<オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ>展を鑑賞
2016年8月27日 土曜日 曇りで小雨

 太陽がない朝は暗い。
Am4:51 ミンミンゼミがけたたましく鳴き始めたが、まもなく静かになった.

 日がとても短くなった。
午後五時にオーシンツクツクが一声。
 日の出入・月の出入 (東京)
  日の出 05時09分  : 日の入 18時16分
 
 もう夏も終わりなのだ、、、、と思ったとたんに思い出した。
サントリー美術館で行われている<オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ>展は、
たしか明日まで。
電話をしたら、今日は夜八時までとのことで、ともかく急いで支度をしてでかけた。

 ミッドタウンの富士フイルムスクエアーで写真展をさっとみて、隣のガレリアへ。
時間が遅かったので、待たずに入ることができた。

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(サントリー美術館の三階からエスカレーターを降りた正面に、ミッドタウンの庭の照明が見えた。
ソファーに座ってそれを鑑賞している人々の背中も景色になった、、、、カシャッ!)
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 サントリー美術館の展覧会情報(下記に)にあるように、<その源となった5つの柱から捉え直し
頂点を探る試みです>という試みは魅力的であったが、その内容はエミール・ガレの全容のほんの何百分の
いや何千分の一にすぎないであろう。
二十年程までに、サントリー美術館がまだ赤坂見附にあったときのエミール・ガレ展のほうが
ガラス作品に関してはバランスがよかったような気がするが、今回はアーティスティックの作品何点かと、
重要なデッサン類と陶器が秀逸だったように思われる。

以下、サントリー美術館の展覧会情報から、
オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ
2016年6月29日(水)~8月28日(日)
※各作品の出品期間は、出品作品リスト(PDF)をご参照ください。

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパ都市部を中心に沸き起こったアール・ヌーヴォー
[新しい芸術]。絵画や彫刻、建築に限らず、生活の隅々にまで良質な芸術性を求めたこの様式は、
幅広いジャンルの美術工芸品を発展させ、人々の暮らしを豊かに彩りました。
こうしたなか、フランス東部ロレーヌ地方の古都ナンシーで、ガラス、陶器、家具において、
独自の表現世界を展開したのが、エミール・ガレ(1846-1904)です。

詩的で、幻想的、そして象徴的なガレの作品は、器であり、テーブルであり、形こそ用途を保ちながら、
それに留まらない強いメッセージを放っています。見る者の内に深く染みわたり、心震わす彼の芸術性は、
愛国心や異国への憧憬、また幼い頃から親しんだ植物学

や生物学、文学などへの深い造詣に裏付けられています。
本展は彼の創造性を、その源となった5つの柱から捉え直し、頂点を探る試みです。
国内有数を誇るサントリー美術館のガレ・コレクションから選りすぐりのおよそ100件が
一堂に会するとともに、国内の未発表作品約20件を公開することとなりました。
またオルセー美術館の特別協力により、日本初出品となるガラス器や、彼の鋭い洞察力と制作過程を示す
重要なデッサン類約40件をご覧いただける機会です。詩情豊かな光と影、
ガレ・ワールドの醍醐味をお楽しみください。




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 アール・ヌーヴォー、特にエミール・ガレとドームの魅力に惹かれたのは、
初めてのパリへの旅の1965年であった。
そして最初に求めたのは鶴首の花入れ。それは母の茶会で斬新に使ってくれた。

もう半世紀にもなるのだ。それ自体がもうはかないアンティックの感じ!
そして前世紀のパリのアパルトマンでは、友人のおかげで、その魅力にドップリと浸かっていた時期があった。
懐かしい思い出が一杯。
そういえば、このブログ内で、それらの事を二十数年前の原稿と雑誌のことを書いたことがあった。
http://keico.exblog.jp/11997177
2011年1月25日 火曜日 晴れたりうす曇り
酒 の 楽 し み  〜 アール・ヌーヴォーの酒器 〜
(久田宗匠の思い出ととともに)

 目の前を通り過ぎていった美しい作品達。
わたしの手のぬくもりと頬のあたたかさと口づけがのこっているかもしれない逸品達。
そっと後ろの板に遺した爪痕のある家具達は今はどんな方のもとで脈々と生きているのだろうか! 嗚呼!


http://keico.exblog.jp/23163779/
2016年8月27日 土曜日
前世紀のパリのアパルトマンのアール・ヌーヴォーの家具

(以下、銀塩をデジタル化したもの)

#IMAGE|a0031363_2214493.jpg|201608/29/63/|left|460|684#](エントランスと傘立て、時計)

a0031363_2222722.jpg(廊下から内部を)

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(リビングルーム)
#IMAGE|a0031363_2204440.jpg|201608/29/63/|right|513|684#]

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#IMAGE|a0031363_2231524.jpg|201608/29/63/|mid|704|528#]
(第二部屋の      )

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(寝室一)

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by pretty-bacchus | 2016-08-27 23:59 | ♠Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(2)
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Commented by nanaahn at 2016-08-29 07:20 x
アールヌーボーの酒器の日記を拝読しました
すばらしいご両親あっての人間の大きさだと判りました
良い環境が、良い人を生み出しますね。
Commented by pretty-bacchus at 2016-09-01 02:19
ナナハンさん、こんばんは。
これらの手記で、お茶事をたのしませていただいた久田宗匠の五人の会でした。

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