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イル・ド・フランスの写真を探して徹夜
2009年9月17日 木曜日 晴れ

 なにしろ突然のことが起こりますね、、私には。
でも、今日の突然は嬉しいこと、、でも結局とっても大変だった。
朝早くに友人のカメラマンさんからメールがあった。
「イル・ド・フランスのゆったりとした田舎の写真はありますか?
そしてすぐにお電話をいただいた。
彼の沢山の写真の中にはないのだという。
“もちろんありますよ、、、沢山ね。でも探すのが大変だな、、、”

 あるフランス関係の本がでるのに、中表紙にあった写真がなくて探している、それも明後日までに、
というわけで探し始めた。
写真の整理保管は三つの場所しかない。
子供の頃、巴里時代、この家に引っ越した時までと、それ以降、
そして1995年に少しばかり本格的に撮り始めてから現在まで。
1995年以前のものは、おそらく雑誌に大きくというのは無理だろうし、情報が古すぎる。
それ以降のは、すごい量がある。
海外と国内に分けてあるし、海外は、国別、フランスは各地方別(20の地方がある)にファイルをしている。
しかし巴里はどの地方にも入っている。
東京からパリへ飛んで、そこからボルドーやシャンパーニュやニースやアルザスとかに飛ぶのだから、
そしてそのあと巴里にまた戻り、数日滞在するのだから、すごい数のポジが眠っている(はずだ)。
35ミリカメラ別、レンズ別、645、、、、、etc,,,,,

 イル・ド・フランスとは、フランスの首都パリを中心とした地域圏でかなり広い。
(その中心は巴里なのです!)
ナポレオンのジョセフィーヌの館があるマルメゾン、フォンテンブロー、ヴェルサイユとか、
モネの館と蓮の花の池のジヴェルニーとか、ルノアールの絵にでてくるあの川遊びの街とか、
ぜ〜〜んぶイル・ド・フランス。
でも、私のファイルのカテゴリーでは、全部巴里に入っている。
巴里から車で日帰りのできる範囲でいつもそうしていたからなのだ、、、

年に数回で十数年分、一度の旅でポジを450本ネガを数本としても一年で150本位かしら?それが十数年では、
ざっと2000本くらいになる、、、。
いつも入らない狭い廊下の奥の書棚の前に座って、スリーブを一枚ずつみていて、頭の中を数字が走る。
思い出が駆け回り、この十五年が走馬燈のようにくるくる〜〜〜。
良い写真がたくさんあるではないですか、、、
こんな写真も撮っていたのだ、、、、あ、カップルの鳩がチュをしてる、、、
二重の虹がエッフェル塔の向こうに見える、、、、ぶれているから、これって走る車の中から、
歓声をあげて撮ったのだろう、、、

え〜〜これは無理だわ、一日では、、、。
もっと早くに始めれば良かったのに、夕方家に帰ってからだったから、もう大変。
結局徹夜になってしまった。

全部ポジのままで、時間が無くて一生できないかもしれないな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜って思っていたので、
少しだけでも整理をしはじめられたようで、少し嬉しい。

 でも、ああ、徹夜の疲れる歳になってしまったのだ、嗚呼。

http://keico.exblog.jp/5807723
MONET 大回顧展
2007.06.30 土曜日


イル・ド・フランスの写真を探して徹夜_a0031363_1138441.jpg
 

GIVERNYのモネの館の太鼓橋の上から、二十数年前に撮った睡蓮池のスナップ。
柳が揺れて、水面に映っている、、、、
この写真は一度ポストカードにつくったことがあり、またクラシックCDのカヴァーフォトに採用されたことがあった。
(1995年のGRAMMOPHONの名曲シリーズのなかの、"ドヴォルザークの室内楽曲集"のカヴァーに、
COVER PHOTO :KEIKO KATAGIRI と名前入りだった)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その後、
Aさんがスキャニングをして、雑誌社とお話し中のようで、、使わなくなったのを後でおくってもらって
ブログにアップしたいな、、、、

more>>>>>





イル=ド=フランス地域圏(フランス語: Île-de-France、発音: /il d̪ə fʁɑ̃s/)はフランスの首都パリを中心とした地域圏。
海には面しておらずシャンパーニュ=アルデンヌ地域圏、ブルゴーニュ地域圏、サントル地域圏、
オート=ノルマンディー地域圏、ピカルディ地域圏と接する。首府はパリ。セーヌ=エ=マルヌ県、イヴリーヌ県、
エソンヌ県、オー=ド=セーヌ県、セーヌ=サン=ドニ県、ヴァル=ド=マルヌ県、ヴァル=ドワーズ県に
分割されている。イル=ド=フランスはフランス語で「フランスの島」という意味を持つ。

フランスの首都圏であり、その人口は1169万人を超え、フランス全土のおよそ2%ほどの広さの場所に
フランスの総人口の約19%が集中している。
人口ではオーストリア、ベルギー、ブルガリア、ギリシャ、スウェーデンを超えており、イングランド、
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州、バイエルン州に次いでEU内で4番目に人口の多い地域区分となっている。
1961年にパリ地域圏として作られたものが1972年にイル=ド=フランス地域圏に改名された。
フランスの人々は2000年になってもこの地域圏を頻繁にパリ地域圏(Région Parisienne)と呼ぶ。
経済的には世界で最も裕福な地域の一つであり、GDP は 2006年の統計で5千億ユーロ(7880億ドル相当)を超えており、
オランダ一国よりも多い。
(ウィキペディアより)

イル・ド・フランスの写真を探して徹夜_a0031363_10255664.jpg

by pretty-bacchus | 2009-09-17 23:59 | ♪JourneyAbroad海外旅の思い | Trackback(1) | Comments(9)
Tracked from 模糊の旅人ex at 2009-09-19 16:58
タイトル : パリからジヴェルニーへ
パリはもう何度も来ています。ヨーロッパで一番見知った場所で、地図なしで散策できるので、この街に来ると落ち着きます。 それでもパリは見飽きない都市です。ただ日本人が多いですね(笑) 下は定番風景ですが、青と茶色の構成が面白かったので撮ってみました。 某有名美術館です。どっぷり鑑賞させてもらいました。 まあ、やはりパリの美術館は何度来ても最高だわ! 上記の美術館で、ある一連の絵画に感動してしまい、急に行きたくなり、その絵画の地:パリ近郊のジヴェルニーを訪れました。 もう下の写真を見...... more
Commented at 2009-09-19 11:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by かのこ at 2009-09-19 11:41 x
あれれ・・・なんだか間違って鍵コメにしてしまいました(汗)
Commented by mokonotabibito at 2009-09-19 16:59
GIVERNY、いいですね。
とても懐かしいです。
私はマルモッタン美術館で、モネの睡蓮の作品群に感銘を受け、思い立って翌日ジヴェルニーに行った思い出があります。
トラックバックさせていただきますね。
Commented by pretty-bacchus at 2009-09-19 23:40
模糊の旅人さん、トラックバックで、拝見しました。
この美術館の、モネの睡蓮の連作は素晴らしいですね。

ジヴェルニーでは、モネのお部屋をご覧になりましたか?
ジャポニズムに影響を受けた彼のコレクションの中に、浮世絵とかお皿とかがありましたね、、、
100年前の日仏交流をみるのも興味深いものですね、、、

Commented by pretty-bacchus at 2009-09-19 23:41
かのこさん、いつもアリガトウございます。
鍵コメント、とても嬉しかったです!!

Commented by pretty-bacchus at 2009-09-19 23:43
mokonotabibito、再度こんばんはです。
マルモッタン美術館でモネの睡蓮の作品群に感銘を受け、翌日ジヴェルニーとは、なんと行動力があるお方なのでしょう!!

こういうトラックバックもあったのですね、、、アリガトウございました。


Commented by bernardbuffet at 2009-09-20 00:15
リンクが張ってある新美術館で開催されたMonet展は、初期から晩年までの秀作が集められ、とても充実した良い展覧会でした。昔に比べて最近は多くの名画が日本にやってくるようになりました。かつては心躍らせて見に行った作家の絵画が、今ではそれほど珍しくもなく日本で見られるようになり、隔世の感があります。しかしそれでも、先般のMonet展のような充実感ある企画はそれほど多くはありませんね。
写真の整理、大変ですね。膨大な量で驚きました。過去の思い出が濃縮された結晶ですね。こちらもMonet展に劣らず、向き合うと疲労感を感じるほど充実していることとお察しします。
Commented by pretty-bacchus at 2009-09-21 00:35
bernardbuffetさん、こんばんは。このモネ展は良かったですね。
一点一点観に行っていたのでは一生かかっても訪れることができないような秀作が世界中から集まっていましたね。
こういう企画展を鑑賞できる今の若者はいいなっって、思いました、、あのとき。

Commented by sgvxtfpvzo at 2009-09-27 08:27 x
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