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友の輪が 五穀の恵み 運びきて
2005.8.14

 今週は悲しい週であった。

 一方うれしい限りの週でもあった。
 遠き国、雲南州昆明からの松茸、
 秋田の由起さんからとどいた野菜なす、トマト、にがうり、いんげん、おくら、えだまめ、紫蘇、茗荷、
ピーマン、、、、
 湘南の友人からの小イワシ、アジ、キンキ、真鯛、えぼだい、、、、。

 私のいつもの手持ちは、ゲランドの塩の粗塩、ハーヴ入り、海藻いりゲランドの塩
http://www.seiwajapan.co.jp/data/f05_2Fr.htm
そして黒コショウ、友の輪が 五穀の恵み 運びきて_a0031363_2203263.jpgきわめつけは2種の
エキストラヴァージンオイル、エドアルドヴァレンティーニ http://valentini.exblog.jp/と
モナリザの里の初絞り。
http://www.seiwajapan.co.jp/data/f05_2Fr.htm



















 新鮮な食材とゲランドの塩と最高のエキストラヴァージンオイルがあれば、毎日の食事は幸せの皿となる。
そして銀シャリとワインはもちろんかかせない。

 松茸は昨日でやま。パスタと網焼きとさ〜〜とあぶってと楽しんだ。
野菜は、それぞれ味をいかして4日つづけて楽しんだ。生で、パスタ、野菜炒め、煮浸し、などなど、、、、

 私がジックリと学んだのは若い頃のお懐石料理だけ。
フランス料理もイタリア料理もなんとなく覚えてシェフの秘伝をそ〜〜〜と教えてもらったりと、、、
後は全くの自己流。
第一友人の多くは私がまったく台所に立たないと思っている人は多いのだ。

 遥か昔、家に招いた会社の上役は、私がとんとんとキュウリを刻み始めると、目を丸くして
「え〜〜? 包丁が使えるの?」とのたまわったものだ。
失礼な! と思ったが、まあ、そういう風にみられるのもいいかもしれない、、、と
それ依頼言い訳をしないことにしていたら、最近はますます誤解が広がり、今や私は料理人つきの
お嬢様と思われているらしい。

 もっとも、おしゃまでオキャンな小さい頃に、「私の夢は、いつも沢山のお友達と執事と料理人がいてくれて
、、、、、そして蝶ちょ、、、、といったとか!  困ったやんちゃであったものだ。

 最後の今日は、さ〜〜〜てと、、、、。贅沢にオリーブオイルで天ぷらとしよう、、、、。
天ぷらはしろしめ油がふつうだが、とったばかりの新鮮な野菜は、ごく軽く天ぷらにすると、
これが美味なのだ。
食材にあった切り方で、ほんの気持ちゲランドの塩で味付け、あとは温度調整をしながらさ〜〜と揚げるだけ、、、。
 そのままさくりといただく。シャブリのグランクリュが最高。 

 仕上げは、由起さんの野菜を浅漬けにした秘伝の糠味噌。
これは我が家で32年いきている。
パリ駐在から帰ったときに、祖母が何十年も前からつくっていた糟床をわけてもらったものだから、
おばあちゃん の味がする。お料理が最高に上手な祖母であった。

  幸福は口福。それは人生の愉しみであるのだ。
乾杯!! ア ヴォートル サンテ!
(赤ワインはサンテミリオン グランクリュクラッセのシャトーカデボン2000。)

 悲しみと喜びの極みの週末であった。
 


by pretty-bacchus | 2005-08-14 23:23 | ☆Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(2)
Commented by YUKI at 2005-08-15 09:52 x
旬の野菜を食べきる快感って、ありますよね。身体にエネルギーをもらえる気がします。オリーヴオイルの野菜てんぷらとシャブリ・グラン・クリュ、想像しただけで、ゴックンです。マダムは名料理人でもあったと改めて実感したブログでした。
Commented by pretty-bacchus at 2005-08-15 16:31
うふふ、、、。ゆきさんに言われたので、書いてしまったのかもしれませんね〜〜〜。本当にたっぷりと野菜のパワーをいただきました。ありがとうございました。生産者の名前があるのもなんとも温かくて。ありがとう! っていっていただいていました。感謝です! 
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