写真家相原正明さんの「FUJIFILM X-T2」スペシャルトークショー
平成二十八年十月一日 2016年10月1日 土曜日 曇り

 <神無月> なんて素敵な呼び名だろう、、、って毎年思っているが、
その年ごとに歳を重ねて年老いてしまうのだ。
カンナヅキとは、今年もあと三ヶ月というカナシイ月なのかもしれない。

 体調を回復できないままに、必死でタクシーに乗った。
道にまよって十二時すこしまえにようやく外神田のアーツ千代田コミュニティスペースに着いた。

 写真家相原正明さんの「FUJIFILM X-T2」スペシャルトークショー。
MyFUJIFILM五周年記念企画!という。

 物欲はもうとっくに捨てているはずだし、少しでも重いカメラはもう持って歩けないと思っているのに、
フジから出たばかりのX-T2には興味津々。
相原さんのブログで、数ヶ月前からこのカメラを使っての海外ロケとか、消音シャッターを使っての
落語家の写真をみるにつけ、ますます欲しくなってきている。

 彼の自然界の写真を撮る姿勢や、オーストラリアの原野を何時間もあぶない道を走っての
海外ロケはもちろんのこと、彼の厳しいプロ魂は見事なもので感服している。

写真家・相原正明のつれづれフォトブログ
http://aiharap.exblog.jp
相原正明のブログ
aiharap.exblog.jp

 会場には抽選で当選した七十人がびっしりと着席していた。
(聞くところによるろ北海道からの方もいらしたよう)
時間ぴったりにフジの方が相原さんを紹介して、あのにこやかな相原正明さんが登場!
もう何年も前に六本木のフジサロンがオープンした頃に彼の講習を聞いたことがあった。
それ以来彼のファンになっていて、彼のブログは毎日拝見している。

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(五分前の会場)

 熊野のお仕事から昨夜遅く帰られて、そのバックのまま今朝早くに会場いりなさったとのことで、
まずバックの中をご披露してくださった。
なんとカメラは二台だけ! そしてレンズを数えながら一本一本だしてみせてくださり、
テレコンバーターなども含めると十もあって、重いしょうね〜〜〜!

 一時間という短い間に、五年前からのXシリーズの開発にかかわっていらした内緒話も交えて、
この機種への彼の思いをお話しになられた。
“フジの工場がある大宮の裏の林にはボクの恨み人形が二十体くらいあるかもしれません”という、
その言葉の裏にはきっと厳しい意見を何十回もつきつけたのだろうと思われる。

http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1090.html
プレスリリーズ
プレスリリーズによると、
「Xシリーズ」の最高峰の「FUJIFILM X-T2」は、最高画質を実現し高速レスポンス&高精度AF性能で、
決定的なシーンを逃さない動体撮影性能を発揮し、富士フイルムが八十年以上蓄積した
色再現技術と独自開発2430万画素センサーのミラーレスデジタルカメラの決定版!

 寒冷地熱帯地域、空の上からと何人ものプロカメラマンがプロトタイプで試写を重ね、
相原さんのそのお一人で、今回の新機種のジョイスティックはとてもなめらかとか実際操作した感想は、
観客?惹きつける。
 
 この新しい機種でお撮りになった、主にオーストラリアのアウトバックで撮った自然や
石の平原などの作品を、PCを操作しながら熱っぽく語ってくださった。
それはプロトタイプで現行より性能がさがるものだったというし、ほとんどがは撮ってだしだそうで、
本当に素晴らしい!
(彼はフォトショップが使えないと思っている人がいるそうだが、彼は十数年前のアドビの
プロ十数人の特別キャンプに招待されているのだ)

 風景写真は、今や二十四時間のものとなり、夜の撮影に、この機種はいかにすぐれているか!
フォワイトバランスの設定のノウハウ、雲もきれいに写る十一夜のテクニックなどなども。
アクロストーン、グレイン・エフェクトなど、フィルム時代にポジフィルムを楽しんだ者には
魅力的なモードの説明も、、、、。
 
 わたしは、フィルム時代には主にプロヴィアを主につかっていて、ヴェルヴィアはほんのたまにだったが、
この機種に搭載されているアスティアモードでのしっとり感、そしてドラマティックな感じにするときの
設定のテクニック!(これはブログには書いていらっしゃらなかった!)
今使っているX-T1にもあるがどんな時に使うのかわからなかったネガカラーモードには目から鱗。

そして一年前からヴァージョンアップした電子消音モードでのテクニック。
舞台ではなんと手持ちでISO6400~8000、薪能は800〜1200とノウハウを惜しげもなく披露。
彼はこのモードで落語家の桂花團治師匠を撮ってらっしゃり、舞台はもとより楽屋での師匠の人間味も
写しとっている。

 操作とかだけではなく、彼の写真に対する姿勢も熱く語られていた。
正確な色はその人の心の中にある。
その記憶色をいかに撮るかはこのカメラのフィルムシュミレーションをいかに操るかのようだ。

以下彼のブログから、
写真を撮るのにテクニックはさほど必要ない。大事なことは光と語り合えることが出来るか。
光を呼ぶことが出来るか出来ないかただそれだけ。テクニックに頼る写真はいつか飽きられる。

心の中に見えた色と光をどのように、写真プリントというアウトプットに持って行くのか、
それがXシリーズの流れだと思います。これからも皆様が楽しくなる写真、心に残る写真を目指し
より精進していきたいと思います。


http://aiharap.exblog.jp/26153591/
アウトバックの光
アウトバックの夕暮、毎日日没前後の1時間はものすごいドラマチック。
カメラもポテンシャルが必要だが、撮り手もその1時間にいかにコンセントレーションするかと
モチベーションをUPするかがキーとなる。


 フジはすでに中判カメラGFX 50Sを発表したが、APSサイズのXT-2の性能を上げていく戦略に
打って出たのはすばらしい!
今はとうてい買えないが、次のパリ行きまでにはぜひ欲しいものだ。

 まだ熱があるようで、一時間堅い椅子に座っているのがやっとで、七十人の皆さんに配られた
彼のサイン入りのカタログをプリントをいただいて、挨拶もできずに退出しました。

(無理をして出かけてほんとうに良かった一日でした)

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(それでも出口で思い切って後ろを振り向いてカシャッ!)

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(X-T1のカタログの中の相原さんの写真には彼のサインが! 
(15sec,F2.8 ISO6400,XF16mmF1.4 R WR)とある。

写真をクリックすると星空がきれいにみえる!
(カーテンに入れて早朝のガラス越しに撮ったので左に白いハレーションがでています。
現物は相原さんのHPかブログでご覧ください)
#IMAGE|a0031363_715250.jpg|201610/05/63/|mid|704|482#]
 〜〜〜〜〜〜〜〜
 フジのカメラは前世紀のフィルム時代に中判のFUJI GA645ziと、パノラマが撮れる
FUJIFILM TX-1を使っていたが、デジタル時代になって一番最初に使ったのは、FUJI FinePix4700Z

http://keico.exblog.jp/15505582/
2012年6月5日 火曜日 曇り
初代のデジカメFUJI FinePix4700Zで撮ったイタリアの旅

http://keico.exblog.jp/5914771/
2007.07.25 火曜日のブログ
写真の整理で 旅の記憶を ひもといて
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 (ミラノ出発前に駆け込んで、修復が済んで二十数年ぶりに公開された最期の晩餐を鑑賞できた。
このデジカメではボケボケだったが、CONTAX G1+ホロゴン16mで撮った写真はきれいに撮れていて、
翌年の年賀状につかった)


 X-T1 は、<写真家・相原正明のつれづれフォトブログ>に影響を受けて、二年前の発売から
すぐに使っていてとても気に入っている。
右サイドバーの<タグ>の一番上に<Fujifilm X-T1 ( 378 )とある。
体調を崩して、これがすこし重くなってFujifilm X30にしているが、やはりX-T1 にはかなわない。
(Fujifilm X30の視野率100%の電子ビューファインダーはイイ!)

http://keico.exblog.jp/19510204/
2014年2月24日 月曜日 晴れ
久々にカメラ遍歴とフィルムの歴史を顧みて

↑このブログで相原さんからコメントをいただき、又なつかしいNK先生は、
Commented by k7003 at 2014-02-27 04:08 x
究極のカメラをゲットされたと思います。おめでとう。
巴里スケッチを心の底から期待していますよ、姉さん。(^^)/

 
http://keico.exblog.jp/21925199/
2015年12月11日 金曜日 雨のち曇り
Fujifilm X30 FUJINON4x28-112mmF2.0-2.8がやってきました

 ↑とうとうというか遅かりしというか、やっとFujifilm X-T1の代替え機を導入した。  
Fujifilm X30,FUJINON4x28-112mmF2.0-2.8 
このところはずっとFujifilm X-T1だけを使い、いまやなくてはならない存在になっている。
望遠ズーム付きのNikon D7100は、こうしてMacに向かって時々借景の木々や鳥を撮るときだけ。
Sony DSC-RX100M2はX-T1をもてないような夜の会とかで、SIGMA DP1 Merrillは年に数回ほど。

http://keico.exblog.jp/21221398/
2015年5月10日 日曜日 晴れ
相原正明さんの<世界遺産タスマニア4つの奇跡>と<明治神宮不思議の森>

http://keico.exblog.jp/20945466/
2015年2月27日 金曜日 晴れ
忙中閑あり、奈良原一高 写真展を観る」 

http://keico.exblog.jp/19510204/
2014年2月24日 月曜日 晴れ
久々にカメラ遍歴とフィルムの歴史を顧みて

http://keico.exblog.jp/10459121/
2010年4月20日 火曜日 曇りかしら
アイスランド火山爆発とアイパッドと

http://keico.exblog.jp/7166848/
2008年5月31日 土曜日 氷雨
アドビ&玄光社「デジタルフォト & デザインセミナー 2008」
by pretty-bacchus | 2016-10-01 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(4)
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Commented by rain_grace at 2016-10-05 22:00 x
行きたかったトークショー…会場の熱気が伝わって来ます!ありがとうございます!初めて写真展で相原さんにお会いした時はオーストラリアから帰国したばかりらしく日焼けした顔は、ギラギラしていて圧倒的なパワーを感じました。以来、大ファンなのです。
Commented by nanahan at 2016-10-06 14:20 x
近頃は有名な良い写真かもみなメーカーの「生きて動く説明書」に成り下がっていて
写真家としての誇りもプライドがありません。気の毒ですね
Commented by pretty-bacchus at 2016-10-07 02:00
rain_graceさん、彼は他の写真家にはない何か!があるように思います。
それにしてもこのカメラは欲しいですが、今年の秋は、Macを新調しなければならずに悩んでいます。

Commented by pretty-bacchus at 2016-10-07 02:02
ナナハンさん、たしかにそういう写真家が多いですね。
でも相原さんのフジとの関わりは、むしろ逆かもしれません?


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