彷徨の薄暮の雨の巴里の後に、「色を紡ぐ しむらの着物」展巴里
2014年12月26日 金曜日 晴れa0031363_21252852.gif

 どうも落ち着かない。暮れにしなければならないことや山ほどあるのに手が付けられない。
せめてすべてのお洗濯とガラス磨きはしたいのに、洗濯機の調子があまりよくない。

 パリの写真の整理も少しだけ、、、。
十二月十二日のパリの<志村ふくみ巴里展&コンフェレンス>のレポートもまだ出来ていない。
中途半端に書くよりもちゃんと書いておきたいので、時間がまだみつからなくて困っている、、、。

 パリのスナップと共に何枚かだけでもアップしましょう。

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(雨の中をふくみ先生の個展のパリ日本文化会館の会場に向かうのに
二時間も彷徨っている最中にもシャッターを押していたのです!
遠くに見えるのはアンヴァリッドで、ケ・ブランリーとはまったく違う場所なのです)

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(弟のつぶやきのようにエッフェル塔が見えてきました、、、、)

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(ようやくエッフェル塔の近くまでつきました)

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2014年12月12日(金)1 8時半~ 志村ふくみ氏、洋子氏による講演会
「しむらのいろ 日出ずる国の色の源泉を探る」
志村ふくみ・洋子講演会

(日本文化会館パリの二階のエレヴェーターを降りると左手にエントランス。
TISSER LES COULEURSが個展のタイトル)
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(個展入り口を入ると左手にバイオグラフィーが)
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(右には先生の屏風が。そして<伝書>から抜粋された文を、今回の個展の為に
ふくみ先生が直筆で書かれた六つの抄が飾られていた。

<生命><色彩><植物><動物><鉱物><自然 人 色>

〜〜〜〜〜〜〜〜 写真をクリックすると大きくなって文字が読めます 〜〜〜〜〜〜〜

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そしてその正面には、フランス語でそれらが説明されているという素晴らしい施行だった。

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(この作品は<野の風> 1995年に人間国宝=重要無形文化財=に認定された後の最初の個展で)

フランス語は左から、LA VIE、LES COULEURS, LES PLANTES,  LES ANIMAUX,
LES MENERAUX, LA NATURE,

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 染められた糸は奥に、、、

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 そして右奥の五部屋に作品三十数点が見事な配置で展示されているのですが、それはまた後で、、、、。

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「色を紡ぐ - しむらの着物」展

 追記*
パリ日本文化会館(Maison de la culture du Japon à Paris )の竹内佐和子さんが、
ふくみ先生の嵯峨の工房に何度も足を運び、今回の展示に情熱を注いだとうかがっている。
館長さんの最初のお言葉が<パリで色を哲学していただきたい>ということだったようで、
それな展示とこのあとの<しむらのいろ 日出ずる国の色の源泉を探る>
志村ふくみ・洋子講演会で見事に実現した。

 展示会のアートディレクションは、パリ在住の若手のデザイナーさん達がなさったという、
そして講演会の通訳の方の日本語の知識とそれをフランス語にする<脳>が見事だった!

http://www.mcjp.fr/francais/expositions/tisser-les-couleurs/tisser-les-couleurs

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(前々日の雨のパリへの到着にもかかわらず、ふくみ先生は理路整然かつ情感を込めてお話しをなさった)

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(ご自分の今夜の着物は、くずのようになった糸で織ったものと、説明なさるふくみ先生)

(詳しくは続きで! このページにも少しづつ追加していきましょう)

http://keico.exblog.jp/20517282/
2014年12月12日 金曜日 パリ 雨の暗い朝 その一 巴里四日目
雨の暗い巴里の朝に弟の訃報をうけました。

http://keico.exblog.jp/20525313/
2014年12月13日 土曜日 雨 一日雨
「色を紡ぐ-しむらの着物」展in Paris ワークショップ

〜〜〜〜〜〜〜〜 写真をクリックすると大きくなります 〜〜〜〜〜〜〜




by pretty-bacchus | 2014-12-26 23:59 | ♧Journey海外2014PAR巴里 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 婆美以 at 2014-12-28 12:44 x
いよいよ@パリ展のUPですね!
有難うございました。お知らせ頂き飛んでまいりました。

チラッと見える展示の様子、工芸品を超えたアートとして扱われている感じが見えてワクワクします。
衣服として芸術の殿堂入りは日本人では確かイッセイさんだけ、、でも着物がフランスでも民族衣装の範疇を超えた衣服と理解されたならふくみ先生も入られる筈と思うのですが。

引き続き楽しみにお待ちしますね。
Commented by 郁子 at 2014-12-28 13:57 x
最初の4枚ー雨上がりの冬のパリのスナップ、静かな佇まい、落葉の風情がいいですね。ゆっくり歩いてみたい気分になります。
さて、ふくみ先生の個展、洗練度の高いパリらしい雰囲気がいいですね。訪問者を自然にその世界へと誘って行くアプローチが魅力的です。色合いに和風の典雅さ、優しさがあります。
先生直筆の「伝書」はパリならではの配慮で、異国の方々にはとても珍しく心に響くことでしょう。
ふくみ先生の素晴らしさは、技術的実践のみでなく、学問的と言える智の働き、造詣の深さの両輪に支えられている事だと、私は最初からそこに深い敬意を抱いているのです。
今回の展示に、その両輪が伺えるのはとても喜ばしい。
後半の紹介を期待しています。
Commented by pretty-bacchus at 2014-12-28 23:15
婆美以 さん、お待たせしました。遅くなってごめんなさいです。着物というジャンルより、それに込めた色への造形がよく表示されていました。コンフェレンスではその想いが語られたのです。
どのくらいお伝えできるかわかりませんが、この展覧会も他の美術館同様にフラッシュなしでしたら撮影の制限はありませんでしたから、いろいろ撮れています。
少しづつでもアップを続けますのでもう少し時間をくださいませね、、、

Commented by pretty-bacchus at 2014-12-28 23:28
郁子さん、こんばんは。中六日でしたのに、いろいろあった厳寒のパリでした。
ふくみ先生の個展は、フランス人にいかに<しむらの色>の真髄を伝えるかが良く構成されていたと思います。
先生直筆の「伝書」の説明が反対側にフランス語でされているのですが、それが相通ずることは、日本語がわからないフランス人にはすぐには理解できないかもしれませんが、それぞれの着物の柄に相応しているのをわかる人もいたかもしれないと思います。

<色彩>は<植物><動物><鉱物>と<自然の色>から誕生する<生命>であるという長い間のご自分の体験から生まれ出た<色の哲学>を、一つ一つのお作品に造影なさっていらっしゃるのには本当に驚愕いたします。

昨年のアルスシムラでの四ヶ月の授業で、そのほんの一端を体験させていただいたからこそ、その限りない深淵と困難さを察することができるのかもしれませんが、ふくみ先生でした達せられなかった神々しさをひしひしと感じてしまいました。

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