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2011年2月22日 火曜日 入院四日目 手術の翌日
2011年2月22日 火曜日 入院四日目 手術の翌日

 手術室では、ほんの数秒で眠り始めたのだろう、、、ごうごうと風が吹いていたような気がしていた。

< 手術室うごめく闇に涅槃西風

 麻酔から覚めたときには、ほんとうに、あとトスカーナの青い空と緑がみえた、、、、
右上の方にはモンタルチーノの丘が、、、、桜さんがずっとピアノを弾いていてくださった
フォーレのトスカーナが時空を越えて手術室の天井にあったのだ、、、。

< 麻酔覚めトスカーナの空風光り

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http://keico.exblog.jp/10971766
モンテ・オリヴェート・マッジョーレ聖堂とサンタンティモ聖堂へ 2010年7月3日 土曜日 晴れ 
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 夢のお告げで突然の手術には、時空を越えての宇宙的何かがいつもあるように思います。

 手術のあとに少しうとうと、、、、
そして、そのあとは、、、、朝まで寝られませんでした。

口には酸素吸入器のようなマスクがつけられたまま、、、点滴もつけっぱなし。
もちろんベットからは起きられない、、、、両方に柵が付けられたから落ちることはないだろう、、、、。

東京タワーの灯はジャストミッドナイトに消えた、、、、今夜は真っ暗な東京、、、、、、、
なんとしたことか、いつものように十二時に一度消えてしまった照明が十二時半には上半分がまた付いたのです!
ありがとう希望の光よ! この世に光があることの素晴らしさを実感!
それがどんなにか闇の世界から救ってくれたことか!
一時間おきの見回りの看護師さんと言葉を交わして朝になりました。
ピンクリボン運動で色が変わる東京タワーをこんなに愛おしく思ったのは初めてでした。


2011年2月22日 火曜日 入院四日目 手術の翌日_a0031363_1782187.jpg

 八時半に先生方の巡回往診。
痛みもほとんどなし、
脇の下から二本の管がでていて、それが途中で一本になり、体の中の血液が葉書くらいの大きさの
SBバックスリムというパックに入るシステムのよう、、、(カシャカシャ、、、写真はあとね、、、)
手術後の検温、パルスバイオメーター、血圧などは朝晩、、、、
血液検査を再度、そしてレントゲンへ、、、普通なら胸だけなのに、胃のあたりまで、、、、
(どうやら左奥下の歯のかぶせがひとつ消えてしまって、飲み込んでしまったようなのです、、、、)

 今回は、左膝下のりゅうの撤去もしているので、歩くことができない、、、。
トイレにいくのも車いすなのだが、午後にはお小水の管が抜かれた。
すでに食事は普通に戻っている。
内臓には問題ないからそうなのだろう。
歩行訓練の予定だったのだが、これも無しに、、、。

ここの病院の良さはいろいろあるが、先生方もちゃんとお話しをしてくださるり、看護師さんたちが皆さんイイ子! 
マスクをしている目が皆優しいの、、、、これってとっても大切なこと、、、。
でも忙しそうで、ナースコールをするのをためらってしまう感じ、、、、手が届く周りに水とか体温計とか小物をおいたはずが、とどなかなったり、、、、。

 寝てばかりいないように言われてもあるけないし、、、
家から届いた新聞を読んで、、、、本を読んだり、、、ベットに座って外をぼっとみたりして一日が過ぎていきました。
by pretty-bacchus | 2011-02-22 23:58 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(2)
Commented at 2011-02-24 23:06
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 郁子 at 2011-02-25 00:24 x
敬子さん、様子の伺えるブログのアップは嬉しいけれど、まだ管がすっかり取れていない状態なので、気になっています。
でもお気持がとてもしっかりしていらっしゃるので、心強い限りです。
懐かしくも素敵なトスカーナのフォトまでアップなさって、嬉しいやら、驚くやら、私の方がドキドキしています。
いい俳句が詠めましたね。ここのところ、付け過ぎかと思いつつも、徒然なるベッドの上の慰めまでに試みました。

手術室うごめく闇に涅槃西風(敬子)

夢見心地にやがてなりゆく (郁子)

麻酔覚めトスカーナの空風光り(敬子)

丘の彼方に見ゆる聖堂    (郁子)
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