こんなふうにただ時が過ぎるのがとても怖い
2015年12月12日 土曜日 曇り

 早い、一週間たつのが早すぎる。
それになぜこんなに忙しいのか!

 朝、目が覚める、起きて歯を磨いて顔を洗う、
リヴィングに移って借景の鳥さんにおっはよう〜〜〜。
朝のメールをチェックしてから朝食ととる。

 昼に少し仕事のまねごと。三時のお茶をいただく、、、、。
夜になれば食事の支度をして夕食をすませる。
時には外に散歩の出て途中で食事。

 その日に撮った写真の整理をして、一日のことをウェブ日記のブログに書いて、
真夜中過ぎに最後のメールをみて寝室へ。
幸か不幸かベットルームまではWi-Fiが届かないからiPadはみない。
最近は目がますます悪くなったので、雑誌の小さい文字は見にくいからそれもしなくなった。
かくして朝までぐっすりとはいかないが、まあちゃんと寝る。

 これだけなら、さほど多忙にはならないはずなのに、どうしてこんなにも時間がないのだろう。
(時にはブログが数日書けないこともある)
しなければいけないことが多すぎるし、したいことが多すぎるのだ。

 友人からの依頼事はなるべくお受けするし一生懸命にお手伝いする。
波瀾万丈の人生だが、多くの友人知人に助けられて今の私たちがいるので、
歳をとったら順番だと思って頑張っている。

したいことだって沢山あるが、その何分の一もしていない。美術館にもお芝居にあまりいかれないし、、、、
旅にだって出られていない。
あ〜あそれなのに、、、、それなのに、忙しすぎる。
時間の配分が悪いのだろうろうか、、、。

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(am7:07 香油がわずかに残るシデの木に鳥は早朝にやってくる)

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(ビルの谷間をぬって南東の木々に陽が当たり始める、、、)

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 今日は上の弟の莞爾くんが亡くなった日。
去年の十二月十二日、私はパリにいた。
弟のニュースで、どこをどう通ったかわからない感じで会場にたどりつき、志村ふくみ・洋子の講演会
「しむらのいろ 日出ずる国の色の源泉を探る」を聴いた。
 どうやら私は二時間も<時空>を越えて彷徨ってしまったようで、彼岸に旅だってしまった弟と話をしながら
一緒に歩いていたようだ。

その日の詳細は箇条書きにしてあるのに、まだブログに書けていない。
アルスシムラの友人達も楽しみに待っていてくれるのだがごめんなさい。

 虫が知らせたというか、発つ十日前に、まだパリは決まっていなかったのに、
ユーカリが丘の病院へ母と下の弟と連れ合いでお見舞いに行っていた。
すっかり歳をとって、病で痩せてしまったのだろう。
“どこが悪いの〜〜?”と聞いたら、“あたま、、、”と、おどけたように頭をさしていたのに、、、。
病室にもどった彼としばらく話すことができた。
二人の子供は大学をでたばかり。
“二人ともイイコに育ったようでよかったですね、、、”

点滴がつけっぱなしで少し辛そうで、“点滴がね〜〜”、というのが彼と私の最後の言葉となった。

転院をしなければならなかったそうだが、その数日前だったという。
きっと次の病院は、終末医療とわかっていたのかもしれない。
兄弟の中で一番頭が良く、一番優しいと母はいつも言っていた。

 一回忌は先週にすんで母も落ちついている。
母にももっと会いたいのに、、、、。
困ったことだ、、、、。

こんなふうにただ時が過ぎるのがとても怖い、、、、とてもこわい、、、。

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(土手の桜の紅葉が落ちて、、、、)

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(夜中に白いパンジーがじっとこちらを見ていました)

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
http://keico.exblog.jp/20461394
平成26年11月29日(土)  雨
ユーカリが丘の病院へ弟のお見舞い

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http://keico.exblog.jp/20517282
2014年12月12日 金曜日 パリ 雨の暗い朝 その一
雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました。   

2014年12月12日(金)1 8時半~ 志村ふくみ氏、洋子氏による講演会
「しむらのいろ 日出ずる国の色の源泉を探る」
志村ふくみ・洋子講演会
<http://www.mcjp.fr/「色を紡ぐ/「色を紡>は、その二で〜〜〜〜〜〜

http://keico.exblog.jp/20525313
2014年12月13日 土曜日 雨 一日雨
「色を紡ぐ-しむらの着物」展in Paris ワークショップ

http://keico.exblog.jp/20528141
2014年12月14日(日) 霧の朝、巴里六日目 
ノートルダム大聖堂とリルケ、Xマスイリュミネーション


by pretty-bacchus | 2015-12-12 23:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(6)
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Commented by 婆美以 at 2015-12-14 23:45 x
いえいえkeikoさまは同年代の平均以上に動かれてらっしゃるように見えますよ(^O^)/
私など若い頃と比べどうもインターミッションまで長くなった気が~(^^ゞ

残された時間が少なくなると時の流れが速く感じられるのだとTVで賢者らしき方がおっしゃっていました。ナルホドねと思いつつ、この状況私も素直に受け入れがたいんです(;_;)/~~~
『あなたなんてまだ若いわよ』と言ってくれる親を見れば、、我々は確かにまだ若いですね。
時に嘆きつ、又張きりつ、でしょうか??(^^♪
軽いカメラでこそ、の”ここぞショット”、UP楽しみです
Commented by 郁子 at 2015-12-15 16:38 x
pretty bacchusよ、君嘆くことなかれ、ワインにフォトにブログにお世話ごとetc・・・
私から見て、敬子さんは大活躍です。
私など今は、日記なんて寝る前に簡潔に書くだけ。
このようなブログはいわば「作品」で、時間と労力は並ではないのです。

窓の外はすっかり冬景色になりましたね。
「さて冬枯れのけしきこそ秋にはをさをさ劣るまじけれ」
と喝破したかの兼好法師に、私は共感を禁じえません。
空気が澄んで、裸木の枝の美しさに見とれます。
今日のフォト、窓越しのショットもさることながら、最後の2枚に感じ入りました。
何れも心の深淵を語っていて、私の心に響きました。
    
     石の舗道落葉と語るわが人生

     真夜中や白きパンジー我を見る
    

Commented by pretty-bacchus at 2015-12-16 05:45
婆美以さん、ありがとうございます。
そうですね、お母上様からみたらまだまだ私たちは若いのですね。
もう少し頑張らなければいけないのですね。

Commented by pretty-bacchus at 2015-12-16 05:56
郁子さま〜〜〜。ありがとうございます。
さすがねすね〜〜〜ここで兼好法師がでてくろとは!
木の葉が落ちてきりりとした朝の空気がこんなふうに撮れるとは、カメラもすごい時代になりましたね。

 そしてまた、この歩道の桜の照葉と夜のパンジーに、私と心境を共にしてくださり、
すてきな句をいただきありがとうございました。

    石の舗道落葉と語るわが人生 >>> 春の花にも勝る紅色

Commented by kurabusobae at 2015-12-16 09:09
子曰く、君子は坦(たいら)かに蕩々たり。
小人は、長(とこ)しえに戚戚たり。
             (論語 述而)
Commented by pretty-bacchus at 2015-12-16 18:53
kurabusobae さん、はい、自然体で平らかに暮らすよう心いたします、、、。

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