<福岡伸一のフェルメール 光の王国展 2015>を観る
2015年3月10日 火曜日 曇り 

 予定されていたように「Apple Special Event」でiWatch=Apple Watchが発売された。
なんとお昼のニュースでも報道されていた。
4月24日発売で、価格はApple Watch SPORTの42,800円から十八金のApple Watch EDITIONの
200万円超モデルまでと! 春の高嶺の花がまた開いた!
The newMacBookのゴールドも魅力的。 悩ましい春となりましたね〜〜〜。

 昨日の<福岡伸一のフェルメール 光の王国展 2015>。
どんな絵画もそうだが、特にフェルメールは、こむずかしい説明や理論的な考察などはなにも聞かずに
鑑賞するのが一番良いと思っていたので、この展覧会行きははずしていた。

 友人から最後のご案内が届いて、
<フェルメールの「Re-create」(再創造)でご覧いただけます。
フェルメール作と認識されている全三十七作品を、フェルメールが描いた当時の色彩を求め原寸大で
鮮やかに再現しています。
友人が関係していますのでぜひお出かけくださったら嬉しいです>

 明日までとのことで藤原さんとの遅い昼食のあと出かけてみた。
かねて言われているように、フェルメールの作品は、カメラ・オブスクーラの曇りガラスの上に
揺らめくように映し出された画像を凝視して描かれたのだと!

そのカメラ・オブスクーラを感じる空間を再現してみせてくれるのかと少し期待していたが、
展覧会は、フェルメールの全生涯に描いた全作品といわれる三十七点の<リ・クリエイト 再創造>を
「模索のとき」「発見のとき」「真珠のとき」「宇宙のとき」の四つのテーマで時代順に
展示していただけだった。
数点が、アプリをダウンロードしたスマートフォンを通して、消失点とかの仮定詳細をみることが
できたようだが、スマートフォンを持参していなかったので少し残念。

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(エントランスから)

(壁に<撮影 OK >と何カ所かに書かれていた)

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 〜〜〜〜〜〜 クリックすると大きくなって、年譜を読むことができます 〜〜〜〜

 ただ、制作年月日の順で展示されていたので、今まで個々に鑑賞していた<わたしのフェルメール>の
ちょっとした整理ができたような気がする。
フェルメールは昔々にパリのルーヴル美術館での一点<レースを編む女>が初めてあったが、
1996年のマウリッツハイス王立美術館でのフェルメール特別展で、
世界のフェルメール作品の三十六の内の二十三作品が一同に集まっての展覧会で特別鑑賞でしたのだった
(当時は三十六点と言われていた)

「窓辺で水差しを持つ女」「レースを編む女」「天文学者」「ダイアナとニンフたち」
「聖女プラクセデス」
「マリアとマルタの家のキリスト」「二人の紳士と女」「手紙を読む青衣の女」「小路」「天秤を持つ女」
「ヴァージナルの前に立つ女」「ヴァージナルの前に座る女」そして「牛乳を注ぐ女」
「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」などを鑑賞することができた。

http://keico.exblog.jp/20130708/
2014年8月22日 金曜日 晴れ  ( <<< click,please)
マウリッツハイス王立美術館での“一九九六年四月ハーグ”のフェルメール特別展
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(April 1996 美術館はまだ深閑としていた)
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 〜〜〜〜
 今回はあまり大きくない会場だったので、まず最初から最後までを歩き鑑賞し、さらに最初に戻って
特に好きな作品をみながら最後までゆっくりと廻った。
再創造された作品は、それぞれの美術館あるいは持ち主のオリジナルの額をも摸していた。
たしかにどこかオリジナルの重厚さとは違う感じがするものもあったが、館内の照明でその弱点を
補っていたような気もする。

 最初の部屋は初期の「マリアとマルタの家のキリスト」「聖女プラクセデス」「ディアナとニンフたち」
「とりもち女」などの初期の作品が。

そして「窓辺で手紙を読む女」
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「発見のとき」

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「牛乳を注ぐ女」 (この色合いと、右下の色あせそうなタイルの感じが大好き!)

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「デルフトの眺望」はもっと大きいと思ったが、、、。掛けられた部屋とか壁でとても感じが違っていた。
マウリッツハイス王立美術館でのフェルメール特別展では、同じ部屋にはこの作品と、
反対側に「牛乳を注ぐ女」の二点だけだった。

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(この「青衣の女」は数年前に修復なって、日本で公開された。それを日曜美術館で、志村ふくみさんが
まさにこの青と対面なさって藍と青をお話ししていらした)

http://keico.exblog.jp/13140301
2011年7月25日 月曜日
日曜美術館<“手紙”が語るフェルメールの真実

http://keico.exblog.jp/16815991/
2012年11月16日 金曜日 曇り
一年半前のブログにコメントをいただいて感動

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 (二つの肖像画「赤い帽子の女」「真珠の耳飾りの少女」は年代も描かれた大きさも違うのに、
この二つの肖像画を重ね合わせると(一つを反転して重ねるらしい)いくつもの共通する部分が
浮かび上がってくるという)

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女と召使い)

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 最晩年に描かれた<天文学者>の二枚の絵のモデルは、レーウェンフックで、
<フェルメールとレーウェンフックは写真がこの世に登場するよりもずっと前からフォトグラファーだった>
という説明があり、
<フェルメールの絵は写真そのものだった!?>という説明はおもしろかった。
あの光と影が織りなす描写のすばらしい作品は、カメラオブスキュラから立ち上がった像を凝視し、
その自然の光群がフェルメール自身の脳内に沈滞して、筆と共に昇華したのだろうか、、、、、と
思うとなんだかとても愉しくなってくる、、、、。

写真のすぐそばにいたフェルメールだが、突然の死が襲い四十三歳で別の世に旅立ってしまったのだ。
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(絵の中に制作年月日が書き込まれていて一点は1666年、もう一点は1669とある)

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(「信仰の寓意」三十三作めのこの作品のなかにある球体の説明が、、、、、、この説明をARで読んでみたかった)

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「ヴァージナルの前に立つ女」「ヴァージナルの前に座る女」

(出口までのあいだにいろいろ説明があった。細かくて読めなかったのが写真を撮って拡大して、
読むことができた)

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(フェルメール展英国王立協会の書簡)

 音声ガイドは、宮沢りえさんと小林薫さんが会話の形で雰囲気豊かだったが、
途中に四回もインターミッションで入っているヴァイオリンがながすぎたような気がする。

 雨が上がった日本橋を三越まで歩いて久しぶりのデパ地下でお買い物。
氷雨がまた降ってきたようだ、、、、。
 〜〜〜〜
 ヨハネス・フェルメール (Johannes Vermeer, 1632 - 1675) のことを書いた著書はたくさんあるが、
美術史家の朽木ゆり子氏の「フェルメール全点踏破の旅」、 小林頼子さんの「謎解きフェルメール」、
そして有吉玉青さんの「恋するフェルメール―36作品への旅 」が秀逸!

http://keico.exblog.jp/6805711/
2008年2月17日 日曜日 晴れ
「恋するフェルメール―36作品への旅 」を読んで、父の思い出

 〜〜〜〜追記;<わたしのフェルメール>を語るときは、忘れてならないのは、
倉谷さんの<ボクのフェルメール>です。
http://k7003.exblog.jp/10395287
NKさんの<ボクのフェルメール>
<朝の光が差し込むロスアンジェルスのホテル・ロビーのエスカレータ脇で、
顔を傾けてボクを見つめていたこの少女こそが、ボクのフェルメールなのですから>

   〜〜〜〜 フェルメールでブログ内を検索したら沢山でてきました 〜〜〜〜 

http://keico.exblog.jp/573391/
2004.07.03
今日はオペラの観劇です。

http://keico.exblog.jp/3055056/
2006.01.22

晩年に友の輪みのり彩輝き<志村ふくみの世界>

http://keico.exblog.jp/4183923/
2006.08.25
夏の夜に歴史彩るアンリ・カルティエ=ブレッソン

http://keico.exblog.jp/6775958/
2008年2月9日 土曜日 曇り後雨と雪
写真展のお礼状の準備を

http://keico.exblog.jp/7400218/
2008年8月15日 金曜日 晴れ
銘時雨 空の茶碗に 蝉時雨

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2008年10月19日 日曜日 晴れ
光琳の「風神雷神図屏風」の裏に、抱一『夏秋草図屏風』

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2009年9月29日 火曜日 曇り
新しい大きな波にたゆたうことになるのだろうか

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2010年10月2日 (土曜日)晴れ
「アワガミインクジェットペーパー プリント講習会」に参加して

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2010年5月25日 火曜日 曇り後晴れ
雨の宵しっとりと明け碧揚羽>>宵の雨しっとりと明け黒揚羽

http://keico.exblog.jp/13140301
2011年7月25日 月曜日
日曜美術館<“手紙”が語るフェルメールの真実

http://keico.exblog.jp/13151765/
2011年7月27日 水曜日 曇り
鳴かない蝉と<わが友ホロゴン・わが夢タンバール>さん

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2011年8月6日 土曜日 晴
1980年代後半からの旅の思い出いろいろ

http://keico.exblog.jp/13325473/
2011年8月19日 金曜日 晴 その一
京都市美術館でのフェルメールからのラブレター展

http://keico.exblog.jp/13328149/
2011年8月19日 金曜日 晴 その二
京都の夏は鮎と鱧、、、、そして宇治金時?

http://keico.exblog.jp/13626745/
2011年9月17日 土曜日
涅槃像ブログで拝み秋深し

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2011年9月26日 月曜日 曇り後雨
『ハウス・オブ・ヤマナカ』 <消えた世界的古美術商 『山中商会』>の講演を聴く

http://keico.exblog.jp/14176387/
2011年12月14日 水曜日 雨のち晴れ
☆回想のわが巴里の街1980~1990 〜オルセー美術館

http://keico.exblog.jp/14176788/
2011年12月16日 金曜日 雨雨雨の巴里 その三
☆回想のわが巴里の街 ~ルーヴル美術館の思い出1995

http://keico.exblog.jp/14192627/
2011年12月17日 土曜日 
☆回想のわが巴里の街1990~2000 =十五区のアパルトマン
☆回想のわが巴里の街 Memoires du Voyage Paris ~1990~2000

http://keico.exblog.jp/13799497/
2011年12月18日 日曜日
☆回想のわが巴里の街~フランス人との交流歴 

http://keico.exblog.jp/14195254/
2011年12月20日 火曜日 雨 
☆回想のわが巴里の街 ~ 我が人生を振り返って

http://keico.exblog.jp/15952715/
2012年8月11日 土曜日 曇り時々晴
週末は南仏のコリウールの青い海へ

http://keico.exblog.jp/16815991/
2012年11月16日 金曜日 曇り
一年半前のブログにコメントをいただいて感動

http://keico.exblog.jp/16898309/
2012年11月30日 金曜日 雨のち曇
時空を越えてローマからマロングラッセ&フンギポルチーニ

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2012年12月27日 木曜日 晴れ
三菱一号館美術館でジャン・シメオン・シャルダン展を観る

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2013年1月28日 月曜日 晴れ
1990年代のフランスとイタリアのネガ・ポジ

http://keico.exblog.jp/17245942/
2013年1月30日 水曜日 晴れ
銀塩時代の写真の<オペレーションモノクロ化>

http://keico.exblog.jp/17399501/
2013年3月2日 土曜日 曇り後晴れ
2000年の<西安,昆明,敦煌,麗江の旅>のデータ化その一

http://keico.exblog.jp/19038187/
2013年11月21日 木曜日 晴れ
ボージョレヌーヴォーの解禁日に思い出にふけって

http://keico.exblog.jp/19901046/
2014年6月14日 土曜日 晴れ
銀塩写真のデータ化1994~2001年の一部を

http://keico.exblog.jp/19946335/
2014年6月27日 金曜日 雨
★OldPhoto銀塩写真のデータ化は遅々としてすすまない
〜〜
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1995年2月
1995ルーヴルを語る~1999までの日記の一部




by pretty-bacchus | 2015-03-10 23:59 | ♠Art&美術,詩歌,展覧会,お稽古 | Trackback(1) | Comments(5)
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Tracked from dezire_photo.. at 2015-03-18 19:34
タイトル : 過去に来日した作品も回顧してフェルメールの魅力を探る
フェルメール Johannes Vermeer 今年は昨年末から3月までBunkamuraザミュージアムで「フェルメールからのラブレター展」で3点のフェルメールの作品が来日しました。フェルメールは作品数が非常に少ないにも関わらず、日本でのフェルメールの人気が高く、最近は常にフェルメールの作品が1点でもあれば、その美術展の看板になっています。フェルメールの作品の魅力はどこにあるのかを、過去に日本に来たフェルメールの作品と美術展のカタログなど文献も参照しなが...... more
Commented by k7003 at 2015-03-12 23:47
素晴らしい展覧会ですね。
PBさんのこの記事も宝物です。
Commented by pretty-bacchus at 2015-03-13 07:53
NKさん、おはようございます。
おもいしろい試みの展覧会でした。
いつも見守っていてくださってありがとうございます。

Commented by 郁子 at 2015-03-13 22:09 x
この展覧会のこと、知らなかったです。
ただもう唖然とするばかりでよく分からない。
この方、お顔はテレビで見たことがあるような、ないような・・・
奇特な人ー日本人も居るものですね。
模写とも違うのね?
選りにも選ってフェルメールと来てるから余計びっくりです。
敬子さんのこの力作紹介がなかったら、知らぬままでした。
時折ドッキリ紹介してくださる貴重にして、面白ブログです。
Commented by pretty-bacchus at 2015-03-14 00:04
郁子様、こんばんは。
いつも読んでいただいてコメントをいただきありがとうございます。

この展覧会は去年からしていたようですが、再創作と名うっても所詮模写と思っていましたので、行く予定はなかったのです。
でも友人が関係していて、最終日の一日前に訪れました。

とてもおもしろかったです。
絶対に観ることが出来ないエジンバラの所蔵とかも含めて年代順に鑑賞できました。
今思うと全部の写真を撮っておけば良かったと思いますが、撮影オーケーと知ったのは途中からだったものですから、、、、。
カメラオブスキュラの現物は、以前京都の上七件近くの小さなミュゼでのぞいたことがありましたので、な〜るほどと思って鑑賞してきました。

次回、郁子さんがご興味がおありのような展覧会があったらお知らせしましょうね、、、。


Commented by taruhan judi online at 2015-07-29 02:48 x
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