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エンジェルのカーテン揺れて昔の旅を想いだし、、、
2017年11月10日 金曜日 晴れ

 朝から良いお天気。
シャガールの青い鳩とエンジェルが陽にゆれるのをみるのはなんとも心地よい、、、。
笛を吹くエンジェルのカーテンは両方にあって、いつも右にあるのは左向きのエンジェル。
左にある右向きのエンジェルはなかなか撮ることがすくない。

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(このコットンのエンジェルのカーテンを買ったのは十七年前のアルベロベッロ。
ブログの中にいろいろを下に書いておきましょう、、、、)


 ありがたいですね。
いつも満席でなかなか席がとれなくなっていた桜季さんからご連絡をいただき、今夜は新蕎麦!
茨城からの新蕎麦粉なのだそうですが、今年は天候が悪く、いつものようにきれいな薄緑ではないのだそう。
でもとってもお美味しくいただいて、蕎麦畑の五穀豊穣を一緒に祝うことができました。
ありがとう、なかじまさん。

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   (昨日の検査の肝臓値のグラフをお見せしたり、、、、)

 最近はお客様の傾向が変わってきて、カウンターでゆっくりと店の亭主と話しながら杯を傾ける人が
少なくなったという。
一昔前までは酒で板わさなどをつまみ蕎麦を愉しむのが常であったのに、このところは数人で
わいわいガヤガヤの風潮のようで、利益はでるが、亭主としても寂しい限りだろう。

 もっともお客というのは月に何度かが良いようで、毎週なんどものお客さんはお互いに良いところも
悪いところも目立つようになって、店の亭主は時には大事なお客を疎ましく思ったりして、
つい不遜な口をきいてしまうことがあるのだそう、、、。
そういえば腕と味と食材とを、あくまでも謙虚にふるまってくれ、カウンター越しに人生の話などをできる
お店は少なくなっているのかもしれない。

 私たちは最近とみに外での食事はすくなくなって、もっか家ごはんが多い。
友人から届いたジャガイモやタマネギ、通販でとどく季節の野菜達や玉子やお豆腐があれば、
あとは最高のエキストラヴァージンオイルとパスタとワインで十分。
時にはすき焼きと北海道からの新米のユメピリカ! 赤ワインとともに!

 そういえば、OさんにもHさんにもFさんにもご無沙汰をしてしまっている。
そろそろ出かけたいな、、、。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 この面の手創りカーテンは、十七年前にアルベロベーロの坂道で求めたもの。
ヴェローナで行われたヴィニタリー(ワインの見本市)の折りに、春子さんの車でイタリアを南下して
カラブリアのチロまでの途中で寄ったアルベロベッロ(Alberobello)で求めたのだ。懐かしい〜〜〜!

 アルベロベーロは、プッリャ州(イタリアには20州ある)バーリ県にある人口一万人ほどの
小さな中世の街で、世界遺産になっている。
トルッロという「部屋一つ屋根一つ」の建物が約1,000軒くらいあり、人々が住みながら街全体が
観光地になっている。

県道から坂を上がり、右に折れて、二股の道を右に行ってすぐに左にまがり少し急な狭い坂を上りはじめた
右の小さなお店だった。(今でもすぐに行かれそう〜〜〜)
近くには、いろいろの色とりどりのおみやげ物やさんが多いのだが、このお店は手創りの白いカーテンとか
テーブルクロスだけだった。
奥の方で、小柄なおばあさんが微笑んでいた。

 二枚のエンジェルの布が目に飛び込んだ。笛の音が聞こえたような錯覚だった。
ざくっとした手触りの不規則な織りが暖かかった。
お婆さんの手はとっても大きかったのを覚えている。
まだ元気に織っているのかしら、、、、早く再訪をしたいなあ〜〜〜〜

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 (2003年の年賀状につかった世界遺産のアルベロベーロ。
羊もその旅で走る車から撮ったたった一枚のスナップ写真。)























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2017年3月4日 土曜日 晴れ
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Memoires du Voyage 旅の写真を絵はがきに

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エンジェルの笛の向こうに黄葉はらはらと、アルベロベッロとヴェネツィア
(九年前のこのブログから)
エンジェルの笛の向こうに黄葉はらはらと、アルベロベッロとヴェネツィア
2008年12月1日 晴れ
 布が大好き1 紙も大好き! 文房具もとっても好き!
美しい小物ももちろん! 手創りのリボンだって、、、ああ、、きりがない〜〜〜〜

 外国に旅をすると、どんなに小さな街でも、いつの間にか文房具屋さんにいたりする。
知っている街は、ホテルに着くとすぐに突進したりする、、、。
だから団体旅行の時は(あまりしないけれど)困ってしまう。
フランスもイタリアもスイスもスコットランドもノルウェーも、
パリ、ランス、シャルトル、ツール、ミラノ、ソレント、ヴェニス、サンフランシスコ、
ボストンもベルージュもベルゲンも、そうアラスカもカイロもキエフも、
もう一度行きたい文房具やさんが何軒もある。

まだ、日本に今のようにきれいな包装紙とかペーパーナフキンが輸入されていなかった1970年代頃は、
沢山買ってきて、友人達にも配ったりしたものだ。
友人のフランス料理屋さんは、いつも心待ちにしてくれていた。

包み紙を使いたいから贈り物をどんどんしたり、綺麗な便せんでお手紙を書きたいから、、、。
スイスのインターラーケンの小さなお店で見つけた幅6センチ位の手織りのリボンは、
久田宗匠が、お茶のお軸の風袋に使ってくださった。

フィレンツェの、Il Papiro イルパピロの、墨流し風のマーブル紙でできたノートは、
志村ふくみさんの日記帳になっている。

長い間の旅の思い出が記憶が、どこかに生きてくれていてとっても嬉しい!
家に残っていたものも一つ二つと友のもとにと嫁いでいって、いずれは何もなくなるだろう、、、。
何十年か後には、モノだけが残るかもしれないのもあるだろう、、、、。
旅の記憶と創った方々の思い出と共に、私の心には残しておきたい、、、、、、。

http://keico.exblog.jp/7702345/
2008年11月30日 日曜日 晴れ
カーテンの エンジェルの笛 木々揺らし


by pretty-bacchus | 2017-11-10 23:58 | ♪JourneyAbroad海外旅の思い | Trackback | Comments(0)
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