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木漏れ日に 桜の精が 笑ってる
平成21年12月9日(水) 晴れたり曇ったり

 なんだか誰かに呼ばれたような、、、
二階の狭そうなベランダに数人の男性がたばこを吸っていた。
知った顔は見えない、、、、

 木漏れ日が揺れた、、、、からからと枯れ葉が舞ってきた、、、あ、そうか、、、
桜の精が呼んでくれたに違いない、、
ここに一本残った桜の木は、憩いの癒しの木だった。駅に行く時とおる小径は数本あるが、
いつもここを通ってしまう、、、。
左にこの桜の木のある小さなスペースがあって、右の学校の土手には季節の花が咲いているから、、、
しもた屋の前庭のような場所に小さな坪庭があって、桜の木が1本と椎の木と古びた灯籠があった。
木の下には春にはピンクの芝桜がぎっしりと花をつけて、秋には紫の桔梗の花が季節をつげていた。

 いつの頃だったろう、、、桜の木と古木だけ残されて芝生も野の花もあっさりと取り除かれて工事が始まった。
出来たのは、デイケアーの近代的な建物だった。
都市はどんどん変わっていくのはやむを得ないことなのかもしれないが、緑が少なくなるのは悲しい。
あの芝桜も桔梗もきっとずっと昔々からあそこで生きていたに違いないのに、、、

歯医者さんのアポの時間がとおに過ぎているのに、バックからカメラをだしてカシャカシャ、、、。
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  (歯医者さんには今日はきれいな白のシクラメンがあった。 私のお気に入りのソニアリキエルのウールカシミアの大判ショールで色を添えて、、、)

by pretty-bacchus | 2009-12-09 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(0)
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