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エンジェルと 朝顔 すべて世は 事もなし
2009年6月29日 月曜日 晴れのち曇り

 晴れの日の朝の明けはなんだか嬉しい、、、ああ〜〜又、光あふれる朝がきた。
緑をみているとホッとする、そこにブルーの朝顔が顔を覗かせたらもっと嬉しい!

 両端に引きあけるカーテンは透き通って外がみえるように真っ白にしてある。
真っ暗にしたいときには厚手のカーテンを閉めるのだが、もう何年も端っこに縛ったまま、、、、
その真ん中に後からかけたのは、イタリアのアルベルベーロで見つけた白いエンジェルのカーテン。
不思議なエンジェルで、日によって様子が変わる、、、朝の光でゆったりと笛をふいたり、
悲しそうに揺れたり、、、夕陽をあびて首をかたげて笛を吹いたり、、、

光と織りなす白いカーテンも私の心の一部になっているのかもしれない、、、。
その向こうで緑が揺れて朝顔が微笑む、、、、、、、

“神、空に しろしめす、すべて世は 事もなし、、、、
ブラウニングの詩を口ずさむ一時は、まさに、すべて世は 事もなし。

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  (白々と開けてくる少し前に、カーテン越しに緑がきらきらと輝き始める、、、、)

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a0031363_6433375.jpg  (午後の光で、エンジェルは笛を吹く、、、)

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時は春
   日は朝
      朝は七時(アシタワシチジ)
         片岡に 露みちて
             あげひばり、名のりいで
                かたつむり、枝にはひ
                     神、空に しろしめす
                         すべて世は 事もなし
by pretty-bacchus | 2009-06-30 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(8)

ジャズピアニストの大澤香織さんをお迎えして
2009年6月30日 火曜日 曇り

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 白いカーテン越しに青色が揺れた。
あ〜〜朝顔だ〜〜〜!
ベランダの柵にかけた新しい鉢の一番上に青い朝顔が花開いていた。
今日も一日頑張りましょ!


(窓辺のアンスリームの赤の向こうにブルーの朝顔が揺れる、、、、)



 今夜は、数ヶ月ぶりのNの会。
男子校の同窓会の友好クラブのような会で、ワイン担当と事務局のお手伝いをしてもう二十数年になる。
いつも何人かのゲストスピーカーがむずかしそうな政治や経済のお話しやらをする。
ゲストの女性はほんの数人なので、なんだかちょっと寂しい。

今日は、ジャズピアニストの大澤香織さんをお客様としてお迎えした。
希有な経歴で、今活躍中のジャズピアニスト。
長唄家元の長女として生まれ、3歳からクラシックピアノを始め、その後ジャズに転向。
女子大を終えてから目覚めてバークリー音楽院に入学。
前衛ダンスとジャズピアノのコラボレーションにも取り組むなど、幅広い活動をおこなっている注目の女性。

 BGMのかたちで彼女のアルバムのAlluminiumとか一般的な?曲を弾いていただいてお客様をお迎えしていただいた。
メインゲストスピーカーの日本経済の現状と今後というむずかしいお話しのあとに、
十数分を静聴していただき弾いていただいたのは、

 戦場のメリークリスマス
    テネシーワルツ
    A列車で行こう
そしてアンコールで
    さくら さくら、などなど。

 男達の和気藹々の食と酒、そしてお話しと音楽って、なかなかイイものだ。
事務局のお手伝いって、縁の下の力持ちなのだが、皆さんが楽しんでくださるのはとっても嬉しい。

 今日のワインは、白はイタリアのピノグリッジョ2003、赤は、今や幻のワインとなってしまった
サンテミリオン グランクリュクラッセのChateau Cadet Bon 1999シャトー カデボン1999。
熟成したワインは芳香を放ちワイン通達を魅了していた。<<嬉しい!
ガンス夫妻がパリジャンドリームでワイン造りに燃えた10年間だの凝縮なのだ。(moreに)
それは私のワインに関わった人生の一部でもあるのだな、、、っと、ちょっと感無量。  

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 (長唄のお家元のお嬢様、さすが着物姿が堂に入っている)
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 着物姿でアップテンポのジャズを弾く姿って素敵!
長唄のお家元のお嬢様として育った香織さんの着物は季節感あふれて素晴らしいの一言。
6月最後の日の着物選びには一番難しい時期にお召しになってらした着物は、微妙なベージュ白地の絽に
薄墨色でクズの花やススキが描かれ薄紫の桔梗の模様も、、、、、
帯は爽やかな朱色の絽綴れかしら、、、、。
日本の着物の決まりというか古くからの習慣って本当に素晴らしいと思う。
(このお着物は、絽であり秋草模様ということで9月にも着られるあつらいなのだ、、)
私は、もう大分長い間着物生活から遠ざかっている、悲しい日本女性の見本だな、、、。

~^^^~~~~~~~~~~~~

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 (会場の赤坂プリンスポテル別館は旧李王家邸。
設計は宮内省で様式はチュ-ダ-・ゴシック調で大正時代の建物、
一階から二階の上がる踊り場のステンドグラスが夕陽に輝いていた。)


more>>香織さんとサイトとカデボンの説明は以下に

動画で記録したピアノ演奏は、後ほど私のYouTubeにあっぷしておきたい。
http://www.youtube.com/user/PrettyBacchus
PrettyBacchusのYouTube

2日のブログにアップしました


More>>香織さんとサイトとカデボンの説明は以下に
by pretty-bacchus | 2009-06-30 23:59 | ♬Theaterオペラ演劇スポーツ | Trackback | Comments(2)

朝顔と 雨の日曜 じゃんけんぽん
2009年6月28日 日曜日 雨

 また雨の日曜日。
でも、かえってゆっくりしたみたい。

ここ数日のベランダの朝顔のスナップの整理をしたり、本を読んだり、しっとりと雨と木々の梢のざわめきを聴きながら、、、、

雨の日曜日も悪くない、、、、な。

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(新しく仲間入りした二つの朝顔は品種が違っていて、朝には全開しないようだ、、、)

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 (後ろの方に昨日の花が萎んでもしっかりと鎮座している、、、)

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 (午後にしっかりと花を咲かせ、、、)

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  (夕方の陽にも凛としている、、、)

by pretty-bacchus | 2009-06-28 23:59 | ◐Nature空,海,夕陽,緑花,鳥蝶 | Trackback | Comments(6)

暑い暑い なんだか変だ
2009年6月27日 土曜日 晴れ

 完全におかしい。
寝ても寝ても寝足りない感じ。
週末で、いくつも予定があった。
でも、出かけたくない、暑いしだるいし、熱っぽいし、、、
ヨドバシもいくのをやめて、ただ懇々と寝てしまった。
香織さんとのミーティングも出来なかった、ごめんなさい。

 やはり、去年の12月にパリで40度の高熱が出て、36時間後には34.9度まで急降下して以来、
どうも、なんだか体がおかしい。
その折りの記憶が完全でないし、それ以降どうも頭のてっぺんが張るし、眠くてかなわない。
左の目もまた急に見えなくなったし、、、ええと、それから、、、、それから、、、、。

 ま、だんだん歳なのだ、、、、と、それなら自然体でいいのだ、、、って思っていたのだが、、、。
先だってT先生と話していて、少しわかったことは、突然の熱の降下は良くないし、
人間、35度をきったら細胞がおかしくなってしまうのだそうだ、、、

脳の細胞はおろか体中が一度壊れてしまったのだろうか、、、
でも、こうして生きているし、まあ元気にしているし、寝られるのは英気を養っているのだから
と、、、相変わらずオプティミスティックな私に、我ながら驚いている、、、

 それにしても暑い!
人口冷房が嫌いな我が家は、暑いあつい、、、、

~~~~~~~~~~
でも、壁の向こうにブルーの朝顔は元気に咲いていた。

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by pretty-bacchus | 2009-06-27 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(12)

マイケル・ジャクソンさんのご冥福を祈って
2009年6月26日 金曜日 晴れ

 マイケル・ジャクソンさんが急逝された。
朝早くにテロップが流れて、まもなく正式発表となった。
50才だったのだそうだ。エルヴィス・プレスリーやザ・ビートルズと共に世界を魅了した歌手だった。

 あれは日本初来日だったのかしら?
マイケルジャクソン JAPAN TOUR 1987で、横浜アリーナまで聴きにいったことを思い出した。
10月の夕陽を楽しみながら、美容師のゆみこさんの車で延々と会場に向かったのだった。
横浜アリーナは、仮設の椅子が舞台前面までできていて超満員だった。
見事なショーエンターテインメントに全員酔っていた。

なんだかどのシーンも懐かしい〜〜〜!
有馬稲子さんとご一緒で、帰りにどこかで食事をしたのだが、それは覚えていない。
でも、あのマイケル・ジャクソンの歌と音楽と光の舞台が今でも甦ってくる。

 誰もが避けられない人生の最後。
前日まで、7月のロンドン公演のリハーサルとしていたというから、まさかの出来事がおこったのだろう。
全世界のマイケルジャクソンファンと一緒に冥福をお祈りしよう。

 ノートルダム寺院の真夜中のミサで冥福を祈ろう。
真っ暗な中で手持ちでシャッターを切ったのが、NX2で甦った。
この時代のカメラもレンズも手ぶれ防止はないから、夜はシャッタースピード優先の1/30にしていた。
それにしても重いこのセットを持ち歩いていたとは、4年前は若かったな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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 そして翌朝、友人のアパルトマンから
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by pretty-bacchus | 2009-06-26 23:59 | ♬Theaterオペラ演劇スポーツ | Trackback | Comments(6)

人生はドラマだ! 悲喜こもごもの、
2009年6月25日 曇り

 コノテガシワの向こうに水色がちらちら見える。一つ二つ、、、
右手の奥に大きな朝顔がひとつ、あ〜〜葉の裏には青い色が見える!
両方とも、その根元はどこにあるかわからないから、水がきれると葉が茶いろになってしまう、
可愛そう〜〜〜! ごめんなさい。
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(コノテガシワの葉で見えないから、ノーアインだーでカシャッ) 


 夕方友人からの電話ですさまじい人間ドラマに巻き込まれた。
翌日のお昼までに事をかたづけなければ、ある人の今後の人生に大いに影響してダメになるから、
なんとか助けたいというのだが、時間がなさすぎる。

それでも必死で携帯に入っている電話番号を次々に叩いて友人達相談した。
自分のことではなかなか相談できないことも、友人の為ならどんどん力がはいり恥ずかしさも忘れて
直談判できる。
でも、誰も彼も必死で頑張っていて、人を助ける余裕なんて無いのだ〜〜〜
逆にいろいろ相談されて、すぐに電話を切るわけにはいかない。
デザイナーは、雑誌の廃刊で仕事がなくなり、カメラマンに及び、印刷屋に至り、、、と、
まるで、風が吹けば桶屋が儲かる、的な感じなのか、、、
世の中、ほんとにどうしようもない不況に陥っているのだ。

 気がついたら数時間がたっていて、もう半ばあきらめながら、最後に全身の祈りをさらにこめて電話をまわした。
私の短い説明のあと、
“いいでしょう、すぐに連絡しましょう”とクールな、でも心ある声が電話の向こうにあった。
“ありがとうござい、、、ま、、、す、、、” 
私はわなわなと震えはじめ嗚咽でそれ以上は言葉をつなげなかった。
結果を友人に電話して、、、、、、受話器の向こうの声が詰まった空気が伝わってきた。

気がついたらソファーでぐっすり寝入っていた。
脳と心が疲労困憊してしまったのだろう。
弱くなったものだな、、、、。

 トゥラジディーもコメディーも舞台の上だけでいい、
いくらいい芝居でも悲劇も喜劇も時により嫌いだ。やはり爽やかな人間愛と人情のお話しが私にはあっている。
実社会においては何をか言わんやだ。

 明日もまた朝顔の緑に会えるといいな、、、、。

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 新しい朝顔が仲間入りした。スカーレットオハラ。
今回の、Flower&Green GARDENさかもとの坂本店長の対応はお見事だった。
丁寧なメールを何度もいただき、ネットでお顔が見えないが、植物にたいする愛情をとっても感じられて、
とっても嬉しい!
by pretty-bacchus | 2009-06-25 23:59 | ◐Nature空,海,夕陽,緑花,鳥蝶 | Trackback | Comments(0)

海は広いな大きいな〜〜〜
2009年6月24日 水曜日 晴れ

 「海はひろいな大きいな行ってみたいなよその国…♪」
その昔、この詩が出来た頃や、横光利一の「旅愁」の頃は、海は外国へのあこがれへの夢の架け橋だったのだろう。
でも、それは今は、「空は広いなでっかいな、早く行きたい次の国、、、♪」なのかな、、、。

海はいい、海ってなんだか心のふるさと、海を見てるとどこかホッとする。
最近はときどき、竹芝のホテル インターコンチネンタル 東京ベイに出かける。
去年のお正月にご招待いただいて朝日と海に魅せられてから、すっかりこのホテルが好きになってしまっている。
同じ東京なのに、小さな旅をするような気持ちになるのですもの、、、。

http://www.interconti-tokyo.com/second.html
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ

少し地の利が悪いが、新橋からゆりかもめに乗って二つ目だし、雨がふっても竹芝の駅からすぐに館内に入れる。
京都の友人も時々とまるようになった。
“都会の朝の、この海っていいですね〜〜〜” 彼女もすっかりこのホテルのファンになった。
都心の帝国とか、オークラはやめて、このインターコンになってしまった。

 アポイントをすませたあと、今日は宴会場をみせていただいた。
11月の会の会場のためだが、ちょっと小さいみたい。
でも、この景観はピカイチ素敵だ。
カーテンを開けると眼前の海! 夜は、レインボーブリッジが照明に浮かぶのだという。
宴会の営業の方と会のいろいろの可能性を話しているだけで楽しい空想イヴェントのあんな浮かぶ。
いつかここで、会をしてみたい、、、そんな気持ちになったのも海の魅力なのだろう。

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  (宴会場が使われていないときはこんな感じ)

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(カーテンを開けると海、海、船がゆく、、、)

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
去年のお正月の海と朝日

http://keico.exblog.jp/6636634/
初夢や 天空はるか 東京湾 2008年1月3日 

http://keico.exblog.jp/6637386/
東京湾に朝日が昇る 実況中継 2008年1月4日

http://keico.exblog.jp/6638468/
春の海 ひねもすのたり のたりかな 2008年1月4日 

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(pm2:43)

http://keico.exblog.jp/6644174/
水紋に 歳を重ねて 初春の風 2008年1月5日 
by pretty-bacchus | 2009-06-24 23:59 | ♢Journey inJapan国内旅の記録 | Trackback | Comments(0)

浅草吉原に残る最期のお茶屋&料亭「金村」を再訪
2009年6月23日 火曜日 晴れ 暑い一日

 今年最初の真夏日の太陽ががんがんと照っていた。
正午ちょうどに、私は神田で、青い空とぎらぎらと輝く太陽と、真っ白な雲の空をながめていた。

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a0031363_4131817.jpg (「萬代」の中から、神田の藪蕎麦が道を隔てたところにある)


 昨年に続いて二度目の神田淡路町の割烹「萬代」。
今回、豊??さんに招かれたのは、私と舞台装置家のM氏。

 昨年10月に浅草に残った最後のお茶屋さんの写真を撮るお手伝いをした。
吉原に残る最期のお茶屋&料亭「金村」の、昭和の木造建築取り壊し前の最期の姿を記録しておきたいという
女将のご希望が豊??さんに伝えられてのことだった。
豊??さんは、ご自分ではちょっと無理なのでということで、カメラ趣味の私への依頼だった。
撮った二十枚ほどのカットを2Lにプリントして、黒い拡張あるアルバムにしてお渡しした。なんだか感無量だった。
この建物がまおなく壊されて更地にされてしまうのかと思うと胸がいたんだ。

http://keico.exblog.jp/7594199
神田淡路町界隈と浅草吉原の最期のお茶屋さん

あれから8ヶ月。紆余曲折の末、今月末に他の人に渡ることになり中に残った小物などを
どこかに納めたいのでということで、Mさんにいらしていただいのだ。

 「萬代」名物の昼の限定の鯛茶漬けのあとは、近くの竹むらの“粟ぜんざいをいただき、タクシーで移動。
吉原の仲之町、この吉原のメインストリートは、いまやSランドの集まりなのだそうだが、
昼間ではぜんぞんそんな感じはない。

 吉原の仲之町の金村。二階建ての小粋な純和風建築。ここが吉原で最後まで残った料亭・金村。
この最後の料亭は、外部も内部も、もう気の毒なほど荒れてしまっているが(八ヶ月前より更に、、、)、
建て付けはしっかりしてびくともしていない、壁にはヒビ一つなく、ふすまの縁のアールの美しさ、
天井の板、網代、壁の腰紙の濃い緑の色も美しい。
美大出のMさんによると、これは今の時代では出ない色なのだそうだ。

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(陰影礼賛の世界の50年前のお茶屋さんの一部屋<<これは昨年10月に撮影)


この江戸の粋さを残して、数寄屋造りの粋を残した建物が、解体されて更地になって、
近代的なマンションにならずにすんだことに、全員胸をなでおろした。

その陰には、父上の古き良き時代から引き継いだ人間関係を重んじて、
この女将を助けてきた一人の日本男児がいたのだ。
それが豊??さん、トヨヨシは名字で、お名前は歌舞伎役者のようなすてきな和之助だから、
きっと粋なお父上の命名なのだろう。70才を過ぎているのに凛として優!
現役の神田にある会社の会長さん。
いつの時代にも、マスコミにも騒がれずに文化継承をひっそりと行っているこういう御仁がいるものなのだ。
(京都のSさん、六本木のFさん、などなど私はそういう方に何人もお目にかかっている幸せ者だ>>more>>に)

 この金村の建築は昭和三十三年で、建築家吉田五十八かその一番弟子によるとされている設計図を
今回初めて見せていただいた。
その51年前の設計図ともいえる、A4より少し大きめな厚紙に書かれた彩色豊かな10枚ほどの絵図には
薄紙が貼られて、
その表紙には鉛筆で文字が書かれている。ガラス作家で重要無形文化財保持者の岩田藤七が、
ご意見を書いてらっしゃるのだ。
1950年代の同時期に、この二人は日本芸術院会員に序せられているから、深い交流があったのだろう。
(本来なら、文化庁とか東京都とかがこういう建物の保存をしてくれると良いのだが、、、。
吉田五十八氏の邸宅は遺されたという。)
 
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(この上に和紙の薄紙が貼られていて、ぎっしりとアドヴァイスが書き込まれている。
その内容がまた素晴らしい! これこそ日本文化の継承だ!)


 昭和33(1958)売春防止法施行で吉原遊郭が無くなったあとも、その界隈でたった一見残ったいや残されたお茶屋で、ここで吉原芸者の芸をみることができたのだそうだ。
江戸、明治の歌舞音曲が脈々と受け継がれたのだろう。

東海道新幹線開通、東京オリンピック開催が昭和39(1964)、昭和41のビートルズ来日公演のずっと前の
昭和の歴史だから、前のお話しを88才の女将と77才の豊??さんは、なつかしそうに話していらした。

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 (私はあせをだらだらかいて、太ってしまってチャンと正座もできないでいるのに、
この女将さんはシルクのブラウスを着て汗一つかいていない!)


 午後三時、外に出るともうすごい暑さ!
くらくらしながら、少し歩いて、これまた古くから残る吉原神社斜め前にある小さな和菓子屋「二葉家」さんで、
名物の糸巻きのような最中を買った。
間口が一軒半ほどの小さなお店だが、その昔はここのお稲荷さんが三社祭りなどで氏子に配られたそうで、
また吉原内の遊郭に和菓子を提供ていたのだという。

 大門を出て馬道の方には、明治の頃からの老舗料理屋さん「桜鍋・中江」、「天麩羅・伊勢屋」がある。
中江店舗は、300機を越える米軍のB29爆撃機が下町地域を襲い爆弾を投下。
深川、浅草を中心に下町中が火の海に飲み込まれた「東京大空襲」にも残ったのだという。
そこには戦前戦後の建物だけでなく、その味と人情がのこっているに違いない。

 炎天下の反射熱でおそらく30度以上の気温だったろうが、私はとても気持ちがさわやかだった。
そして、人のご縁をしみじみと思い感謝していた。

 今日のぎらぎらの太陽が真っ赤な夕陽になって西に沈む頃に帰宅。
今日の日没は19時1分、これから日は段々短くなるが、暑さはどんどん増していくのだろう。

a0031363_2233429.jpg  (2008.10.21の外観)


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http://keico.exblog.jp/7123842
豊??さんに昨年連れて行っていた書いた、浅草三社祭の模様は
浅草神社の浅草三社祭と浅草見番での「くみ踊り」
2008年5月18日 日曜日 晴れ

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(後述)
この料亭には、吉原で生きた<みな子姐さん>の歴史も重なる。
89年で現役のみな子姐さんの芸を拝聴拝見したのは、このあと7月だった。

http://keico.exblog.jp/8616496
 みな子お姐さんの「華より花」の出版お祝い=前章 2009年7月10日 金曜日 

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下記more>>>

More>>人生意気に感ず 功名誰か復論ぜん
by pretty-bacchus | 2009-06-23 23:59 | ♥Person父母,師友人,人生の宝物 | Trackback | Comments(4)

一週間がはじまりました
2009年6月22日 月曜日 雨のち曇り

 これからだんだん日が短くなるというのに、朝から太陽は見えない。
梅雨ってこんなだったかしら、ってメランコリック。

 今週は忙しい。仕事半分、ご奉仕半分、頼まれ事もちゃんと果たしたいと思うから、気が抜けないから、
あとでどっと疲れがくるだろう、、、、。
でも、がんばろう〜〜〜!

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 (noriさんのブログで奈良をみていたら、2005年の薬師寺のことを思い出しで、未整理の写真をNX2で)

More>NX2で水平を直したら、、、
by pretty-bacchus | 2009-06-22 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(10)

プラス ドゥ ヴォージュの三ツ星レストラン、ランブロワジー
2009年6月21日 日曜日 雨のち曇り
 
 夏至なのだ。
日出 4時25分日没 19時 0分  昼時間 14時35分が一番長い日というわけですね。

もう、ひどい暑さと雨で、出かけるのもやめてしまい、一日中主婦仕事やら読書やらなにやら、ぐたぐたと、、、。
でも、雨だから、かえってゆっくりできたような気がします。

 MSさんが、月末からパリにいらっしゃるとのこと、巴里の三ツ星レストランの相談を受けたので、
もちろんプラス ドゥ ヴォージュにあるランブロワジーをオススメした。
フランス一いや世界一と思っているから、、、
でもフランス一予約がとれないレストランだしネットではできないので、お手伝いすることにした。

 パリの三ツ星で、シェフを直接よく知っているのは、ギー・サヴォワ氏とベルナールパコー氏。
でも最近はご無沙汰しているから、予約のことなどで、直接に電話をするのは失礼になるだろう、、。
でも、ランブロワジーのディレクターは家族付き合いもする友人だから、彼に電話をいれてメッセージを残して、
メールで確認したら、すぐにお返事をいただいた。彼女に転送、と便利な世の中になりました。

 ディレクターの、ピエール・ル・ムラック氏とは、彼が、ポルトマイヨーのメリディアンホテルの近くの
デバルカデーレ通りの一つ星レストラン、ル・コキヤージュの頃からの知り合い。
私の最初のパリのアパルトマンの隣というご縁で親しくなり、三十年以上のおつきあいになる。
私のワインの師匠でもある。
彼がこの時代に創ったワインリストは、世界一の次ぎにノミネートされた。
現在もランブロワジーのワインリストは彼が責任者。
そしてなによりも、そのさりげないユーモアあふれたサービスは、三ツ星の名に恥じないものなのだ。

 写真の整理をしながら、2005年の秋のパリで撮ったランブロワジーの写真で整理がしてないのを
capture NX2でいじってしてみた。もともとJPEGだから色温度を変えられないのが残念)
2005年にphotoshopでトーンカーブだけ少しいじったのとはかなり違って、ちょっと驚き。

夜になっても暑さがおさまらず湿度も高い、これからしばらくこんな日が続くのだろう、憂鬱だな、、、

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 (9 Place de Vosge Paris,とタクシーに告げるとここに着くが、前は公園なので、真っ暗。
夜の食事は早くとも8時ごろからはじまるから、、、、)

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 (外の暗さに慣れても、まだ暗いレストラン内、、17世紀頃の織物が壁を飾っている。
これは手持ちで)

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 (今はサルが三つある。私はいつも最初の部屋の一番右奥の角の席、
まだお客様はお一人だけで、席についてすぐにそっと撮ることにした。
この暗さで、このカメラでは、シャッタースピード優先しかない。1/30にして撮った気億がある。
テーブルに肘をついたかも、、、。
この日はサンテグジュペリ伯爵とやすひろさんと一緒でした。)

2005.10.25日のブログで
photoshopでトーンカーブだけ少しいじったのは、おなじものだったのかしら?
<<パリのやすひろさん、この上の線のところをクリックすると貴方が現れます)

(この時期は、すでにデジカメ一眼の二世代で、私はニコンのD70と、
オリンパスの超広角のZUIKO DIGITAL ED 7-14mmを使いたくて、E-300を使っていた。)

More>>今まで、このブログで書いたランブロワジーのいくつか
by pretty-bacchus | 2009-06-21 19:59 | ♪JourneyAbroad海外旅の思い | Trackback | Comments(14)