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春の愁いを<何以解憂>
2014年3月19日 水曜日 曇り

 体調が良くない、、、体調だけではないかもしれない。
小学校の通信簿には<明朗快活>でイイコといつも書かれていて、その後もずっとそうであった。
自分だけでなく回りの人たちをいつも明るくしていたという。

 そんなわたしがこのところ珍しくメランコリックというより、かなり重症な欝なのかしら?
いつも何かが頭と心にひっかかっていてすっきりとしない。
めずらしく写真もあまり撮る気にならないし、散歩にもでないでぼっとしている。
借景の一点をみつめて何かを考えているのにまとまりがない。
これからどんな風に晩年を過ごし、どんな風に死を迎えるのだろうか、、、ということが頭から離れない。
一生懸命にまじめに生きてきて、さてこれからどうすればよいのかということが
具体的に絵が描けないでいるような気がする。
その日がいつきても良いように、家の片付けをしなければいけないのにこれにすらあまり身が入らない。

 さらなる今日のパンチは、食事のあとまもなくお腹が痛くなり胸が苦しくなってトイレに駆け込んだ。
こんなことは生まれて初めてだ。
どうしたのだろう、、、。

 <春宵一刻値千金 >の春の日にこんなことでよいのだろうか、、、。
この春の愁いをどんなふうに晴らしたら良いのだろうか、、、<何以解憂>

春の愁いを<何以解憂>_a0031363_1291930.jpg
(バス停にも春がきた、、、、)




by pretty-bacchus | 2014-03-19 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(4)
Commented at 2014-03-21 04:25
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pretty-bacchus at 2014-03-21 16:09
鍵コメントさま
同病相憐れみ、でも愉しい趣味の病は嬉しですね!

Commented by 郁子 at 2014-03-21 16:36 x
春の愁いーー俳句では「春愁」という素敵な季語になっていますね。元々は花咲き鳥啼く正気溢れる季節なのに、ふっと物思いに捉われたり、ぼんやりとした憂鬱な気分になったりする心情を表し、とてもポエティックな季語。
然し敬子さんにしてみれば、そんな暢気な話ではなく、身辺整理にまで及び、ストレスからか体調不良までおきてしまった、となると事は深刻で、ブログファンとしては、とても気になります。
さて、<何以解憂>との命題に応え得る方策とて見出せませんが、歳時記からこれはと思った句を引用しますね。
口惜しさも春愁に溶け終んぬる(虹村)
春愁のまぼろしにたつ仏かな (蛇笏)
後者はブログ右手の菩薩様の連想です。前者は口惜しさと言っているけど、ともかく頭では手に負えない諸々の情感は底の底まで行く事で、何時しか解消している不思議を言い得ていて、面白いと思ったのです。
翻って私ならどうするか、日本では叶いませんが、下欄のフォトの3枚目のような、僧院の回廊で瞑想的な時間を過ごしたいと思います。
敬子さんのフォトはほんとに沢山の慰めを与えてくれるんです。元気を出してくださいね。
Commented by pretty-bacchus at 2014-03-21 22:12
郁子さま、コメントをありがとうございました。
どちらの句もいいですね。短い十七字で人の心を癒すのですから日本の文化は素晴らしいですね。
(蛇笏)の句を思いながら、アップし忘れていたモンサンミッシェルのマリア様をアップしました。
いつも励ましをありがとう!

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