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新蕎麦は 疲れた週の 秘薬なり
 ワインと食事のカテゴリーはなかなか書けない、、、なんともいえず心地よく帰宅をしたあとでは、ウェブログの世界にひたる前にしたいことが沢山ある、、、ひっそりとディジェスティフをチビリチビリト味わいながらその日の郵便をチェックしたり、毎週毎月送られてくる本や雑誌をパラパラと、、、その辺が私の何よりの悦びなのかもしれない。まさに生きる歓びである。

 イタリアンやエドアルドバレンティーニのワインやオリーブオイルのことを書いた後に友人からメールが入った。「このブログを書いているのはきっと貴女でしょう、、、、と。
 う〜〜〜〜ん。このブログを始めたことは、ほんの二十数人の友人にしか知らせてない。誰にもそれが私とわからないはずなのに、、、、、。時にヒットの数が多くともそのうち忘れてくれるに違いないし、、、、。でも長い間に良いお知り合いになった方々にはばれてしまうかもしれないな、、、、。
 その彼が、もっとワインとグルメの感想と写真を載せてほしいという。4つの時に父から教えられて、なめはじめていたワインとチョコレートと美味しいもの、、、。止められるはずがない、、、、ですね!! その結果、体重は十代の終わりごろの倍近くのなっているのに、、、。そのうえコレステロールと尿酸の数値が高く完全に生活習慣病にちがいないのだ。

 おだてに弱い私としては、それならば、よーし、とさっそく今夜、最近行きつけのおそばやさんで試飲&特写を試みた。
 晩秋の悦びのひとつは新蕎麦の到来。先週からとどいている北海道の蕎麦の香りはなんともいえず、甘く切なく嬉しい。麹町の住宅街にある小ぎれいな蕎麦どころO屋は2年前にオープンしたばかり。名を知られている蕎麦屋で数年修行をして独立したという30代のなかなかのナイスガイがオーナーシェフ。6テーブルしかないあまり大きくないがモダンなインテリアのこの店では合い席をとらないので、いつも14〜5名のお客様しかいない。夜は蕎麦割烹というところか、、、、。
 その美味しさと安さは群を抜く。おせいろが600円。お料理も600円からたかくとも千円台というリーズナブル。毎日河岸からとどく旬の魚と野菜は、疲れた体と心を癒してくれる。選ばれている日本酒も秀逸。半年ほど前からワインもある。
  私たちのいつものメニューは、板わさ、焼きみそ、そばの実とろろ、季節のぬたなど。京都からとどく生湯葉刺身も美味。今日の特別は戻り鰹のたたき、だだちゃ豆。ワインはブルゴーニュの赤なので鳥のふくませ煮(正式な名前は忘れた)も注文。
 最後に粗挽き蕎麦(一日20食しかなく昼だけででてしまうことがある)と新蕎麦の二色せいろで〆。終わる頃にはなんともいれない幸せ感とワインの酔いで素敵な宵、、!?。

 ps:蕎麦の白い花が一面に咲く景色を最初に見たときの感激は忘れない。海野和男さんの小諸日記http://eco.goo.ne.jp/wnn-x/unno/files/diary/の9月7日の写真に、信州蕎麦の白き花が美しく咲いている。
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by pretty-bacchus | 2004-09-10 23:50 | ♥Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(0)
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