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水谷八重子ボージョレヌーヴォー・ディナーショーの試食
2007年10月26日 金曜日 雨  朝顔は三つ

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 雨の金曜日で、26日ということでか、東京は車がすごく混んでいた。
5時に八重子さんとグランドハイアットであうことになっているのに、タクシーが全然無く、
無線で呼んでもらって30分も待つことになった。

 少しお待たせして、試食が始まった。
11月19日の「水谷八重子ディナーショーショー、シャトー・ドゥ・ピゼイのボージョレヌーヴォー

樽を割って、良重、懐メロを愉しもう、の試食を、八重子さんと二人でいただいた。

 六本木のグランドハイアットの宴会特別室で、シェフとサービスの方がついての試食。
フルコースのフランス料理をいただくのは久しぶりの上に、それぞれが、とてもバランスが良く
美味しいので、すべて皿をなめるようにいただいてしまった。

 「それぞれとても美味しかったです。当日もこれと同じようにヨロシクね〜〜!」 八重子さん。
120席はもう一杯で、部屋をいかにするかが悩みということで、
今年の八重子さんとボージョレヌーヴォーのレセプションのざわめきがそこまで来ているな、、、

 壇上で樽を割り、Chateau de Pizayのパスカル・デュフェートル Pascal Dufaitreから届く、
ボージョレヌーヴォーの詩を八重子さんが朗読することになるかもしれない、、、。
樽割りの儀式をしてくれるイケメン(この言葉は、広辞苑に新しく登録されたそうだ!)の
ソムリエさんがいてくれると良いのだが、、、、
(私は絶対に壇上の世界には出たくないぞ〜〜〜)

 帰り道の八重子さんのお宅におじゃまして、書斎で中年女性二人でMacをたたいている図は、
やはりどこかマニアックだ、、、、そしてちょっとコケティッシュだな〜〜。
(六匹の猫ちゃんは絶対にMacとかプリンターが何台もおいてある書斎には入ってこない)
8000人以上のお客様のリストや交流歴を、ファイルメーカーで彼女自身が管理しているのは
驚嘆に値する。
彼女をMac狂に引きずり込んでからもう随分たつ、、、今では多くのことを一人でこなしているのだ、、

ディナーショーのキップが入る中封筒も八重子さんと和泉さんの手作りなのだ。
一人一人心をこめて宛名もご自分で書いている、、、天下のそして最期の大女優といわれる
新派の大御所の心ある仕事ぶりをかいま見て、とても感動の一時であった。

 住む世界が全然違い、時としてとまどう私だが、一生懸命に頑張っている年上の日本女性の
誇りと
謙虚さと優しさい姿を間近にみているからこそ、長い間の友情がつづいているのだろう。
明治大正昭和の日本の心を、美しい日本語と人の情を、今の平成の時代に残しておきたいと
心から願っている水谷八重子さんだ。
数年前から十二月末には、港区の小学生中学生も招いて、樋口一葉の「おおつごもり」の朗読劇を
3500円という値段で興行している。
来年は新派120年で、いくつもの公演が予定されている。
心が荒れている日本人が多いというが、政治だけでなく、こうした文化の世界で、
少しなごめないだろうか、、、、

今回のディナーショーも、薬師寺さん、日本香堂さん、内閣の方をはじめ団塊世代の方々を初め、
数ヶ月前に八重子さんの水谷良重時代の時代劇を観て感激したという30代の若い男性の秀明くんも、
遠くから来て下さるといる。
文化がこんな風に伝わっていくことがとっても嬉しい、、、、

 書斎の後ろの壁には、お父上の守田勘弥さんと母上の水谷八重子 (初代) の隣に、
Ryuさんのポスターが、、、
そういえば、今回のディナーショーでは、歌手リュウさんの常連メンバーがご一緒にお仕事と聞いている。
「増崎さん、キーボードの安部さん達若いメンバーの皆さんは、みんなMacに取り憑かれているの、
と嬉しそうな八重子さん!
(昨日の彼女のブログでは、iMacのカメラの向かって舌を出しているスッピンの彼女がいる。
その後ろに、お父上の肖像がとryuさんのポスターがみえている。
http://funnygirl.exblog.jp/)

 11月19日の会は五穀豊穣と友情の輪を祝う会になるだろう。
お手伝いできることに心より感謝したい。

水谷八重子ボージョレヌーヴォー・ディナーショーの試食_a0031363_2101685.jpg

  (メインディッシュを撮る八重子さん)
硝子張りの事務所の奥に、小さな調理場があって、宴会予定のその日のメニューが作られるのだ。

水谷八重子ボージョレヌーヴォー・ディナーショーの試食_a0031363_4223689.jpg
(途中に様子を見にいらして下さった大橋社長さんと話す八重子さん)


 一皿一皿写真を撮ったので、後ほど整理をしてアップしておこう。
by pretty-bacchus | 2007-10-26 23:55 | ♥Person父母,師友人,人生の宝物 | Trackback | Comments(6)
Commented by momoe at 2007-10-27 12:47 x
わたしも同い年の友人を連れ立って、参加させていただきます。
ほかにもやはり同い年の友人が、別口で申し込み済みなので
まだ見ぬ八重子ファン同期会が楽しみです♪
これもみな、八重子さんが与えてくださったご縁です。
麗しの敬子さまにも、やっとお目にかかれるのですね。
緊張しっぱなしです(^^;

お料理は当日まで楽しみにしておきたいので...
「More」機能で掲載していただけるとありがたいです☆
Commented by the-fuji at 2007-10-27 15:18
だんだんお母様に似てきたようですね。
Commented by pretty-bacchus at 2007-10-27 17:45
momoeさん、やっとお目にかかれるのを楽しみにしています。
お料理の詳細を書いて写真もアップしなければならないのですが、時間がみつかりませんね、、、、
また後で、、、ね
Commented by pretty-bacchus at 2007-10-27 17:46
fujiさん、本当によく似てきましたね〜〜。声とか仕草とかもです。
Commented by 30代の(若い)秀明です。 at 2007-10-30 02:35 x
は、はたしてこんな大人の世界にフォークの使い方もろくに知らない30代の茶坊主がたった一人で参加してもよろしいのでしょうか……。当日は職場からラフな格好で直行しようと思っていたのですが、やはりスーツなどを着用した方がよろしいのでしょうか。早くも緊張しています。尋常じゃないくらい緊張しています!
Commented by pretty-bacchus at 2007-10-30 04:10
秀明君、こんばんわ!
大丈夫ですよ、、、、常に自然体で人生を楽しみましょう〜〜〜。
そうですね〜〜〜、やはりジャケットは着ていた方が良いかもしれませんね、、、、。
切符が届いたら、席番号をメールしてください。
そっとご挨拶にいきますから、、、、。
それよりも、ワインの説明を私がさせられそうで、びびっています〜〜〜〜のです。
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