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<木枯らし>は<一号> 、<春一番>は<番>はどうしてかしら?
2017年10月30日 月曜日 晴れ 木枯らし一号

 凄まじい風の一日だった。
検査入院している連れ合いの病院行きもやめにしてワタシは自宅待機?

 春の訪れを知らせる風は<春一番>というのに、冬の訪れを知らせる木枯らしはどうして
木枯らし一号>なのかしら?

なんと、木枯らしには、気象庁によって定められている定義があるのですって!
木枯らし一号が気象台から発表されるのは、関東地方と近畿地方だけで、
十月中旬~十一月末の西高東低の冬型の気圧配置になった時に吹く北寄りの風速八メートル以上の風
なのだそう。
関東では、例年十一月七日頃に吹くことが多く、
ちょうど二十四節気の 「立冬」の時期と重なるので、さらに冬の訪れを感じさせるのだそう。

 春一番は、春先に初めて吹く南寄りの強風をいい、気象庁定義では、
立春から春分までの間で、日本海で低気圧が発達し、初めて南寄りの風速八メートル以上の強風が吹き、
それ以降気温が上昇する現象のきっかけとなるもの

立春から春分までの間で、その年によって日にちが変わり、二月四日頃から三月二十一日頃までの間に吹く
強風のことなのだそう。
でも春分を過ぎてからの強風は<春一番>とは言わないのだそうで、「春二番」「春三番」もあるのですって。

 現在は気象用語になっているこの二つのうち<木枯らし一号>は、台風一号と同じように気象庁によって
使われ始められ、一方の「春一番」は、もともと能登や三重県の志摩あたりの漁師が使っていた俗語で、
それが現在は気象用語になっているというのですから、言葉は面白いですね。
こんなことは、広辞苑には出ているのかしら?

 寝しなに清んだ西の空にきれいが月が現れた。
遠くからカシャカシャ、、、、凍れる月の手持ちでぼけぼけになりました。

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http://keico.exblog.jp/237927880/
広辞苑が十年ぶりに改訂されて第七版を来年一月に
平成29年10月26日(木) 木曜日 晴れ

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日の出入・月の出入 (東京)
  日の出 06時01分  : 日の入 16時48分
  月の出 14時02分  : 月の入 00時20分


by pretty-bacchus | 2017-10-30 23:58 | ◐Nature空,海,夕陽,緑花,鳥蝶 | Trackback | Comments(2)
Commented by 郁子 at 2017-11-03 23:52 x
今日のテーマ、面白かったですね。
実は私も、昔おなじような事考えたことがあったので、思わず頬がゆるみました。
日本語の特長が見える言い回しですよね。
歳を重ねても少女のようなキラキラした好奇心の在り様に、
敬子さんの真骨頂を見るようで、面白いし、嬉しくなりました。

「春一番」の一番には、春を迎える明るさや喜びがニュアンスとして感じられますよね。
一方「木枯し一号」の一号は、厳しい冬に入るぞというサインですから、
数詞的な呼称でいいのだと思います。
イヤな台風も今では〜号ですから、同じ範疇ですね。
昔は女性名を付けていて、それなりに面白く楽しみでもあったけど、
地球の異変で台風の発生が多くなると、付ける名前に事欠いてしまうし、
数詞の方が便利でもあるのでしょう。

ともあれ、こんな小さな呼称一つとっても、日本語の素晴らしさを思い知らされるし、
日常の当り前の事柄にも、関心を怠らない好奇心旺盛なpbさんを
見習いたいものだと、つくづく思いますよ。
Commented by pretty-bacchus at 2017-11-04 14:27
郁子さんもそう考えたことがあったのですか!
こういう日本語っていろいろありますよね。

以前フランス人と話した後に書いたことがありましたが、雨のふる様子の言葉もほんとうに
多彩で素晴らしいですね。
言葉を一つづつ創り上げてきた古の人達はすごいですね!
その言葉を詩や句で使われていらっしゃる郁子さんもステキです!


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