり曇ったり
熱帯夜に飛行機事故の旅の思い出にふけって

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2014年8月12日 火曜日 曇り時々小雨 免許更新
<日航機墜落事故>から二十九年、芙蓉の花に送られて

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2014年12月9日 火曜日 家を出発十二時
厳冬のパリに着きました、、、

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2015年8月12日 水曜日 晴れ
国際宇宙ステーション内のレタスと御巣鷹山事故から三十年に思いを寄せて

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この機内の模様

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2005.10.17
十五夜とにらめっこしてお国入り




by pretty-bacchus | 2015-11-18 23:59 | ♪JourneyAbroad海外旅の思い | Trackback | Comments(2)
Commented by nanahan at 2015-11-21 09:02 x
何処に行くのも物騒になりました。愚生も若いときとは違って
すっかり臆病になって、出かける気にもなりません。
都合の良いことに12月に10年のパスポートが切れます
もう、更新はやめました。
Commented by pretty-bacchus at 2015-11-21 15:59
nanahanさん、そうですか。
私は先だって十年のパスポートをとってきました。
次の更新には生きていても、おそらく更新をやめることになるでしょうね。


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