北海道産純血サフォーク羊のフルコースをいただきました
2016年10月9日 日曜日 小雨のち晴れ

 彼岸花のあまりにも無残な姿に思わず足を止めてレンズを向けてしまった。
土手の道を曲がって大通りにでる中学校の裏の細い道は、タバコを吸う人のたまり場のようになっていて、
缶に吸い殻を入れて、こうしてそのまま残してさってしまう。
時には歩きタバコのままポイと捨ててしまっている。
以前それを注意していた中年の女性は、その男性にすごい顔でにらまれていた。
なにをされるかわからない人が増えてきた世の中では、誰も何もできないのだろう。

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 昨日は銀座四丁目の鳩居堂での松川玉堂先生の同人選抜展をみせていただいた後に、
新橋に向かって少し銀座を歩いて、一本右に入ったあたりの七丁目の、
とあるビルの四階のお店で夕食をいただいた。
先々月にオープンした会員制の肉のお店。Kさんが会員予約をとってくださった。

 若い頃はパリでも東京でも、新しい美味しいお店がオープンすると足を運んでいて、
そのいくつかは行きつけになって、私たちの食とワインの楽しみが増えていったのだが、
もうここ十年ほどはその元気もなくなってきている。
とはいえ、その間に東京の外食産業は大きく変わってきていて、なかなか興味深い<良店>が
いくつもオープンしているという。

 このカウンター七席個室四席の十一席のお店は、北海道純血サフォーク専門店。
早い時間の御客様がお帰りになられた後だったようで客は私だけで、目の前で野菜とお肉を
焼いてくださりながら、いろいろお話しを聞くことができた。

とてもユニークなオーナーシェフで、ご出身は横浜のかたなのに、十年ほど前にお仲間と北海道に渡り、
牧場を始めて純血サフォークを造りだしたのだという。
日本ではあまりにも一方的に羊肉は輸入物のジンギスカンで、そうではない旨い羊を育てたかったのだそう。

原産がイギリスのサフォーク州の羊で、顔と足が黒く胴長で角が無い在来種のノーフォーク・ホーン種と
きめの細かい柔らかさと多汁で優しい風味の肉質のサウスダウン種を交配して作られ
た大型の肉用種なのだそう。
豊かな自然に恵まれた北海道の由仁町の静かな山間部で飼われていて、今は常時四百頭くらいいるという。

放牧地は化学肥料を一切使わず、牧草と自家配合飼料での飼養で、
水はきれいな川までくみに行っているのだそう。
マトンからミルクラムまで、土や草,環境にいたるまで、それにわせた環境に徹底的にこだわって
一頭一頭大切に育て、常に羊たちにストレスの少ない健康な状態に保っている。
食の安心安全を確保するためには、安全遺伝子を確保して投薬を最小にし休薬期間を延長もする。
トレサビリティーもしっかりしている。

“それを何人でなさっているのですか?”思わずたずねてしまった。
数人でたずさわっていて、常時獣医さんも一人いるとか。

塩とレモンでいただくタンからはじまって、外モモ、内モモ、カタ、レバーなど希少部位が続き、
最後は自家製のソーセージとベーコンで〆、、、、

a0031363_2204871.jpg(こんなに可愛いタン!)
(それぞれの部位が作家もののようはガラスの器にのってくるのもステキ!)
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と思ったら、最後はイクラ丼! 体にいいわけはありません。

会員制なので、ワインは十数種類しかなくどれもこれも高価?
グラスワインが三種類あったので、その中の一つをいただいたのが、味はボルドーの左岸タイプて、
なかなか美味しかった。

食もワインもとても良心的な値段で、
“え〜〜?銀座ですよ、このお味ですよ!とビックリ!

会員制なので、銀座の女性が真夜中にくることもないようで、時々行ってみたいと思うが、
会員でないのが残念〜〜。

 書道鑑賞と初めての国産純血サフォークで、食後はガクンと疲れて、ようやくタクシー乗り場まで歩いて
家路に着きました。(銀座は夜になると流しのタクシーを拾うことはできないのです)

 Kさん、ありがとうございました。

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by pretty-bacchus | 2016-10-09 23:58 | ♥Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(2)
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Commented by nanahan at 2016-10-12 15:25 x
良い食事は身体に宜しいね~~最初の「枯れた彼岸花に空き缶一つ~~」は
良い写真ですね「現代の感情」がでていますね
Commented by pretty-bacchus at 2016-10-14 16:52
nanahanさん、、ありがとうございます。
灰皿の空き缶なのですが、なんとも、、、、。

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