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フランスに新しい若き大統領が生まれました
2017年5月8日 月曜日 晴れ

 フランスに新しい歴史が生まれた。
フランス大統領選で、極右国民戦線のマリーヌ・ルペン候補を抑えて、中道系独立候補
エマニュエル・マクロン氏が選ばれた。
三十九歳! 歴史上もっとも若い大統領が誕生した。
大政党に属さない大統領誕生も、1958年以降の現在の第五共和制では初めてとのことだという。
フランスはEUにとどまることを選んだことになる。

明け方前に速報メールがついた。
差出人: 日経速報メール
件名: 仏大統領選、マクロン氏の当選確実 現地報道
日時: 2017年5月8日 3:12:07 JST
日経速報メール 
http://www.nikkei.com/

その後もネットニュースが続いた。
トランプ氏「共に働くの楽しみ」とツイートしたという。
大政党とは一線をかくし、議員経験もなく、中道で派閥もなく、仏でも傍流リーダーだといわれているという。

 明けて、日本の各局のニュースでは、二十五歳年上の妻のブリジットさんのことをたくさん報じていた。
十五歳の時に知り合った高校の先生だったのだそう。すでに三人の子持ちだったというのだから、
何だか楽しくなる。
友人は、二十五歳年下の男性達を考えて、今夜はワインを飲んだと言うから、、、、とんんだことだ。

 議員経験はないというが、彼の経歴をみて驚いた。
先生との交際を案じた医師のご両親が、アミアンからパリの高校に転校させて、
そのあとは名門エナENA (エリート官僚を養成する国立行政学院)で学んでいるのだから、、、。

投資銀行出身でロスチャイルド家などの顧問もし、あの経済学者ジャック・アタリ氏を通じて
政財界に人脈を築いて、12年にオランド大統領の顧問に抜てきされたた後、
2014年のオランド政権で閣僚となり経済産業デジタル相。

日曜労働の規制緩和などを盛った法律(通称マクロン法)成立をも関係して、2016年に
超党派の政治運動「前進」を立ち上げ、閣僚を辞めて大統領選挙に出馬したのだそう。
趣味はピアノとなんとも嬉しい。

 夜にルーブル美術館前庭で行われた勝利演説をユーチューブで見た。
三色旗と国歌マルセイユーズの演奏のなかを進みゆっくりと登壇。
陣営と観衆にお礼のあと、“ジュ ヴ セルヴィレ”を最初に、いくつもの内容を繰り返した。
ジュ ヴ セルヴィレ、謙虚に力強く職務を全うします。
ジュ ヴ セルヴィレ、共和国の三つの理念に<自由平等博愛>に忠実であり続けます。
などなど、、、。
最後は、
“ヴィーヴル レピュブリック
“ヴィーヴル ラフランス、で演説を締めた。一分ほどの演説だがなかなかよかった。

前途多難なことだろうが、若さとファーストレディーの<先生>と一緒に頑張って欲しい。

 三十度にせまる夏日の午後だった。
日笠をさして歯医者さんへ。


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(緑が美しい季節になった!)

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by pretty-bacchus | 2017-05-08 23:54 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(2)
Commented by nanahan at 2017-05-16 09:14 x
二十五歳年上の妻のブリジットさんのことをたくさん>良いですね!!西行と待賢門院、
式子内親王と藤原定家ですよ~~(みな一緒にならなかったが~~)しかしフランスは
インテリの国だなぁ~~
Commented by pretty-bacchus at 2017-05-16 18:20
ナナハンさん、なあるほど、西行と待賢門院、式子内親王と藤原定家、
さすがナナハンさんですね!
フランスという国は、やはりなかなか面白いですね〜〜!

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