2017年 06月 01日 ( 1 )

久しぶりに能楽堂で野村萬の狂言<八句連歌>と梅若玄祥の「雲林院」を鑑賞
2017年6月1日 木曜日 晴れ 能楽堂

 水無月。 陰暦六月は田に水を引く月であることから、水無月と言われるようになったという。

 午後からJALと何時間も電話で話した。
まったく話にならない感じ。会社サイドの変更がいろいろできていて、顧客のことをあまり
考えていないような気がして、おもわず上席にお話しくださいね、と声をあらげてしまった。

友人達がいうようにANAに移った方が良いのかもしれないが、それでもなお後ろ髪を引かれる思いがある。
JALの飛行機に乗り始めて五十年。松尾社長の頃からだったし(パリで何度もお目にかかっている。
当時はJALもAFも仲が良かったのでしょう)。
会社をやめてから、すぐにJALグローバルクラブに入ってからそろそろ三十年になるのですもの、、、、。
その間だ何十回とJALで旅をしているのですから、そうすぐにANAに変わる気持ちにもなれない、、、。

 事が片づかないままに、昨夜の寝不足のままに能の世界に入り込んだ。
野村萬の狂言<八句連歌>のあとに、梅若玄祥シテの「雲林院」。
不思議な感覚だった。
前から三番目の席だったので、舞台の息吹も聞こえてきていた。

人気・実力ともに第一人者として活躍する人間国宝、梅若玄祥の「雲林院」。
『伊勢物語』を題材とし、在原業平の霊が二条后との恋を、歌を交えて風流に語る雅の世界を
不思議な形で味わっていた。
起きているのでもなく寝ているのでもなく、居眠りをするのでもなく一時間半がすぎていった。
室町時代に生まれ激動の時代を乗り越えてきた日本文化の精髄といわれる能学は、
今その華を見事に咲かせているといわれている。
能は好きで機会があると能楽堂を訪れているが、今日のこのような幽玄の世界に沈んでいたのは初めてだった。
歳を重ねたというこのなのかも知れない。

梅若玄祥さんが六郎さんの時代に藤沢さんのお招きでごいっしょさせていただいたことがあった。
懐かしい思い出とともに、、、夜は更けていった。

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(途中の空も幽玄の世界のようだった)

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(雨上がりの千駄ヶ谷の能楽堂は静まっていた)

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(中庭と回廊のコントラストは美しい)

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(脇のエントランスから舞台と客席を。開演前は写真が許される)


 終わって、すぐ近くのふくさんで連れ合いと合流。
今月のメニューをいただいて、最後の〆はいつもの土鍋ご飯。
静かな夜で、うとうとと酔っていった感じでした。

 予定ぎっしりの六月が始まりました。

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(今夜のプログラム)

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(水無月の土鍋ごはんは、新生姜とおゆばさん)

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by pretty-bacchus | 2017-06-01 23:58 | ♬Theaterオペラ演劇スポーツ | Trackback | Comments(0)