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朝日旅行の旅の情報誌<旅なかま>十月号の表紙の写真に
2013年10月10日 木曜日 晴れたり曇ったり

 朝日サンツアーズの旅の情報誌<旅なかま>十月号の表紙の写真に私の写真が選ばれた。
たとえ単なる情報誌でも表紙になるのはなんだか嬉しい〜〜!

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 写真が趣味の一つになって半世紀以上がたった。
友人達にさしあげて喜ばれるのが嬉しくてしようがなかった小学校中学の頃から、
高校大学を経てエールフランスのパリの駐在が終わって、さらにメリディアンチェーンの日本代表として
世界中を回っているときにも常にカメラは携帯していた。

 二十世紀最後の1990年代中頃から2000年までの数年は、日経の旅のムック&雑誌、
さらにありがたいご縁をいただいてエーフランスの旅の機内誌<Bon Voyage>の中の四ページに、フランスワインの旅のシリーズを取材し写真と共に担当させていただいた。

http://keico.exblog.jp/6032654/
2007.08.22 
AIR FRANCE機内誌に「新フランスワインの旅」

その間、表紙に使っていただいたのが一度あり、あと数回は中開きのページはおろかその号の
ほとんどが私の写真ということが何号かあった。
専任のカメラマンの青山さんが同行できないときで、臨時のフランス人カメラマンが一緒だったのだが、
どうやら編集長は私の写真をきにいってくださったようでして、、、。
あくまでもアマチュアとしてだったから、その歓びはいかばかりか!

 その後に「朝日サンツアーズ」の広報誌<旅なかま>にも、数年にわたってフランスのワインや美の旅の
二ページを担当させていただいていた時期がある。

日本のグループ旅行の初期の黎明期に、柳澤社長のお供をして、フランスの旅をいろいろ創りあげる
お手伝いをさせていただいのがご縁だった。
重なりあう人と仕事のご縁はありがたいことである。

 その朝日サンツアーズでは、フランスの各地方を回る魅力的な旅が沢山できて、
<美の旅>シリーズなどは、他の旅行エージェントさんに卸すまでになっていった。
少人数催行の旅で、知識豊かな搭乗員が一緒する旅は<旅なかま>の旅といわれてファンを増していった。
柳澤社長はずっと前に引退なさり、代々のご担当、奥さん、国松さんは亡くなって、
その後を引き継がれた間辺さんは定年を延長なさっていたが、今年の三月にお辞めになってしまったが、
その根っこのDNAはしっかり受け継がれて、良い旅を創り続けているように思う。

しかし、その間会社の形態も時代を反映するように変わっていき、朝日旅行と一緒になり、
今は大手のJTBとも提携するようになってしまった。
有楽町の路面店にあった事務所も移り、今はそこにどんどん力をつけていったHISが入っているのだから
皮肉なもので、時代の波と旅のジェネレーションが変わってのニーズには逆らえないのだろう。

 <旅なかま>の情報誌「旅なかま」が毎月発行されるようになってもうずいぶんになるが、
A5版からA4版のカラーになってから内容も充実してきている。
中身は旅の達人が毎回記事をかいているし、この会社が作る世界中のグループ旅行の情報が
たくさん載っている。
もう何年も前からその表紙は、この会社のツアーで旅をした方々を対象に、<旅なかま表紙写真コンテスト>が
一年に一度行われて、優秀作品として十二枚の写真が選ばれるようになった。

今年の初めにご担当の方からメールをいただいて、今年度のコンテストに是非ご参加くださいと。
旅を創る立場だったから、旅に全行程参加したのは、
一昨年のイタリアの旅だけで、それもトスカーナのヴィッラヴィーニャマッジオ Villa Vignamaggio の
モナリザのモデルのゲラルディーニ家のリサの生家へご案内する役目も背負っていた。

http://keico.exblog.jp/11062519/
2010年7月29日 木曜日 曇り時々雨
イタリアの旅の写真の整理を少し

http://keico.exblog.jp/i37
カテゴリ:JourneyAbroad旅海外2010 ( 30 )

 その他のシリアヨルダンレバノンの旅も、北欧の沈まぬ太陽のノールカップの時も、
仕事の合間に何日かを参加させていただいただけだった。

http://keico.exblog.jp/653487
2004.07.14
シリア、ヨルダン、レバノンへの旧約聖書への旅  <<<click,please.

 イタリアの旅の写真はブログにほとんどアップしてあるので、その中から数枚を選んで、
<おくりん坊>でネット送信をしておいたら、春先にご連絡をいただいて、十二枚の一枚に選ばれたとのこと。
たとえ旅の情報誌でも表紙になるのはなんだか嬉しい〜〜!

この<旅なかま>の小冊子の発行部数は二万部くらいのようで、ダイレクトメールて発送したり、
各支店や朝日カルチャーセンターなどに据え置きしているよう、、、。

 プラートのプラート大聖堂ドゥオーモのフィリッポ・リッピのフレスコ画が数年前に修復が終わっていて、
旅人を魅了してくれた。
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フィリッポリッピの作品の中では、聖母子像や受胎告知よりも、私は「サロメ」が主題の、
このフレスコ画の作品が好きだったが、こんなに間近ではっきりと見たのは初めてだった。
洗礼者ヨハネの生涯「ヘロデの宴会」の画面は、左から右のほうに向かって時間の経過に従って、
三つの場面を組み合わせていて、サロメが三回登場している。
一番左にヨハネの首を載せる皿を準備するサロメ、真ん中に妖艶に舞うサロメ、
右には母ヘロディアに洗礼者ヨハネの首を手渡すサロメ、、、。
残忍なサロメが美しい!

http://keico.exblog.jp/11062519/
2010年7月29日 木曜日 曇り時々雨
イタリアの旅の写真の整理を少し、フィリッポ・リッピのフレスコ画


 中の目次の下の<今月の表紙>の説明は、17x14の規定字数制限が厳しかったが一言書くことができた。
          ~~~~~~~~
      フィリッポ・リッピのフレスコ画<ヘロデの宴>

       フィレンツェ近郊のプラート大聖堂の
       小さな扉をくぐると眼前に見上げる高い
       天井。その内陣の一番奥に色あざやかな
       フレスコ画が甦っていました。
       修復が終わった十五世紀のフレスコ画は、
       その色彩と聖書の物語のモチーフで私
       たちを圧倒しました。
       <天使のいる聖母子>と並ぶ代表作の
       <ヘロデの宴>は、洗礼者ヨハネの最後
       が描かれ一つの画面に三つの場面の美
       しくも残忍なサロメが描かれています。
       高い天井とステンドグラスを入れて
       このサロメを撮ってみたい!思わず広
       角レンズを構えてフレーミングしました。

           〜〜〜〜〜〜〜
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 次の旅はいつになるのだろうか、、、。
====
旅なかま関係のブログ

http://keico.exblog.jp/2253878/
1995年2月
1995ルーヴルを語る~1999までの日記の一部

http://keico.exblog.jp/5971643
2007.08.08
Condolence  内田勝久さんが亡くなった。

http://keico.exblog.jp/3220372
2006.02.23 

旅の記録、幻のエピローグ 

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2008年3月30日 日曜日 曇り
美の旅「大塚国際美術館」「倉敷大原美術館」に参加して✿ฺ´☆`✿ฺ 

http://keico.exblog.jp/6961588/
平成20年4月1日(火)
春は曙、卯月になった。京都の桜をアップ✿ฺ´☆`✿ฺ  

http://keico.exblog.jp/8076229/
平成21年3月16日(月) 晴れ
恋いしきは 桜前線 待つあの日

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2010年2月2日 火曜日 曇り
ジュネの花 ピレネー越える 古の旅

http://keico.exblog.jp/11684667/
2010年12月8日 水曜日 晴 寒し
ロマンスカー車窓周りて雪の富士

http://keico.exblog.jp/12342785/
2011年3月29日 火曜日 晴 その一
生かされん命なれかし春霞>>朝霞

http://keico.exblog.jp/16970105/
2011年3月29日 火曜日 晴 その一
2001年のヴェニスの写真(銀塩にて)

http://keico.exblog.jp/14176788/
2011年12月16日 金曜日 雨雨雨の巴里 その三
☆回想のわが巴里の街 ~ルーヴル美術館の思い出1995

http://keico.exblog.jp/16969800/
2012年12月11日 火曜日 晴れ
浅草で<楽しい仲間の旅>の忘年会

http://keico.exblog.jp/i12/2/
カテゴリ:Records過去の記事,書いた雑誌 ( 24


http://keico.exblog.jp/12129258/
2011年2月16日 水曜日 晴
過去のフォトエッセイストとしての記録


~~~~~~~~~~~

(追記:
  数冊スペアーがありますので、ご希望の方にお送りします。
  鍵コメントでお名前ご住所をお知らせ下さい)




by pretty-bacchus | 2013-10-10 23:58 | ◎Records過去の記事書いた雑誌 | Trackback | Comments(8)

東雲に教会の鐘聞こえきて
2011年9月19日 日曜日

 読み応えのあるブログをiPadで読んでいる内に夜が明けてきた。
5時22分、少し開けられたままになっている寝室のカーテンの隙間からきれいな桃色の空が動いた。
風の音がする、、、、台風がまたくるのだろうか、、、、。

カメラをとりにリヴィングに動いた。
こちらからの空の方がさらにきれいだった。
(眠気眼で撮ったのだが、SDカードに写っていない、、、幻だったのかしら?)

 少しウトウトした頃に教会の鐘の音が聞こえてきた。
東の風が吹きているのだろうか、、、。
少し眠ったのだろう、、、、次の空はきれいな青い空に真っ白が雲が急ぎ足でうごいていた。
なんてきれいな空なのだろう〜〜〜。
こんな空はお盆の車の少ない頃と秋の終わりにしかみたことがない。

あまり寝ていないはずなのに、そんなに眠くはない。
起き出してすばやく支度をして家を出た。
あまり暑くならないうちに少し歩こう、、、。
そして時差をとろう、、、、。

 ホロゴンさんの広角の写真群を見ていたので、なんだか広角で撮りたくなった。
昔の銀塩のあのセットがなつかしい=コンタックスG2に16mのホロゴンで巴里の地方を撮り歩いた
あの頃がとってもなつかしい。

 今朝は、D7000につけてあるNikon AF-S DX NIKKOR 10-24mm f3.5-4.5G 。
去年のイタリアへの旅の前に手元に届いて、フレスコ画のあの教会で役に立ったレンズだ。

 日曜日の朝の十時なのに、もう世の中はにぎやかに動き始めていた。
首にかけたまま歩いて、胸の位置でノーファインダーでカシャカシャ、、、
このカメラでこれが出来ると次の巴里は楽しみなのだが、、、なかなかむずかしい。

 ぐるりと回ってモーニングサーヴィスの内にポールに入った。
一番奥まですたすたすすみ、座る前にカシャカシャ、、、、。
まだあまり人はいない、、、、そうか10時にオープンしたばかりなのだ。

 iPadでメールをチェックして、少しブログ友のページを読んで、、、、持ってきた
文語本を読んでいる内にどんどん人が増えて、もうとってもうるさくなった。
半音ほど高い話し方をして可愛ゆげに話すのがはやっていると言うが、若い男達もそうなのか、、、
と思うほど、男性の話がうるさい〜〜〜〜。

次のオーダーをしてクレープとシードルで、ここでお昼をゆっくりと思ったのだが、
あまりのうるささに真昼の街に出てしまった。
湿度も高い夏日の炎天下、、、空の清さもそろそろにごってきたようで、青空さんはだんだん汚れはじめた。
自然を起こらせているのはやっぱり人間なのだろう、、、ぶつぶつ言いながら
下を向いて小さな草花とお話ししながら帰宅。

ちょっとした朝のミニ旅の感じで、、、、こういうのもいいな!

a0031363_2242497.jpg (Am10:10 出発、、、、)

a0031363_22425264.jpg (なんときれいな空なのだろう〜〜〜〜〜)

a0031363_22433462.jpg (土手の緑が大きくなって、、、、)

a0031363_22441685.jpg  (むくげの白い花が風にい揺れていた、、、、)

a0031363_22445827.jpg  (桜の木の下で猫じゃらしが幸せそうに揺れていた、、、、、)

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  (角を曲がったら子供達が球技に夢中になっている声が聞こえてきた、、、、わずかな彼岸花が、、、
のりさんの写真とはあまりにも違うな〜〜〜〜〜)

a0031363_22471274.jpg (雲がどんどん流れていく、、、、ほんとにきれいな青空ね、、、、)

a0031363_22482985.jpg  (大人のおじさんが橋の上で遊んでいるのっていいな、、、、、)

a0031363_22491282.jpg  (奥の席から、、、イグナチオ教会の方を、、、、、)

a0031363_2250911.jpg  (ポールの奥から入り口を、、、、まだすいている、、、、)

a0031363_22505575.jpg (帰りにはパンを買って、、、)

a0031363_2252111.jpg (席の後ろは交差点だったので、持っていったもう一台のNEX5でカシャッ、、、、)

a0031363_22532656.jpg  (お外は暑そう〜〜〜〜〜〜。
おそらく33度湿度75%の下界だろう、、、)
by pretty-bacchus | 2011-09-18 23:59 | ♪Walking散歩坂道祭り | Trackback | Comments(4)

読書と写真の整理は旅心をくすぐって
2011年8月31日 水曜日 曇りのち、、、、

 八月ももう最期の日となってしまった、、、、、。
夏休みの絵日記が終わっていない、、、、昆虫採集の箱入れのレイアウトがまだ、、、、、
植物採集は未だ新聞紙の中に入ったまま、、、、どうしよう〜〜〜おばあちゃん、助けて〜〜〜〜〜。
子供の頃の夢をみていてめ目がさめた、、、、ほんとうに昨日のことのようにチョウチョの羽根の色や、
トンボの目が迫ってきていた。

 そんなことを友人と話していて、一つの言葉がどうしても思い出せなくて、、、、
積んであった本を崩して探した。
あった! 杉本秀太郎の「京都夢幻記」と「異境の空、パリ・京都・フィレンツエ」
京都に住む作家というか文明批評家で、雑誌にもよく記事をかいていらっしゃるし、
絵双紙とかアールヌーヴォーとかにも詳しい作家。
この小さな本「異境の空、パリ・京都・フィレンツエ」は、デザインを田中一光さんがしていて、
カヴァー絵が浅井忠さんだったから良く覚えていた。

「考えるというのはいつでも、思いがよそごとに傾く状態に陥ることである。よそごとを考えているときは、
私たちは今いる場所にじつはいないにひとしい。在は不在に、不在は在に、いれかわっている。
そして在は次々によそごとに食われて、絶え間なく不在に変わっていく。
それが考えごとの宿命であろう。
つねなる異郷の空のもとで、放浪、漂泊しているひとりの不在者の声が三都市のあいだに共鳴する、、、、、」

裏カヴァーに書かれたこの言葉を、海外で暮らしている友人と実感したかったのだ。
浅井忠のカヴァー絵のグレーの空と廃墟と水辺の赤い小屋と柳が生きてきくるこの一節!
十五年前の初版の時には、私はそれを読みこなせていなかったのだ。
歳を重ねると今まで見えなかったものもみえてくることもあるのだ。
今年の秋は少しまとめて本を読みたいものだ。

 夕方になって桜さんからメールをいただき
http://blog.livedoor.jp/lasalledeconcert/
<落合桜 パリの風>
来月の音楽会のフォーレの演奏の時に、トスカーナの映像を映したいとのこと、、、、。
私の手術の時間に演奏してくださった、あのイタリア風楽曲「トスカーナのセレナード」。
http://blog.livedoor.jp/lasalledeconcert/ 3月30日のブログで
「トスカーナのセレナード」落合訳 ビュッシーヌ仏訳
イタリアに伝わる詩をビュッシーヌが仏訳しフォーレ曲をつけたのだそうだが、
その後彼女がフランス語訳をなさって、それをカードを創ってお送りしていた。

 キュリアスメタルのA4より少し小さめのいぶし金のような用紙の上に、
桜のペダルを少しデフォルメして全体に散らして流し、、、
下の方にはすこしだけそのまま散らしてみて原紙とした。
二つ折りの中にフランス語と落合桜さんの訳をおいて、外は、曲の題名と桜さんのクリスチャンネームの
Sacra-Marie-Jeanneもそっと入れた。
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 表の左にはトスカーナのモナリザの生家のヴィッラヴィーニャマッジオ Villa Vignamaggio の
館の写真を入れたのだが、、、、
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 ブログでもかなりの数の写真をアップしているが、まだ未現像のものを探してみた。
去年の夏のイタリアの旅の写真は78ギガもあって、現像したのはほんのわずかで、
ブログにアップしたのは更に少ない。
その上、旅の途中はネットを使えなかったから、ブログで日記を書いたのがかなり後で、
日にちが前後していて、自分でみても、どの日が先か後かがわかりにくい、、、。
まあ、、それはそのままにしておいて、トスカーナのオルチャの緑あふれる数枚をみつけた。
いや〜〜〜いいですね、、、この空と緑と空気感は!
(あ〜〜早くまたイタリアに行きたいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!)

 写真の整理は旅心を誘うことにもなる。
私にとっては「異境の空、パリ・東京・トスカーナ」かな?

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a0031363_362292.jpg (2010 June, Toscana サンタンティモ聖堂)

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(右前方の高台にモンタルチーノの街が見えている)
 

 堂内にたった一つ現物が残る深い彫りの柱頭は、カベスタニー作とされ、12世紀のもの。
この時期(12世紀)に、地中海各地でロマネスク彫刻を手掛けたカベスタニーの職人(Maitre de Cabestany)と
言われる彫刻職人さんの作品。
この職人が一人だったのか、もしくはグループだったのかわからないが、
その彫りの深い特徴のある柱頭は見事。
ここの柱頭は、狐目をした虎のような動物が今にも下に襲いかかってくるようで、
望遠はもっていなかったけれど、バックに入れた双眼鏡でしっかりと見てきました。

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 ラングドックやペルピニアン西部にわずかにのこっている名工のもの、
ピレネーの山懐のセラボンヌ、サン・ミッシェル・ド・キュクサ、サン・マルタン・ド・カニグーなどは、
(more>>>>セラボンヌの入り口柱頭)
エールフランスの機内誌の取材で訪れたことがあったが、それが何度も来ていたトスカーナの平原にあったとは!
 〜〜〜

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a0031363_392070.jpg(2010 July Toscana モンタルティーノの聖堂)


そしてオルチャ渓谷に陽は沈み逝く、、、、
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 (2010 July sunset in Toscana)

(この日の夕陽もきれいでした、ヒトヒの無事に感謝して手をあわせました)



More>>>セラボーヌの入り口柱頭
by pretty-bacchus | 2011-08-31 23:59 | ♧JourneyAbroad海外2010 | Trackback | Comments(8)

満月、そして誕生日でした。
2011年7月15日 金曜日 満月、そして誕生日でした。

 朝一番に母から電話で、“がんばってますね、、、、おめでとう!”
久しぶりに子供の頃の話とか学校の頃の話をして妙に二人とも昔を懐かしんで、涙腺が緩んでしまいました、、、。

 鍵コメントでお祝いをいただいたSさん、Nさんありがとう!
お花が届いて、Sさんありがとう!
覚えていてくださって、毎年深紅の薔薇のお花をお送りいただいて、ほんとうに嬉しい!

 Kさんから<Bon anniversaire! >のメールをいただいた。
え〜〜? もうずっとお会いしていないのに覚えていてくださったの? ありがとう!
『失われた時を求めて』は読み終えたのかしら?

 一番驚いたのは美容院ででした。
夕方少し暑さが落ち着いた頃にでかけて、マッサージをしながら髪を洗っていただいて、
ブローの席についたら、T店長が“ハッピーバースデーツウユウ〜〜”と歌い始めたのです、、、、
スタッフの皆さんが一緒に和してくださって、、、、。
もう思わぬ自体で、なんだか少し恥ずかしくって、嬉しくもおろおろしてしまって、、、、、
この優しさはとってもありがたい癒しとなりました。皆さんありがとう!

 節電でか薄暗いビル群の上に顔を出した大きな大きな少し赤い満月が輝いている日本橋へ。
今夜はKさんが日本橋の天ぷらやさんでお祝いをしてくださったのです。
年下の女性にこんなふうにしていただくのもとっても幸せ!
お店に着いたらカウンターに大きなお花のコンポートがおいてあって、おめでとう〜〜〜けいこさん!

(写真は後で、、、、)

おっしゃれ〜〜!COTO花屋からお店宛てに届けてもらってあったようで、いつもながらの彼女のお洒落な仕方にシャッポ−!
そのうえ今夜のお祝いのシャンパンはサロンのスペシャル88! 
こんなすてきなシャンパンがまだ日本にあったのかしら?
きれいにたちのぼる細かいアワ、、、芳醇な香りとお味に、またまた、涙、、、、。

a0031363_20163023.jpg (ソムリエールの資格を持つ彼女がシャンパンを抜いてサーヴィスしてくださった)

 ここの天ぷらは、山の上ホテルの名てんぷらやさんにいらしたFさんが開いたお店でカウンターが十一席とテーブルが二つだけのこじんまりしたお店でいつも満席。
でも彼女は常連さんのよう、、、、、。ありがとう〜〜Kちゃん。

 ここでゆっくりするとご迷惑になるでしょうからと、日本橋から赤坂へ。
タカダさんから“誕生日ですね、、、”ってお電話をいただいていたので、二次会はザ・クオーターハウス。
今夜のバースデーカクテルは赤いすいかベースの特製! 彼女は三種のハーブのモヒート、
お酒がつよくない連れ合いはスイカのジュース。
二杯目はやはり季節の生桃のベリーニ、、、、ヴェニスのチプリアーニのあのバーが発祥で、
話題はイタリアとなり、三人はそれぞれの思い出話でいっぱい、、、、。

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 満月が雲一つ無い天空に輝いているシンデレラタイムより少し早く家に帰ったら、Mさんからメール。
<術後最初の夏は疲れると皆様おっしゃいます。
十分休養なさって体力をお付け下さいね。
後日お野菜お送り致します> いつもホントウニありがとう!

Iさんからは、
<本日、イギリスの香りを少々お送りいたしました。お手紙入れておきました。>
イギリスの旅から暑い日本へお帰りになられて、どんなにか大変でしょうに、、、ありがとうございます。

(時差で)真夜中に入ったパリの友人からのメールは、
  〜〜〜〜〜〜〜〜
 ♬♪ JOYEUX ANNIVERSAIRE  ♬♪♩〜〜

   ♥お誕生日おめでとうございます♥

 いつまでも若々しく美しいお心で、良き女性の鏡としての先輩、、
 一生懸命あとをついて行きます。頑張ります。
不肖の妹 J子
  〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なんだか涙がでてきてしまって、、、、ありがとう〜〜〜!
時には不器用なほど正直に一生懸命生きてきたけど、それは自己満足のこともあり、独りよがりのこともあろうに、こんなふうにわかってくださる友がいて、とっても幸せ! 
歳をとるのも悪くないな、、、ってまた涙。

 玄関のメールボックスにそっと入っていたのは、Hさんからの手作り誕生日カードと2002年の横浜アリーナでの三大テノールのDVD.
ありがとうございます。

 家族や素敵な友人たちに励まされて、今年ももうしばらく一生懸命生きていくことにいたしましょう、、、。

 皆さんほんとうにありがとうございました。
今後もどうぞ見守ってくださいね、、、と手を合わせて、、、、。
記念となる誕生日はすぎていきました。

~~~~~~~
(タイトルラインの下の赤は、スイカのカクテルの赤をすポイントで)

=========

後記

誕生日に大きな満月をみたのは初めてのように思いました。
調べてみたら、1973/2003/2011と三度目でした。
そしてなんと次にやってくるのは2030年!

日の出 04時36分  : 日の入 18時58分
  月の出 18時49分  : 月の入 04時17分
~~~~~~~


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(家に持ち帰ったお花)

(スイカのカクテルの赤で縁取り)


by pretty-bacchus | 2011-07-15 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(20)

四谷<たいやき わかば>の宇治金時
2011年7月12日 火曜日 晴

 日の出 04時34分  : 日の入 18時59分
  月の出 16時19分  : 月の入 01時18分

 暑い、、、いえばもっと暑くなるだろうが、、、暑い!
ベランダの朝顔の葉がすぐに萎れてしまう、、、でも水やりをするとすぐに元気になってくれる。朝顔って回復力が早いのだ、、、。
今年は苗を購入していないので、去年のが残っているだけ、、、、
しばらく留守にしてもいいように、水やりは数日おきにしているのだが、萎れてくるとかわいそうなので、
ついつい毎日水をやってしまう、、、、

 一仕事を終えた夕方、、、どちらともなく言った。
“宇治金時を食べに行こう〜〜”
それ〜〜〜。
一番近いのは、近所の<たいやき わかば>、元祖しっぽまであんこのあの鯛焼きやさん。
どこか下町を感じさせる昔ながらのたい焼きやさん。
午後から夕方までいっつも沢山の人が並んで買っていく超有名店。

 ラストオーダーが6時半なので、いそいそと出かけました。
ぐるっと普通の道をいくと遠いので、近所の人しかしらない脇の道を通って数分で到着。
お店の中に三卓あって、なかでもいただくことができるのです。
おだんごもおいしいし、夏は<氷>の旗がひらひらで、つい誘い込まれます。
早速に宇治金時を注文(600円)、ここでは<うじあずき>というらしく、そのスペシャルがミルクがはいっているらしいです。
 
あんこはさすがたいやきやさんので美味の宇治金時、でも、上からかけられた宇治茶がなんだか寂しくて、、、。
なんと連れ合いは氷いちごをおかわししてしまいました。
“このシロップの香りと味がなつかし〜〜。お父さんが好きだった、、、、”と、
地元っこが昔をなつかしんでのヒトトキでした。

 たいやきは一個のお値段が140円、外はかりっと中はアツアツのあんがたっぷり入っています!
一つください、、、、てご近所の方が割烹着姿で買っていきます、、、。
おみやげにもよろこばれますし、夏はラップにまいて冷凍庫に入れておいて、だしてしばらくすると、
あんこがしゃりしゃり、、、ってとっても美味しいのです。
あ〜〜これでは夏やせはできません、、、、、

月がかなり昇ってきたころには風もでてきて少し涼しくなりました。
お腹に冷たい物がはいったので、やっと人心地がついてブラブラと帰宅、、、
今日も暑い一日でした、、、、。
〜〜〜〜〜〜〜。


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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

追伸:
シアトルのスコットさん、とうとうわかってしまいましたね、、、次回のご帰国の折りはどうぞいらしてくださいね。
by pretty-bacchus | 2011-07-12 23:59 | ♥Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(10)

夜が更けて牽牛織女しのびあえ
2011年7月7日 木曜日 曇り

 日の出入・月の出入 (東京)
  日の出 04時31分  : 日の入 19時00分
日の出がだんだん遅くなり。日の入りがだんだん早くなる、、、
少しだけなのになんだか昼の時間が短くなって寂しくなってくるような、、、。

 昨日のコメント欄のHologon158のお言葉には泣けてしまった。
<不安の、不安たる由縁は、努力によっては解消できないこと。
でも、不安は、ある瞬間、突然消えます。
そして、いつか、また、次の不安が...人生って、次々と現れる不安という底知れぬ穴を、
1つずつ飛び越してゆくようなものかも知れませんね。
そして、不安が消えたときの喜びを味わう、
つかの間の平安を貴重な宝物として味わい尽くす、
これが人生の喜びなのではないでしょうか?>

<そんな喜びの瞬間が必ず来ると信じて、
不安を抱きながらも、この一瞬一瞬を大切なものとして味わい尽くす、
これも人生の喜びなのではないでしょうか?>

 そう思いながらまた不安に陥り、その味わいをさらに深く味わうことによって、
次の喜びがやってくるにちがいないのだ、、、、と。

 NK先生は怪我から一年がたって、Nさんと祝杯をあげたようで嬉しい。
一本の電線は、次から次へと明るい灯火をともしてくれるのだ。
それが時にはブログをも駆け巡り、人の心に明るいあったかい灯火をともしてくれる。
これって新しい時代の友との関わりにちがいない、、、。

“がんばれよ〜〜” “はい、、、ありがとう〜〜”なんて、
ほんとの肉声が聞けるようなブログは、きっと近い将来できるに違いない。

〜〜〜〜〜〜〜〜

 K先生からのジャムがとっても美味しく、ミルクティーで豊かな朝食。
Hさんからの山形の佐藤錦のサクランボウがなんとも嬉しくて感涙の電話でお礼。
サクランボ大好きケイコを覚えていてくださって、こうして毎年送ってくださるって、
ほんとなかなか出来ないこと、、、。
それも贈られ主に心の負担をかけないようにか、、、、出始めの超高価の時にではなくて、
甘みがまして値がこなれたときにさらりと届けられるって、、、にくい!

 午後になっても曇ったままで、今年の七夕も織女星と牽牛星が可愛そう、、、、今年も会えないのね、、、。
機織りの織姫と牛使いの彦星の恋物語。星伝説って、いくつになってもなんだかとっても悲しくも嬉しいお話し。
子供の頃は、サトイモの葉にたまった朝露を硯に受けて墨をすって、願い事を短冊に書いて竹につるして、
空をみあげたものでした。
おばあちゃんが歌ってくれたあの歌がなつかしい、、、、。

 <笹の葉 さらさら 軒端にゆれる おほしさま きらきら きんぎん 砂子
五色の たんざく わたしがかいた おほしさま きらきら 空から見てる>
http://youtu.be/pDSJhBb71_4
YouTube から

 アップルにいく予定を変えて、Sさんとお野菜割烹へ。
夜遅くには雲が流れて、牽牛織女しのびあえたのかしら?
一年に一度ですもの、なんとかつかの間の逢瀬をさせてあげたいですね、、、、。

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2011.06.30 pm3:00 チェックインした宮島口のホテルのバルコニーから、宮島と瀬戸内海を)
by pretty-bacchus | 2011-07-07 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(6)

宮島への船をあきらめて京都へ
2011年7月1日 金曜日 曇り後晴れ

 安芸の宮島は初めて。
雨模様なので、船はあきらめて、ふくみ先生と一緒に京都へ、
午後一に京都着。

a0031363_14444648.jpg (チェックアウトの朝は曇っていて、宮島は雲の中だった)

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(2011.07.01 Miyajima, am9:15)

 (宮島口にいたのに、宮島には渡らずじまいだった。
出発の朝は、島一杯に雲がかかっていた。
瀬戸内海に浮かぶのは牡蠣の養殖なのだろうか、、、。
海鳥が飛んで時々羽根をやすめていた、、、)

〜〜〜〜〜〜
 夜は川名先生がお席をもってくださって、ヨシエさんのお店でゆっくりと。
ありがとうございました。
by pretty-bacchus | 2011-07-01 23:59 | ♢Journey inJapan国内旅の記録 | Trackback | Comments(0)

根尾の淡墨桜から京都へ、「春宵一刻値千金」
2011年4月16日 土曜日 その四 根尾の桜から京都へ 

 http://keico.exblog.jp/12424719/
2011年4月16日 土曜日 雨のち晴 その一
宇野千代のあの根尾の淡墨桜を観に出発

http://keico.exblog.jp/12448082/
2011年4月16日 土曜日 根尾の淡墨桜への旅 その二
根尾村の淡墨桜を訪ねて~その二

http://keico.exblog.jp/12452997/
2011年4月16日 土曜日 根尾村の淡墨桜を訪ねて〜その三
根尾の桜から京都への道

http://keico.exblog.jp/12442397/
2011年4月18日 月曜日 曇り
根尾の桜と京都の桜の旅から帰りました

 根尾の淡墨桜の残像が脳の奥にどっしりと居座ったままだった。
桜を見に行ったのではない、撮りに入ったのではない、、、、
今回はなぜか一人の物言わぬ老婆に会いに行きたかったのではないかと、いまさらのように思えてならない。

 桜の並木を右に左にかいま見ながら、京都には山科を降りて南禅寺の信号を右に曲がった。
Yさんの誘導で、夕陽に輝く元細川邸のしだれ桜を一枚カシャッ。

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 チェックイン後、小一時間うとうと出来て、昨日の寝不足と桜疲れをいやしたあと7時にロビー集合。
木屋町あたりの高瀬川の桜を愛でながら少し歩いて橋を渡って、、、対岸へ。
知恩院では、元祖法然上人800 年大遠忌で幕が晴れていて、その上に十三夜が煌々と輝いていた。
今夜の月は月の出 16時13分  : 月の入 03時23分

 ここで、私は十数年ぶりに鬼沢さんと再会することができたのだ。
二年前から京都に転勤なさっていて、一度お目にかかりたいと思っていたが、昨年はその機会がなかった。
アマチュアの私がまがりなりにも雑誌の仕事などで写真を撮れたり、今の写真ライフを謳歌しているのは、
彼なくしてはないといつも思っている。

 京都にいったらぜひお会いしたいと思っていたし、彼とNさんをまじえてカメラ談義、写真談義が
できたらいいなって思って、出発前にメールをしたら気持ちよくジョインして下さることになったのだ。

〜〜〜〜〜
このブログでも何回か書いている。

http://keico.exblog.jp/2253859/
2005.09.19
2001年のコンタックスクラブのDO94

http://keico.exblog.jp/5961405/
2007.08.05 日曜日 
暑ささけ 思い出写真と 日曜日

http://keico.exblog.jp/6344255
2007.10.22 月曜日 晴れ 
カメラ遍歴とフォーサーズへの道

http://keico.exblog.jp/6548062/
2007年12月10日 月曜日 

 子供の頃から写真は好きで、私のカメラ遍歴は四年生の時に父からの贈り物の二眼レフから始まった。
1965年の最初のパリの写真が西銀座デパートショーウィンドー一面を飾ったことがあったが
これはヤシカだった。
フランスの駐在員にでたころには、ミノルタとニコンを使っていたように記憶している。
何もかも目新しく新しい世界だったので、休みはカメラをもってフランス中を走ったものだ。

 日本に帰り、最後の六年はエールフランスのホテルチェーンだったホテルメリディアンチェーンの
日本代表として数十カ国を歩き、一時の休みがないような毎日だったから、
カメラは仕事の記録だけとなってしまっていたし、仕事中に趣味の写真を撮ることはいけないのでは、
というような脅迫感があったのかもしれない。
(そういう意味では、他の分野のフランス人や社交界の方々とのお付き合いがうまれたのも、
会社を辞めてからだったのだ)

 時間ができて写真ライフを再び楽しみ始めたのは、四十代半ばで第一線のキャリアウーマン
(この言葉は好きではないが、そう言われていた)を突然やめてからの80年後半になってからだった。
まず身内の会社の広報誌で撮り始めた。スポーツやワインの分野の方々を訪ねての取材だった。
(なかには、あのトニーザイラーさんもいらした)

JTBの雑誌で、酒とアートの記事を書いたのが90年。
その後、日経ムックで、幻のイタリアワインの造り手エドアルド・ヴァレンティーニ取材で
「葡萄酒のことは大地に聴け」(96年)で大きくはばたいた。
あの写真家やジャーナリスト嫌いの、銘酒の造り手のエドアルド・ヴァレンティーニ氏は、
「世界でただ一人の私の肖像写真家、と熱い言葉を下さって、私は驚喜した。
(この彼の言葉は、私の宝物である。しかし彼は数年前の四月に六十代で彼岸に旅立った。)
http://valentini.exblog.jp/608412/
エドアルド・ヴァレンティーニさんのこと

 朝日の旅の広報誌、さらにエールフランスの機内誌Bon Voyageで<新フランスワイン紀行>などを
書かせ撮らせていただきながら、私はどんどん重厚な本格的な銀塩カメラにはまっていってしまったのは、
新しいカメラと出会いと彼との出会い故に違いない。

 オリンパス、ミノルタ、ペンタックスなどその時代時代のカメラを使っていたが、
ひょうんなことからコンタックスに興味をいだいたのだが、まわりにはCONTAXを使っている人がいなかった。
Aさんのすすめで直接京セラに電話をしたのだが、最初に出た女性に変わってくださったのがOさんだった。
あとから思うと、なんと初歩的などしろうとな質問をしたのだろうかと、恥ずかしくなったのだが、
それなのに彼は一つ一つ質問に答えて下さった。
その後、たびたび原宿にあった彼のオフィスにもおじゃまするようになった。

 あまりにも重厚長大だったコンタックスRTSに逡巡していた1992年に、CONTAX ST が発売されたのだ。
それ以降十数年、デジカメに移った2004年までは、私のカメラとレンズはCONTAX一辺倒になった。
コンタックスSTにCarl Zeiss Planar T* 1.4/50m、Carl Zeiss ディスタゴン T* 21mmF2.8
RX,AXにVSヴァリオゾナー35~135m,80~200mのズーム,
コンタックスN1に100-300VS,そしてレンジファインダーのG1にCarl Zeiss ホロゴン16m、
G2にプラナー21mのレンズなどを愉しんだ。
しかしG1.2以外は、どれもこれもとても重かった。
それを首に三台かけて、腰にホロゴンをベルトにつけて、男性の強行軍に必死でついていったのだ。

 フランスには20の地方があるが、年に二回の取材旅行で四つの地方をこなして機内誌で紹介するという
編集長のプランは、出発前に詳細なスケジュールが決まっていた。
編集長は、その前の旅で既に次の度の地方が決まっていて、国土地理院にでかけて、
今まで日本ではあまり報道されていないその地方の歴史や魅力ある場所を調べ探していた。
新しい取材の目的地が決まると、エールフランスの本社の広報が訪問先の地方の観光局や美術館やレストランの
アポイントをとってスケジュールを決める。
ワイナリーは私の担当だったから責任が重かったが、偏見なしに造り手を選ぶことができたし、
それはそれは楽しいお役だった。
調べて、取材して、写真を撮って、四ページの記事と、後の方のスカイブティックの
セレクションも担当させていただいた。
フランスの地方をルポルタージュして、ワインと旅の愉しさや、アート、生きる悦びを語った。

 私はその度に鬼沢さんに相談しにいった。
オーヴェルニュのような山の多い地方では何に気をつけたら良いのでしょうか?、湖や川が多い地方では、
ヘリコプターからの取材があるヴォルビックの山や石切場では、
ラスコーの壁画や鍾乳洞のあるペリゴール地方、葡萄畑がつづくブルゴーニュ地方では?、
城や建物が多いロワール川流域、、、、ロマネスクの聖堂のピレネーの山裾では?、、、
きっと彼も困ったに違いないのだが、、、、

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 偶然のように、新しいカメラやレンズが次々に発売になって、出発その日にでるのもあったりして、
彼にはお世話になった。
別にそのカメラやレンズが無くとも、ことによったら撮れたかもしれないのだが、
新しい機種とレンズの使い方の彼の説明は、本当に的を得ていた。
露出を三段階に変えて撮ることや、中央重点ではない測光のテクニックとかも教えて下さった。
ポジフィルムもどれにしようか、、、、などもその特徴を教えてくださったのも彼だった。

彼の一言二言が、私の写真を大きく変えていったし、それなくしてはポジでの撮影の世界を
途中で挫折していたかもしれない。
そんな写真を、編集長はとても驚き気に入って下さった。
旅先では、専任の青山プロも、嫌な顔をせずに細々と教えて下さった。
そして、青山さんが都合で渡仏出来ないときは、何度か私が、プロならば誰でも仕事してみたいと
あこがれるという、エールフランスの機内誌<ボンボワヤージュ>の表紙を含めての全てを
数回担当することになり、気がついたら、突然私はフォトエッセイストとしてデビューしていた。

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数年をかけたフランスの地方巡りは、後に単行本になり、東京書籍「フランスの発見の旅・西編」では
四地方の写真を担当する結果となった。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30742202


 まったく予期しない嬉しい成り行きだった。
それもこれも友人達のお陰なのだが、「決してプロではなく、アマチュアだから撮れる写真の良さだと、
妙なお褒めをいただいていた。

 そして数年後に、日仏会館の依頼で、東京、奈良の日仏会館にて、
“魅力あふれるフランスの地方へ誘い"、ドルドーニュ・ペリゴールへの誘いの写真展が行われて、
十数年前にご縁が出来ていたサンテグジュペリ伯爵をお迎えして日仏文化の夕べを
主催することになったのだ。
これには、フランス大使館文化部が後援して下さることになってさらなる嬉しい驚きだった。
大きな写真だけではなく、一枚一枚にその写真の背景や歴史ををA4に書いて写真に下に貼った。
「30枚見終わると、その地方を旅したようです、と言って下さる方が多くてうれし涙だった。
(後に、この地方を旅するグループも出来たという、、、、)

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 (天上の高さは6.6メートルの右側の壁)


http://keico.exblog.jp/i12
Records過去の記事,書いた雑誌
今少しずつ整理をし始めていて、ときには右サイドバーに記録の写真を出しているが、
これも年をとってきて、若い頃の事を少し、このブログに記録をしておきたくなったからなのだろう、、、、。
(このブログという形態がいつまで、どんな形でこの世に残るかはさだかではないのだが、、、)

〜〜〜〜〜〜

 一緒に淡墨桜を堪能したYさんの祇園のお店をおかりして、お料理やさんに花見御膳を作っていただき、
白ワイン好きなNさん、赤ワイン好きな鬼沢さんにと選りすぐりのワインは東京から送ってあった。
桜好きの彼女が、祇園での豪華なお店の後に十年前に選んだのが、このこじんまりした町屋風の建物で、
一回のカウンターの仕切りのガラスも、二階のバーコーナーの天井の木も壁布も、
京都大阪を探し求めたものなのだ、、、、。
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 つらい震災の重い思いにまず話が、、、。
そして時はどんどん過ぎていった。なつかしい思い出話しや、N社、C社、O社、A社のカメラメーカーの話、
プリンターとの相性や、今のデジカメの機種のこと、、、、そしてなんと全員よいがまわってきた春の宵には、
どうしようもない内閣のことにも及び、、、これからどういうことが私たちはできるのだろうかと、
とてもまじめな話にもなった。

 彼にお世話になったり、クラブでのお付き合いの方がこの京都にも沢山いらっしゃるだろう。
そんな方が自由に集まれる小さなクラブを作りたいという、今後の彼の抱負やしておきたいこともうかがって、
なんとか少しでもお手伝いできないかと思ったのだ。

(ちなみに彼は今のデジカメはつかっておらず、銀塩の世界で645で遊んでいるのだそうで、
それは<粒子の愉しさ>だというのだから、なんともいやはやマニアックなことだ)

 再会を約束して、ホテルに帰ったのは、西の空に月が落ちるころだった。
これぞまさに、蘇軾ならずとも「春宵一刻値千金」
そして、「朋有り遠方より来たる。亦た楽しからずや」



by pretty-bacchus | 2011-04-16 23:58 | ✿ฺCherryBlossomさくら桜サク | Trackback | Comments(0)

根尾村の淡墨桜を訪ねて〜その二
2011年4月16日 土曜日 根尾の淡墨桜への旅 その二

 六時にホテルを出発して市街を抜けると、まもなく田舎道に。
特産の富有柿の畑がつづいて、桃やレンギョの花、そして桜が満開の道を走った。
きれいな清流の流れにそって遠方に赤い橋がみえてきた。
山の上にはかすみがかかって、あのあたりが根尾の桜の精がいるあたり!

a0031363_10265044.jpg   (いつものように走る車の助手席からカシャッと、、、。

かすみの右奥の方が淡墨桜の丘のようだ)


 二時間弱で現地根尾村に到着、おりよく一番上のパーキングに誘導されて、
降りたところが<その場所>だった。
芝生の間の道の向こうに、大きな二本の桜の木、そしてそれを守るように何本もの桜が
バックに控えているようだ。
この桜が樹齢1550年のあの<淡墨桜>!
どんな思いで、この老木は古代の昔から、ここに立ち尽くしていたのだろうか!

a0031363_5563460.jpg ((2011.04.16 am0805)

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 本巣市のホームページで見ていたように、三十数本の添え木に支えられてようやく立っているようだった。
空洞になりかかった太い幹はどっしりしているが、その上から大きく横に広げた両手からは枝がのびtれ、
薄いピンクの花を沢山つけていた。
そろそろ色が白く変わり始める頃のようで、これはあと何日で淡墨色に変わっていくのだろうか!

それは命の壮絶な叫びではないのだろうか!
最後まで若い色を持ち続けるパワーがないからなのではないか、、、、。
何度もの危篤状態を奇跡的に救われて、いままで生き延びてきたその姿に、私は思わず手を合わせた。
“永きにわたって生き続けて本当にお疲れさま”、、、、と。

 < 枝広げ王の桜は苦節耐え

まず数枚素直に撮った。

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(2011.04.16 am0808 最初の一枚の撮ってだし。 左の奥にお社がみえる)

 樹高16.3m、幹囲9.9mの大木の周囲はきれいに手入れがされていて、その周りには柵が回っていた。
走り入って、あの大きな黒い桜の幹に、あの空洞になりかけている幹に頬づりをしたい〜〜〜〜! 
そう思ったが、 桜の命を守るためには、周囲十メートルは、足を踏み入れてはいけないのだそうだ。

 ぐるりと右から一回りして、左手奥にある数段の苔むした階段を上ってお社にお参りした。
なかには、枯れ落ちた枝で掘られた観音様が奉られているというが見えなかった。

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 風が流れた、、、、山の間から朝の白い靄がたちあがり、、、やがて雲間からぎらぎらと太陽が顔を出した。
桜が揺れた、、、、、薄い桜色が微笑んだ。
“永きにわたって、本当にお疲れさま、、、、こうして生き続ける事に疲れたでしょうね〜〜〜〜。

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(2011.04.16 am0819、、、、、、、逆行に透ける桜を試みたが、この淡墨桜はびくりともしない、、、)

a0031363_6165843.jpg  (2011.04.16 am08:22)

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(2011.04.16 am08:26  お社は右側に)

a0031363_6234941.jpg (2011.04.16 am08:30 )

a0031363_62547.jpg (2011.04.16 am08:33  北側の下界の峰があけてきた)


 思い続けた老桜に会えた喜びは、どっと疲れに変わっていくような気がした。
何百本もの細い根が繋がれて治療され生き延びているが、それは人間のエゴだったのではないか、、、。
寿命を全うさせるのも一つの姿だったのではないか、、、、。(と思うのも私のエゴか?)

 やっと会えた1550歳の老女の迫力に圧倒され、そのパワーに引きずられながら、
私はどっと疲れを感じ始めた。(まだ半時しかたっていないのに、、、、、、、、)
昨日あまり寝ていない、手術顔まだ二ヶ月もたっていないのだ、、、、とかの理由ではない。
この大きな手を広げて叫んでいるこの<老女>にぐいぐいと引きずられての疲労感と満足感だったのだろう。

 この後の小一時間の桜は、2011年4月16日 土曜日 その三に、

そして、このあと私たちは思わぬ旅路をえらぶことになり、長い永い一日となったたのだが、、、、
あとは、その四に続くのかな、、、、、、
 
~~~~~~

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2011年4月16日 土曜日 雨のち晴 その一
宇野千代のあの根尾の淡墨桜を観に出発

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2011年4月18日 月曜日 曇り
根尾の桜と京都の桜の旅から帰りました
by pretty-bacchus | 2011-04-16 23:56 | ✿ฺCherryBlossomさくら桜サク | Trackback | Comments(4)

タンポポもサクラに負けずに、、、
2011年4月9日 土曜日 曇り

さくらさくら
 さくらさくら 弥生の空は 見渡す限り
  霞か雲か 匂いぞいずる
  いざや いざや 見にゆかん

でもね、桜の下にも春は一杯なのでした。

a0031363_16321836.jpg  (イギリス大使館前の桜とタンポポ)

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 (この桜の由来が書いてあります、、、)


 借景のイヌシデも日に日に、芽のような花をつけて春よ、、、と叫んでいるのです、、、、。

http://keico.exblog.jp/12386547/
イヌシデの房百景、から
2011年4月6日 水曜日 晴

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(なんとも明るい借景の春です、、、、夕陽がきらきらと輝き始めると、、、、房が揺れ始めます、、、)


そして、今日のイヌシデです。
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by pretty-bacchus | 2011-04-09 23:59 | ◐Nature空,海,夕陽,緑花,鳥蝶 | Trackback | Comments(0)