がん研究会有明病院へお見舞い。ガン事情が変わってきました
2017年2月18日 土曜日 晴れたり曇ったり 雨水

 自然の動きってほんとうに不思議!
<暦>の二十四節気によると、http://koyomi8.com
雨水 は、<陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧)
空から降るものが雪から雨に替わる頃、深く積もった雪も融け始める。春一番が吹き、
九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始める

昨日はまさに春一番が吹いてまさに<春>

 夕方になってタクシーに乗った。
かちどき橋を渡る頃には、遠くのビル群に灯火が灯り始めて、その光が海に映ってきれいだった。
臨海副都心の<がん研究会有明病院>へ。
友人が<鼻腔がん>という珍しい癌にかかって三週間前に入院。
“明日から三週間ほど入院します、、、と。そして翌日には手術。
手術に成功して、ようやく話ができるようになったようでお見舞いに、、、。

 癌事情模様が変わってきたのは今世紀になってからの十数年前ぐらいからだろうか?
それまでは、たとえば昔の結核のように、癌にかかったというのを公表する人は少なかった。
大きな会社ではそれだけで昇進がとまるところもあったという。
それが今では、病の<告知>があたりまえとなって、自分の病気の模様をディスクローズする人が多くなり、
それが同病の友人達をもはげますこともあるようになったようだ。
最近では、市川海老蔵さんの奥様の小林麻央さんが進行性がんで入院なされて、その様子を書いている
オフィシャルブログ「KOKORO」が話題を呼んでいる。
(かくいう私も六十代に、夢枕にT先生が現れて、その数ヶ月後に突然の乳癌宣告で、
その後の入院模様をこのブログ綴ってしまったのだが、、、)

 え〜〜? この方がこんな大きな病に、ということも多い。
与謝野馨 さんの『全身がん政治家』にもビックリ。
悪性リンパ腫に始まり、直腸、前立腺、更に三度の再発。下咽頭を患い声が出ない状態で、
筆記で話した時期もあったという。
<最初に癌にかかった時には、当時、政治家ががんになったなんて話が漏れたら一巻の終わりですから、
国立がんセンターでは、偽名の『吉田昭夫』で診察を受けていました。
これは小学校時代の親友の名前なんです。
本名でないから、健康保険がきかなかった>とある。
<35年の『がんサバイバー』生活で、私の中には“3人の自分”がいるようになりました。
政治家として、闘病する患者として、そして、それを客観的に見る自分です。>
そのあいだに何度かお目にかかっていて、ワイン会とかもしていたのに、全然気がつかなかったのです。

 日本人の二人に一人が癌を患い、三人に一人がなくなると言われている。
乳癌、胃がん、大腸癌が多いといわれるが、まだまだ沢山の癌がある。
友人達にも、ブログ友の中にも、肺がん、胃がん、と経験者が多いが、皆さん生還している。

今回の彼の<鼻腔がん>も凄まじいものだった。
目頭から鼻のラインにそって切り傷がはっきりと見える。
とても色つやがよく、数日前から流動食がとれるようになった彼は、
“みてみる?と突然うえの歯をすべてはずして、口をあ〜んと開けて見せた。
上あごにはなにもなく空洞?

去年の九月に歯が痛くて歯医者へ。治療をしたがその後もどうもオカシイ。
地元の耳鼻科のS医院へ行ったのが十二月。すぐに紹介で国際医療福祉大学病院でみてもらったが、
さらにがん研究会有明病院で診断を受けてることになり、仕事があるので通院で検査を終えて一月末に入院。
翌日には手術をという、ある意味ラッキーだったそう。
東京ではこの癌を手術できる病院はあまりないのだそう。
それもステージがⅢまでになっていたのだ。癌は子供の握り拳くらい大きく五センチ以上あったという。
上の歯は両端だけを残して、あとはすべて患部と上あごも一緒に採られて残っているのは骨のない鼻の形だけ。
左目頭から鼻のラインにそってまだ鮮やかな傷跡が残っている。これが眼や頬や脳に廻る前で、
この癌の手術が成功したらしい。
鼻の穴に綿が詰められて、それでも今日はとても顔色も良くほっとしたのだが、なんともすさまじい。

このあと来週には一度退院して、東京で三つの病院だけが可能である、歯と上あごなどの再生手術に
三ヶ月ほどかかるという。
手術のあと数日は悲嘆に悲しんでいたが、五十代の彼は、
“もう一度生きてみますよ。こんなにゆっくりと日中にテレビをみたのは三十数年ぶりですよ、、、、と、
神様からいただいたような辛くも小さなお休暇に苦笑い!
はやく元気になって戻ってきて欲しい。

 海を越えて走った感じの有明は遠かった。
家にもどってから弟のメールをチェック。奥様が一昨年胃がんの手術をしたが、数ヶ月前に再発したようで、
海を渡って数日お見舞いに行っていたのだ。

 誰の体内にも存在しているという癌細胞は、ある日突然牙をむく。
そんな日に驚かないで治療に専念できるように常々身の回りを整理しておかねばとおもうも、
なかなか進まないのです、、、、、。

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(そら豆が美味しい季節になりました)


by pretty-bacchus | 2017-02-18 23:58 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(4)
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Commented by nanahan at 2017-02-21 15:18 x
いや、まあ、なんとも~~凄い話ですね。ガンもここまで治るのですか~~
Commented by pretty-bacchus at 2017-02-22 00:19
ナナハンさん、ほんとうに凄まじい治療ですね。
彼は寿司屋のオーナーなのですが、このあと味覚と嗅覚が心配のようでしたが、、、、。

Commented by nanahan at 2017-02-25 08:51 x
追伸:あ^^味覚と嗅覚はなくなりますね。放射線などの後遺症の顕著な例ですよ
Commented by pretty-bacchus at 2017-02-26 12:02
ナナハンさん、それを心配したのですが、脳に達していなかったので、五割くらいはもどるようです。

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