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今年はじめての北海道の厚岸西の昆布森の牡蠣と宮城県閖上の赤貝をいただきました
2017年10月7日 土曜日 雨のち曇のち晴れ 十六夜

 Kさんがお誕生祝いをしてくれることになった。
皆んなそれぞれ病い持ちで、十一席のお寿司屋さんのカウンターの他のお客様も
含めて、なんと半数が手術の経験者だった。
二人に一人がガン患者という今の日本の縮図のようだ。

 オープン二十二年のこの店のオーナーシェフも昨年末に突然の病宣告で、
珍しい鼻口腔癌の手術は、日本では三つの病院しかできないようで有明の病院に
四週間入院していたが、数ヶ月前に無事退院して、今こうして常連さんに喜ばれている。

 そんな日本でこうしておいしい季節のものをいただけるのってとっても幸せですねと皆口々に感謝の夕べ。

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(牡蠣は大好き! 今夜は厚岸の西の方の昆布森の牡蠣。もっとミルキーな仙鳳趾の牡蠣は
まだ魚河岸にはでていなかったようです)

次に宮城県閖上(ゆりあげ)の赤貝! 希少な美味もいただきました。

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                 (とても元気になりましたね!)

 スイスからのお客様も何度もおめにかかったことのあるご夫妻で、今夜は六歳の長女と四歳のご長男を
おつれになっていたが、子供達はずっとiPadで遊びながらの食事だった。
日本だったら、食事中にそんなことはさせませんよね、、、と話していたお客様がいらして、
でもそれは私たち世代のことで、今の若いお父さんお母さんはそんなことはお構いなしの家庭が多いという。
国が違えばお行儀や慣習が違うと言うより、今はジェネレーションギャップの方が大きいと言うことだ。

 十六夜の月を追いながらとぼとぼと歩きながら家路につきました。
途中なつかしい車が止まっていてそっとなでてしまいました。
フィアットチンクチェントは四十数年前のパリの駐在員時代に
フランスで初めて乗った車だったのです。

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by pretty-bacchus | 2017-10-07 23:59 | ♥Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(2)
Commented by おばさま@北海道・大沼国定公園 at 2017-10-11 21:51 x
敬子さん

美味しそうですね。仙鳳趾の牡蠣は本当に美味
札幌市内に12名も入ると一杯になる「牡蠣小屋」があります。
ここで仙鳳趾の牡蠣が食べられるので札幌にいる間に行ってこようかなと思っています。
北海道に住んでいる幸せを感じます。
今回、大沼から新鮮野菜を持ち込んで妹・義妹に喜ばれました。
Commented by pretty-bacchus at 2017-10-14 02:14
ゆうこさま、こんばんは、
仙鳳趾の牡蠣は本当においしいですよ!
それが北海道ではいつもいただけるのですか! 素敵ですね!!

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