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シャンパーニュアルデンヌ地方へのいざない、その4-5/30
2008年1月14日 月曜日 寒い一日

English Here

 「お休みだから、起こさないでくださいね、、、、とメモを書いて昨夜遅くに床についた。
なんと目が覚めたのは午後遅くになってからだった。
体中が痛い、、、、熱はないようだから、疲れがでたのだろう、、、、

 この、〜ふらんすの魅力ある地方を巡る〜 の写真展も、2000年からの四回の青山さんのを含めると
7回目になった。
私の担当は三回だが、一般の写真展と違うのは、その地方の案内をすることにもあるので、
選ぶ写真は限られる。
毎会、おもしろい傾向があることがが解ってきた。
「特別芸術的な写真があまりないじゃない、、、
「普通に撮れない場所があるのではないか、、、
「地方の人々の様子が楽しそうだね、、、
「羊飼いのおじさんや、のんべーのおじさんが嬉しそうだね、、、

「プロでは撮れないショットだね、、、、
「風が流れているね、、、、
「光がキレイ、、、、空が青いわ、、、海の色が美しい〜〜〜
「行ってみたいところが沢山あるわ、、、
「この場所に立ってみたいわ、、、
「フランスを愛しているのですね、、、
「なつかし〜〜いです。昔の事を思い出します、、、
「ただ、ありがとう、、、、
「旅心を誘いますね、、、
などなど、、、きっと皆さん好意的な方ばかりなのだ。ありがとうございます!

 第一回目と第二回目は、それぞれのルートでふらんすの旅した方がいらしたということで、
とても嬉しかった。

 そうなのです。
写真展って、実力100%のプロだけがするものでなくとも良いと思い始めました。
沢山の友人の手助けで、私の人生のある一時に撮った記録を、機会をいただき展示するのも、
一つの写真展であって良いのだと、、、、
一人でも二人でも感動してくださる方があれが、それでよいのだと、、、


 メインのマックが壊れているが、先々週に写真用につけた500Gのバックアップ用
ハードディスクに途中のデータが少し残っていた。よかった~~~~~~~~~~~~~~~
 
 藤原さんが感想を下さったランスのシャペルフジタ(チャペルフジタ)の
説明をアップしておこう。
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2008年の写真展シャンパーニュアルデンヌ地方の順路の四番目のシャペル・フジタ 
(La Chapelle Foujita, Notore Dame de la Paix)


(写真は一時隠れました、、、)



「チャペル フジタ」は、ランスの大聖堂南方に在るシャンパンメーカー
"MUMM"(マム社)に隣接している。
 レオノール・フジタ(藤田嗣治)は、ある日サンレミのパジリカを訪ねて
祭壇のろうそくに火を灯そうとしたときに、あたり一面が神秘的な光に包まれるのを体験し、
その場でキリスト教に帰依することを決めて、1959年10月14日に妻と共に
ノートルダム大聖堂で洗礼を受けた。

 人類の愛と平和を願うフジタの姿に深い感銘を受けた当時のマム社の社長が洗礼の後見人となり、
記念としてチャペル建設を計画した。

 晩年にイタリアに赴いてフレスコ画の技法を学び、亡くなる三年前の八十歳を過ぎてから
わずか三ヶ月で仕上げたのが、このマリアに捧げるロマネスク様式の礼拝堂である。
 高齢にもかかわらず、しばしば足場にも昇り続け壁画を描き、またステンドグラスの制作に
打ち込んだという。
会場の写真は別のもので、コンタックスG1にホロゴン16mで入り口の右の壁にそ〜〜と体をあずけて
撮ったもので、右壁の戦争の絵も写っている。
この写真も手持ち) 

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写真展シャンパーニュアルデンヌ地方の順路の五番目のシャペル・フジタ 
(La Chapelle Foujita, Notore Dame de la Paix) <収穫の聖女・ステンドグラス>

レオナール藤田画伯が最晩年に自ら造った小さなチャペルは、静謐な美しさを持っている。

 小さい一間の礼拝堂の内部には、金色や淡いブルーやカーキイエローを使った
フレスコ画が描かれている。
正面には、平和の聖母が、側面には、キリストのたっけい、キリスト降誕、
十字架を背負うキリストなどが描かれている。

 壁画の一角に「1966年80歳」のサインがあり、画家の老練の筆になる新鮮な感動が伝わってくる。

 彼の遺体はこのチャペルの祭壇の右手の、最後の晩餐のフレスコ画の前の床下に眠っている。
いくつかテーマの内でも、「ヴァンダンジュ=ブドウ収穫の聖母」は特に有名である。

シャンパーニュアルデンヌ地方へのいざない、その4-5/30_a0031363_21233751.jpg


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シャンパーニュアルデンヌ地方へのいざない、その4-5/30_a0031363_21243796.jpg

by pretty-bacchus | 2008-01-14 21:31 | ◉PhotoExpo写真展'08シャンパ | Trackback(1) | Comments(6)
Tracked from bad credit p.. at 2014-10-30 05:30
タイトル : bad credit personal loans
シャンパーニュアルデンヌ地方へのいざない、その4-5/30 : 生きる歓び Plaisir de Vivre。人生はつらし、されど愉しく美しく... more
Commented by narugami_626 at 2008-01-14 22:22
とても重厚な壁画です。
そして、神々しさを感じずにはいられません。
ただただ、言葉を失う素晴らしさです。
Commented at 2008-01-14 23:20
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pretty-bacchus at 2008-01-15 18:59
narugamiさん、ありがとうございます。ほんとうに、神々しく、カメラを向けるのをとまどいました。
Commented by pretty-bacchus at 2008-01-15 19:00
kazuoさま、わかりました。
ごていねいにありがとうございました。

Commented by Yokusia at 2008-01-21 01:59 x
Keiさん、はじめまして。

私のブログをご訪問くださり、ありがとうございました。

私もパリ郊外にある「フジタの家」を訪ねたことがあるので、この記事はとても興味深かったです。
こんなところに、彼のフレスコがあったのですね。

正直、フランスに来る前は、エコール・ド・パリの一人としてくらいしか意識していなかったのです
が、これ以来、印象が変わりました。日本でも、もっと知られていいのでは?

それにしても、モディリアーニ、キスリング、フジタ・・・エコール・ド・パリのメンバーって、本当に個性豊かですね。
でも、実際に作品を前にすると、奇抜さの裏に隠れた精神的な深さに驚かされたりします。

また遊びに来ますね。
Commented by pretty-bacchus at 2008-01-23 00:01
Yokusiaさん、ようこそ!
ほんとに、エコール・ド・パリのメンバーって、その人生も精神性もすごい画家が多いですよね〜〜〜!
フランスはやはり彼らを呼び寄せた魅力があるのですね、、、
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