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病得て手術退院二月尽き
2011年2月28日 月曜日 雨、みどれ

 入院から数えると、今日は入院十日目 手術八日目となる。
髪が伸び爪ものびた。爪って十日でこのくらいのびるのだ〜〜〜と何度も手をみてしまっている。

先月の二十八日に地方の病院での突然の乳癌宣告後、二月一日に東京の病院に移り、
すぐに入院決定で、外来での検査通院がつづいて十九日に入院。
そして二日後の二十一日に手術と、あっというまに二月は終わってしまった。
それでなくとも短い月がさらに短かった。

一日一日をただお医者さまのご指示で家と病院の行き来、その間に落ち着かないままに
昔の記録を少し整理して、そして東京に雪がふった数日後に家を出た、、、
ほんの少しだけ後ろ髪をひかれながら。

 時といういつもなら無情の物理的時間はたた過ぎゆきたのだが、今回はむしろ
それで良かったのかもしれない。
どうしても頭と心の時間が、物理的時間と一緒にすすめないままに、二月が終わってしまった。
一生の時間から言うと、ほんの三十日なのだろうが、それは途方もない時間であったのだ。
とりあえずはまた人生の道にもどることができた、、、、が、
まだ甲状腺の数ミリの影の正体もわかっていないし、削除されたガンの病理の結果もでていないのだから、
少なくともあと数週間は無理をしてはいけないだろう。

 全身麻酔の後遺症がでて疲れやすいというが、せめてよく寝て美味しい物を食べてゆっくりしよう、、、。

 でもせめて、事が起きてからの三十日間に寄せられたコメントやメールやお手紙への返事をしておきたい
と思い少し始めたのだが、なかなかはかどらない、、、どうしたのだろう。

 このブログを始めたのは七年前だが、少しずつブログの機能も追加されてきていて、今では、
書き手がログインして設定から入ると、設定>>コメント管理のページでは、過去に交信された
コメント、名前、日付、ipアドレスが全て出る。
一つづつその日のブログに戻らなくとも今までのコメントをひもとくことができる。
一ページに五十件ずつ表示されるかので、数ページを二十八日に遡って昨日まで読み返してみて、
またまた感涙にむせんでいる。
テキストエディターで<エールをいただいたコメントメールなど>のドキュメントを作って
毎日少しつづ記録を残していたので、それを<20110201入院>というフォルダーに入れた。

そして入院してからいただいたコメントのお返事を書こうと思ったのだが、なかなか進まないのだ。
ブログを持っている方には、お一人ずつお返事をその方のブログに残そう、
そうでない方でメールアドレスがわかっている方には、メールを、、、などと思っているのだが、、、、、。

時の流れにまだまだついて行っていない脳と心。
どうしたことだろう、、、。

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UさんSさんから見事な深紅のハラの花を一本ずついただいた。
二十一日は再生の日、、、、この日に毎年深紅のパラを二十年でも三十年でもおおくりします、、、、と、
嬉しいメッセージと笑いっぱなしのオモチャを添えて、、、、、。

ありがとうございました。



by pretty-bacchus | 2011-02-28 23:59 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(7)

春の夢目覚めてみればタワーなく
2011年2月27日 日曜日 晴 手術七日目に

時は春
   日は朝(アシタ)
      朝は七時
         片岡に 露みちて
             あげひばり名のりいで
                かたつむり枝にはひ
                     神、空に しろしめす
                         すべて世は 事もなし

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 (2011.02.27 Am07:07)

 父からの贈り物だった上田敏の「海潮音」の中の、
このロバート・ブラウニング全宇宙を包み込んだようなこの詩が大好き。

 時の移ろいは不思議なものだ、、、といつも思っていたが、今回もまたその感覚を深くした。
乳癌発覚&宣告から手術がすんで帰宅まで刻々と時はきざまれた。
時の過ぎゆくことに、事の積み重なりに、心と感覚がついていっていないのだ、、、、、、、、、今でさえ、、

                              退院の翌朝に


 http://keico.exblog.jp/8534456
エンジェルと 朝顔 すべて世は 事もなし2009年6月29日 
by pretty-bacchus | 2011-02-27 23:59 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(3)

春暁や友あり治癒力膨らみて
2011年2月26日 土曜日 入院八日目 手術六日目に一時退院

 真夜中からすごい風、、、、春二番かしら。
また、四時に目が覚めてしまった、、、、、まもなくぐらっとビルがゆれたような、、、、。
地震かしら? テレビをつけた、、、三宅島が震源地らしい、、、。

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  (この時間の東京タワー)


日の出 06時16分  : 日の入 17時33分
入院をした日は、日の出 06時24分  : 日の入 17時26分
陽の出が8分も早くなって、日の入りが7分の遅くなっているから、一週間病院にいるあいだに、
15分も明るい昼の時間がながくなったのだ。

a0031363_1794731.jpg  (あm6:35)

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 この四週間のブログを読み返してみた。
とくにそのコメント覧を鍵コメも含めて、、、、そしてご自分のブログでワタシの
大好きな桜の写真を
アップしてくださって、、、と、iPadを持つ手が震えて、枕に涙がたまっていく。
何度読んでも、いや繰り返す度にその感動は大きく膨らむ、、、、。
なんといってよいのやら、、、、、言葉がみつからない、、、、。

皆様ほんとうにご心配をおかけしました。
熱い応援をありがとうございました。 


< 起きて泣き寝ても涙の春一日
< 春暁や友あり治癒力膨らみて

 朝のきれいな光をカメラに納めた。
朝の食事を終えて、初めて一人で歩いてみた。
顔を洗って、お手洗いもすませ、、、、初めて廊下に出た。
首には一眼レフをかけて、こちらの端から、ずっとさきに見えるビルの端まで、、、。
足は大丈夫だ、、、、二度目に時々止まってシャッターを押した。
ほとんど右手でカメラを構えて、左手はほんの少しそれるだけ。
カシャカシャ、、、、違和感はない。

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 朝の回診もなく、かなり遅くなって、乳腺センターのY先生が、最後のチェックにいらしてくださり、
その後、皮膚科の先生が膝下の手術の包帯をとってくださった。
細胞検査の結果にわかったのは、先生がこの5年で二件しかなかった、
珍しい種類の神経の中に膨らんで出来た筋腫であることがわかった。
シコリの正式名は<血管平滑筋腫>
ガングリオンでも脂肪腫でもなく、血管にできた腫瘍で良性だったとのこと。
神経の途中が膨らんでしまって、何かで少しでも神経にふれると激痛、、、
血管平滑筋腫 angioleiomyoma 
体の深い部分に出来ると痛みは殆どないけど、表皮近くだと激痛が走る。
“先生、、、それはそれは痛いときは脂汗がだらだらでしたよ、、、、”
“そうでしょう、、、、痛みの中でもトップに入りますから、、、”

ワタシはそれを20年も我慢して一緒にこの腫瘍ちゃんとすんでいたのだ〜〜〜
なんとガマンヅヨイコトデショ、、、、いや、、、これってバカですよね、
もっと早くとってしまえばよかったのに、、、。
でも友人ドクター達は、ガングリオンか脂肪腫だから、一日で簡単に取れるよ、、、って言ってましたので、
そうしていたら、今頃はおそらく足を引きずるようになったかもしれません。
長い間痛みに耐えていたことが良い結果であるということもあるのです。

 午前のおそくに乳腺外科の週末担当の若いイケメン先生がいらしてくださり、
傷のチェックとガーゼ替えをすませてくださった。
これで、一時退院の準備完了。
“先生、、、ほんとうに今日出て良いのですか?”
“次は外来でおあいしましょう、、、”
“ひぇえええ、、、本当に今日家へ帰って良いのですか、、、、ありがとうございます。”

 看護師さんからの退院後の注意はA4三枚にびっしり。
病理検査の結果がでるのは三週間ほど後だから、それまでは、お薬もないようだ。
NCIの結果が出るのもかなりあとだというし、、、。
放射背腺とか、抗がん剤の話もでなのはなぜなのだろう、、、って、良いのやらいけないのやら、、、
わからないのは少し不安。
京都のK先生は、“ケイコサン、ガンという物は闘う物ではなくて共存する物なんや、、、、
人間誰でも体の中にすでにガンを持っているんやからな、、、、と。

 この病院の悪いところは建物が古いと言うこともあるが。事務系統がどうものような気がする。
2月1日からいろいろの検査に何度通ったことだろう、、、毎回一階の会計でまつ時間と、
そのスタッフの動きには不満だったが、とくに先週土曜日の入院時と、
今日の退院時の処理の遅さと不親切さはひどかった。
何人もの人がたったまま待たされているのに、番号札もなく、説明もプロではない、、、。
退院時に着いてくれる方が居ない人は、どんなにか心細い時を、
玄関側で退院入院コーナーで過ごすのだろうか。

 風の強い中を、、、、、タクシーで帰宅。
世のなかは、もう春だわ〜〜〜〜〜〜〜〜!
日差しに木々の緑が揺れている、、、鳥が飛んでいる、、、青い空!
あ〜〜しあわせ〜〜!

 内蔵はどうもないはずだから?
病院では食べられなかった美味しい物を食べたい〜〜〜〜!
それもリラックスして、、、、ワインのお許しもでたし、、、。
さて夕食はと思っている頃に、T先生からお電話をいただいた。

ほんとに今回の事の起こりは、10月27日の夢に先生が現れて病院にいくようにおっしゃったのに、
ずっといってなくて、先生の方が気にしてくださり、1月28日に検査にいっての即乳癌告知、
すでにステージⅡだっだが手術成功で転移無し、、、、奇跡というしかないだろう。
奥様先生に電話を代わってくださって、しばらくお話しをした。
いつものような奥様口調ではなくて、今日はTJ医大の教授のお声?
そのお優しさと説明はすごい説得力!
“本当に早く発見されて良かった。けいこさんのその明るさがこの病気には一番よいの、、、、、
近々またお食事ごいっしょしましょうね”
電話をおいて、この四週間で初めてさめざめと泣き続けてしまった。
泣き疲れて、、、そのまま寝入ってしまった。

< 友情の涙の海に春の夢


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by pretty-bacchus | 2011-02-26 23:59 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(14)

入院七日目 手術五日目 春一番
2011年2月25日 金曜日 入院七日目 手術五日目 春一番

 < 涅槃西風どこへいこかと荒れ狂い
 < 春一番が、、、、

 朝方からヒューヒューと風の音、、、、。
建物がきしむほどの風、、、
いつものように四時に目覚めてしまった、、、この数年この時間に膝下の粒が大きくなって
その激痛は半時ほど続いていたのだ。

 今までのこと、今度の乳癌発覚とその処置、そして命を少しばかり長らえての今後の事、、、、、
寝られないで朝を迎えた、、、、。
となりのお部屋で何かあったようで、ずっと音がしていた、、、、、、。
病院は二十四時間待ったなしなのだ、、、と。

 横になったまま、ときどきカメラを構える、、当分の間左では重い物を持たないようにとの指示有りで、、
昨日先生にカメラをもっていただいたら、左手で構えるには重すぎるとのこと、、、
いまの内に様子をみておきたくなったのだ。
右手でシャッターを切るがカメラの重心は左手だから、これからは少し別の方法になれねばならない、、、。

かーかーかー、、、、カラスが時々ないている、、、、
午前6時にタワーの灯が消えた(カシャッ)

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 今日はS先生は別の病院で、八時半にお若い先生がいらしてくださり面談。
処置室に移って、パチパチパチ、、、とはさみで糸を切り(いたくはなかった、、)
それからそっとドレーンを抜く。数十センチの管が二本はいっていたのだ、、、
考えてみれば、自分の体から出てくる血を管を通してドレーンにたまるのを、首からさげていたわけで、、、
毎朝前日の量を量るのだ、、、120,60,42,30,、、今朝は昨日から合計60ですね、、、
といわれていた、、、いやはや。
お医者様だけでなく患者もどんどん心が現代医学に慣らされていく、、、、これが医学の進歩なの?! 
現代医学は原始に戻るのだろうかとさえ思えてしまう。
(クライストチャーチでおきた地震でまだ救出されていない学生さん達はどうしているのだろうか、、、、
つらいだろうな、、、、)

 左肩と腕が少しだけ自由になった。
これで右手右足は健在で、左手は半人前、あとは左足であるければ、ほぼ大丈夫だろう。
部屋の中で少しだけ歩行訓練を一人で試みる。

 午後には風がやんで青い空。
夕陽のじかんになってきた。

a0031363_6355290.jpg  (pm3:01)

a0031363_637860.jpg (pm4:30)

a0031363_638520.jpg (
pm4:59)


 Y教授先生もいらしてくださり、今後のこともお話しできた。
昨日の中堅看護士さんのAさん、そして今日の専任のベテランさんから、今後のアドヴァイスをいただく。
二十年選手の彼女の説明はハートがありとてもプロフェッショナルで優しい。
当分無理はできないようで、かなり注意をして生活しながら普通の生活にだんだんもどり、
術後の様子をみなければいけないみたいだ。
三週間くらいで旅も可能になるとのこと、、、、もちろん病院とは当分ご縁がきれないのだろうが、
嬉しいことだ。

 足の手術の縫い目の確認をして、明日か明後日には一応退院してよいということらしい、、、。
“週末は先生方がいらしゃらないですし、差額ベットで高いお部屋ですもの、、、、、、、、、、
“それではお願いします、、、、と。
え〜〜ほんと、、、このままこんな傷でももう退院できるのですか〜〜〜?
足の糸もとれていないし、、、、一度も包帯交換もしていないのに、、、。
S先生に確認していただくように依頼して、、、早い夕飯の時間になった。

 < 術後癒えタワー紅白春灯し

 今夜の東京タワーは十二時に一度消灯、、、、30分後に上から下まで点灯を始めたのです。
やがてそれは、、、、、、、

a0031363_6475773.jpg (pm5:00ジャストに灯が入る)

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(pm6:30 お部屋の中の仕切りのカーテンとかが写ってくれた、、)

by pretty-bacchus | 2011-02-25 23:59 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(3)

入院六日目 手術四日目 
2011年2月24日 木曜日 雨の朝、、、入院六日目 手術四日目 

 朝に左手首の赤のバーコード入りの名前の入ったリストバンドがはずされた、、、
記念にいただいていこう。
右の白はまだつけたままで、レントゲンの地下一階に下りる。
歩行許可はまだ出ていないので、車いすだが、一人でうごけるようになったけど
看護師さんがついてくださった。
まさかこの入院で車いすに慣れることが出来たとか、ほんとうになんということだろう、、、。
胸ではなくてお腹の下の方を一枚、すぐに出来上がった写真には、あ〜〜歯にかぶせたセラミックが
きれいに白く写っている〜〜〜〜。

 回復は早いほうのようで、一安心。
この病院のお医者様も看護師さんもとってもすばらしい。
「乳腺センター」があり、乳がんを中心に乳腺に関する疾患の診断と治療を行っている。
ドクターは、がん治療の臨床経験を豊富に持つ専門医の方が多く、Y教授はT大系で、
癌センターで二十年の実績と研究をもっていらっしゃり、数年前にこちらに移った方、
パンダのような人を和ませる感じの素敵な六十代初めの先生、今回執刀してくださったS先生とは、
T先生や他の間接的なお知り合いがあることが最初からわかっていたので、回診がとってもなごむ、、、。
その後につづく若い先生は、精悍な男性がいらして、お〜〜! と声をあげるほど、、、、
この先生方がマスクをしたまま病室に入るのだが、そのマスクをとってお話しをしてくださるのが、
全体のお顔がみえてなんともよい。
外債検査の折の放射線科の先生もよかったし、きっと連携のチーム医療をめざしているのだろう。

 そして、このフロアーの看護師さんたちがとっても素晴らしい。
最初にいらして下さった方は、二十年選手の四十代の女性で、彼女の説明はハートがありとても重くも優しい。
食事当番の方も含めて、皆さんマスクの上からのぞく目がとっても優しいくて、これってすごいことだ!
二十代のAちゃんは、少し遅れると“Kさん、ごめんなさ〜〜〜い”と、かわゆくお詫びをしたりして、
その性格の良さがあらわれて嬉しい。
今日は、まだ足の包帯がとれないから下半身のシャワーもだめなので、体中を熱いタオルでふいてくださった。
“まっしろですべすべ、、、きれいなお肌〜〜〜”と、
傷跡のことには触れないのはなんともプロフェッショナルだな、、、。ありがとう!

 ワタシの手術は結局、最後までどのようなものかは確定させずに、
形成外科おも含めたいくつかの可能性を、乳房の図をみながら最終のMRIなどの画像をPC上に写して
入院時に説明をうけた。
<センチネルリンパ節生研>という方法で、まずリンパ節への転移への有無を手術中に病理診断検査をして、
転移無しと判断し、その結果リンパ節の郭清の省略をしてくれたのだという。
“お肉も脂肪も残しましたよ、、、”って先生がおっしゃっていたが、
自分ではまだどんなふうになっているのかはみることができない、、、。

 起床こそ六時とワタシにとっては早いが、お食事時間は七時半からで、
今までの経験の病院よりも遅いのがいいし、個室ではネットがつかえるし、
そしてなにより右前方に東京タワーと青い空。
高速を通る車の音はほとんど気にならないから、ぼっとみている、、、。

 でも東京オリンピック時代に建ったという老朽化した建物は、空調が悪いのか、
あるいは麻酔の後のせいか、のどがへんにいがらっぽかったり、、、、と、気になるところがたくさんあるが、
今年末の新館オープンが待たれるところ。

 もうひとつこの病院の個人情報管理は定評があり、有名人の顧客も多いという。
東京タワーの位置で病院名がわかった友人がお見舞いに来てくれたらしいが、
結局部屋番号を教えてもらえずにお花もあずかってもらえなかったのだ。
Yさんごめんなさい、、、、。

 今夜もタワーの光がきれいだ、、、、。

a0031363_154285.jpg ((ベットで横になっているとタワーまで傾いてしまうのかしら〜〜〜?))

a0031363_15423511.jpg  (乾燥しているので、洗面器にお水をはって窓際においた、、、)

by pretty-bacchus | 2011-02-24 23:59 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(3)

日没後の東京タワーをベットから
2011年2月23日 水曜日 きれいな朝 入院五日目 手術三日目 

 ビルに朝日がきれいに輝いているのは、朝日は反対方向かしら?(カシャッ!)
一日、、、術後の検査らしきが続く、、、

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pm6;30
日没後の東京タワーをベットから
ベットの上に寝てのスナップ
by pretty-bacchus | 2011-02-23 19:19 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(9)

平成23年2月23日(水) 入院五日目 午前七時です
平成23年2月23日(水) 入院五日目 午前七時です。

 きれいな朝日がビルに反射しています。
(早速カシャカシャ<<後ほどアップいたしましょ)

 雲一つない東京の<エッフェル塔>界隈です。
手術も無事終わり、生還しました。
六時半の検温が終わり、今朝はベットの上に起き上がって、朝日のハレーションのグレーのビル群と
高速を走る車の後のそびえる東京タワーをみています。
まだ日にちの感覚がもどっていませんが、順々に書いていきましょう。

 皆様のエールを体一杯感じていた三週間でした。
友人先生の<夢のお告げ>で、乳がんが発見され夢が現実となっての手術ですから、
友人達のエールもびんびんと脳と心に入り込んでいました。

コメント、メール、お手紙、ディクシャ、ピアノ演奏、句、お寺に祈願、、、、などなど、と、
そして東大寺では修二会で祈ってくださり、その神々しい光を写真で載せて下さった方も、、、、
そのすべてが空気を飛んで宇宙のかなたから、、、、北海道から九州まで日本だけでなく、
このブログにはでない、SNSミキシーの世界の皆様も、そしてフランスからもイタリアからもアメリカからも
いただきました。
なんて幸せ者なのだろう、、、って、毎日毎時手をあわせていました。
癌という難病にかかったという悲しみよりも、ありがたさ嬉しさで涙なみだの毎日でした。

"友あり、遠方より来る亦楽しからずや" 
なかにはおもわぬ方からの鍵コメントのお言葉に泣き崩れていました。
ご自分の闘病経験をつぶさにお話しくださり、アドヴァイスもいただきました。
先月末に一緒に元気にお食事をしていた友はもうびっくりでした。

皆様、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
応援をいただきほんとうにありがとうございました。

 先生方、看護師の皆さん、そしてこの医学の発展に日夜精進していらっしゃる方々にも手を合わせて、
無言の感謝の祈りをしました。
ほんとうにありがとうございました。

 子供のころから霊感が強いといわれていましたが、夢のお告げと友人達の応援を体一杯で感じて、
それが命をながらえさせてくれたのでしょう。
医療の進歩だけでなく、このウェブ時代の<友とのあり方>を考えて、今、
昇る朝日に手をあわせて感慨に浸っています。

 いくつかの予想できなかった術後の不都合以外はすこぶる元気で、一晩苦しんだ後は、
もう昨日から食事も<常食>となりました。
膝下の粒も一緒にとりましたから、これが72時間歩行禁止で、ベットか車いすですが、
それにも慣れて、こうしてベット脇の<椅子の上バックを置いた机>にMacBookプロをおいて、
キーボードを打っています。

平成23年2月21日(月) 入院三日目 手術も無事終わり、生還しました。
ドアツードアー四時間でした。
9:00 点滴開始
12:50 下着を替えて、車いすに移動
13:00 三階の手術室へ
 ここで看護師の交代、ふたりの可愛らしいお嬢様看護師さんがマスクをとってご挨拶。
 “まああ、なんと可愛らしい、、、”
 病院で仕事をしている新しい時代の女性を見た感じ。
ここで一つのドアーが閉まりました。
右前方のドアーが開きました。
“医療のテレビドラマみたいですね〜〜〜”
(なんだか何かを話していたいのは、どこかにある恐怖の裏返しなのでしょう)
左にまがるコーナーで“今日のお部屋は一番奥です、、”
Fの扉が開いた。正面に先生方がいらっしゃってマスク越しの目が笑っていらした、、、、ホッ〜〜〜。
“よろしくお願いいたします”とワタシ。

 横になり、これこそ<まな板の上の鯉>ならぬ<まな板の上のおおマグロ>
手術着のまえがあけられたよで、口には酸素マスクかな?
“深呼吸を何度かしてください”
数回しただろうか、、、先生方の、マスイ、とかの声がわずかに聞こえた感じで、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 名前を呼ばれて目がさめた。
“はい、無事に終わりましたよ、、、、
正面の時計は4時36分だった。
“大丈夫ですか、、、手術は成功でしたよ、、、心配していたリンパへの転移もありませんでしたよ、、、”
“ありがとうございました。先生!”最後は涙声になってしまっていた。
“では、さらしを巻きますよ”
“おりゅうさんみたいだ、、、、”
昨日の夢の話を先生に話そうと思ったが、うまくいかなかった、、、、。

 担架に横になって六階のお部屋に運ばれ、ベットに移されました。
手の甲からの細い血管につけられた点滴はつけられたままで痛み止めがはいっているようで、
ほとんど痛みは感じません。
さらしのしたから二本の細い管が数十センチでて、途中で一本になり一メートルほど先に
葉書くらいの袋があって、そこに内部からの血がたまっていくようだ。
血栓防止の靴下が膝下までで、足後にフットマッサージの機械がつけられました。

 手術前から部屋で待っていてくれた主人が、青い顔をして椅子に座っています。
(あとで聞きましたら、手術後の取り出された病巣の患部を見たようで、
血に弱い彼はきっと驚いてしまったのでしょう)

 今日の月は月の出 21時06分で月齢18夜の欠ける月 寝待ち月、、、、。
少し寝たい、、、と思いました。
月が出ることにはまた目が覚めているのだろう、、、、。
お月様の顔も見たいから、、、、
でも見えませんでした。
このうえないほど暗い東京の空に、突然白とオレンジの東京タワーに灯が入りました。
 
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 なんとしたことか、いつものように十二時に一度消えてしまった照明が十二時半には上半分がまた付いたのです!
ありがとう夜の光よ!

一時間おきの見回りの看護師さんと言葉を交わして、朝になりました。




2011年2月22日 火曜日 入院四日目は、またあとにしましょう。

最後にもう一度、皆様ありがとうございました。

(今朝ご飯がやってきました、、、、いただきます〜〜〜)
by pretty-bacchus | 2011-02-23 07:28 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(16)

2011年2月22日 火曜日 入院四日目 手術の翌日
2011年2月22日 火曜日 入院四日目 手術の翌日

 手術室では、ほんの数秒で眠り始めたのだろう、、、ごうごうと風が吹いていたような気がしていた。

< 手術室うごめく闇に涅槃西風

 麻酔から覚めたときには、ほんとうに、あとトスカーナの青い空と緑がみえた、、、、
右上の方にはモンタルチーノの丘が、、、、桜さんがずっとピアノを弾いていてくださった
フォーレのトスカーナが時空を越えて手術室の天井にあったのだ、、、。

< 麻酔覚めトスカーナの空風光り

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http://keico.exblog.jp/10971766
モンテ・オリヴェート・マッジョーレ聖堂とサンタンティモ聖堂へ 2010年7月3日 土曜日 晴れ 
    <<<< click,please!

 夢のお告げで突然の手術には、時空を越えての宇宙的何かがいつもあるように思います。

 手術のあとに少しうとうと、、、、
そして、そのあとは、、、、朝まで寝られませんでした。

口には酸素吸入器のようなマスクがつけられたまま、、、点滴もつけっぱなし。
もちろんベットからは起きられない、、、、両方に柵が付けられたから落ちることはないだろう、、、、。

東京タワーの灯はジャストミッドナイトに消えた、、、、今夜は真っ暗な東京、、、、、、、
なんとしたことか、いつものように十二時に一度消えてしまった照明が十二時半には上半分がまた付いたのです!
ありがとう希望の光よ! この世に光があることの素晴らしさを実感!
それがどんなにか闇の世界から救ってくれたことか!
一時間おきの見回りの看護師さんと言葉を交わして朝になりました。
ピンクリボン運動で色が変わる東京タワーをこんなに愛おしく思ったのは初めてでした。


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 八時半に先生方の巡回往診。
痛みもほとんどなし、
脇の下から二本の管がでていて、それが途中で一本になり、体の中の血液が葉書くらいの大きさの
SBバックスリムというパックに入るシステムのよう、、、(カシャカシャ、、、写真はあとね、、、)
手術後の検温、パルスバイオメーター、血圧などは朝晩、、、、
血液検査を再度、そしてレントゲンへ、、、普通なら胸だけなのに、胃のあたりまで、、、、
(どうやら左奥下の歯のかぶせがひとつ消えてしまって、飲み込んでしまったようなのです、、、、)

 今回は、左膝下のりゅうの撤去もしているので、歩くことができない、、、。
トイレにいくのも車いすなのだが、午後にはお小水の管が抜かれた。
すでに食事は普通に戻っている。
内臓には問題ないからそうなのだろう。
歩行訓練の予定だったのだが、これも無しに、、、。

ここの病院の良さはいろいろあるが、先生方もちゃんとお話しをしてくださるり、看護師さんたちが皆さんイイ子! 
マスクをしている目が皆優しいの、、、、これってとっても大切なこと、、、。
でも忙しそうで、ナースコールをするのをためらってしまう感じ、、、、手が届く周りに水とか体温計とか小物をおいたはずが、とどなかなったり、、、、。

 寝てばかりいないように言われてもあるけないし、、、
家から届いた新聞を読んで、、、、本を読んだり、、、ベットに座って外をぼっとみたりして一日が過ぎていきました。
by pretty-bacchus | 2011-02-22 23:58 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(2)

平成23年2月21日(月) 入院三日目 手術
平成23年2月21日(月) どんよりと曇っている朝

日の出 06時22分  : 日の入 17時28分
  月の出 21時06分  : 月の入 07時37分

 少しゆっくりねられた。
おもしろい夢をみた、、、、、あとで書いておきたい。

朝八時半に先生がいらっしゃり、検温、点滴開始、点滴の針が入る予定。
血管がでないから、太ったしらうおのような右手の甲の細い血管にいれられるのだろうい。
これで明日まで入れっぱなしらしい、、、、クシュン。

 あとは、午後一に手術着に着替えて、三階の手術室に移動とのこと、、、、、。
麻酔開始後、何分で意識がなくなったかはわからないだろう。
ちかさんがディクシャを送っていてくださる。
桜さんが、フォーレの曲<トスカーナ>を弾いてくださるという。
友人達が祈りを込めてくださっている、、、、。
ありがとう〜〜〜〜!

母にはこの時間を知らせていない、、、。
これからの人生をふと考えた。

それではいってまいります。
by pretty-bacchus | 2011-02-21 08:28 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(12)

<月の癒し>ヨハンナ・パウンガー/トーマス・ポッペ著
平成23年2月20日(日) 曇り 第三信

 T先生ご夫妻が午後にいらしてくださった。
先生は現役時代は、日本で五本指に数えられていた産婦人科の名医。
いまでも名誉教授をなさってらっしゃる。
奥様も別の大学病院の別の課の教授先生、お嬢様お二人もお医者様という医者一家。

 十月にみた夢の話になってほんとうに不思議なこととあらためて皆でうなずきながら、、、。
確固とした自覚症状もなく、定期的にしてた血液検査も正常、、、だったから、
あの夢を見なかったら、まだワタシはガンとはわからずにのんびりとすごしていたわけで、、、、。

 17時にシャワー室へ。病室は鍵がかからないので、連れ合いにきてもらってお留守番。
夕食をすませて、、、、これからニュースを<江>を見ることになるだろう。
21時以降水分摂取も無しだという。

 明日のために丁字帯と胸帯を用意、、、、やはり緊張がつづく、、、、。
きついストッキングをはななければならない、、、。
9時以降は水も飲めないで、明日の朝には点滴が開始されるという、、、、。
明日の手術まであと十数時間だ、、、、手術を前に、家で少し書きかけていた<月の不思議>について書いておきたい。

 今回、乳癌の疑いがわかってから読み返している本は、<月の癒し>Aus eigener Kraft.
(ヨハンナ・パウンガー/トーマス・ポッペ著)
1997年の本で、めずらしく本の後に、蔵書印ではなく直筆でサインをしてあり、
<今年は月を☆を宇宙を楽しんでみたい、とある。
いつも枕元に何年も置いてあった本の一冊だ。

a0031363_2383899.jpg<月の癒し>Aus eigener Kraft.
(ヨハンナ・パウンガー/トーマス・ポッペ著)

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オーストリア・チロル地方に数百年も昔から伝わる、月のリズムで生活している人々の心と身体を
美しく導く健康法を紹介している。
この地方の人は「月のリズム」を中心として、独特の生活を営んでいて、
九十までもの長寿を全うする人が多いのだという。

「月の力」は医学にも及ぼすといったら、おかしいかもしれないが、
近代科学への絶対的な信頼によっては解明出来ない事柄や、多くの迷信なども多いかもしれないが、
経験による知識や自然の力を信じて頼る知識が今でも生きているのだ。

ここでは、さまざまな自然現象が、さまざまな人や動植物の「営み」の中にも
「月」のエネルギーによる自然のリズムが大きく影響してきていることを、
太古からのいろいろの現象を説明しながら説いている。

新月の日は、身体の解毒と体内の浄化作用が活発。
「できたら、果物あるいは断食を取り入れるのをおすすめします」とある。
例えばある時期に採取された薬草は、他の時期に集められた薬草よりはるかに効き目があり、
また一定の日に種をまくと農作物はより早くより抵抗力を持って成長するのだという。



 潮の満ち干が月の引力によるものであるのは周知のことだし、
人は満ち潮の時に生まれてくると言われていて、出産のときとや人が亡くなって行く時も、
人間の身体が月の影響を受けている。
満月の夜は交通事故や犯罪が増えるので警察官も増員されるいるのですって。

 月が満ちて行く時は「補給」「摂取」つまり身体がいろんなものを貯えて「保護」と「休養」を促し、
同じ様に食べていても普段よりも太りやすく、ビタミンやミネラルも吸収されやすく、
この時期ダイエットは効果が薄そう。

「満月の夜に摘むハーブは効果がある」とは、なんとも壮大でロマンチック、
しかし、これは半世紀も前からロワールのワインの造り手が始めた<ビオディナミック・ワイン
<Biodynamic Wine>の葡萄造りにも応用されているワイン造りにも生かされているのだ。
それはロマネコンティ社の元オーナーのシモーヌビーズ女史も行っていて、畑は牛をひいて耕し、
たとえば水晶を細かく砕いて畑に蒔き、それに月の光が吸収されるエネルギーを研究し、
もちろん化学肥料は一切使わない、、、とか。

Bio-Dynamie(ビオディナミ)は単なる有機農法とは違い、畑から化学物質を一切排除し、
大地に生命力と抵抗力をもたせて虫害を防ぐと共に、惑星や地殻からの影響を充分に考えて、
その天体の動きに合わせてぶどうの植樹、栄養、防虫、剪定、収穫時期まで決めていくという、
自然とより共存する農法で、オーストリアの人智学者ルドルフ・シュタイナー氏によって開拓された農法で、
私は更に志村ふくみさんから、このルドルフ・シュタイナーとゲーテの色彩論など、満月の日には
藍のたちかたが違うというお話しを聴かされてから、ますます信じたいと思うようになっていった。

 人間の体もまたしかりで、月の満ち欠けで、体への影響が違うのだという。
☆欠けゆく月の癒し効果は放出!
【解毒・洗浄・発汗・発散・乾燥・固定】作用があるといわれそのパワーは新月に近づけば近づくほど強まる。
☆手術、術後の回復、出血にも影響を及ぼすとか~手術の成功率が高く術後の回復も早く、
出血量も少なくてすむとも言われている。

 今月の新月は3日だった。満月は一昨日で、私は是が非でも昇る月の14日の間には手術はしたくなかった。
偶然にも、おそらく病院や先生の都合で、入院>手術は、ガンが発見されてから三週間以上も後のことであり、
その後の体調が、あるいは転移が心配でしようがなかったが、今月のこの満月を越してからの、
明日の手術はそれでよかったのだと、自分に言い聞かせてきた。

 夕方の検温と血圧なども終わった。
新しいガジェットは、人差し指を洗濯ばさみのようなのでつまんで数秒酸素量をはかる小さな機械?
バイオオキシメーターというのだそうだ。
この病院の看護師さんは皆さん良い感じで嬉しい。

 今夜の月の出はまもなくで、月の出 19時54分。居待月の17夜、
でも曇っていて月はみえないだろう、、、が、宇宙は動いている、、、。

 苦しいのは、明日からの数日だろう。
リラックスして我慢をして、、、、、ガンバロウ。
そうだ、、、昨日Kちゃんがいっていた、、、
“ケイコサン、我慢をしてはダメ、、、、病院では痛いなら痛いと言った方がよいのです”と。
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 (かわしらしいお花をいただいて窓際においた。 ベットに寝たままでカシャッ、、、)
by pretty-bacchus | 2011-02-20 19:38 | ☆Books本の虫,講演,講習会など | Trackback | Comments(3)