左目の小さな手術は二十四発のレーザー治療でした。
2017年4月21日 金曜日 曇りときどき晴れ 眼の手術? 土手のコックリコ

 朝風呂にはいってゆっくりした。
<手術>と名の付く治療の予定の日は、身ぎれいにしていくことにしてからもう何十年になるだろう。

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(ひよどりじょうごの葉はどんどん伸びていく、、、)

 朝の借景の緑を楽しんで、大通りまででる土手の道の雑然とした野草や、
コックリコとムラサキハナナ、露草を楽しんで、目の見えることに感謝。

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 今日は網膜にできている小さなポリーブをレーザーで焼とる小さな手術がよていされていた。
G教授から網膜専門のK女医さんへ回してくださってから三年になったのかしら?
いわゆる加齢黄斑変性が進んで、網膜が異常をきたして像が波打ってみえはじめてのことだった。

これ以上よくはならないようなのだが、これ以上悪くならないための一〜二ヶ月に一度の病院通い。
最先端の十数万もする高い注射を月に一度打つという方法があったのだそうだが、
私の体調を考えてくださって、月に一度の検査で様子をみてくださっていた。
今日のことは先月に告げられていた。

 思えば最初の悪魔は十数年前の巴里でのことだったのだ。
眼の手術はすさまじいのを十数年前に経験していて、失明せずにすんでいるだけでもありがたいことだが、
レーザーでの治療は初めてで、経験者の友人達の話では賛否両論だったから少しだけ緊張していた。

 眼科の常のごとくに眼圧、視力検査、瞳孔を開いて眼底の写真撮りのあとに、
K先生が
強い光をあてられて“まっすぐ、右上、右横、右下、下、左下、左横、左上、上、真っ直ぐ”と丁寧な検査。

そのあと部屋を移動してさらに暗い部屋に移った。
検査台は座ったままで、あごを載せおでこをこていしただけ。
点眼液がさされて、さらにゼリー状のものが眼の中に入れられた。
造影剤の注射はしないというので安心していたが、やっぱりどきどき、
“先生〜レーザーは初めてですので緊張しています〜〜〜、”
“大丈夫ですよ、、、、今の症状でしたら、あまり痛くもないと思いますよ”と、ここで少しだけ世間話!
シュー、シュー、シュー、、、と数秒ごとに音がする。十六まで数えたがあとは数えるのが続かなかった。
(二十四回打ったと後で聞かされた)
まもなく、“はい終わりましたよ、と、あごをはずしてくださった。
ゼリー状のものを取り出すときに頬を流れた。洗浄のあと数秒真っ黒な世界が訪れて、
すぐに普通の世界に戻った。
視力を失うとこんな世界になってしまうのかと一瞬とても不安になった。

 右目は十数年前のパリでのことで、網膜に穴が空いて、帰国しての緊急手術で奇跡的にたすかったが、
シリコンで網膜がつられたまま。その六ヶ月後に左目が出血で見えなくなってT先生が、
またついてくださって眼科のI教授先生にみていただいたときには、
“欧米の最も多い失明のケースと同じだね、いずれそうなるだろう”と言われてから十数年がたった。
加齢黄斑変性という病名はずっとあとになって納得した。
血管がつまって出血して、新生血管ができてしまうらしい。

九十四歳で亡くなった千佐お婆ちゃんも最後の何ヶ月かは眼が見えなくなっていたから、
家系なのかもしれないな、、、ってなんとなく思っていた。
そして、いつの頃からか、その時代の医学できっと私は寿命を全うできると、不遜にも
思うようになっていた。

 今回はその出血をさけるために、眼の中心を少しはずれている処にできているいくつものポリーブを
レーザーでつぶしていったようだ。
すごい時代になったものだ。
医学の進歩は日進月歩で、そのなかでも眼科はもっとも進んでいるというが、まったくその通り!
山中教授のIPS細胞の研究では、他の人の網膜とか人工網膜を使って眼の治療がはじまっているというから、
近い将来は(今の若い人たちは)、この病気はあまり心配がなくなるのかもしれない。

 今回は、友人がご祈祷してくださった伊勢神宮のお守りをもってきていた。
帰ってすぐにメールをした。
さっき帰りました。お守りのお陰で軽い治療ですんだようです。
それから眼下の十年の進歩はすごいです。十年前だったら、また出血でもっと大変だったでしょう。
ありがとうございました。
十年前には三日入院しましたのに、今は三時間でした。レーザ-ーを24発でした! 
今夜はワインも飲んでもよいそうです!!


 夕方に帰宅できて、少し横になった。
すごい音響で眼が覚めた。
落雷?と思ったのは、そうではなくて風の向きで神宮外苑の花火の音だったよう、、、、。
いそいで屋上にあがった頃には、煙だけになって夜の新宿のネオンが輝いていた。
よかった〜〜〜!きれいに見える!
夜空に向かって手をあわせていた。

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by pretty-bacchus | 2017-04-21 23:59 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 郁子 at 2017-04-24 09:05 x
目の手術、無事に終わり、ほんとによかった!!
生きる大きな力の目が元気でないと、カメラを駆使出来なくなるし、
軽い今の中に治ってほしいと、お祈りしてました。
万事うまく行って嬉しいです。
これからも酷使は避けて、上手に付き合っていって下さいね。
嬉しくて、朝飯前に喜びのご挨拶です。

そして更に、土手の春花が素晴らしいですね。
ベランダといい、土手道といい、こうした風景は目を癒し、
心を慰めてくれますね。
何だか私も幸せ気分になっている朝です。
Commented by pretty-bacchus at 2017-04-24 18:32
f郁子さん、さっそくにお優しいコメントをありがとうございました。
朝飯前! おそれいります。
さっこん、コメントを忌み嫌う人が多くなったようですが、私は大歓迎です!

この借景もこの土手の通り道も、少しだけ手入れがされて、あとは自然のままですから、
それがまたかえってよいのかもしれませんね。
本当に心癒されて、草花とのお話しも多くなります。

Commented at 2017-04-24 23:55 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pretty-bacchus at 2017-04-26 02:49
とことんつっぱしってしまって、突然バタンキューなのです。
一度などは、海外出張から帰って翌日緊急入院で、
あと一日遅れると命がなかったなんて、こともありました。
ばかですね〜〜〜〜!

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