初夢はイタリアン、思うは<暦>の不思議と旅ごころ
2016年1月3日 日曜日 晴れ

 寒々とした借景の木々も今日はふんわりと、、、。
なんでも桜が咲く頃の気温なのだそう。

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 初夢はなんとヤヘイさんの夢。
わけあってもう何年もご無沙汰しているイタリアンのオーナーシェフ。
カウンター六席、椅子席が十数席の小さいお店でオープン以来毎週うかがっていたし大好きな
イタリアンだったのだが。
明け方の夢は、その彼が大きな二階のお店のオーナーシェフでそこのカウンターで食事をいただいている。

この場所は前にも一度夢に見たことがあってなんだか前世のことかしら?
いつもイタリアワインが出てくるのに、今回はフランスワイン、それもシャトーバタイエ1991と
ヴィンテージまではっきり。メドック格付け第五級AOC Pauillacの赤。
ボルドーのワイナリーは個人的にも何度も訪れているし、エールフランスの機内誌
<BON VOYAGE>の取材でもいろいろ行っているが、このシャトーにはまだ訪ねたことがない。
あるネゴシアンがバタイエの流通を押さえていてボルドーの通常の流通経路に乗らないので、
あまり世の中に出てこない。
テイスティングしたことはあるが1991は記憶にない。
ボルドーが呼んでいるのかしら? うふふ、、、な初夢に乾杯〜〜〜!

 新しい年も三日目になってしまった。
お正月になるといつも思ってしまう。
暦って誰がつくったのだろう?
<365日>って誰が決めていつごろから現代のようになったのだろう?
小さい頃はなぜ、どうしてと祖父母や両親を困らせたようだ。

 前の年が終わって、世界中が新しい年を迎える。
各国の頭首は年頭の挨拶を自国のみならず、今や世界中にこれでもかと流す。
私たちも新しい年に祈りを込めて神社仏閣を訪れ頭を垂れて手を合わせる。

 誰も語れないような、何億年も前から陽は昇り陽は落ちて時を刻んでいき、春夏秋冬の季節を彩り、
やがてまた次の円周が始まっていく。

 宇宙の不思議さは何度聞いてもいくつになっても不思議な世界!
世界各地の遺跡には、冬至や夏至、春分や秋分と言った暦を作る上ではなく
重要な日を示す仕組みが残っている。
春分と秋分に昇る陽と落ちる陽の営みで龍が降りてくる絵がでてくるというメキシコの遺跡とか、
夏至冬至と言った特別な日の出の位置を示す石柱があるイギリス南西部のストーンヘッジとか、
砂漠の中に大きな岩山として残っている遺跡とか、この地球上には数知れない遺跡が残っていて、
いつかはその日その時にその場所に立ってみたいと想いながらも果たせずになってしまった。
(ストーンヘンジは紀元前2500~2000年頃に建造されたといわれるので、
すでに4000年前の人々は或る程度実用に耐える暦を作り得るだけの知識を持っていたわけだ)

 ネットで少し見てみたら、
日本に中国から暦が伝来したのは(西暦554年)で、古代から江戸時代初期までは、
各時代の中国暦(太陰太陽暦)が使われていたのだという。
中国暦や西洋暦などを参考にした日本人は1685年(江戸時代ですね)からは暦が作られ始め、
そして1873年(明治六年)に太陽暦であるグレゴリオ暦へ改暦され現在にいたっていて、
改暦以前のものを旧暦と呼ぶのだそう。

グレゴリオ暦の元となったユリウス暦が始まったのは紀元前46年。
そのグレゴリオ暦(Calendario gregoriano)は、1582年にローマ教皇グレゴリウス十三世が
ユリウス暦を改良して制定した暦法であるという。

 九年前にこんなブログを書いていた。

http://keico.exblog.jp/5770820/
夏至きたり 古の旅はるかなる
2007.06.22 金曜日 

 下の写真は、私の作品、というより旅の記録。
朝日新聞事業部の柳沢保雄氏のお供で二十年前に訪れた、シリアのパルミラ遺跡に沈む夕日だ。
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ゼノビア女王はパルミラの王妃、女王。
三世紀の実在の女王で、歴史家から「戦士なる美の女王」と謳われているという。
砂漠に栄えた商業都市で、パーム(ヤシ)の木が多い、太陽がギラギラ輝く不思議な都だった。
メリディアンホテルはここにもあって、仕事時代の想い出もある。
夏至の太陽は何億年も前から輝いているのだ、、、、
私の思いはせめて数十年、、、、、嗚呼!

でもこの遺跡もISの破壊で今は見る影もないのだろう、、、。
平和が一日も早く来ることを願って、、、、。

 なぜか切ない年の初めとなってしまった。
温かいお正月で、日当たりの良い部屋にいるとぽかぽか、、、外気温も春の陽気のよう、、、。
暦がなかったら、もう春だ〜〜とおもってしまうに違いない。

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(遠くに出てきた雲は雪山のようで、旅心を誘われる、、、、)

(以前の関連ブログ)
http://keico.exblog.jp/653487
シリア、ヨルダン、レバノンへの旧約聖書への旅 2004.07.14

http://keico.exblog.jp/3220372
旅の記録、幻のエピローグ 2006.02.23

http://keico.exblog.jp/5875888/
2007.7.16
新世界の七不思議
2006年10月に以下の21の候補地が発表された。




by pretty-bacchus | 2016-01-03 22:22 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(8)
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Commented by おばさま@北海道・大沼国定公園 at 2016-01-04 07:49 x
素敵な初夢!
そしてパルミラ遺跡の素晴らしい夕陽の写真
旅へ誘う予兆の夢です。
体調を整えてお出かけできますように・・・・。
Commented by 郁子 at 2016-01-04 13:42 x
遅ればせながら、新年おめでとうございます。一応賀状は差し上げましたが・・・
今年も幸先楽しいブログ。pbさんは初夢もいかにもそれらしきもので、ウ〜ンお見事!
最後の一枚、私もあれっ?って思いましたよ。雲が枝越しのお山に見えました。
なかなかオツなスナップ。疎林めいた枝にはもう芽が膨らみかけていますね。
お正月はよく晴れて穏やかでした。社会情勢もかくあれかしと念じずにはおられません。
パルミラというと、敬子さんのこのフォトが浮かび、
私だけの見果てぬ夢でなく、地上からもぎ取られた悲劇に胸が痛みます。
ともあれ、足音高く、且つ益々スピードを上げて駈け去ってゆく
時の駒の手綱をしっかり握り、振り落とされないように頑張りましょうね。
Commented by pretty-bacchus at 2016-01-04 15:14
おばさま@北海道さま、ありがとうございます。
去年は入院で旅をあきられましたので、今年はでかけたいと思っています。
テロがちょっと怖いので、旅先をあけなければならないでしょうね。

Commented by pretty-bacchus at 2016-01-04 15:20
郁子さま、新年おめでとうございます。
昨年中は、沢山のコメントをありがとうございました。
日々迷いながらのブログアップを、いろいろ励ましていただきとても感謝しています。

時の流れと止めたいとさえ思ってしまうさっこんですが、なんとか頑張ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

Commented by kurabusobae at 2016-01-05 08:12
パルミラもゆけなくなりましたね。ハマの大水車もどうなっているのだろうかと思いますね。
Commented by pretty-bacchus at 2016-01-06 05:01
ナナハンさん、ハマの大水車の街も悠々としてよかったですね。
 シリアはアラビアのロレンスの舞台となったアカバ・ワディラムをかわきりに、ペトラ、
十字軍の要塞ケラク、マケラス・メデバ、イエスキリストのネボ山、アンマン、ジェラッシ。
そしてレバノンレのバールベック。ヨルダンはダマスカス、ホムス、クラック・デ・シュバリエ、ラタキア、ウガリット王国の遺跡エブラ、
シメオン、アレッポ、ハマ、 ゼノビア女王を偲んでのパルミラと柳澤さんと十数人の方と廻ったのでした。
二度といかれない旅でした。感無量です。
せめて写真の整理をしなければいけませんね、、、、。

Commented by kurabusobae at 2016-01-06 05:17
良いなあ~愚生は日本赤軍(懐かしいでしょう)を追いかけて回りましたが、
そんなに多くの中東の都市を歩いていません。ミドルイーストエアに乗って回りました
トライデントとかカラベルが多かった思い出があります。ナナハン拝
Commented by pretty-bacchus at 2016-01-08 00:26
ナナハンさん、この旅では、各地の子供達のことを沢山撮っています。
その彼らが今はISとかになっているのかもしれないと思うとなんとも言えない気持ちです。

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