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堤清二氏が亡くなられた
2013年11月30日 土曜日 晴れ

  堤清二氏が亡くなられた。八十六歳でらしたそうだ。
セゾングループ創業者で、辻井喬のペンネームで小説家や詩人としても活躍した方だった。
生まれたお家故の歓びも悩みも多かったに違いない。
心よりご冥福をお祈りいたします。

 生前数回お目にかかったことがあったが。少し長い間お話しできたのは、
なんと東京>巴里間のファーストクラスの飛行機のなかだった。
その頃はジャンボの二階に十席ほどのバーラウンジがあって一階が就寝時間で暗くなると
二階に上がって食後酒をいただいたり読書をすることができた。
(今はたしかぎゅーぎゅーづめのグループの席になっているらしい)

 生まれて生きてそして死ぬのが人の一生なのに、いまだに
じたばたしている私。
晩秋から初冬へは思考の時としなければいけないな、、、。

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(緑川洋一の<巴里今昔>の写真集の上に, Sさんからいただいたメサージュ・ド・ローズの
バラのチョコレートを置いて、、、)



by pretty-bacchus | 2013-11-30 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(2)

ブログがオカシイ
ブログがオカシイ。
写真がアップ出来ない、、、
by pretty-bacchus | 2013-11-29 23:59 | about myblogブログ考、その他 | Trackback | Comments(4)

水桜会の友から届いたアラカシとひよどり草のスカーフ
2013年11月29日 金曜日 晴れ

 借景のシデの木の葉も残すところわずかになって、なんともいえぬ切ない晩秋の最後、、、、。
お昼の太陽が遠くの屋根に当たって反射している。

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 水桜会のTさんからまた包みが届いた。
彼女は郵便をつかうので、最近は郵便局員がピンポンと鳴らしてくれるのが楽しみになった。

 志村ふくみの<アルスシムラ>が終わって四ヶ月、私はその後何のお染もしていないのに、
お仲間達はせっせと成果をあげているようで少しばかり羨ましい!
嵯峨の平安郷近くに住む彼女はあの広い敷地の木々の枝葉や草をいつも染めているのだろう、、、。
今回は、アラカシと、ひよどり草を染めてアルミ媒染をなさったよう、、、。
達筆なお手紙と一緒に紅葉の葉とドングリが入れられていた。
なんとも憎い演出!
東京にいながらにして嵯峨の晩秋をいただいてそっと胸に抱いた。
ありがとう!

 少しだけ落ち着けた午後に染め友からの嬉しい贈り物に手を合わせて、、、。

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(〜〜刻々と変わっていく窓辺の光に、、、、自然界からいただいた色の命が燃えていく〜〜)

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http://keico.exblog.jp/19031412/
2013年11月20日 水曜日 晴れ
水桜会のお友達から届いた黄葉色のスカーフ
 
http://keico.exblog.jp/18888125/
2013年10月31日 木曜日 晴れたり曇ったり
<アルスシムラ>水桜会のお仲間から届いた午年の置物

http://keico.exblog.jp/18831918/
2013年10月20日 日曜日 雨のち曇
アルスシムラの予科第一期生<水桜会>の第一回同窓会

http://keico.exblog.jp/18720087/
2013年10月1日 火曜日 雨のち曇り
枇杷の小枝と冬青で染められたショール

http://keico.exblog.jp/18679774/
2013年9月24日 火曜日 雨のち曇ときどき晴れ
<アルスシムラ>予科第一期生<水桜会>の小冊誌

〜〜〜〜〜〜
http://keico.exblog.jp/17654086/
2013年4月16日 火曜日 晴れ
志村ふくみの<アルスシムラ>開校式&入学式とレセプション

http://keico.exblog.jp/18337879/
2013年7月31日 水曜日 雨のち曇り
<アルスシムラ十五週目>最後は嵯峨の都機工房で卒業式




by pretty-bacchus | 2013-11-29 23:58 | ♠Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback(113) | Comments(22)

波瀾万丈の過酷な最後の一日が終わって、、、
2013年11月28日 木曜日 晴れ 風強し

 昨日の朝から夕方までの病院、その後の緊急自体のまま真夜中まで、そしてほとんど寝られずに七時起床。
八時には家を出て渋谷から田園都市線にのって溝の口まで。
初めての電車、なんとまあ疾走する早い電車だろう!

 初めての都市で友人Nとあって数時間。
三人のこれまでの人生経験と熱意と友人のアドヴァイスでなんとか今回の難関を突破することができたようだ。
まったくなんという波瀾万丈の私の人生だろう、、、。
神はいつまでこんな試練を与え賜うのだろうか?

 帰宅してほとんどふらふらと寝床に。
まったく波瀾万丈の私の人生だ。

a0031363_384728.jpg (午前八時、なんとも寒く暗い朝だった)

a0031363_310040.jpg (まだ明けきれぬような神宮が意見の銀杏並木を車窓から)

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a0031363_3114116.jpg (午前十一時四十分 太陽が青山一丁目のビルに映って、、、昔なつかし職場のビルだ)

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(権田原から下った鮫が縁門の銀杏を車窓から、、、この門から愛子様は少しだけ歩かれて学習院小学校に通われている)

 




by pretty-bacchus | 2013-11-28 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(0)

台風に耐えた赤い林檎が涙にぬれて、、、
2013年11月26日 火曜日 曇り

 箱をあけるとふわ〜とさわやかな香りが部屋中に広がった。
バラの香でもなく、水仙でもなく、ましてやワインの香りでもない。
これこそ林檎の香りなのだ!
真っ赤なフジの真ん中にシナノゴールドが二つ?!

 レイコサンから毎年ボージョレヌーヴォーの頃にお贈りいただいている林檎がとどいたのだ。
なかにはお手紙がそっと入っていて、、、
<シャトー・ドゥ・ピゼイ>のヌーヴォー、その美しさ美味しさに感動の日々を送っています>から始まる
そのお手紙には、今年の林檎の収穫のむずかしさが書かれていた。
<今年は異常気象のうえ、幾度もの台風がおそい、十月末に収穫できたシナノゴールドは
コンテナ一つにもなりませんでした>とあった。

 赤い林檎を手にとってそっと口づけし頬ずりした。
甘い香りに包まれて涙がとめどもなく流れた。
レイコサンのお気持ちの上に、私のここ十日ほどの信じられない成り行きに涙をこられて頑張っていたのに、
突然とめどもなく涙がながれ止まらなかった。

流れて口に入った涙は苦かった。
林檎って苦いのかしら、、、って思ったら微笑みがもどってきた。
すぐに彼女に短いお礼のメールをいれた。
夜になって、彼女が深い悲しみに陥っていたときにお友達から送られたフランス語の一文がそえられていた。
苦しいときにはそれは与えられた試練であり、でもそれは神様に抱きかかえられる時でもある、、、
というような内容だった。

 あんなに流れた涙なのに、また止めどもなくあふれ出た。
ありがとう〜〜〜! 友情の嬉しさに流れた涙は甘かった。
その年の新酒と果樹園とに結ばれた友情は、世界を越えて宇宙のかなたから<神>から
届いた至福の贈り物に違いない。

      赤いリンゴに 口びるよせて
      だまってみている 青い空
      リンゴはなんにも いわないけれど
      リンゴの気持ちは よくわかる
      リンゴ可愛や 可愛やリンゴ
          (中略)
          歌いましょうか リンゴの歌を
          二人で歌えば なおたのし
          皆で歌えば なおなおうれし
          リンゴの気持ちを 伝えよか
          リンゴ可愛や 可愛やリンゴ

 祖母・母の時代にはやった<リンゴの唄>は、<みかんの花咲く丘>とともに
戦後の日本人の心を救った歌と言われているという。

 レイコさんからの果物は黄金桃もりんごも、きっと哀しみの時をのり越えて
歓びの気持ちに変えてくれる魔法の果物にちがいない。

 〜哀しみをそっとぬぐって赤林檎〜

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〜〜〜〜〜〜〜
#IMAGE|a0031363_192982.jpg|201311/29/63/|mid|864|577#]


ウフィッチ美術館にて
ルーカス・クラナッハの「アダムとイブ」
(2006年の10月に撮影
この美術館はフラッシュを使わなければ撮影は許されているのに、誰も撮ってもいる人はいないので、
私もそっとブラインドシャッターで撮ったので、、、曲がってしまって、、、)

http://keico.exblog.jp/4516747/
2006.10.29 日曜日 曇りあめ
人生はあざなえる縄のごとし、神の贈り物のウフィッチ美術館

http://keico.exblog.jp/12304861/
2011年3月20日 日曜日 曇り その二
風信子ゼピュロスの風そっと避け




by pretty-bacchus | 2013-11-26 23:58 | ♥Person父母,師友人,人生の宝物 | Trackback(1) | Comments(0)

シャトー・ドゥ・ピゼイのボージョレヌーヴォーの今年最後の樽割り
2013年11月25日 月曜日 曇り後晴れ

 また信じられない事が起こって心神喪失!
でも今日は倒れてはいられない。
シャトー・ドゥ・ピゼイのボージョレヌーヴォーの今年最後の樽割りの儀式がある。
それも四十人の男性の重鎮が集まる特別の会。
案内状送付、返事の集計、会場設定、名簿作成、会費徴収、ワイン&メニューの決定
などなど
すべて終わって、今日は受付その他。

 笑顔で皆様と談笑して会を無事に終えて、皆様すこし早い“良いお年を、、、”
お帰りには“美味しかったですよ、お疲れ様、、、”と声をかけて下さる方が沢山いらして嬉しい!

 何十年もご奉仕した事務局長助手と食&ワインのコーディネーターも今回で
事務局長の勇退といっしょに私も勇退!

a0031363_0393963.jpg (すっかり準備も整って、、、、)

a0031363_0402177.jpg (樽の栓もあけて試飲を、、、)

a0031363_0412017.jpg  (このサーモンは最高だった)

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a0031363_0424465.jpg (会も盛り上がって、、、スピーチも楽しく、、、)

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 (長い間お手伝いをしてきたが、私は一度もメインの席についかことはない。米田さんはわかっていてくださって、メニューの一部を脇の席まで運んでくださった。ありがとう!)

 なにもかもに疲れてとぼとぼと行きつけのお寿司やさんへ。
大きな椎茸といくつかのにぎりをいただいて、雨となった夜道を一本の傘で帰宅。

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a0031363_0481945.jpg (大きな椎茸を焼いていただいて、、、元気を取り戻して、、、、)


 禍福は糾える縄の如しだ。
人間到る処青山ありと祈って、、、。

~~~~~~~~
More>>>今日のメニューは

 香り高い味わい豊かなシャトー・ドゥ・ピゼイのボージョレヌーヴォーにはお魚もお肉もあわせやすいが、
今日は山下シェフが前回とはまた違った特別ビュッフェメニューをつくって下さった。

〈オードブル〉
・ノルウェー産サーモンのマリネ
・本マグロのグリビッシュソース
・真タコのプロヴァンス風
・イタリアンサラミ
・パテ ド カンパーニュ
・鴨胸肉の燻製
・キノコの冷製フラン

〈メインディッシュ〉
・若鶏のケイジャンスパイス焼き
・ローストビーフ
・タラのフリット
・シェフ特製ピラフ

・自家製パン
・デザート(ガトー、ブリュレなどふんだんに)





More>>>今日のメニューは
by pretty-bacchus | 2013-11-25 23:59 | ♥Wine & Dineワイン&食事 | Trackback(1) | Comments(1)

紅葉の平河山法恩寺さんへお墓参りに
2013年11月24日 日曜日 晴れ

 今日も晩秋晴れ。
午後から久しぶりにJRにのってお寺さんへ。
義母の七回忌はすませたので、今日はお線香とお花をあげに、、、。
ご住職様が本堂から墓地までわざわざいらしてくださり読経してくださり恐縮しきり、、、。
ありがたいことである。

 墨田区にある平河山法恩寺さん。
このお寺の開基は太田道灌公で、道灌公が江戸城築城(一四五八年)に当たり丑寅の方に
城内鎮護の祈願所として本住院を建立とある。
もともとお城から近い平河町あたりにあったのが、その後本住院を法恩寺と改称されてこの地に移されて
現在にいたっているようだ。
秀吉や家康も小憩されて朱印地も与えられたの記録もあるという。
太田道灌公の古い大きな墓石三つも奥の奥ににある。

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a0031363_2565940.jpg (この左奥が広く太田道灌家供養塔がある)

a0031363_3133377.jpg (左奥の太田道灌家供養塔の説明)

 道灌が鷹狩の際に俄雨にあったときの山吹伝説は有名で、このエピソードを表わした歌碑が立てられ、
道灌公が弓をたづさえ左側に膝まづいて山吹の枝を差し出す少女の場面が彫られた大きな石像が
やまぶきやぼたんや季節の花に囲まれて立っている。

<七重八重花は咲けども山吹の実の(蓑)一つだになきぞかなしき>
(後拾遺1154)

 去年より少し時間が早かったので空が青く紅葉が映えてキレイな午後だった。
スカイツリーは、もはやこの寺の一部のような感じになっていていにしえと現代のナイスマッチング!

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(桜のkろはそれはそれは美しい〜〜!)
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a0031363_319781.jpg (庭はきれいに掃き清められて、、、)

 三重の塔の水煙が空に映えて美しい。
数年前に永代供養の日蓮聖人の像がたつ<永代供養墓 妙元廟 >ができて、
ふといずれ私はここに入るのかしら、、、?とちょっとメランコリック。
私の灰はセーヌに流してと友人に頼んであるが、そんなことがゆるされるだろうか、、、、、。

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 錦糸町から秋葉原乗り換えで東京駅へ。
エスカレーターがない駅を下って上ってまた下って、、、もう足ががたがた、、、。
大丸の地下で夕食の買い物と思ったが、ものすごい人並みで断念。
日曜日の東京駅ってほんとうにごったがえしている。
疲れ切って帰宅、それでも今日の歩数は4800歩だけとは!
お隣でいただいたカレーで簡単な夕食となってしまった。

http://keico.exblog.jp/16846605/
2012年11月21日 水曜日 晴れ
五千歩をめざして秋の墓参り

http://keico.exblog.jp/14931452/
平成24年3月25日(日) 晴
法恩寺にお墓参りの午後でした




by pretty-bacchus | 2013-11-24 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(0)

ビックカメラのカメラ売り場とMac売り場へ
2013年11月23日 土曜日 晴れ

 小春日和とはこういう日か、、、。
散歩の小径のサクラの葉もいよいよ黄色くなりはじめた。

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 夕方に友人と<有楽町であいましょう〜〜>
フランス永井のこの歌を知っている年代の友人。
そのあとそごうができて、そして今はビックカメラになっているこのあたりだが、裏の細い小径は
昔の面影を残しているという、、、。

 この秋に新しくでたカメラを見に地下二階のカメラ売り場に。
祭日の上、円安で海外からのお客さんが多いということで、とってもごったがえしていた。
ネットでデータをみたりブログ友の撮影結果を見たりしているが、やはり実機を触ってみて
ファインダーをのぞくといろいろ感じわかるような気がする。
使ってみたいカメラはあるが、今の私に必要かつ充分な機種とレンズのセットがないような、、、。
ブログで遊んでいるだけなら、現在の手持ちで良いようなきがするので、
来春の新しいカールツアイスのレンズが出るまで新しいカメラはお預けにした。

 六階にあがって、一昨日新しく出たMacBookプロレティナの13と15インチもいじってきた。
今年の春の機種より性能がすべて上がったのに値段は下がっている。円安なのにどうしてだろう、、、。
聞いてみたが誰からも明確な返事がなかった。
iPad、スマートフォンに押されて、コンピューターの数字が伸びていないと言うから、
これで巻き返しを図るのだろうか、、、。

 すっかり暗くなった有楽町から河岸を変えて一緒に夕食。
こういう友達ってありがたいな!

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 (新しいカメラをもってハイチーズとノーファインダーで。
カメラ売り場の和泉さんは十二年、ソニーからのKさんも十二年で、とても知識が豊富!)




by pretty-bacchus | 2013-11-23 23:59 | ♠Photo,Mac写真/カメラ/マック | Trackback | Comments(0)

枯れ葉の頃にはいつも<イヴモンタンの枯れ葉>
2013年11月22日 金曜日 晴れ

 大通りの街路樹も黄葉色をましてきました。
風が吹くと葉がどんどん散っていくのってなんだかとってもせつないですね、、、、。

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不思議ですね〜〜毎年こんな時口ずさむのはやっぱり枯れ葉、それもイヴモンタンの枯れ葉、、、。
彼が年を重ねた頃の声が好き。
枯葉はやっぱりLes feuilles mortes、落ちて枯れ死んでしまった落ち葉なの、、、。

 ジュリエット・グレコの枯れ葉も良いけれど、やっぱりYves Montandのヴァースが入った方が好き、、、
ジャック・プレヴェール(Jacques Prévert)の詩がなんともいえませんね、、、
1991年にモンタンが亡くなったときに、私はパリのアパルトマンにいました。
枯れ葉が舞っていた頃でした。
ニュースを聞いて、彼が住んでいたサンジェルマンの家の近くにいってみました。
彼の家の壁際には沢山の花が添えられていました。
枯れ葉の頃はいつも思い出しています。

 そして一度ピアニスト落合桜さんのピアノで聴いてみたいと思っているのです。
http://blog.livedoor.jp/lasalledeconcert/
落合桜 パリの風

http://keico.exblog.jp/9193966/
2009年11月2日 月曜日 曇り
枯れ葉の頃にはジャック・プレヴェール&イヴモンタンのLes feuilles mortes

KeisEchoさんのYouTubeで枯れ葉を。
http://www.youtube.com/watch?v=6r3JM2JZK84
KeisEchoさんのYouTube





by pretty-bacchus | 2013-11-22 23:59 | ◐Nature空,海,夕陽,緑花,鳥蝶 | Trackback | Comments(0)

ボージョレヌーヴォーの解禁日に思い出にふけって
2013年11月21日 木曜日 晴れa0031363_21252852.gif

 ボージョレヌーヴォーの解禁日。
今年はフランス大使館の試飲会もないし、昔のように樽開け儀式もなく、
ゆっくりとプライヴェートな時間で愉しむことができた。

 シャトー・ドゥ・ピゼイのボージョレヌーヴォーを日本に紹介して三十数年がたった。
その間の数多くの思い出を今年はいつも以上に思い出しているのはなぜだろう。

http://keico.exblog.jp/18964598/
2013年11月13日 水曜日 曇り後晴れ
シャトー・ドゥ・ピゼイのボージョレヌーヴォーが 日本に無事着いた。

http://keico.exblog.jp/18915765/
2013年11月3日 日曜日 曇り
シャトー・ドゥ・ピゼイのボージョレヌーヴォー2013

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樽はすし秀さんで
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 とても小さい頃から父の影響で酒文化に浸っていたし、船会社にいた叔父からは当時ではなかなか
手に入らなかった美しい紙に包まれたキャンディーやチョコレートや本物のバターを愉しんでいた。
家には多くの人たち、学校の先生や市長さんや、お医者さんや消防の人などがいつも集まって、
酒を交わしながら文学談義、政治談義などをしていた。
決して豊かな時代ではないのに、家にはいつも酒や肉やおつまみやチョコレートなどがあった。
(そんな中から日本の磁気の大家の加藤哲男叔父が生まれ、政治家や、著名な医者が育っていったのだ)
しかしその酒代に、母の着物が一枚一枚無くなっていたことは、小さな私は知るよしも無く、
かなり後の時代になって、大きなこうりが二つ小林さん(質屋さん)から戻ってきたときに初めて知って
ショックを受けたことがあった。>>☆♡

 やがて長じて高校の頃に読んだ犬養道子さんのデビュー作<お嬢さん放浪記>は衝撃的だった。
内容の多くは今では良く覚えていないが、津田英学塾で学んだ後アメリカ経由でパリに留学して
哲学や聖書学を学んだ著者の世界観は、その経験が無い父母や叔父叔母からも高校の先生方からは
得られなかった魅力的なものだった。
特にその中の食文化の項の諸々は当時の日本ではまだ味わえなかった魅力的な食べ物が沢山あって、
その中でも<メロンと生ハム>のくだりは喉がゴクンと鳴ってしまうほどだった。
中学生の頃から両親に連れられて東京の美味しいもの屋さんにはよく行っていたが
(父の行きつけの銀座もバーも含めて)、ナイフ&フォークで西洋のフルコースをいただく最初の食事は銀座の資生堂パーラーだった。
父にねだって<メロンと生ハム>を食べに再度資生堂パーラーに連れて行ってもらったがそれはなかった。
その当時昭和三十年代の初めにはまだ日本ではなかったのかもしれない。

 そして大学を終えて翌年パリへ。
(萩原朔太郎の
「ふらんすへ行きたしと思へども、ふらんすはあまりに遠し、、、
の時代からは大分たっていたが、まだまだパリは遠い夢の街だったに違いない)
そしてその四年後からの四年間のエールフランスのパリの駐在員を経て、
私のワインの世界はさらに広がっていったのだ。

 パリの駐在員から戻って何年もたっていた1980年代初めにそろそろ会社を辞めようと思っていた時に、
私は人事部長に呼ばれ、突然にエールフランス子会社のホテルメリディアンチェーンアジアパシフィックの
二代目の代表につくように四時間の説得を受け(立ったときに座っていた椅子が汗で曇っていたのを
よく覚えている)翌日それを受け入れた。
(一代目のHさんは優秀な方で私は躊躇したのだが、彼はミニマム二年マクシマム二年という約束であり
二代目を私に託して、その後再度パリの主席駐在員やタヒチの空港長として活躍なさった)
辞令を受けた数日後に私はパリに飛び、パリの本社で社長の面接を受けたのは、
フランスがミッテラン政権になったころだった。
東京-パリ間にノンストップ便就航し、所要時間12時間と短縮されてのは1986年だから、
その数年前の事になる。
(東京-パリ間の飛行機の歴史は、下記へ)
http://keico.exblog.jp/14105309/
2011年12月4日 日曜日
☆ Memoires du Voyage ~なつかしの羽田空港から巴里へ出発

a0031363_316504.jpg (三十年ぶりのお年はラヴェルのデザインが変わった)

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 それから六年の間だ三六五日休み無しに発展途上のホテルチェーン(六十カ国)に、
いかに日本人顧客を送るかというマーケッティングに明け暮れた世界中を飛び回った。
アメリカ系のヒルトンやインターコンティネンタルホテルではなく、フランスのホテルチェーンを
日本に広めるにはヨーロッパ文化、特にフランス文化をいかに伝えるかであり
<フレンチタッチwith メリディアンホテルチェーン>というモットーで
日本の旅行業界に入り込んでいった。
ちょうどグループ旅行が日本で地に着いてきた頃だった。

 そのごく初期に知り合ったSさんから、フランスワインのお話しをいろいろ聞く機会がたくさんあった。
パリの駐在員の1970年初めから四年間のあいだに父からも影響を受けていたフランスワインに
目覚めていって、ボルドーもブルゴーニュにも何度も行って、マドレーヌ寺院の近くにあった
アカデミー・ドゥ・ヴァンにも何度か勉強にいっていた。

 連れ合いは1970年初めにある商社をやめて独立して貿易会社をおこしていたので、帰国後すぐに、
すぐにワインの輸入免許をとってもらい、友人達がたのしむくらいのフランスワインを輸入し始めていた。

 Sさんのお話しはとても詳しく、ワインのバックグラウンドのフランス文化にも及んでいた。
ブルゴーニュ公国の王様しか飲めなかったモルゴンのワインがあり、そこのボージョレヌーヴォーは
すばらしいと、、、。
そして1980年代初めにはSさんが洋酒部長として入社してワインの輸入にかかわるようになっていった。
まだ日本ではボージョレヌーヴォーはブームにはなっておらず知る人も少い時代だったし、
どこの会社もまだ輸入をしていなかった。
戦後の右肩上がりの経済成長が頂点に達する途中であり、エールフランス&メリディアンホテルチェーン
というヨーロッパの香り高い仕事環境は、ワイン文化を日本に紹介するには最高であったかもしれない。

旅行エージェントの方々の会とか、JATA(日本観光協会)でのワインとチーズに夕べは、
時には何千人ものお客様を新しいフランスの食とワインへの世界へ引きこんだ。
ホテルのスイートルームを借り切ってベットなどはすべてとりさり<ホスピタリティースイート>として
French cheeze &wineの空間として、昼のコングレスを終わった世界中からの
旅行業界関係の人々を招き入れた。
パリからは前日の飛行機で珍しいチーズやハムがとどけられ、ワインは十一月二十日に解禁に
なったばかりのシャトー・ドゥ・ピゼイのボージョレヌーヴォーの樽!(そのころはこの日が解禁日だった)
真夜中を過ぎても人の波は切れず、真向かいのJALホテルシステムズ(同じ頃に会社が出来ていた)は
閑古鳥が鳴いていた。
それから数年後には日本の酒業界でボージョレヌーヴォーブームが起こって、
若者は24時の解禁時間にその年の新酒を味あうのがナウい時代となっていた。
ボルドーワインのメルローやカベルネソーヴィニヨンとは全く違ったガメイ種のその年の新酒だから、
まったく味わいが違うのに、“ボージョレなんて飲めないよ、、、と語るスノッブな人が多くなったのも
この頃からだった。

a0031363_3242461.jpg (イタリアンでは有機野菜のバーニャカウダを!)

 二十四年の第二の人生を仕事人間で送ったがやがて病に倒れて、私は退社した。
その後身内の会社でフランスとイタリアワインの銘醸八十数社と独占契約を結び、
毎年造り手を廻り写真を撮り記事を自社広報誌にも日経とかの他のメディアにも書きながらの生活に
二十年弱で終止符をうって数年前に引退した。
ただ数社だけは素晴らしい人間的関係が継続していて、未だにお手伝いをしている。
その一人がシャトー・ドゥ・ピゼイの醸造家パスカル・デュフェートル(Pascal Dufaitre)であり、
三十数年前からの素敵なおつき合いがつづいている。
彼はすばらしい醸造家であり隣村の村長さんであり詩人でもあり、毎年の新酒を語る便りは
ワインのその味とともにピセイファンを魅了しているのだ。

 Sさんはすでにこの世にない。
美しい新酒の色と豊かな香りを味に魅せられて少々昔を思い出してしまった。
秋も更けゆき、、、、そして寒いほんとうの冬がやってくる。

a0031363_33052100.jpg (お寿司のあとは野菜一杯の味噌汁)

a0031363_3313877.jpg(おみやげのバラ散らし)

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a0031363_3413514.jpg (樽割りの初日にKさんはワイン色の細かい大島の紬でいらしていた。おっしゃれ!)

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☆♡、父の思い出
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「恋するフェルメール―36作品への旅 」を読んで、父の思い出
2008年2月17日 日曜日 晴れ

http://keico.exblog.jp/11997177/2011年1月25日 火曜日 晴れたりうす曇り 
酒 の 楽 し み  〜 アール・ヌーヴォーの酒器 

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新しきご縁うれしく春立ちて 2010年2月6日 土曜日 
 
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2009年の年の初めに思ったこと2009年1月6日 火曜日 はれ 

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 遅き春 父への想い引きずりて  
2006年2月28日 

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夏休み 蝶にとんぼに 父母と祖母 2005.07.23

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 小さな宝物、万年筆の思い出
2005.05.19 


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父の命日に 2005-02-08 23:58
by pretty-bacchus | 2013-11-21 23:59 | ♥Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(2)