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今年最後のシャトー・ドゥ・ピゼイの樽割は妙高高原にて
2015年11月30日 月曜日 晴れ

 昨夕からの二十四時間はなんと芳醇な時だったろうか!
昨日は、東京>上野>大宮>高崎>長野とあっというまに過ぎて上越妙高着15:44予定。
迎えの車で妙高のおかやま館着。

 妙高の透き通るような溫泉に使って一休み。
六時半からはSさん主催の<シャトー・ドゥ・ピゼイのボージョレヌーヴォーの樽割の夕べ>に出席。
二十数人のお客様と京都先斗町から四人の芸子さんという華やかさ。
九十二歳の御大が、江戸から続いた貿易会社の全てを閉めて、飛ぶ鳥跡を濁さずと、
ここ妙高に引退なさってから十五年がたつ。
美しい自然と美味しい空気と溫泉で見事に最晩年を満喫なさっており、その美的生活はいっこうに衰えていない。
今夜のお客様はこちらに引っ越されてからのご友人とお医者様達。

 パリで始めてこの御大にお目にかかってから四十五年がたつ。私がまだ二十代の頃だった。
ご一緒のテーブルにつかせていただき、なつかしき思い出などにも浸りながら、和気あいあいと
初冬の一時が流れていき、、、、幸せ!
“若くて細くて可愛かったですよね〜〜”と自画自賛のわたしに、
“よう、肥えたね〜〜〜” といつもの憎まれ口はお若い時のまま、、、、。

サンモトヤマの茂登山長市郎さんとともに、戦後の日本に西洋美術やヨーロッパ文化の美しい物を
日本に沢山ご紹介なさった方! (マイセンやアビランドの陶器も、ドミニックフランスのネクタイも)
苦労をしながらも粋に優雅に人生を過ごすことの大切さを教えて下さった方であり、二十歳以上も
歳の違いがあって父親のような方なのに、少しだけ年上の友人と思ってしまう不思議な方なのだ。

 
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(おややまさんのご挨拶から始まった)

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(シャトー・ドゥ・ピゼイを日本に紹介してからの三十五年の歴史がこの樽の中にこめられているようだ)

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(めずらしく御大も入っての記念写真!)>>>でもこれは非公開で<<<公開にしました。160907



 ぐっすりと休んで教会の鐘の音で目が覚めた。午前六時霧の朝に遠くの日の出の感じ。
霧の朝が明けてやがて青い空。
ゆっくりとした朝ご飯をいただいて、午後一にわざわざ四十分も車で走って上越市のフレンチでお昼!

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(雨がようやくあがったようだ、、、)

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(朝もやの中に陽光が差し込み始めた、、今年最後のシャトー・ドゥ・ピゼイの樽割は妙高高原にて_a0031363_49829.jpg


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(おかやま館の一階で朝ご飯をいただきながら、雪をかぶった妙高山を)

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(今日の月の入りは 09時58分 だから、月の入り一時間前ごろに)

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(小一時間後に高い吹き抜けのある素敵な、レストランに着いて、、、、)
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(京都の先斗町の舞子<もみ福>ちゃん。来年二月に芸子さんになるという)

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 フジイさんに新幹線の駅まで送っていただいて、夜の北陸新幹線で帰京。
帰りは小さい駅にも止まりながら二時間以上もかかってしまいました。
一泊とは思えぬ長い〜〜〜旅でした。
ありがとうございました。

  〜〜〜〜〜
http://keico.exblog.jp/8920246/
2009年9月4日 金曜日 晴れ後曇り、夜半に少し小雨
大正生まれの男性二人に魅了されて


by pretty-bacchus | 2015-11-30 23:59 | ♢Journey inJapan国内旅の記録 | Comments(2)
Commented by kurabusobae at 2015-12-02 12:00
すばらしい旅でしたね。ワインも絶品でさぞ楽しかったと存じます
さて、愚生(nanahan)がなぜかこの管理者のおかげで
kurabusobaeになっています。ことしの3月までそばえという
写真クラブをやっていたので、そのHPのログインが、張り付いているのでしょう。
kurabusobaeはnanahanであります。
Commented by pretty-bacchus at 2015-12-02 16:21
ナナハンさん、はい気がついていましたよ!
桜、柳、菜の花の富士山はすてきですね。

ログインしたほうがコメントははやいですし、、、このままナナハンさんのエクスブログになさってください。
プロフィールなども変更できますので、、、、。

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