加齢黄斑変性&ロービジョンという視覚障害
2016年1月28日 木曜日 晴れ

 温かいとは言えやはり大寒の一日。
借景のシデの木に大きな鳥が二羽やってきたような、、、。
望遠をかまえたらあら、、、一羽だけ?
Mac上で現像してビックリ〜〜〜二羽が重なっているような。。。?この寒空に愛の営み? 
まさかですよね、、、。

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(写真をクリックすると大きくなります)
(時々キョロキョロ、、、、)
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 新しいルーペがやっとついた。
ニコンのレンズで照明がついている。
雑誌の五段コラムの一段がちょうとよく入ってクリアーに読める。

新聞の細かい文字も久しぶりに楽しんだ。
日経新聞は電子版で読むから拡大できるが、他の新聞は一番小さいも活字が読みにくくなってから
一年ほどになる。

今までの丸い黒縁の虫眼鏡は黒色が目に入って視野を防ぐので好きではなかった。
アサクラメガネのヤマナカさんが私にあうルーペを探してくださったのだ。

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(外の緑が写っている、、、)

…少しでも、人にやさしいメガネを創ることを心がけることが、私の、私が勤める会社のスタンダード
なんです!!

という彼におんぶにだっこでメガネをお願いしているのだが、いままたこうしてルーペのことまで
相談してしまっている。
ありがたことだ。

 一年前から網膜専門の女医さんに毎月みていただいて経過をみているが、数ヶ月前から、
Macをみるのが不自由になってきた。
両目では全体を読めるのだが、左目だけでは、文字として認識できずにルーペを目に近くにもってくると
まあなんとか絵ではなく文字と見えるくらい。
 
 思えば三十代後半から随分と病院通いが続いている。
病院はすきではないし、定期的な検査というのも苦手なので、どうしようもな症状がでるまで
ずぼらを決め込んでしまう。
その上限界ぎりぎりまで突っ走ってしまうから、症状が出ていやおうなしに病院に行くときには、
緊急入院やら緊急手術なんてことも何回か経験している。
その度まな板の上の鯉となり、そして現代医学と先生方の腕に助けられている。

 その最たる事が2001年の二度の目の手術だろう。
2001年四月半ばからはイタリアのヴィネックスポの仕事を終えてパリに数日滞在していた。
友人のアパルトマンでノートルダムの朝焼けをみていた時に、ポツンとなにか音がした。外ではなくて
私の体の中だった。
すぐにはそれが何だかわからなかったが、それはきっと網膜に穴が空いたときの音だったとわかったのは、
帰国しての二週間後のゴールデンウィーク明けのT医大の眼科でであった。

2001年の五月七日。その場で緊急入院、緊急オペ。右目裂孔原性網膜剥離で失明の危機。
再手術の可能性有り。運動障害あり、今回成功しても問題はいろいろ残る。
失明の危険大への誓約書署名と、、、、あれよあれよと続いた時には、さすがに驚いたものだった。
そして硝子体のどろどろが脳の方までいく寸前に、ウルトラCの真夜中の手術でで救われたのだ。
網膜はシリコンで吊られてガスが入れられて、数日は頭の位置に丸い穴が空いた病院のベットでうつぶせにさせられて
うなっていたのだった。

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2005.8.11
失明の危機を脱した2001年の手術の思い出

直径2.5センチくらいの小さいチイサイ眼の手術は、想像を絶するモノでした。
医学の進歩はすごいですね!!。
網膜にあいた穴を塞ぐために液体窒素で凍らせる。
硝子体が網膜の後ろに流れてグジュグジュにはがれてしまった網膜を、少しずつ引き上げて縛っていく、、、
その圧力は全身麻酔ではなかったので手術中ずっと感じていた。
シリコンのつっかいを強膜の両方にかけ、シリコンの輪っかをかける。
これだけでも信じられないことなのに、最期は高圧ガスをいれて網膜全部がおちてこないようにする。

 これは加齢黄斑変性(AMD)で網膜の中心部= 黄斑部が、加齢や遺伝や喫煙や紫外線など様々な要因で、
この黄斑部の網膜のすぐ下や網膜の外側の 脈絡膜から新生血管と呼ばれる異常な血管ができ、
もろい新生血管が破れて出血したり、
新生血管の中の水分のもれなどを起こすために、ものを見ようとするときに中心がゆがんだり、
黒く見えたりして急激に視力が低下する病いだった。
欧米諸国では成人の失明原因の第一位を占める重篤な病で、日本でも食生活の欧米化や近年の高齢化に伴い
患者数が増加して、緑内障、糖尿病網膜症、網膜色素変性症に次いで、
成人の失明原因の第四位を占めているという。
(ガスが抜けるまでしばらくは飛行機に乗るのも禁止されて、それから数年フランスへの旅を控えて、
私の二十世紀の人脈が少しづつ変わっていったのだ)

 それがようやく良くなってきたその六ヶ月後の十一月には今度は左目で新生血管ができて混濁。
この時は数日の入院ですんだのだが、イワサキ教授にに失明の危機有りと言われていた。
 (眼の方はその後十数年なんとかもっていたが、2011年には別の病院で乳癌の手術と
血管平滑筋腫の手術をうけている)

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2001年11月17日土曜日 ハ晴れ
日記から目の手術の記録をブログに移行



 数年前からその左目の視力がどんどん落ちで、眼鏡を何度も変えていた。
二年前に一度眼科に行ったが、網膜のことではなく白内障の手術をすすめられていたのだが拒んでいた。
それがまたどんどん視力がなくなってきて、遠くのものが小さく細く見えてきた。
知人の眼科の女医さんのアドヴァイスで早いほうが良いと言うことで、
T先生にお願いして急遽<出頭>。

データと少しだけ目の中を見てくださって、結局白内障の手術を年が明けてからするように進められた。
“右も白濁がはじまってますから両眼一緒にしてしまいましょう、、、”
“でも先生、右はまだなんともありませんし、像が小さくなったり樹が細くみえるのは左だけなのですが、、、。
右目は2001年に大きな手術でシリコンで吊られてガスをいれられて、うつぶせて何日か寝ていたのですが”
“像のゆがみは治らないかもしれませんね、、、”
“え〜〜?”
歳をとれば100%白内障になるといわれているが、今回の現代医学ははたして今の私に必要なのだろうか?

しかし頑として両目一緒の白内障手術は拒絶して、左だけにした。
それから一年がたった頃から、左の目は画像が波打って丸い顔が細長くいびつに見え、
それがひどくなってきた。

一年前から網膜専門の女医さんに毎月みていただいて経過をみているが、数ヶ月前から、Macをみるのが不自由になってきた。
左目だけでは、文字として認識できずにルーペを目に近くにもってくるとまあなんとか絵ではなく
文字と見えるくらい。

先月(2015年12月)には、左はこれ以上良くならないでしょうから、
不自由になれていくしかないでしょうと宣告された。
右の目を大事になさってください、と。

病名は単に、加齢黄斑変性症
網膜のなかでもっとも重要な部分の中心となる黄斑は、視力に最も関わりが深く、
色を識別する
細胞のほとんどはこの部分にあり、この黄斑に異常が発生すると、視力に低下を来たりするのだという。
線がぼやける、欠けてみえる、ゆがんで見えるなどの違和感に注意、不安 、この黄斑が加齢に伴って
物が歪んで見えたり、中心部分が見えづらくなるような状態を加齢黄斑変性(AMD)というのだ。

今まで加齢黄斑変性症(AMD)は不治の病だったが、近年OCT(三次元眼底画像解析装置)の登場により、
加齢黄斑変性症のごく初期でも診断が出来るようになって、その検査を受けている。

抗VEGF抗体(抗血管新生薬)は、全身的な病気の有無(脳梗塞や脳出血など)の危険がともなうということで、
おそらく私の場合は、その注射がおこなわれていないのだろう。

 先々週の土曜日に、十数年前からお世話になっているアサクラメガネのヤマナカさんが
お時間を作って下さったので、相談にいった。
そして初めて、<ロービジョンケア>という眼科の研究のことを詳しくうかがった。
“ロービジョンケア? 老ヴィジョンですか?
“いえ、L,O,Wのローですよ、、、。

彼がロービジョンケアに係り出して三十年近くになり、大学病院やその学会でも研究を続けているという。
(ファイスブックで彼はそのつど書いているのだが、)
私はまだその域ではないのだといわれてしまったのだ。

眼科的に見た場合に、例えば両目共メガネを掛けても0.1しか見えないという
方がいたとします。
この視力では、新聞は読めません。
じゃ、諦める??そんなことはない!!!0.1の視力で読める環境を造ればいい!…
そんな発想がロービジョンケアです。

…ただし、そのためには距離を近くしたり拡大鏡が必要だったりします。
貴女の場合は、右目が充分見えるので、ロービジョンケアの対象じゃないですよ>という判断。

両目ともメガネを掛けても、新聞も役所からの手紙も見えない。銀行で振込用紙に自分の住所と名前が書けない。
そういったロービジョンの方が、日本に157万人いらっしゃると言われています。

でも、ロービジョンケアを行うことで、かなりの割合(80%くらい)の方は、
何らかの改善が図れると思っています。
デモでも多くの方は知らないんです、ロービジョンケアを!
医師や訓練士や行政の方も。だから患者さん自身も諦めている!!

・・・これって悲しい現状だと思いませんか?
日本には20年たたない学会ですが、ロービジョン学会があります。
視覚障害リハビリテーション協会という学会に近い団体もあります。

でも、まだ普及活動は充分と言えません。特に地方は!あと、東京近郊でも、ロービジョンケアを
普及させるためには、学会の講演だけではだめで、「伝授」が必要です。


そしてこんなこともフェイスブックに書いている。
中島みゆきの「糸」という歌がありますが、縦糸と横糸を組み合わせて布になる。
それで初めて
“ロービジョンケアが出来る布になる”っていう部分が結構多くあります。

ある意味、患者さんの思いが縦糸、私たちのケアが横糸、それで布になってケアできるというところも多いです。

・・・全国に私の講演を聞きたいという人(縦糸を持っている)がいらっしゃるのであれば、
私は横糸を張りに行きたい。
出来れば、「横糸を張れる人を養成しに行きたい!!」
そうすることで、少しでも多くの見づらさで困っている方を笑顔にできればと思っています

 
 彼の思いは熱い!
なんとすばらしいことだろう〜〜〜!

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(pm3:50には)

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(そして三十分後には、、、)

 日没に時間にカーテンが真っ赤に燃えて、やがて今日という日も終わってしまいました。
明日は雪になりそうとか、、、、大寒本番です。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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都内某病院の眼科に入院しました

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by pretty-bacchus | 2016-01-28 23:58 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(4)
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Commented by おばさま@北海道・大沼国定公園 at 2016-01-29 20:34 x
敬子さん

お互いに歳を取るとあちこちに不具合が出てきますね。
それをひとつひとつ調整しながらだましだましという感じで
歳を重ねていきます。
目の不具合もまことに不便ですね。
父母は両眼を白内障手術しましたので私も白内障を
気にしていて時々検査を受けています。
視力に問題があると肩こりもひどくなりお辛いでしょう。

素敵な写真をアップされ長文のブログをあげておられるので
目がご不自由とは存じませんでした。
どうぞお大事になさって下さい。
Commented by kurabusobae at 2016-01-30 08:41
お大事になさってください。愚生もそろそろ、悪くなってきました。
写真より、オートバイとクルマを自粛せねばなりません。
Commented by pretty-bacchus at 2016-01-31 23:16
おばさま@大沼国定公園さま、
ありがとうございます。
だんだんいろいろ不具合がでてきますね、、、。
謙虚に立ち向かっていかねばならないのでしょうね、、、

Commented by pretty-bacchus at 2016-01-31 23:17
ナナハンさん、ありがとうございます。
まだオートバイとクルマを駆使なさってらっしゃるって凄いですね!

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