2017年 08月 30日 ( 1 )

突然の小さな旅は、アドリア海をあきらめて相模湾の青い海
2017年8月30日 水曜日 曇り

 ここ数年来いつも話していることは、
“もう一度一緒にヴェニスに行きたいね! アドリア海の青い海が見たいね、、、、。

もう何十回と一緒に行っていても二人だけだったことは最初の一度だけで、あとはいつも
どなたかと一緒だった。
空港からシータクシーで一気にサンマルコ広場まで入り、ヴェネティアで数日すごしてから
ショファー付きの車で途中各地の食を楽しみながらイタリア半島を南下する。

どなたもとても喜んで下さり、それが私たちの歓びとなっていた。
ミラノに駐在事務所を持ってからは、マサオ君、キムラさん、タケヒサ君、そして最後まで頑張ってくれた
ハルコさん!
ユウジさんはいつも留守を守ってくれていた。

 そんな思い出多いイタリア。
ワタシは数年ごとになにやかにやと出かけているが、連れ合いはもう十数年でかけていなかった。

 二年前の大手術、そして今年は二回の救急入院で、だいぶ力がなくなってしまったよう、、、、。
“海がみたいね、、、碧い海が、、、、と急に言い出した。
(今週はお墓参りの予定だった、、、、)
 
 それならば、、、、と、友人に連絡すると、ゲストルームが空いているよう、、、。
でも急なことでは奥様にご迷惑。
それならばと、最近お世話になっている宿に電話をすると、ちょうど夏休みも最後は空いていますよと、
すぐに大きなお部屋をとってくださった。

 東京駅から38分。
あっという間に車内の読書もままならない内に、、、、海が迫ってきた。
雨模様の海! 雨模様の海、、、でも海は美しい!

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〔車内の雑誌の地図で海の名前を、、、相模湾、駿河湾、遠州灘、、、と続く、、、)

 その昔は伊豆山の蓬莱、湯河原の海石榴や、そのすこし上にある五部屋の料亭旅館とか、
その前にできた指月などを定宿にしていたが、それも今はしなくなった。
時代が変わったこともあろうが、大仰な女将や仲居頭の挨拶などが面倒くさくなってきたのかもしれない。

 六階の一番右の二部屋続きの洋間のお部屋。
奥にはダブルベッドが二つゆっくりと入り、内風呂もある。
手前はゆったりとしたソファーがいくつもありバーカウンターもあり、両方の部屋にテレビがついている。
このお部屋は三度目で、すっかりお気に入り。

 “いいね、、、、海は!
そうつぶやく<人>は何を考えているのだろうか、、、、。
来し方の活躍を思い出しているのだろうか、、、、それともこれからのことを案じているのだろうか、、、。
それでも嬉しそうに海を見つめる眼には力が少しもどってきたようだ。

 海よありがとう! そして友よありがとう!
ここはアドリア海ではなく、太平洋、相模湾!
黄昏の海に手を合わせている。

 こういう旅っていいな! 
宇宙よ、友よ、、、、ありがとう!

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(海も広いが空もひろい〜〜〜〜!)
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夕食は、まず大森料理長の特別メニューの始まり、、、、、
(こういう形のお膳回りって旅の一つの形なのでしょうね、、、)

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by pretty-bacchus | 2017-08-30 23:59 | ♢Journey inJapan国内旅の記録 | Trackback | Comments(6)