曇天に緑と土と戯れて
2006.04.29

 お昼はいただいた十三代なにがしのお味噌でお豆腐のおみそ汁。
 煮干しを欠かしてしまったので、おかかとこんぶで料亭風な上品なお味でいただいた。
 
 午後いっぱいは久しぶりにベランダの手入れについやした。
 芽が出た鉢に追い土をしたり、枯れ葉の整理をしたり、、、、
 そんななか、目から鱗の発見をしてしまった。
 いやいや、横着な自分を自画自賛というわけか?

  昨年のツルモノの蔓がのびたままで取り払っていなかった。
 小さなアーチとベランダの柵にからみついたまま、それはそれで結構景色になっていたし、
 雀たちの遊び場にもなっていた。
 先月はじめから薔薇の新芽が伸びて、からみはじめたりしていたが、
 あまりの多さと茶色の色に少し折ろうと思ったら、これが折れないし切れないのだ。
 なんという生命力だろう。
 朝顔の蔓はわりとすぐ折れたが、時計草は折れないしぐるぐる回してもダメ。
(鋏で切っても蔓は美しく花入れの周りに昨年同様にオブジェとしておこう。)

  そうか、この古い蔓が次の年の新しい蔓の台となってさらに蔓が広範囲に伸びるのだ!!
 あたりまえのことかもしれない自然界の摂理にいまごろ気がつくなってなんて馬鹿なのだ!
 ベランダの鉢だって植物のサイクルは同じなのに、、、、
 そういえば、ペリゴールのベルナール・ガンスの別荘で、館裏から裏庭一杯に天高く伸びた
 パッションフルーツの花と果実をみたことを思い出した。
 古い蔓が新しい生命の土台となっていたに違いない。
 狭い都心のベランダ仕事で、ひろ〜〜いフランスの田舎の生命の自然の営みを
 突然思い出したのだ。あれはもう十数年も前のこと、、、脳ってすごい!!
 私のニューロンはまだ健在だ、ブラ〜ボ!
(マルセリーヌ・ガンスが裏の庭でとった数種類のフリュイルージュですぐにジャムを作ってくれたりしたっけ)
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      (古い時計草に去年の葉が緑のまま三つ残っている。枯れ枝は堅い、、、)

  そんなことをぶつぶつ言いながら、次の仕事は、昨日買ってきた新しい二鉢の時計草。
 毎年咲いてくれる時計草はここに越してきた二十数年前に求めたもので、
 その根がどこにあるかもわからないのに、花をつけて私を喜ばせてくれているのだ。
 園芸屋に行く時間もなく遠出もあまりしていないここ数年は新しい鉢物もかっていなかったが、
 昨日通勤路の小さな花屋の店先にいくつもの鉢をみつけで衝動買い。一鉢500円也。

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 ツタの長方形の鉢の上に一鉢おいて薔薇のアーチに蔓を巻き付けた。


 もう一鉢は枯れてしまった銀木星の尺鉢の土においた。
 鉢の土がすこしでも地上の土の変わりをしてくれるだろうという願いも込めて、、、



   蕾が大きくなっているので花開くのがたのしみだ〜〜〜 a0031363_19211812.jpg
 作業中に君子蘭の花におしりがあたって花びらをふたつおとしてしまった。
 ごめんなさい、君子蘭、下から花台のうえにあげてリビングから良くみえるようにした。a0031363_1922105.jpg

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       (時計草の枯れたツタは土ものの花入れの周りにおいたら素敵なオブジェになった)

  曇天だったので日に焼ける心配もなく、久しぶりに園芸仕事を楽しめた土曜日だった。
  さて、お腹がすいてきた。今日の夕食はなににしようか、、、、、
by pretty-bacchus | 2006-04-29 18:18 | ◐Nature空,海,夕陽,緑花,鳥蝶 | Trackback | Comments(0)
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