迎賓館赤坂離宮を参観させていただきました
2016年2月20日 土曜日 雲り後あめ

 迎賓館赤坂離宮参観

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2016年2月18日 木曜日 晴れ 御所
伝説の霊鳥グリフォンの噴水で夕陽を拝して

 昨日の最終日の迎賓館赤坂離宮の一般公開の入場券をいただいた。
例年夏の一般公開の前に、今年は二月に数日の一般公開が行われたのだ。

半径二キロ以内の散歩コースに入っているので、年に何回かは徘徊?している界隈だが、
迎賓館の中には入れない。

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2015年10月25日 日曜日 晴れ 十三夜
日没前に迎賓館あたりを一歩き。素敵なお嬢様達にあいました。

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2014年3月8日 土曜日 晴れのち曇り
日没前に御所の回りをお散歩

 三時からの入場券なので、ぴったりに指定の西門についた。
出てくる方と入れ違うように、多くの人が中に進んでいく。

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 正面の宮殿を左にみて、大きな数本のクスノキの道を進む。
テントの中で空港にように金属探知機による検査と手荷物検査で、人間のほうはそのま何の検査もなく、
身分証明書の提示もなく名前を書くこともなくすすんだ。
(これで良いのだろうか、、、となんだか不安)

 右に鮫が縁門への道をみながら更に進むと遠方に噴水がみえてくる。
館内は撮影禁止で五時までと予告をされているので、陽のある内にお庭を散策することにした。

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(大きな楠の前でセルフポートレート

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(珍しい松、影が長くなってきた、、、)
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(パリのメトロの入り口のようだ、、、)

 迎賓館の建物は、ヴェルサイユ宮殿やバッキンガム宮殿のようなネオバロック様式の西洋風宮殿建築で、
日本における唯一のもので、数年前に国宝にしていされている。
迎賓館赤坂離宮は、ネオ・バロック様式の壮麗な洋風建築で、緑青の屋根、花崗岩の白い外壁、
各種の装飾類などが調和のとれた美しさを醸し出している。

晩餐会の招待客が国賓・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式やインタビュー等にも使用されてたり
外国賓客の接遇に用いられている。

 迎賓館と東宮御所のある敷地一帯を赤坂御用地といい、江戸時代には紀州徳川家の下屋敷
(紀州藩赤坂藩邸)が明治時代になって皇室に献上されたもの。
今の迎賓館の建物は、明治四十二年(1909)東宮御所として宮廷建築家の片山東熊
(ジョサイア・コンドルの最初の弟子)の設計により赤坂御用地内の35,500坪に建てられたのだそうだ。
地上二階地下一階、花崗岩でおおわれていて、関東大震災にも耐えたのだそう。

しかしネオ・バロック様式の外観があまりにも華美で住居としての使い勝手が悪いので、
御所として稀にしか使用されず、離宮として扱われることになったのだと。
戦後、我が国の国際社会への復帰に伴い、海外からの賓客をお迎えし接遇することを目的として改修を行い、
昭和49年に国の迎賓施設として生まれ変わり、平成26年で設立四十周年。

 御用地内には現在、皇太子の東宮御所、秋篠宮邸、三笠宮邸、仁親王邸、高円宮
邸がある。
御用地の中央には池を中心とした回遊式庭園があり赤坂御苑と呼ばれ、昭和三十八年以来、
園遊会がおこなわれている。
御苑内には142本の黒松を含む多くの植物があり、180種類の二万本の樹木があるという。

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9742.html

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 四時少し前に館の中に入った。
すぐに二階に二十八段の螺旋階段を昇って二階へ。
左手にまず、<彩鸞の間>
左右の大きな鏡の上と、ねずみ色の大理石で作られた暖炉の両脇に、「鸞」と呼ばれる
架空の鳥をデザインした金色の浮き彫りがあることに由来する。

三百Hのこの間では、表敬訪問のために訪れた来客が最初に案内される控えの間として使用されたり、
晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのインタビュー等に
使用されているという。
桜材の机の上には、お皿のセットが飾られていた。
国賓に用いられる主皿の三枚の絵はりんご、洋梨、みかん、ルームサービスのティーカップは月桂樹、
来客用は月桂樹とオリーヴと、おそらくフランスのリモージュの感じ。

<花鳥の間>(饗宴の間)
ここの三十六枚の天井絵や、欄間に張られたゴブラン織風綴織、壁面に飾られた楕円形の花鳥の七宝が見事。
濤川惣助作の『七宝花鳥図三十額』。
アンリーに西洋式の部屋で、ここで晩餐会も開かれると言うが、そんなに大きくは感じられなかった。

 中央階段と二階ホールの見事な大理石の柱に圧倒される。
入口正面に飾られている大油絵は、小磯良平画伯の作品で、左側は「絵画」、右側は「音楽」。
ここで来訪した賓客を天皇皇后両陛下が迎えるのだそう。

<朝日の間>へ導かれて、四頭のお馬車にひかれた朝日を背にして女神の天井画が。
室内の周囲には、
十六本のノルウエー産大理石の円柱が配置され、壁には京都西陣の金華山織の美術織物が張られ、
床には紫色を基調とした桜花を織り出した緞通が敷かれている。
この部屋は、国・公賓用のサロンとして使われ、ここで表敬訪問や首脳会談などの行事が行われているという。
(これらの説明は各部屋のスピーカーから流れている)

 次に<羽衣の間>。謡曲の「羽衣」の景趣を描いた曲面画法による大壁画があることに由来する。
迎賓館で最も大きいという三基のシャンデリアと目を見張るような部屋を巡った。
正面の中二階にはオーケストラ・ボックスが設えてあるのは、羽衣の間が舞踏会場として
設計されたからであるという。またこの部屋は、雨天の際に歓迎行事を行い、晩餐会の招待客に
食前酒や食後酒を供するところでもあるという。

 どの部屋もヴェルサイユ宮殿の小型という感じであったが、西洋建築の中にも和風の美の諸々が
随所に使われて見事なハーモニーを醸し出いていた。

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9742.html
(この政府インターネットで詳しく観ることができます)

 しばり廊下の椅子で中庭の移り変わる夕陽の影をみながらすごし、三十段の螺旋階段を降りて
もときた入り口へ。
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(pm4:51)


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 青空には雲が浮き始めて、月が出て、庭は今にも暮れゆく寸前。
砂利道を歩いて噴水の手前までいくことができてヒトヒの終わり。

 迎賓館には二つの庭園があり、こちらは南側。噴水はこの南側の主庭にある。その大きさに驚嘆。
花びらのような形をした噴水池の中に、皿を伴った、西洋庭園風の噴水が二段重ねで中央に置かれている。
この中央噴水を囲んで、伝説の生物グリフォンの像が四体置かれ、口から水を噴出している。
このグリフォンが乗っている台座の側面には、口から水を流すライオンの八つの顔が取り付けられており、
グリフォンに挟まれるように亀の像も鉢体置かれている。
(飛び跳ねるシャチもいるというがわからなかった)

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 夕陽が松林の間だから段々と沈みゆき、噴水の水が空を映して蒼く光り一日が終わりを告げていきました。
噴水の向こうまで歩くと迎賓館をバックに見事な景色となるのでしょうが、時間がなく残念無念。

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(帰り際にみつけた可愛いアガパンサスに被せられた藁の)

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(なんと驚いたことに、出口前でごうごうと車の音。赤坂御所の真下には首都高速四号線が横断しているのだ!)

a0031363_2374771.jpg(西門を午後五時にでる)

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(上の政府インターネットテレビをキャプチャーして)


 西門を出て、北側の正面玄関にまわって夕陽とお別れした。

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 三時半から五時までの一時間半を、迎賓館という日欧文化の粋を満喫し、初めての庭園で心豊かに
過ごすことが出来た。
夕陽に輝く噴水を廻りきることだ出来ずに後ろ髪を引かれながら退場した。

 半径二キロ以内の私の散歩道の一角にこのような空間が存在していることがお伽の国にいるようだった。
十数年前の園遊会で赤坂御苑のお庭から遙か遠くにかいま見られた迎賓館の中を堪能したことに
深い感謝の一日でありました。

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(入場券は二枚いただいたが、急だったので、私しかいかれませんでしたので記念に持ち帰りました)



by pretty-bacchus | 2016-02-20 23:59 | ♠Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback | Comments(6)
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Commented by kurabusobae at 2016-02-22 10:08
なかなか拝見できない場所で何よりの機会でしたね。天候に恵まれ誠に結構でした!!!。
Commented at 2016-02-23 00:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 婆美以 at 2016-02-23 01:10 x
良い機会を得られましたね!こちらでお相伴で拝見もとても嬉しいです。
えっ、高速が\(◎o◎)/!早速地図を~。本当ですね、建物には架ってなさそうですが。
Commented by pretty-bacchus at 2016-02-23 03:08
ななはんさん、西洋建築の中に素晴らしい日本美が輝いているのです。
また訪れてみたいです。

Commented by pretty-bacchus at 2016-02-23 03:08
鍵コメントさま、ありがとうございます。

Commented by pretty-bacchus at 2016-02-23 03:10
婆美以さん、さっそくに地図ですか? 実は私も家へ帰ってすぐに見て驚きました。
地盤沈下とかおきないのでしょうかね〜〜?

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