氷雨の夜にがっかりしてトボトボと家路に向かいました
2017年10月16日 月曜日 雨  四十六年ぶりの十月の師走

 麹町五丁目にあった松平家のお屋敷跡が、舟町あたりに移ったのは明治初期のころだったよう。
江戸城からお屋敷が続き、四谷見附をこえると坂町、舟町、津ノ国坂、荒木町などなど。
そしてまだ橋がなかった曙橋下には小川がながれていたという。
追いかけっこをしたり、かくれんぼをしたりするのが当時の子供達の遊びだったようで、
うなぎ屋さんのお嬢さんやソロバン学校の先生の事なども、、、。

 それが今ではこの界隈は車力門あたりの花街だった荒木町、杉大門の通りを挟んでの舟町で、
外苑西通りから新宿通にぬけるこの細い通りには、なんと四百軒ものお店があるという。
数年前からこの細い四百メートルの通りに四つのランタンを置き、盆踊りが行われてそれはそれは
賑やかだということだ。

 カウンター中と外で、六十年も前のそんな話しをしている男二人は、同じ時代を知っているようで、
なんだかおもわしくなってしまうが、それ以外はどうもいけなかった。
今年の春に連れ合いの小学校時代の同窓会があって、このあたりのお店の話があって、
和食屋さんの一つがこのお店だった。
行ってみましょうね、、、と言いながら半年が過ぎていた。

 予約をとってしまったので、氷雨のなかを出かけた。
カウンターが六席ほど、左手に四人の席が二卓。奥の和室の個室があるという。
アラカルトでお造り、揚げ物と、鮭といくらの親子丼、お漬け物などをいただいた。

 帰り道々話したのは、、、、外での食事は難しいね、と。
カウンターはあまりきれいにふかれておらず、濡れた手でビール瓶とコップを出してそのまま。
昨日の釣りで獲ってきたという東京湾の金目の鰺が一匹と鮪少々と、、、etc。

一皿づつの支度が終わると、カウンター内でタバコをぷかぷか、その後は咳をしてコンコン。
男二人は六十年前の子供のころの話に華が咲いていたのですが、、、わたしはクシュン。
昔の思い出話がなかったら、もうあまり行きたいないですね、、、すみません。

清潔で食材が新鮮で美味しく、ホスピタリティーがありコスパがイイお店って本当に
難しいのかもしれませんね、、、。

 十月には、四十六年ぶりの師走のような氷雨だったようで、そんななかとぼとぼと、、、。
一枚の写真も撮らずの一日でした。



by pretty-bacchus | 2017-10-16 23:58 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(0)
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