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友の輪は 我を高める エネルギー
2006.01.20


 友人の輪というのはいつ頃から出来るのだろうか。
物心ついた幼稚園の頃から、墓場にはいるまで、いったい何人くらいの友人ができるのだろうか?
「友達は何千人もいます、と語っていたある経営人がいたが、私は信じない。
なぜって、友人として、たとえそれがつかず離れずであろうと、年中一緒であろうと、24時間の時間で出来る人数は
限られていると思うから、、、、。

友人として友情を保つことは、心と時間がなくては出来ないことだから、一生の間で三桁になったら、
それはそれは嬉しいことだろうけれど、時間に追われることになるに違いない。

 会ったことがある人<知っている人<知人<学校の同級生<友達<友人<親しい友人<親友<兄弟のような<?、
そんな順なのだろうか。そしてそれらの定義は?

 親しい友人の佐藤由紀さんは編集のプロ。
雑誌社をへて10年前に独立。ワイン&料理、骨董、医療、F1、ビジネスと幅広いジャンルでフリーランスで
原稿執筆及び編集企画をする女性である。

秋田生まれで真っ白な肌がワインが進むにつれてピンク色に変わり話もすすむ。柔軟ななかに頑とした自分を
もって仕事にあたる筋が通った女性。
仕事を通じて知り合いになったのはもう二十年も前。私よりかなり若いが、
良き相談相手でありWINE&GOURMET友達でもある。

 田崎真也さんの仕事を多くしていたが、最近では父上のガン治療の経験にもとずく
『がん治療 肝心なのは最初の選択——専門病院に行かないと絶対に後悔する12の理由』
『介護しながら作る介護食』
中島氏の骨董の本、昨年はなんとF1の本にまで、そのジャンルは広がり、周りを驚かせている。

 その彼女が数ヶ月前からブログを始めた。http://blog.livedoor.jp/planedo/
幅ひろいジャンルを毎日書いていてとても楽しいぶろぐである。さすがプロである。

 私の写真展にいらしてくださり、嬉しくも恥ずかしくなるようなコメントを書いてくださった。

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2006年01月17日
旅心をそそられた写真展

 恵比寿の日仏会館で開かれている写真展に行ってきた。
 テーマは、フランスの南、「ランドック・ルーション地方」。片桐敬子さんが、1997年から2001年にかけて
エールフランスの機内誌『Bon Voyage』の取材でフランス各地の食とワイン、
歴史をめぐる旅のルポルタージュをしたのが縁で、昨年の「ドルドーニュ&ペリゴール地方」に続く第2弾の写真展となる。

 ラングドック・ルーション地方といえば、ワイン産地として有名だが、観光地としてはまだあまり知られていないのでは
ないだろうか。
私自身、フランスには何度も取材に行っているのだが、まだ訪ねたことがない。だからフランスとのかかわりが非常に深い、
片桐敬子さんが「切り取る」風土にとても興味があった。

 一番印象的だったのは、自然の美しさと豊かさ。そして人々の柔らかな表情。
片桐さんの写真は、あるときは静謐で、あるときは激しくダイナミックに、あるときは美しく…。
空気と風と光が伝わってくる。そして片桐さん自身による写真につけた解説も心優しく、すばらしい。

 私は写真を見て、解説を読んでいるうちに、気がついたら、心はすっかりラングドック・ルーションへ飛んでしまっていた。
 この写真展は、1月27日まで。会場は日仏会館(恵比寿3-9-25 03-5424-1141)9:00〜18:00(日休)
 また片桐さんのブログ(1月8日分から)でも、1日1点ずつ紹介しているので、そちらでも楽しめる。
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(ありがとう、由紀さん。)

 厳しい由紀さんがこうして書いてくださって、身に余る光栄だが、身がきゅっと締まる思いである。
友として良い交友を続けるには、私はさらに精進して、友人に認めてもらえる仕事、趣味、女ぶり、
人間性を高めなければならない。
友人の輪の数はもうそこそこでよいが、墓場寸前まで自分自身を鍛え磨くことは大変なことだが、大切なことだ。

友の輪は 我を高める エネルギー_a0031363_1427532.jpg

 今日は一日自宅で静養をすることにした。
ボケッとソファーに座って表の鳥たちと冬の風と光を楽しんでいる。



by pretty-bacchus | 2006-01-20 13:48 | ○Person父母,師友人,人生の宝物 | Trackback | Comments(1)
Commented by yuki at 2006-01-20 16:12 x
ビ、ビックリしました。私のことを書かれていて。。。。人生のよき師匠として、これからもお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。健やかにずっと一緒にワインが楽しめますように。
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