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志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業
2013年4月24日 水曜日 雨

お知らせ:
志村ふくみの<アルスシムラ>のお教室の様子を楽しみにしてくださっている友人達へ.

 残念ですがから2013.05.29 から突然に、お教室はカメラ禁止となりインターネットでの公開も
全て禁止ということになってしまいました。
>>その後、個人的なことは良いことになりましたので、ブログを続けます。
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 さかのぼって、志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業<

 先週の第一日目をブログにアップした後に、婆美似さんと郁子さんから嬉しいコメントをいただいた。

http://keico.exblog.jp/17660953/
2013年4月17日 水曜日 曇のち晴れ
志村ふくみの<アルスシムラ>第一日目の授業

お教室のお仲間のある方にも楽しみにしていると言われたりして、
ブログに詳しく授業のことを書くのをやめようと思っていたのに、そうはいかなくなってしまった。

 緑の雨の中を九時半に神宮道のお教室着。
皆さんもお早くて、先生方もお着きになってらっしゃる。
十時から今日の授業の説明で、三組に分かれての代表が白糸をお湯に浸けてから、
細見美術館で行われている「細見美術館特別展 志村ふくみ・志村洋子 作品展 しむらの色 KYOTO」を
全員で見学することに。
かなりの雨の中を、川を渡って平安神宮の赤い大きな鳥居をながめながら少し歩いた。

 一昨日に前期からの入れ替えが行われて今日は後期の展示。
今回の個展は八色と七つのテーマでまとめられている。
まず右側の青から、赤、黄へ、、、そして青、赤、黄、黒、緑、白、紫、光 へ。
洋子さんが第一室から説明をしてくださり、これから学ぶ<しむらのいろ>の諸々を、
皆さん学ぶことが出来たようだ。

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(左がふくみ先生最新作の白樫の<イエローシティー>
マチス、カンディンスキーなどの画家に弾かれている先生は、ベン・ニコルソンもお好きなのだそう!
その隣は紅花の<衣通姫> 

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(この後期の展覧会については、後日、下記の第一期をも書き足して写真と共に書いておきたいと思っている)

http://keico.exblog.jp/17463363/
2013年3月15日 金曜日 晴れ 京都にて
「細見美術館特別展 志村ふくみ・志村洋子 作品展 しむらの色 KYOTO」その一

http://keico.exblog.jp/17488692/
2013年3月19日 火曜日 曇
「細見美術館特別展 志村ふくみ・志村洋子 作品展 しむらの色 KYOTO」その二

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 三々五々アスルシムラへ帰り昼食後、午後は13時半から。
今日もお染めが行われる。
本日の染料は、からすのえんどう (媒染材は鉄、酢酸銅)
この春の芽生えに時期は、からすのえんどう、げんのしょうこ、よもぎ、やえむぐらなどがなど豊富で、
今から六月末位までがきれいなうす緑色がでるのだという。

ふくみ先生と講師の方が朝早くから、嵯峨の工房近くの釈迦堂の後あたりから採集してきてくださった
野草で、午前には緑の香りがたっていたが、生徒が美術館にいっているあいだに、
講師の方が行程をすすめていてくださったようで、今はすでに炊き出されて、
なんだかお豆の香りがするみたい、、、。

(写真は、いろの染め具合がわかるように時間順にしたが、カメラの違いで微妙にことなったようだ)

志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_427552.jpg (炊き出されたカラスノエンドウが、手前は先週の桜の枝かしら?)

 この素材の大切な事は、ゴミを洗い浸水し、沸騰してから、灰汁か炭酸カリウムをいれ、
アルカリ性(PH6くらい)にして炊き出すこと。
一液目は沸騰後5〜10分炊き出してから捨てる。
水を入れなおし、またアルカリ性にして、沸騰させ30分〜40分ほど炊き出す。

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生徒の質問に答えて、
“火を止める時間は決まっているわけではないのです。そのつど植物に聞くのです”と洋子先生。
“いいなと思ったらいいのです、、、と、ふくみ先生!

野の草は40分ほどで、桜、冬青、梅などは二時間くらいで、二日ほど寝かすこともある。
山梔子、くさぎは、袋に入れてぐちゃぐちゃとすればあとは色はでないので、、、(媒染なし、、、?)
と先生方は、こともなけにノウハウを生徒達に披露してしまわれる。
先生方が何十年もかかって見つけられたマル秘もあるはずだろうに、この<アルスシムラ>では、
こうして公表してしまわれ、伝統を後世に伝えるという大きなお気持ちに頭が下がる。
しかしそれは一方では、短い時間では絶対に出来ない<秘の技術>のご自信があるからなのだろう。

 先週の経験があるので皆んな和気あいあいでとても良い雰囲気。
三つに分かれたクラスで、それそれ順番に白い糸を一人二かせづつ手に持ってスタンドバイ。

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 (PHが高いままだったら、薄めるは酢酸を入れ中和する(PH6)
糸が傷むので、PH6位に、水に近いくらいに)


 今日の素材は、原液染色の四回染めで、各グループ2〜3人交代で始まった。
一回目(13:40)
 ボール三つにわけられて、コンロにかけられて、温度は40度(〜80度)。
40度で浸しはじめる、、、。



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志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_454255.jpg (様子見をして、、、)

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(もう一度、、、、)

志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_4562324.jpg (あげて、、、絞る、、、)

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志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_4582457.jpg (お隣のグループと見比べてみたり、、、)

二回目も静かに入れて、、、
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志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_554334.jpg (そっと回し始める、、、)

三回目(14:15)の第三染 

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14:25  色がだんだん濃くなっていく。

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  >>>温度を測る
    (あく、炭酸カリウムとメモに残っているがわからない)

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(絞る、、、)

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両手でよく横にさばくようにして,たててぱんぱん、、、。
上げてぽんぽん、、、風を通すように。

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14:30(四回目は私がしたので写真はない)

 小一時間でお染めは終わり、そしていよいよ媒染が始まった。
媒染は二回で色止めをする。

志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_5371727.jpg鉄をつかうと、濃いモスグリーンに、酢酸銅だと、透明な薄緑がでるというので半分づつに。

志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_5303792.jpg (酢酸を薄めた液、、、)

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(緑は決してでない。黄色と藍を掛け合わせるのですがそれはまたいつか、、、と先生)
だんだん美しい薄緑になっていく姿はなんとも楽しい〜〜!

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もう一度、、、

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志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_5565041.jpg (出来上がり、、、)






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最後は、水で余分な媒染剤をすすぎ、汚れ水が出なくなるまで水洗い。
ある程度水に色がでなくなるまでよく洗う。
しっかり水分をしぼって脱水。 しっかり水分をしぼり、なるべく早く糸が乾くようにする。

 しっかり糸をさばき、ひびろがついているところも広げて、風通しの良い状態にして干す。
なるべく早く糸が乾くようにする。

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志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_663498.jpg


 15:40 これで今日の染めの作業は終わって、席に戻って先生方のお話をうかがう。
糸の説明や染めの歴史、平安時代の延喜式や、正倉院に残る染めなども。

#IMAGE|a0031363_672654.jpg|201304/29/63/|left|864|573#] (きれいにそまりましたね〜〜と、洋子先生)






志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_682821.jpg

#IMAGE|a0031363_69813.jpg|201304/29/63/|left|864|573#]






 来週はお休みなので、その次の授業の説明と、糸を繋ぐ花結びの練習を少しして、早めにホテルへ。
荷物をおいて、明日の美術の授業のためのスケッチブックや色鉛筆を買いに雨のなかを五条あたりまで。

 夕飯はYさんのお招きで、、、。
長い一日は終わりました。

(タイトルバー下の薄緑は、カラスノエンドウの染め上がりの色をキャプチャー)

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追記1:

#IMAGE|a0031363_6432681.jpg|201304/29/63/|right|703|470#](手前がやえむぐら、奥が からすのえんどう)


追記2:
 今日の野草のからすのえんどうで染めた糸で織られた、志村ふくみ先生のお作品、
<柳の國>が、
五月三日までの「細見美術館特別展 志村ふくみ・志村洋子 作品展 しむらの色 KYOTO」
で展示されている。

昨年のご著書「晩祷 リルケを読む」を書き終わった後に、リルケを思いながら織られたのだという。

 雑草であり普通は見向きもされないような草に潜む自然の美しさと色の魅力を、
炊き出して染めるという行程で引き出さし、そのグラデーションを織りなして作品を創り、
芸術の域へとたかめるふくみ先生のパワーと感性にあらためて杯をあげたい。

志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業_a0031363_6312342.jpg

アップで、、、
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志村ふくみの<アルスシムラ>関係ブログは

http://keico.exblog.jp/17620941/
平成25年4月15日(月) 晴れ 2013年4月15日 月
志村ふくみ・洋子の染織の世界 <アルスシムラ>

http://keico.exblog.jp/17654086/
2013年4月16日 火曜日 晴れ
志村ふくみの<アルスシムラ>開校式&入学式とレセプション

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2013年4月17日 水曜日 曇のち晴れ
志村ふくみの<アルスシムラ>第一日目の授業

http://keico.exblog.jp/17700781/

志村ふくみの<アルスシムラ>2013年4月24日 水曜日 雨

志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業

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<アルスシムラの本科必須の美術の実習講義>
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志村ふくみの<アルスシムラ>第三回目の授業

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さかのぼって、志村ふくみの<アルスシムラ>第四回目の授業
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by pretty-bacchus | 2013-04-28 23:58 | ♠Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback(1) | Comments(6)
Tracked from online gambl.. at 2014-10-30 15:32
タイトル : online gambling
志村ふくみの<アルスシムラ>第二日目の授業 : 生きる歓び Plaisir de Vivre。人生はつらし、されど愉しく美しく... more
Commented by 郁子 at 2013-04-29 11:46 x
敬子さん、体調の回復が割と早くてよかったですね。道のりはまだ長いので、何よりもお体大切になさってくださいね。
ところで、京都で相見えることはなかったけど、同じ空気を3日間吸っていたのですね。
皆さんで見学なさった24日の作品展、私は午後に訪れたのでした。ガラス越しでしたが、典雅さのみでなく、はっと息をのむような新しみがあったり、糸の展示を含めて感銘深く見学いたしました。
このブログ最初のフォトの左手の黄をメインにした着物にとても感動しました。制作年が多分今年だったと思いますが、ふくみ先生の若々しいモダーンな感性と、絹の艶やかな色調が何とも素晴らしく、しばらく魅入っていました。
さて、2日目の染めの授業、楽しく拝見。やえむぐらなんて古典でこそ読み知ってましたが、今こうして染色に使われている事に感動します。
これだけの記事とフォトのアップは大仕事ですが、敬子さんにしか出来ないのですから、よろしくお願いしますね。
勝手ですが、見ている私は勉強になる上にとても癒されるのです。
Commented by S at 2013-04-29 11:48 x
敬子様
こんにちは^^ 敬子様の夢を見て訪問致しました。
ピアノ室のおやつをカシャカシャ撮ってらっしゃる夢でしたけれど
現実は充実の授業風景だったのですね...^^
Commented by 婆美以 at 2013-04-29 17:00 x
良くなられて良かったです。いつもながら気力もお薬に加えてのご回復にこちらが励まされています。これからも歓びをシェアさせて下さいね。どうぞご無理なさいませんよう。

八重葎にカラスノエンドウ、、こんな素晴らしい色を秘めていたなんて!!!見向きもされないようなものに潜む魅力を引き出され、さらに芸術の域へ送り出すふくみ先生!!!まさに生きる歓びを示されて、子供達に自分は雑草のようだと諦める必要の無い事を悟らせもするでしょう!

その八重葎とカラスノエンドウで庭がお化け屋敷になっていました。いままで憎らしげに引き抜いていたけれど、、、ブログを読んだ今日は、、魅力を引き出してはやれない自分を詫びながら抜きました。
Commented by pretty-bacchus at 2013-04-30 02:08
郁子さん、こんばんは。
京都ではニアミスが続いたようですね。
自由がきかない学校スケジュールで、お目にかかれず残念でした。

あの黄色の白樫のお作品は、<イエローシティー>と言う名で2013年のお作品です。
去年の春のからすのえんどうを染めて織ったとうかがっています。
先生は、ベン・ニコルソンに感銘されてイメージが湧いたようです。
そのお若い感性って素晴らしいですね!

<やえむぐらなんて古典でこそ読み知ってましたが、、>さすが詩人の郁子さんですね。
先生のその和歌をそらんじていらっしゃいました。
ひっつき虫のように衣服について雑草と思われている草から、美しい色を見いだしているふくみ先生の長年のご苦労に頭がさがります。
Commented by pretty-bacchus at 2013-04-30 02:09
Sさん、夢ってほんとうにおもしろいですよね、、、。
時には正夢だったりして驚かされますね、、、。

Commented by pretty-bacchus at 2013-04-30 02:14
婆美似さん、こんばんは。
八重葎にカラスノエンドウがお庭に沢山あるのですね。
工房の皆さんでしたら、毎日お染めになることでしょうね。
<見向きもされないようなものに潜む魅力を引き出され、さらに芸術の域へ送り出すふくみ先生!!!>
本当に素晴らしいことですが、それに至る多くのご苦労を思うとしみじみした気持ちになってしまいます。

まだ始まったばかりのお教室ですが、貴女のように待っていてくださる方がいらっしゃるので、なるべく多くの事をお伝えしたいと思っています。

いつも応援をありがとうございます。
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